JPH0337423Y2 - - Google Patents
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- JPH0337423Y2 JPH0337423Y2 JP10019885U JP10019885U JPH0337423Y2 JP H0337423 Y2 JPH0337423 Y2 JP H0337423Y2 JP 10019885 U JP10019885 U JP 10019885U JP 10019885 U JP10019885 U JP 10019885U JP H0337423 Y2 JPH0337423 Y2 JP H0337423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chiyocolate
- layer
- powdered
- confectionery
- white
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Confectionery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（考案の利用分野）
本考案は、例えば屋根の積雪を白い可食性材料
で表わした飾りチヨコレート菓子に関する。
で表わした飾りチヨコレート菓子に関する。
（従来技術）
従来、例えばクリスマスのデコレーシヨンケー
キのように、チヨコレートで作られたコツテージ
の屋根の積雪やサンタクロースの髭又はトナカイ
の白斑などを表現するためには、主として粉糖が
顔料として使用されてきた。粉糖は価格が安く、
かつ菓子の主要材料である糖からできているた
め、その他の製菓材料と馴染みやすい点で好まし
いチヨコレート用装飾材料ではあるが、近時ケー
キ菓子類の冷凍保存が一般化するにつれその欠点
が指摘されることになつた、というのは、このも
のが冷凍後、解凍の過程で液化して透明化し、装
飾材料としての機能を喪失してしまうことであ
る。
キのように、チヨコレートで作られたコツテージ
の屋根の積雪やサンタクロースの髭又はトナカイ
の白斑などを表現するためには、主として粉糖が
顔料として使用されてきた。粉糖は価格が安く、
かつ菓子の主要材料である糖からできているた
め、その他の製菓材料と馴染みやすい点で好まし
いチヨコレート用装飾材料ではあるが、近時ケー
キ菓子類の冷凍保存が一般化するにつれその欠点
が指摘されることになつた、というのは、このも
のが冷凍後、解凍の過程で液化して透明化し、装
飾材料としての機能を喪失してしまうことであ
る。
（考案の目的）
本考案は、冷凍及び解凍を反復しても飾りつけ
が失われることのない飾りチヨコレート菓子を創
出するのを目的とする。
が失われることのない飾りチヨコレート菓子を創
出するのを目的とする。
（考案の構成）
以上の目的に従つて、本考案に係る飾りチヨコ
レート菓子は、チヨコレート層の表面にカカオバ
ター、ハードバター又は硬化油脂等のSFIの高い
固体油脂の層を介して生地チヨコレートと対照的
な色彩の粉末チヨコレート層が設けられているこ
とを特徴とする。ここにチヨコレート生地上に被
覆される固体油脂としては、生地及び顔料として
付着せしめられる粉末チヨコレートとの親和性の
点から、SFI（Solid fat index：固体脂指数）の
高い油脂、殊にカカオバター、イリツペ脂、シア
脂、ボルネオ脂、マンゴ脂及びパーム油高融フラ
クシヨンなどのパルミトオレステアリン、ステア
ロオレオステアリン及びパルミトオレオパルミチ
ンなどに富む油脂が最適であるが、その他硬化大
豆油、硬化ナタネ油等の所謂ノーテンパー型の代
用チヨコレー用油脂も同様に使用することができ
る。なおヤシ油又はパーム核油等のラウリン脂も
同様に使用されることができるが、これらの油脂
は、貯蔵中に分解して日本人に好まれないソーピ
ー臭を発生するので、目的上好適なもとは言えな
い。
レート菓子は、チヨコレート層の表面にカカオバ
ター、ハードバター又は硬化油脂等のSFIの高い
固体油脂の層を介して生地チヨコレートと対照的
な色彩の粉末チヨコレート層が設けられているこ
とを特徴とする。ここにチヨコレート生地上に被
覆される固体油脂としては、生地及び顔料として
付着せしめられる粉末チヨコレートとの親和性の
点から、SFI（Solid fat index：固体脂指数）の
高い油脂、殊にカカオバター、イリツペ脂、シア
脂、ボルネオ脂、マンゴ脂及びパーム油高融フラ
クシヨンなどのパルミトオレステアリン、ステア
ロオレオステアリン及びパルミトオレオパルミチ
ンなどに富む油脂が最適であるが、その他硬化大
豆油、硬化ナタネ油等の所謂ノーテンパー型の代
用チヨコレー用油脂も同様に使用することができ
る。なおヤシ油又はパーム核油等のラウリン脂も
同様に使用されることができるが、これらの油脂
は、貯蔵中に分解して日本人に好まれないソーピ
ー臭を発生するので、目的上好適なもとは言えな
い。
粉末チヨコレートとしては、通常、普通のチヨ
コレート生地に対し、白色のホワイトチヨコレー
ト粉末が選択される。しかし必要ならば、カカオ
マス、ココアその他の食用着色料で着色されたチ
ヨコレート粉末が使用されてもよい。要は、生地
の色彩と被覆粉末チヨコレートの色彩が互いに実
質的に相違していることが必要である。
コレート生地に対し、白色のホワイトチヨコレー
ト粉末が選択される。しかし必要ならば、カカオ
マス、ココアその他の食用着色料で着色されたチ
ヨコレート粉末が使用されてもよい。要は、生地
の色彩と被覆粉末チヨコレートの色彩が互いに実
質的に相違していることが必要である。
本考案を実施するには、予めカカオバターその
他のSFIの高い油脂を湯煎して融解させた後、こ
れを筆、刷毛又はスプレーを用いて対象チヨコレ
ート菓子上に付着させ、この被付着油脂が固化し
ない間に、白色その他、地色と対照色の粉末チヨ
コレートを付着場所に散布する。この作業は、粉
