JPH0337418A - 油さし機構を備えた芯合せ二重継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、それぞれ内側フォークおよび外側フォークか
ら成り、および両フォークを接続し、フォーク孔部内に
おいて軸受を介して確保されたジャーナル十字継手から
成る２個の自在継手を有し；両内側フォークが相互に接
続し、および両外側フォークが、そのフォーク腕を接続
するブリッジにおいて個々に芯合せされて取付けられ、
相互に嵌合する芯合せ機構を介して直接、互に向き合う
か、あるいは内側フォーク間、径方向に運動する案内プ
レートを中間配備させて、互に向き合うかで、誘導案内
されていて；および芯合せ機構の一方がカラーであって
、他方が機構内を誘導されるボール状ジャーナルであり
；ならびにブリッジに対応する芯合せ機構が潤滑溝を自
由に活用でき；この潤滑溝１個が油さしを行なうために
ジャーナル十字継手の複数の潤滑溝と接続している芯合
せ二重継手に関するものである。

く先行技術〉 ＤＥ３１４２９３０Ｃ２から知られるこの種の既知の機
構においては、ジャーナル十字継手に対して多様なプラ
ンジャが対応配備するが、こうしたプランジャは油さし
プロセスに対しては、芯合せ機構内での潤滑溝とは一致
する位置に誘導されるのであって、および潤滑剤圧力下
におかれる。

その他の実施態様は曲げを最大にした際に油さしの位置
になることを前提とし；同様に芯合せ機構内、およびジ
ャーナル十字継手内の潤滑溝はまづはしめに相互に一致
する位置に誘導されることとなる。

ＤＥ３１３８１９０Ｃ２からは、ジャーナル１−字継手
に、芯合せできる傘型空隙を付与することが知られてい
るが、この空隙中には部分的に傘型を有する外側面を有
する突出部分が装着されていて、本突出部分は他端では
、潤滑溝を有するブリッジに対して緊密に接合、支持さ
れている。

芯合せ機構の、油さしされるべき潤滑位置を確保せぬま
ま、ジャーナル十字継手内に押圧挿入された潤滑機構が
外れるといった事態が起こらぬようにするため、最初の
既知解決策においては、油さしには、正しい油さし位置
を見出すことがまづ必要となる。第２の実施態様では、
常に接続部が構成されているが、ジャーナル十字継手領
域において、装着用球状カップを取付けるため、かなり
の加工を必要とする。このような点は、ブリッジ取付け
が支持される支持面に対してもあてはまる。

更に球状カップを取付けるために、中央でのジャーナル
十字継手を弱めることが必要である。

〈発明の目的〉 本発明の基本目的は、芯合せ機構の油さしを行なうべく
、単純で、しかしながら安定的に接続を行なわせる機構
を提供し；本芯合せ機構を介してジャーナル十字継手中
に押圧挿入される潤滑剤が、芯合せ機構の芯合せ位置に
到達し、および芯合せ機構自体はジャーナル十字継手領
域内で、弱化したり加工を行なったりする措置を全く必
要とせぬか、あるいは必要としても極くわづかであると
いう上記機構を提供することにある。

〈発明の構成〉 この目的は、本発明によれば、両ジャーナル十字継手の
少なくとも一つが、芯合せ配備され、ブリッジに向かっ
て開放された孔部を具備し、この孔部はジャーナル十字
継手の潤滑剤溝と接続していること；ブリッジ、および
これに接続する芯合せ機構が、貫通し、対応外側フォー
クの回転軸上を伸びている潤滑溝を有し；この潤滑溝が
たわみ管を介してジャーナル十字継手の孔と接続してい
ることにより解決される。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を示す添付図面を参照して本発明
を詳述する。

第１．２、および３図による二重継手１ば相互に同心性
を備えた自在継手２，３から威る。両自在継手２，３は
それぞれ一個の内側フォーク４および一個の外側フォー
ク６を有する。側内側フランジ４は連結フランジ５を介
して相互に接続している。側内側フランジは例えば、一
体をなして構成され得る。

