JPH0337396B2 - - Google Patents

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JPH0337396B2
JPH0337396B2 JP58141940A JP14194083A JPH0337396B2 JP H0337396 B2 JPH0337396 B2 JP H0337396B2 JP 58141940 A JP58141940 A JP 58141940A JP 14194083 A JP14194083 A JP 14194083A JP H0337396 B2 JPH0337396 B2 JP H0337396B2
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Yasuyuki Sugiura
Shigeki Morinaga
Tsunehiro Endo
Fumio Tajima
Kunio Myashita
Kazutoshi Kato
Masaharu Muramatsu
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication of JPH0337396B2 publication Critical patent/JPH0337396B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/22Controlling the speed digitally using a reference oscillator, a speed proportional pulse rate feedback and a digital comparator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、速度検出方法に係り、特に、デイジ
タル式速度制御装置における回転体の速度検出に
用い、高精度で、かつ高速から極低速までの制御
に好適な速度検出方法に関するものである。
〔発明の背景〕
まず、回転体、たとえば電動機の速度制御をデ
イジタル式で行う方法を、第1図の従来例に係る
速度制御装置のブロツク図により説明する。
第1図において、1はマイクロコンピユータ、
2は上位のシステムから命令される速度指令部、
3は、マイクロコンピユータ1で計算された電流
指令を電力変換器4に供給するためのゲート回
路、5は制御用電動機である。6は、1回転にn
個のパルスを発生する、出力パルスPLGに係る
パルス発生器であり、制御用電動機5に直結され
ており、7は速度検出回路である。
しかして、パルス発生器6からのパルスを測定
し、マイクロコンピユータ1のデイジタル量とし
ての速度検出値Nfを得るためには、信号処理回
路を必要とする。
この方法として、特願昭56−202995号「速度検
出方法」にも述べているように、一定時間に係る
時間幅τdの間に発生するパルス発生器6のパルス
の個数PNを計数し、次式で速度検出値Nfを得る
方法である。
Nf=K1PN/τd ……(1) ここで、K1は定数。
この方法は、時間幅τdが一定のため、零速度近
辺の極低速領域になると、パルス発生器6の出力
パルスが時間幅τdの中に、1個ある場合と、全く
ない場合が生じ、正確な速度検出が困難となると
いう、十全でない点を有するものである。
〔発明の目的〕
本発明は、以上のような問題点にかんがみ開発
されたもので、高速運転はもちろん、極低速回転
でも連続的に速度検出を可能にする速度検出方法
の提供を、その目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明に係る速度検出方法は、回転速度に比例
して発生するパルス発生器からのパルスを計数す
る第1のカウンタと、パルス間隔を時間幅とし測
定する第2のカウンタとを備え、前記第1のカウ
ンタの値を前記第2のカウンタの値で除算を行つ
て回転数を演算するようにした速度検出方法にお
いて、第1のサンプリング回路によつて第1のサ
ンプリング時間を発生させ、前記第1のサンプリ
ング時間の発生後の最初のパルスによつて予め最
大値が決められた第2のサンプリング時間を第2