末チヨコレートの融解を避けるため、室温より低
温の室内で実施するのが好ましい。
他のSFIの高い油脂を湯煎して融解させた後、こ
れを筆、刷毛又はスプレーを用いて対象チヨコレ
ート菓子上に付着させ、この被付着油脂が固化し
ない間に、白色その他、地色と対照色の粉末チヨ
コレートを付着場所に散布する。この作業は、粉
末チヨコレートの融解を避けるため、室温より低
温の室内で実施するのが好ましい。
以上の方法で付着せしめられた粉末チヨコレー
トは、自然な凹凸状に付着するため、例えば普通
チヨコレート生地に対するホワイトチヨコレート
の場合、丁度天然の積雪を彷彿させる極めて趣味
感に富むものとなる。
トは、自然な凹凸状に付着するため、例えば普通
チヨコレート生地に対するホワイトチヨコレート
の場合、丁度天然の積雪を彷彿させる極めて趣味
感に富むものとなる。
（実施例）
以下、実施例を揚げ考案実施の態様を説明する
が、例示は当然説明用のものであつて、考案精神
の限定を意図するものではない。
が、例示は当然説明用のものであつて、考案精神
の限定を意図するものではない。
実施例 １
第１図は、本考案に係る装飾チヨコレートの一
例を示す斜視図、第２図は、第１図のチヨコレー
トの軒部分の垂直拡大断面図である。
例を示す斜視図、第２図は、第１図のチヨコレー
トの軒部分の垂直拡大断面図である。
全体１は、普通チヨコレートで作られたコツテ
ージ風の本体２と該本体の屋根部２ａ上にカカオ
バター層３を介して接着された粉末ホワイトチヨ
コレート層４とから構成される。
ージ風の本体２と該本体の屋根部２ａ上にカカオ
バター層３を介して接着された粉末ホワイトチヨ
コレート層４とから構成される。
本例において、ホワイトチヨコレート層４は、
恰も雪が降り積もつたような外観を与えるので、
この飾りチヨコレートは、例えばデコレーシヨン
ケーキ用の装飾体として好ましい。
恰も雪が降り積もつたような外観を与えるので、
この飾りチヨコレートは、例えばデコレーシヨン
ケーキ用の装飾体として好ましい。
実施例 ２
第３図は、前例と同様にデコレーシヨンケーキ
用の装飾物として使用される板状のチヨコレート
板に考案を適用した例を示す平面図である。
用の装飾物として使用される板状のチヨコレート
板に考案を適用した例を示す平面図である。
本例においては、装飾体１′は、普通チヨコレ
ートから作られたチヨコレート板５の上縁部及び
それに続く前面部の上部に、硬化油脂層を介して
粉末ホワトチヨコレート層４を付着させることに
より作られている。この場合も、ホワイトチヨコ
レート層４が雅趣に富む外観を与えることは前例
と同じである。
ートから作られたチヨコレート板５の上縁部及び
それに続く前面部の上部に、硬化油脂層を介して
粉末ホワトチヨコレート層４を付着させることに
より作られている。この場合も、ホワイトチヨコ
レート層４が雅趣に富む外観を与えることは前例
と同じである。
（効果）
以上説明した如く、本考案によれば、趣味感溢
れるチヨコレート菓子を提供できるため、国民の
食生活に対す寄与が果される。
れるチヨコレート菓子を提供できるため、国民の
食生活に対す寄与が果される。
第１図は、本考案に係る装飾チヨコレート菓子
の一例を示す斜視図、第２図は、第１図のチヨコ
レートの軒部分の垂直拡大断面図、第３図は、考
案の別の例を示す、装飾チヨコレート菓子の平面
図である。図中の主要な符号の意味は以下の通
り：― １，１′：本案飾りチヨコレート菓子の全体、
２：１の本体、５：１′の本体、４：２，５のホ
ワイトチヨコレート層。
の一例を示す斜視図、第２図は、第１図のチヨコ
レートの軒部分の垂直拡大断面図、第３図は、考
案の別の例を示す、装飾チヨコレート菓子の平面
図である。図中の主要な符号の意味は以下の通
り：― １，１′：本案飾りチヨコレート菓子の全体、
２：１の本体、５：１′の本体、４：２，５のホ
ワイトチヨコレート層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) チヨコレート層の表面にカカオバター、ハー
ドバター又は硬化油脂等の固体脂指数（SFI）
の高い油脂の層を介して生地チヨコレートと対
照的な色彩の粉末チヨコレート層が設けられて
いることを特徴とする飾りチヨコレート菓子。 (2) 粉末チヨコレート層が白色である実用新案登
録請求の範囲第１項記載のチヨコレート菓子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10019885U JPH0337423Y2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10019885U JPH0337423Y2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS627884U JPS627884U (ja) | 1987-01-17 |
| JPH0337423Y2 true JPH0337423Y2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=30969790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10019885U Expired JPH0337423Y2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0337423Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP10019885U patent/JPH0337423Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS627884U (ja) | 1987-01-17 |
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