外側フォーク６の一つは例えば駆動軸上において固定ず
べき迅速緊定具８を有し；および他の外側フォーク６は
別の継手に、更にこれに続いて駆動されるべき機構に回
転モーメントをひき続き伝達する管軸９を有している。

特に、このような継手および継手軸は農業機械を駆動す
るのに用いられ、その駆動運動はトラクターのジャーナ
ル軸から分岐する。このため例えば自在継手２の外側フ
ォーク６は迅速継手８を介してトラクターのジャナル軸
に固定されている。両自在継手２３のそれぞれはジャー
ナル十字継手１１を有し、本ジャーナル十字紬手は一つ
の面内において直角に、およびそれぞれ対をなして配備
している４個のジャーナル１４を有する。特にすべての
ジャーナル１４は軸を備えて一つの面内に対応配備して
いる。

それぞれ２つのジャーナル１４は、軸受ジャーナル１２
、針１３を中間配備させて内側フォーク４ないし外側フ
ォーク６の孔部中に配備するのに役立つ。軸受カラー１
２は安全リング１５を介して固定されている。接続フラ
ンジ５は中央の空隙部を有し、この空隙を通して芯出し
機構２３．２５が案内誘導されている。芯出し機構の一
つは芯出しカラー２３として、および別の芯出し機構は
ボール状芯出しジャーナル２５として構成されている。

このボール状芯出しジャーナル２５はその外側輪郭を芯
出しカラー２３の孔部２４内で案内させている。芯出し
カラー２３と芯出しジャーナル２５は、それぞれブリッ
ジ２６を介して自在継手２または３の対応外側フォーク
６のフォークアーム７．７ａと接続している。本接続は
目的に応し溶接シームを形成して行なわれる。

双方のジャーナル十字継手１１は潤滑剤溝１７を有し、
および軸受カラー７１２領域内で軸受位置に潤滑剤を供
給するのに役立つ潤滑剤用ニップル１８を有する。自在
継手３の一つは更に、芯出し機構２３．２５を潤滑する
のに用いられる。加えて、ブリッジ２６に対するジャー
ナル十字継手１■はねじ孔１９を有する。ねじ孔１９は
潤滑剤溝１７を通している。ねし孔は十字細手１１のジ
ャーナルの中心部に配備されている。このねじ孔１９中
には、突起２２を有する弾性管２０が使用されている。

管２０は、ブリッジ２６を通過して走り、およびカラー
孔２４中に連なる潤滑溝２７に突出する。潤滑溝２７が
対応する外側フォーク３の軸１６上に走行できるよう配
備されている。ジャーナル十字軸子１１の方向に向けて
、潤滑溝２７は円形の移行部を有する傘型の拡張部２日
を有する。管２０は溝２１を備えていて、この溝を介し
てジャーナル十字継手１１の潤滑剤溝１７はカラー孔２
４と接続する。二重継手１が曲げられた時、管２０は第
２図から明らかとなるように管２０はそれ相応に変形す
る。傘型の拡張部２日は、管２０が屈折せぬように支援
する。曲げた場合に、潤滑溝２７内の管も、曲げから生
ずる位置および長さ変動に対応してジャーナル十字継手
１１内におけるねじ孔１９に向けて滑走する。潤滑ニッ
プル１８を介して潤滑する際に、ジャーナル十字継手１
１内における潤滑剤溝１７およびねし孔１９を通り潤滑
剤は管２０の溝２１中に達する。滑走面、双方の芯出し
機構の２３．２５およびジャーナル２５の特にボール状
の外側面、およびカラー孔２４の壁の潤滑されるべき領
域において溝により同時潤滑が行なわれ得るよう、溝２
１の径が正確に設定されている。こうした措置により閉
回路系が達成される。