のサンプリング回路によつて発生させ、前記第1
のサンプリング時間が終了してからの前記次のパ
ルスで即時、回転数の演算を行うと同時に第2の
サンプリング時間を終了させ、一方、第2のサン
プリング時間の最大値内にパルスが存在しない
時、第2のサンプリング時間の最大値の終了と共
に、即時第1のカウンタの値を1とし、更に第2
のカウンタの値を予め定めた最大値として、回転
数の演算を行つて速度を検出するようにしたもの
である。
さらに付記すると、次のとおりである。
本発明は、特に、パルスが間欠的に存在する低
速回転から、パルスが存在しない零回転附近の回
転数の測定に係る速度検出方法を提供するもので
ある。このため、第1のサンプリング時間と第2
のサンプリング時間を設けるようにしたものであ
る。
すなわち、後述の第2図のaに示すように、第
1のサンプリングにたいし、第1のサンプリング
時間τsが終了してから、次のパルスで即時、計算
する方法、さらに次のパルスが存在しないとき
は、第2図のbに示すように第2のサンプリング
にたいし、第2のサンプリング時間τLが終了する
と即時、回転数を演算する方法により、その目的
を達成するようにしたものである。また、サンプ
リング時間τsは、パルス発生器のパルス発生個
数、回転精度に対応して可変にすることができる
ようにしたものである。
〔発明の実施例〕
本発明に係る速度検出方法の一実施例を、第2
図ないし第14図により説明する。
ここで、第2図は、本発明の一実施例に係る速
度検出方法のタイムチヤート図で、aは第1のサ
ンプリング動作図、bは第2のサンプリング動作
図、第3図は、その実施に供される速度検出装置
のブロツク図、第4図は、その動作説明のフロー
チヤート図、第5図は、その記憶素子配置図、第
6図は、そのプログラマブルタイマの機能構成
図、第7図は、その要部の具体的回路図、第8図
は、その回転数検出のためのタイムチヤート図、
第9,10図は、そのマスクレジスタの説明図、
第11,12図は、その割込みおよびメインのフ
ローチヤート図、第13,14図は、その低速に
おけるタイムチヤート図である。
まず、第2図ないし第4図により説明する。
すなわち、第3図において、8は第1のサンプ
リング回路に係る第1のサンプリング発生回路で
あり、一定周期をもつイネーブルクロツクパルス
Eを用いて起動をかけたときに、図示の基準時間
に係る第1のサンプリング時間τsを発生させるも
のである。
9は、第1のサンプリングの出力に係るパルス
Tsの時間内にある、さきの第1図のパルス発生
器6のパルスの個数PNを計数するパルス個数計
数回路、10は、第1のサンプリング時間τsと次
のパルス数までの、第2図aの時間幅τdをイネー
ブルクロツクEのパルスで計測する時間幅測定回
路、11は、第2図bに示す第2のサンプリング
時間τLを発生させる、第2のサンプリング回路に
係る第2のサンプリング発生回路、12は、パル
スの個数PN、時間幅τdの測定と、第1のサンプリ
ング時間τsの終了、第2のサンプリング時間τL
終了等の各状態を表示する状態表示発生回路であ
る。
13は、これらの状態の判別を行う状態判別回
路、14は速度演算回路であり、状態判別により
パルスの個数PN、時間幅τd、第2のサンプリング
時間τL等を取り込み、速度の演算を行うようにす
るものである。
15は、速度の演算結果と、さきの速度指令部
2よりの速度指令値とから速度制御を行うための
速度制御演算回路、16は、速度制御演算結果を
電流指令として、さきの第1図の電力変換器4に
供与するためのデユーテイ出力発生回路である。
また、上記の状態判別回路13は、第1のサンプ
リング時間τsの起動と、第2のサンプリング時間
のτLの起動を行うものである。
しかして、第3図の破線部17は、マイクロコ
ンピユータ1を用いてソフト処理を行える部分で
ある。
以上の構成によるものの動作の流れを、第4,
5図により説明する。
すなわち、50で第1のサンプリング発生回路8
と第2のサンプリング発生回路11とに、ソフト
ウエアにより起動をかけて、第1および第2のサ
ンプリング時間τsとτLとを発生させ、51で第1の
サンプリング時間τsが終了するまで待機する。
