JPH0337889Y2 - - Google Patents

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JPH0337889Y2
JPH0337889Y2 JP1986087000U JP8700086U JPH0337889Y2 JP H0337889 Y2 JPH0337889 Y2 JP H0337889Y2 JP 1986087000 U JP1986087000 U JP 1986087000U JP 8700086 U JP8700086 U JP 8700086U JP H0337889 Y2 JPH0337889 Y2 JP H0337889Y2
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JP
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specimen
shaft
polishing
polishing machine
swing
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、コンクリートや岩石などの建築材料
を所定規格の寸法・形状に形成した供試体の端面
平滑度を高めるための供試体の端面研摩装置に関
するものである。
〈従来の技術〉 従来コンクリート、岩石等の供試体端面を研摩
する装置には、実願昭59−53772号と、実願昭59
−53773号がある。
即ち、前記従来例は水平台上に揺動ハンドル1
0を連設した揺動枠41,42を揺動自由に枢設す
ると共に、該揺動枠上にコンクリート又は岩石等
の供試体16の端面を研摩する研摩盤6を枢着し
てこれを該揺動枠上の電動機14により定速回転
するように運動し、該研摩盤の板面と対向する水
平台上の位置にコンクリート又は岩石等の供試体
を保持し、且つ該板面に向かつて進退移動する供
試体ホルダー13を前記水平台上に揺動自由に装
設して、該供試体を研摩盤に接触させることによ
り供試体端面を研摩するようにしたものである。
又、後者例においては、水平台上に電動機13
にて揺動せしめられる揺動枠41,42を枢設する
と共に該揺動枠上にコンクリート又は岩石等の供
試体22の端面を研摩する研摩盤6を枢着してこ
れを該揺動枠上の電動機14により定速回転する
ようにし、該研摩盤の板面と対向する位置にコン
クリート又は岩石等の供試体を保持し、且つ該板
面に向かつて進退移動する供試体ホルダー17を
前記水平台上に揺動自由に装設して該供試体を研
摩盤に接触させることにより端面研摩するように
してなる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、上記従来例の前者は研摩盤を回動させ
乍ら揺動するようにしたものであり、従つて電動
機を研摩盤と共に回動させ乍ら揺動するようにし
なければならないので構造がそれだけ複雑化し、
それに手動揺動機構上に研摩盤を駆動するための
電動機などを取付けているので軽快な動作が困難
であり、供試体の送り動作も直接手動型である。
又、後者は揺動動作を電動式にした場合であつ
て、全自動であるから取扱上は便利であるが、そ
の構造が複雑化すると共に部品点数が多くなり製
作費が高くつき、その上前者同様供試体を手動で
供給しなければならない煩わしさがあつた。
そこで、本考案は構造を簡略化すると共に、供
試体を直接供給することなく、簡単且つ安全に供
給でき、取扱い容易な装置を安価に提供しようと
するものである。
〈問題点を解決する為の手段〉 機枠上の定位置に枢設した研磨盤と、該研摩盤
の研摩面に対し、進退自由且つ手動自由に枢支し
た供試体保持アームとからなる。
〈作用〉 供試体保持アームに供試体を掴持し、研摩盤を
定速回転した状態で該供試体保持アームを手動に
て揺動し乍ら供試体に送りをかけ、前記研摩盤に
向かつた徐々に前進させ、供試体が研摩盤に接す
ることにより端面を平滑面に仕上げて行く。
〈実施例〉 以下、本考案について図面に示す実施例により
詳細に説明すると、機枠1の片方にある側壁2の
外側に、中空回転軸6を支持枠体12により回動
自由に枢設すると共に、該中空回転軸6の先端を
前記側壁2から内側に臨ませ、その端面にダイヤ
砥石のチツプ4,4を付着した研摩盤5を定着
し、該中空回転軸6の外端には電動機7の出力軸
端に嵌着したプーリ8とベルトを介して連係する
プーリ9を嵌着し、前記電動機7の駆動によつて
研摩盤5を定速回転させる。そして該中空回転軸
6の外部端面に通孔11に通じる給水ジヨイント
10を連結して外部から供給された水を研摩盤5
の中央部に通じるようになし、研摩によつて生じ
た供試体の微粉末を周囲に飛散させることなく濁
水として一方へ流し出すようにしている。
又、機枠の上方には両側壁2,3間に亘つて前
記中空回転軸6の軸心方向と平行な一本の揺動軸
16を軸受13,13によつて枢架すると共に、
該揺動軸16の側壁2から露出した部分に、該側