二重継手ｌの第４図から明らかになる実施例では、ジャ
ーナル２５は、ブリッジ２６上において自在継手の外側
フォーク６に対応配備している。

芯出しカラー２３は案内カラー３０を介して案内プレー
ト３０を介して接続フランジ５の空隙２９内において径
方向に滑走できるよう配備されている。案内プレート３
０を誘導案内するのに滑走プレート３１が機能する。案
内プレート３０内において、一つ以上の径方向に走る溝
３２が配備されていて、この溝は芯出しカラー２３の孔
部中へ連結する。これにより、案内プレート３０および
滑走プレート３１の滑走Ｎ域が同時に潤滑剤を（Ｊｔ給
され得る。この場合に、芯出しジャーナル２５が、潤滑
溝２７を装備していて、潤滑溝２７は自在継手３の外側
フォーク６の軸３３上において走行できるように配備さ
れていて、および潤滑溝中に管２０が突出している。ジ
ャーナル十字継手１１またはブリッジに係わる管２０の
レイアウトおよび構成は、第１図から第３図に至る諸量
による実施態様に一致している。双方の二重継手は、接
続フランジ５の領域での芯合せ方式に関してのみ差異を
有する。

潤滑リップル１８に対しては、２つの実施態様例が存在
する。一方の実施態様は第１図および第２図から明らか
になっている。潤滑ニップル１８は軸受カラー１２に対
応配備している。

他の事例では、潤滑ニップル１８は、第４図による実Ｍ
態様に対応して、ジャーナル十字継手１１にお＆）る管
２０に対し直接、向き合って対応配備している。これは
、ジャーナル十字継手として通常、用意されている潤滑
ニップル機構は、このために必要な中央孔部を別途構成
させることによってのみ、管２０を取付けるのに機能で
きるといった利点を有する。

〈発明の効果〉 上記の如きレイアウトおよび構成によって、ジャーナル
十字継手の中央に用意された中央穴が実際には、両サイ
ドを通って貫通されるのを要するか、同様に付与される
穴が、管の導入、固定のために利用され得ることが達成
される。このように措置することにより、高価な加工が
省かれ得る。

管のたわみ性は、ブリッジおよび芯合せ機構において屈
曲時に変動する潤滑溝位置をジャーナル十字継手に対し
橋かけを行なうように活用される。

にもかかわらず、このような措置により、常に接続状態
が得られて、その結果、外部から汚れが侵入せず、とは
いえ油さしのためには特定個所が見出されるといった点
が得られる。

当然のことながら油さしは、４個の軸受カラーの一つに
取付けられた潤滑ニップルを介することによっても行な
われ得る。

優先実施例では、ジャーナル十字継手のねじ付き孔部中
にねじ込まれるねじ先端を管が備えている。

ねじ込み管によりジャーナル十字継手との気密性ある接
続が得られる。

別途、優先実施例では、管が円筒状突起を有し、この突
起がジャーナル十字継手のねじ付き孔部内に押圧挿入さ
れている。

押圧挿入される管先端によって、ジャーナル十字軸子と
の交互の固定能力が付与されている。

本発明の特別な実施態様では、管がブリッジ潤滑溝内に
突出し、および潤滑溝がジャーナル十字継手の方向に向
けて傘型状に拡張されている。

屈折させずに、それぞれの変更個所中に管を弯曲し、誘
導するのを容易ならしめるために、管がブリッジ潤滑溝
中に突出し、潤滑溝がジャーナル十字継手に向け、傘型
に拡げられていることが提案されている。傘型拡張部は
屈折させずに方向を変えさせるよう働く。