この第1のサンプリング時間τsが終了すると、
第3図の状態表示発生回路12に信号が発生し、
状態判別回路13で判別して、52で第1のサンプ
リング時間τs内にある、パルス発生器6からのパ
ルスの個数PNを測定し、第5図に示したRAM
の、PNの値の待避エリヤ、すなわちPNバツフア
(以下、そのメモリ値をPNBという。他も同じ。)
70に記憶する。
次に53で、次のパルスが存在するのを待ち、次
のパルスがくると状態表示発生回路12に信号が
発生し、状態判別回路13で判定する。
その結果、第3図の時間幅測定回路10で測定
した値に係る時間幅τdをRAMの、τdの値の待避
エリヤ、すなわちτdバツフア71に記憶すると同
時に、演算フラグ(CMPTF)73をセツトし、
速度の演算を既述の(1)式で行うものである(55)。
そして、再び50に戻る。
しかして、パルスが存在するときは、この動作
を繰返し、第2図aの,のモードのようにな
る。
しかし、パルスが存在しなくなると、53と54で
繰返し待機し、第2のサンプリング時間τLが終了
すると、状態表示発生回路12に信号が発生し、
その第2のサンプリング時間τLをRAMの、τL
値の待避エリヤ、すなわちτLバツフア72に記憶
させ、(1)式のτdにτLを代入して、即時、回転数の
演算を行うものである(56)。
これを示すものが、第2図bの,のモード
である。
なお、第3図の230〜250は、後述する第12図
のフローに対応するものを参考的に記載したもの
である。
以上により、高速運転から極低速運転にいたる
までの回転数に係る速度を検出するようにしたも
のである。
次に、さきの第3図に示した、時間幅測定回路
10、パルス個数計数回路9、第2のサンプリン
グ発生回路11および第1のサンプリング発生回
路8に係る具体的構成を、第6図により説明す
る。そして、これらの構成は、いずれも同等のも
のである。
すなわち、上記のものの構成に係るプログラマ
ブルタイマの機能構成図である第6図に示す18
は、データバスインタフエイスで、さきの第1図
に示すマイクロコンピユータ1のデータバスと結
ばれるものである。
マイクロコンピユータ1は、データバスインタ
フエイス18からラツチ19およびコントロール
レジスタ20にデータを書き込み、さらにカウン
タ21からカウンタの値を読み込み、マイクロコ
ンピユータ1のメモリに書き込むことができるも
のである。
また、22はコントロールロジツクであり、外
部ハードからカウンタ21をコントロールできる
ものである。コントロールレジスタ20は、カウ
ンタ21の起動/停止、クロツクの選択、出力の
有無をマイクロコンピユータ1からの指令で制御
できる。
カウンタ21の起動は、ソフト命令、すなわ
ち、マイクロコンピユータ1からラツチ19にデ
ータを書き込んだときに起動し、クロツク毎にデ
イクリメントする方法と、ハード命令、すなわ
ち、カウンタ21は、外部回路からゲート信号G〓
が“0”になつたときから起動し、ラツチ19に
記憶している値からデイクリメントし、ゲート信
号G〓が“1”になつてカウンタ21が停止する方
法とがある。
カウンタ21の駆動クロツクとしては、マイク
ロコンピユータ1からのイネーブルクロツクEと
外部回路からのパルス信号の選択ができるもので
ある。
出力信号Oは、カウンタ21に起動命令がかか
り、動作中であれば、“1”と出力し、カウンタ
停止命令で動作が停止していれば、“0”と出力
する。
また、カウンタ21は、タイマとして自己発振
を行い出力させることができるものである。
次に、要部の具体的回路図である第7図と、回
転数検出のためのタイムチヤート図である第8図
とによつて動作を説明する。
まず、第7図で、23は第1のサンプリングタ
イマ、24はパルス個数計数カウンタ、25は時
間幅測定カウンタ、26は第2のサンプリングタ
イマであり、アツプカウンタとプログラマブルの
制限比較器を備えている。
しかして、第1のサンプリングタイマ23は、
さきの第3図における第1のサンプリング発生回
路8に係るもの、パルス個数計数カウンタ24
は、パルス個数計数回路9に係るもの、時間幅測
定カウンタ25は、時間幅測定回路10に係るも
の、また第2のサンプリングタイマ26は、第2