壁2の外側に取付けた支持体20により枢支され
る螺杆21を螺合嵌入し、該螺杆21の外端に嵌
着したハンドル22を回動することにより前記揺
動軸16を軸心方向へ揺動可能になし、更に該揺
動軸16上には、2本のアーム14,14からな
る供試体保持アーム15の基端を嵌着固定し、そ
の先端に供試体aを掴持するアーム18と、抑止
ハンドル19とを夫々設けていて供試体aを掴持
して、前記研摩盤5の前面に直面するようにな
し、更に上記揺動軸16上には揺動ハンドル17
を嵌着して、該揺動軸16を所定角度反転回動す
るようにしてなる。
尚、上記においては保持アーム15と揺動ハン
ドル17とを夫々揺動軸16上に固着した場合を
例示したが、この構造に限らず揺動ハンドル17
を保持アーム15に取付け、且つ該保持アーム1
5を揺動軸16上で、ラジアル方向には該軸16
に対し自由とし、スラスト方向にのみ該保持アー
ム15と軸16とが互いに一体動作するようにし
たものであつても、本考案は所期の目的を逸脱し
ないものである。
次に、一連動作について述べると、保持アーム
15上に供試体aをアーム18と抑止ハンドル1
9によつて堅固に保持する。そして、供試体aを
取付ける場合その端面を研摩盤5の研摩面に極く
接近させて取付けるものとし、この状態において
ジヨイント10からは該研摩盤5の中央へ通水を
図ると同時に電動機7を駆動して、プーリ8,9
を経て中空回転軸6及び先端の研摩盤5を定速回
転する。
次に、ハンドル22をゆつくり回動することに
より、揺動軸16は螺杆21との螺合によつて実
線矢印方向に移動し、これに伴つて保持アーム1
5も供試体aを保持したまま研摩盤5の前面に接
近し、やがて供試体aの前面は砥石チツプ4,4
と接触して研摩が開始されるので揺動ハンドル1
7を第2図の実線・点線矢印の如く反復揺動する
ことにより、供試体aの被研摩面を一様に研摩盤
5との接触を図り、高平滑度を以て研摩するもの
である。そして、その際発生した供試体の微粉末
は中央から射出する水によつて洗い流すと共に被
研摩面を常に湿潤させ飛散を防止しているので作
業環境を損ねることがなく、衛生的に作業を推進
することができる。
又、上記構成において重要なことは供試体の中
心線に対する研摩面の垂直度であつて、供試体a
の中心線を研摩盤5の面に対し直角に保持するこ
とが必要である。
〈考案の効果〉 本考案は上述のように構成されており、供試体
aを手動式の揺動機構上に保持していて供試体を
研摩盤に対し揺動するようにしているので動作が
軽快である。
又、従来の装置のように手動式揺動機構であつ
ても、従来のように研摩盤を揺動させるのとは異
なり構造が簡単となる。
その他、供試体の送り動作がこれまでのように
直接手動とは異なり螺旋杆により間接的に移動す
るようにしているために微少送りが可能で動作が
緩慢である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案研摩機の要部縦断側面図、第
2図は、同上右側面図である。 1……機枠、2,3……側壁、5……研摩盤、
6……中空回転軸、7……電動機、15……保持
アーム、16……揺動軸、17……揺動ハンド
ル、22……送りハンドル、a……供試体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠の一側壁を横貫して研摩盤の中空回転軸を
    枢設し、該回転軸の中央部に通水することにより
    研摩盤端面部から放水させると共に、該回転軸を
    電動機にて駆動するようにし、前記機枠の両側壁
    上方に該回転軸と平行に一本の揺動軸を回動自由
    に枢設すると共に、該揺動軸を一側壁の外側に装
    着したハンドル上の螺杆によつて揺動自由に保持
    し、該揺動軸上に前記研摩盤と対向して供試体を
    掴持するようにした供試体保持アームを一体的に
    定着して、該揺動軸を該揺動軸上に取付けた揺動
    ハンドルにより反復揺振させ乍ら供試体を前記研
    摩盤に向つて送出するようにしてなる供試体の端
    面研摩装置。
JP1986087000U 1986-06-07 1986-06-07 Expired JPH0337889Y2 (ja)

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JPS62198050U JPS62198050U (ja) 1987-12-16
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JPH0750135Y2 (ja) * 1990-04-17 1995-11-15 財団法人日本建築総合試験所 供試体の端面研摩装置

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JPS62198050U (ja) 1987-12-16

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