本発明の実施態様では、芯合せ機構の孔部内で管が軸方
向に運動し、この管は潤滑剤溝による油さしの際に拡げ
られ、および孔に対し外側に向は気密性を備えて接合し
ている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、二重継手が伸びて真直ぐになった位置にある
第１実施例であり、 第２図は、折げた状態とした第１図による二重継手であ
り、 第３図は、第１図によるユニットＺであり、第４図は１
、本発明による油さし装置を備えた改良二重継手の一部
である。 照合番号はそれぞれ下記の機械部分を意味する。 ｌ・・・二重継手、　　　２，３・・・自在継手、４・
・・内側フォーク、　　　　５・・・接続フランジ、６
・・・外側フォーク、　　７．７３・・・フォーク腕、
８・・・迅速堅定具、　　　　　９・・・管軸、１０・
・・フォーク腕内孔、 １１・・・ジャーナル十字継手、 １２・・・軸受カラー　　　　１３・・・針、１４・・
・ジャーナル、　　　　１５・・・安全リング、１６・
・・外側フォーク軸、　　１７・・・潤滑剤溝、１８・
・・潤滑ニップル、 １９・・・ジャーナル十字継手内のねじ孔、２０・・・
管、　　　　　　　２１・・・管内溝、２２・・・先端
、 ２３・・・芯合せカラー／芯合せ機構、２４・・・カラ
ー孔、 ２５・・・芯台−仕カラー／芯合せ機構、２６・・・ブ
リッジ、　　　　　２７・・・潤滑溝、２８・・・傘型
拡張部、 ２９・・・接続フランジ内空隙、３０・・・案内プレー
ト、３１・・・滑走プレート、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、それぞれ内側フォークおよび外側フォークから成り
   、および両フォークを接続し、フォーク孔部内において
   軸受を介して確保されたジャーナル十字継手から成る２
   個の自在継手を有し；両内側フォークが相互に接続し、
   および両外側フォークが、そのフォーク腕を接続するブ
   リッジにおいて個々に芯合せされて取付けられ、相互に
   嵌合する芯合せ機構を介して直接、互に向き合うか、あ
   るいは内側フォーク間、径方向に運動する案内プレート
   を中間配備させて、互に向き合うかで、誘導案内されて
   いて；および芯合せ機構の一方がカラーであって、他方
   が機構内を誘導されるボール状ジャーナルであり；なら
   びにブリッジに対応する芯合せ機構が潤滑溝を自由に活
   用でき；この潤滑溝１個が油さしを行なうためにジャー
   ナル十字継手の複数の潤滑溝と接続している芯合せ二重
   継手において、 両ジャーナル十字継手（１１）の少なくとも一つが、芯
   合せ配備され、ブリッジ（２６）に向かって開放された
   孔部（１９）を具備し、この孔部はジャーナル十字継手
   （１１）の潤滑剤溝（１７）と接続していること；ブリ
   ッジ（２６）、およびこれに接続する芯合せ機構（２３
   または２５）が、貫通し、対応外側フォーク（６）の回
   転軸（３３）上を伸びている潤滑溝（２７）を有し；こ
   の潤滑溝がたわみ管（２０）を介してジャーナル十字継
   手（１１）の孔（１９）と接続していることを特徴とす
   る二重継手。 ２、管（２０）がねじ先端（２２）を有し；このねじ先
   端はジャーナル十字継手（１）のねじ付き孔（１９）を
   以てねじ締めされていることを特徴とする特許請求項１
   に記載の二重継手。 ３、管（２０が円筒状先端（２２）を有し；この先端が
   、ジャーナル十字継手（１１）のねじ付き孔（１９）中
   に押圧挿入されていることを特徴とする特許請求項１に
   記載の二重継手。 ４、管（２０）がブリッジ（２６）の潤滑溝（２７）中
   へ突出し、潤滑溝（２７）がジャーナル十字継手（１１
   ）方向に傘型に拡張されていることを特徴とする特許請
   求項１に記載の二重継手。 ５、管（２０）が芯合せ機構（２３、２５）の孔（１９
   ）中で軸方向に運動可能であり、油さしの際に潤滑剤圧
   によって拡張されて孔（１９）において外側に向けて気
   密性を有して接していることを特徴とする特許請求項１
   に記載の二重継手。