のサンプリング発生回路11に係るものである。
また、図中のTS,Td,TLは、それぞれ、基準
時間のパルスそのもの、時間幅ゲートパルスその
もの、および第2のサンプリングタイマのパルス
そのものを表わすようにしたものである。
また、27は、各タイマに発生する割込みを分
析するステータスレジスタ、28は割込みの許可
および禁止を選択する機能をもつマスクレジス
タ、29はマイクロコンピユータ1と前述の23
〜28の中から一つを選択して、データを読み/
書きするためのデコーダ、30はラツチ回路、3
1,32,33は、信号を反転するインバータ、
34はデータバス、35はアドレスバスである。
すなわち、上記において、第1のサンプリング
タイマ23は、チツプセレクトCS23が選ばれ、
かつデータバス34からラツチ(第6図の19)
にデータが書き込まれたときに起動し、クロツク
端子C23に加わるイネーブルクロツクE毎に、デ
イクリメントされ、零になるまで出力して停止す
るものである。この動作をワンシヨツト動作とい
う。上記のチツプセレクトCS23は、マイクロコ
ンピユータ1からアドレスバス35を介してデコ
ーダ29で選択されるものである。
パルス個数計数カウンタ24のゲート信号G〓24
は、第1のサンプリングタイマ23の出力O23の
信号をインバータ31で反転して入力され、クロ
ツク端子C24は、さきのパルス発生器6の信号
(PLG)を入力する。
このため、第8図のように、パルス個数計数カ
ウンタ24は、出力パルス(PLG)の信号毎に
デイクリメントされゲート信号G〓24の信号が
“1”になつたとき停止する。
そして、ゲート信号G〓24が“1”の信号に変る
エツジ時に割込みIRQPNに係る端子は“0”に
なる。このとき、ステータスレジスタ27の1ビ
ツト目に“1”が書き込まれる。
マイクロコンピユータ1は、割込みを検出し、
ステータスレジスタ27を調べ割込み分析を行
う。
割込み端子IRQPNを判別して、パルス個数計
数カウンタ24を読み、第5図に示すように、マ
イクロコンピユータ1の書き換え可能な待避レジ
スタに係るRAMのPNバツフア70に、一時記憶
させ、そのデータ内容をPNBとする。
第9図は、ステータスレジスタ27の内容であ
り、各ビツト毎に各割込み内容が割当てられてい
て、割込みのあつたビツトにフラグ“1”がセツ
トされる。INTフラグは0ビツトから3ビツト
まで、どれかのフラグが存在するとき“1”がセ
ツトされる。
28は、既述のごとく、マスクレジスタであ
り、割込みを許可するか、禁止するかを選択する
ものである。
第10図は、このマスクレジスタ28の内容で
あり、各ビツトは、前述の第9図のビツトと対応
するものである。マスクレジスタ28に“1”が
セツトされたビツトに対応したカウンタは割込み
が許可されるものである。
さきに第7図で述べた、データラツチに係るデ
ータラツチ回路30は、第1のサンプリングタイ
マ23のサンプリング出力パルスO23を、パルス
発生器6の出力パルスPLGで同期化するもので、
第1のサンプリングタイマ23の出力をデータ入
力Dとし、パルス発生器6の出力パルスPLGを
クロツク入力CLKとしてラツチし、ラツチ出力Q〓
を時間幅測定カウンタ25のゲート信号G〓25とす
るものである。時間幅測定カウンタ25は、ゲー
ト信号G〓25が“0”になつたときに起動し(第8
図)、イネーブルクロツクE毎にデイクリメント
され、ゲート信号G〓25が“1”にセツトされて、
カウンタは停止する。このとき、時間幅ゲートパ
ルスTdが終つたときに発生する割込みIRQTd
端子は“0”になる。
マイクロコンピユータ1は、割込みを検出し、
ステータスレジスタ27を調べ、割込み分析を行
う。ここでIRQTdを判別し、次の処理を行うも
のである。
(1) 時間幅測定カウンタ25の値を読み、第5図
に示したτdバツフア71に一時記憶させて、τd
Bとする。
(2) 第1のサンプリングタイマ23をワンシヨツ
トで起動させる。
(3) 第2のサンプリングタイマ26を零に初期化
し、起動させる。
(4) 第5図の演算フラグ73に演算許可を与える
ように“1”をセツトする。
第2のサンプリングタイマ26のデータは、割
込みIRQTd毎に零に初期化され、イネーブルク
ロツクEでカウントアツプされる。
そして、極低速になり、パルスが存在しなくな
ると、時間幅測定カウンタ25のゲートパルス
G〓25は、サンプリング出力パルスO23をパルス発
生器6の出力パルスPLGによつて同期化したも
のであるため、時間幅測定終了が生じない。
このとき、第2のサンプリングタイマ26がカ
ウントアツプし、予め設定した時間τLに到達す
る。
マイクロコンピユータ1は割込みを検出し、ス
テータスレジスタ27を調べ割込み分析を行う。
ここで、IRQTLを判別して、次の処理を行う
ものである。
(1) 第2のサンプリングタイマ26の値を、第5
図の待避エリアのτLバツフアに記憶させる。
(2) 第1のサンプリングタイマ23をワンシヨツ
トで起動させる。
(3) 第2のサンプリングタイマ26のデータを零
に初期化し、起動させる。
(4) 第5図に示すRAMにおける演算フラグ73
を“1”にセツトする。
また、IRQTL発生時に限り、第7図に示すよ
うに、データラツチに係るラツチ回路30をリセ
ツトし、時間幅測定カウンタ25のゲートG〓を
“1”にセツトして、次のパルス発生器6からの
出力パルスPLG信号を受付ける状態にする。
さらに、第2のサンプリングタイマ26の制限
値は、プログラマブルに可変できるものである。
第11図は、割込み時のフローチヤートであ
る。
なお、第11図で、TTLは、第2のサンプリ
ングタイマ26の略称で、TTdは、時間幅ゲー
トパルスに係るハード構成の略称である。
100は、パルスの個数PNの割込み判別を行うも
のである。
すなわち、IRQPNのときは、第9図の1ビツ
ト目にフラグがあるから100へ進み、パルスカウ
ンタを測定しPNバツフア70のメモリに、その
値を格納する。
111は、割込みのためマイクロコンピユータ1
の割込み端子が“0”になつているため、次の割
込みを受付けるように、第9図に示すステータス
レジスタ27の1ビツトをクリヤする。
112は、後述する低速時の処理のため、PNバツ
フア70のメモリの値が零かどうかを判別し、零
でないときは150の割込ルーチンからぬけ出すよ
うにするものである。
次に、時間幅測定割込みの要求があつた場合、
ステータスレジスタ27の2ビツト目にのみフラ
グがあるから、フローは100、120、121へと進む。
121で、時間幅測定カウンタ25を測定し、τd
バツフア72のメモリに格納し、122で、ステー
タスレジスタ27の2ビツト目をクリヤし、次の
割込み待ちの状態を作る。
123は、第2のサンプリングタイマ26の値を
零にし、起動させる。
124は、第1のサンプリングタイマ23をワン
シヨツト動作で起動させる。
そして、125で、パルス個数と時間幅の測定が
終了したために演算フラグ73をセツトし、150
で割込みルーチンからぬけ出るものである。
第12図は、メインタスクに係るメインルーチ
ンのフローチヤートである。
時間幅測定カウンタ25の割込みが発生し、演
算フラグ73がセツトされると、メインルーチン
210から220に進み、速度指令を取り込み、230で
速度の演算を行い、240でASRの計算を行い、
250でASRの結果を電流指令に変換して出力す
る。
一連の計算が終了すると、260で、第5図の演
算フラグ73をクリヤして210に戻り、次の演算
待ちとなる。
以上の動作を、第13図のタイムチヤートで説
明する。
モードで、第1のサンプリングタイムTS
のパルス数を測定し、サンプリングタイムが終了
すると、(1)で割込みIRQPNが発生する。割込み
ルーチンではパルスAが存在しているためPN
ツフア70に“1”を記憶させて割込みからぬけ
出す。
パルス数が測定されたときは、演算フラグ73
をセツトしない。
そして、モードに示すように、次のパルスB
が発生して、(2)に示すように割込みIRQTdが発
生し、第11図で説明したように割込み処理を行
うものである。
ここで、第11図の123,124,125の処理を、
第13図に示した矢印のごとく実行する。また、
パルスBにより第1のサンプリングタイマ23が
起動するが、低速度のため、モード内にパルス
が存在しないとき、第1のサンプリングタイマ
TSが終了して、(3)に示すように割込みIRQPN
発生したとき、第11図の112のところでPNバツ
フア70の値が零かどうかを判定する。
このとき、パルス値に係るPNB=0であつて
も、パルスBが存在していることから、第11図
の140でPNB=1と書き換える必要がある。
また、第11図の112でPNB=0と判定したと
きに限つて、第1のサンプリングタイマ23をワ
ンシヨツトで起動させ(第11図の141)、次のパ
ルスCの測定のための準備をする。
低速時の測定の精度を向上させるため、第11
図の142に示すように、前回の(2)で測定した時間
幅τdの値と第2のサンプリングタイマ26の値と
を比較し、大きい値をτdバツフア71に格納す
る。さらに、第11図の143で演算フラグをセツ
トし、速度の演算を行うものである。
次に、第14図のモードに示すように、第1
のサンプリング時間τS内にパルスDがあり、第1
のサンプリングが終了して割込みIRQPN(4)が発
生したのち、モードに示すようにパルスが発生
せず、時間幅カウンタゲートパルスG〓25が“1”
にならない間に、第2のサンプリングタイマ26
が制限値に到達して書込みIRQTL(5)が発生した
とき、ステータスレジスタ27の3ビツト目にフ
ラグがあるから、第11図の100,120,130,131
と進む。131で、第2のサンプリングタイマ26
の値をτLバツフア72にメモリτLBとして格納
し、第11図の132でステータスレジスタ27の
第3ビツト目をクリヤし、次の割込み待ちの状態
とする。第11図の133は、後述する低速時の処
理のIRQTLが連続して2回発生したかどうかを
判別し、第11図の123以後、124,150とぬけ出
すものである。
また、第14図のモードに示すように、第2
のサンプリングタイマ26が制限時間に到達後
に、さらに、パルスが存在しないとき、(6)でパル
ス数測定の割込みIRQPNの結果、PNB=0のた
め、第13図のモードで説明したことと同じ動
作を行う。
ただし、τdバツフア71のメモリのτdBの中に
は制限時間に係る第2のサンプリング時間τLの値
が入つているため、第11図の142の動作で、第
2のサンプリングタイマ26の値と前記制限時間
に係るτLとの比較を行い、大きい値をτdバツフア
71のメモリに、τdBとして記憶させることにな
る。
第14図のモードでは、モードの動作を繰
返し、次の第2のサンプリングタイムの制限値に
達すると、(7)に示すようにIRQTLが発生する。
このとき、第11図の133でIRQTdにたいし、
IRQTLが2回連続して発生したことを確認し、
パルス個数の、PNバツフア70のメモリのPN
を零に書き換えて記憶させる。
以上の動作で、高速から極低速まで、連続的に
パルスの個数と時間幅の測定を割込み処理で行
い、待避エリヤに記憶させるようにしたものであ
る。速度の計算と速度制御の計算はメインフロー
で行うものである。
以上に述べたところにより、本実施例に係るも
のによれば、要約して、次の諸効果を所期しうる
ものである。
(1) 回転体の速度をパルス発生器からデイジタル
式に速度を検出する場合、一定サンプリング時
間を基準に、パルス個数と測定パルス個数の間
隔を割込みで測定し、メインフローで計算する
方式は最新の情報のデータで計算できる。
(2) パルス個数の零を判断してサンプリングタイ
マの起動を行うことにより、測定の連続性が保
たれる。さらに、パルス個数を1に書き変え
て、時間幅τdの前回のバツフアτdBにおける値
と第2のサンプリングタイマのτLの今回の値と
を比較し、そのうちの大きいデータを採用する
ことにより、精度の向上と最新の情報で計算が
可能になつた。
(3) 第2のサンプリングタイムの割込みが2回連
続して発生した場合は、パルス個数を零として
速度を計算することで、零回転−極低速、高速
まで、高精度かつ、連続的に速度の検出が可能
となる。
なお、デジタル表示式車速計と題する特開昭56
−94270号公報が先に公開されており、同公報に
は、車速に比例して発生する車速パルスの間隔が
所定時間以上となつたとき、表示レジスタの内容
を強制的かつ即座に零にして、車速表示計の表示
値を零表示する技術が開示されている。
しかして、特開昭56−94270号公報に記載の発
明は、従来、車両が走行状態から停止したにもか
かわらず、ゲート時間の関係からその表示が直ち
に零とならず、ドライバーに対して違和感を与え
ていた不具合を解消すべく、車速パルス間隔が所
定時間以上になつたときに、車速表示計の表示値
を零にして、ドライバーに対する違和感をなくす
ようにしたものである。
これに対し、本発明は、回転体の速度が零速度
付近の極低速領域に至つた場合、パルス発生器の
出力パルスが一定時間幅の中に1個ある場合と、
全くない場合とが生じ、正確な速度検出が困難に
なるという問題点に注目し、従来よりも高精度
で、しかも高速から極低速までの制御に好適な速
度検出方法の提供を目的とするものである。そし
て、具体的には、回転速度に比例して発生するパ
ルス発生器からのパルスを計数する第1のカウン
タと、パルス間隔を時間幅として測定する第2の
カウンタとの2個のカウンタを使用し、前記第1
のカウンタの値を前記第2のカウンタの値で除算
を行つて回転数を演算するようにした速度検出方
法において、第1のサンプリング回路によつて第
1のサンプリング時間を発生させ、前記第1のサ
ンプリング時間の発生後の最初のパルスによつて
予め最大値が決められた第2のサンプリング時間
を第2のサンプリング回路によつて発生させ、前
記第1のサンプリング時間が終了してからの前記
次のパルスで即時、回転数の演算を行うと同時に
第2のサンプリング時間を終了させ、一方、第2
のサンプリング時間の最大値内にパルスが存在し
ない時、第2のサンプリング時間の最大値の終了
と共に、即時第1のカウンタの値を1とし、更に
第2のカウンタの値を予め定めた最大値として、
回転数の演算を行つて速度を検出するというもの
であり、この点、ドライバーに対する車速の違和
感解消を狙いとする特開昭56−94270号公報に記
載のデジタル表示式車速計とは、その目的、構
成、効果のいずれの点でも相違している。
〔発明の効果〕
本発明によれば、デイジタル式速度制御装置に
おける回転体の速度検出に用い、高精度で、かつ
高速から極低速までの制御に好適な速度検出方法
を提供することができるもので、実用的効果にす
ぐれた発生ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例に係る速度制御装置のブロツ
ク図、第2図は、本発明の一実施例に係る速度検
出方法のタイムチヤート図で、同図aは第1のサ
ンプリング動作図、同図bは第2のサンプリング
動作図、第3図は、その実施に供される速度検出
装置のブロツク図、第4図は、その動作説明のフ
ローチヤート図、第5図は、その記憶素子配置
図、第6図は、そのプログラマブルタイマの機能
構成図、第7図は、その要部の具体的回路図、第
8図は、その回転数検出のためのタイムチヤート
図、第9図は、そのステータスレジスタの説明
図、10図は、そのマスクレジスタの説明図、第
11,12図は、その割込みおよびメインのフロ
ーチヤート図、第13,14図は、その低速にお
けるタイマチヤート図である。 1……マイクロコンピユータ、2……速度指令
部、4……電力変換器、6……パルス発生器、8
……第1のサンプリング発生回路、9……パルス
個数計数回路、10……時間幅測定回路、11…
…第2のサンプリング発生回路、12……状態表
示発生回路、13……状態判別回路、14……速
度演算回路、15……速度制御演算回路、16…
…デユーテイ出力発生回路、18……データバス
インタフエイス、19……ラツチ、20……コン
トロールレジスタ、21……カウンタ、22……
コントロールロジツク、23……第1のサンプリ
ングタイマ、24……パルス個数計数カウンタ、
25……時間幅測定カウンタ、26……第2のサ
ンプリングタイマ、27……ステータスレジス
タ、28……マスクレジスタ、29……デコー
ダ、30……ラツチ回路、31,32,33……
インバータ、34……データバス、35……アド
レスバス、70……PNバツフア(PNB)、71…
…τdバツフア(τdB)、72……τLバツフア(τL
B)、73……演算フラグ(CMPTF)、τS……第
1のサンプリング時間、τL……第2のサンプリン
グ時間、τd……時間幅、PN……パルスの個数。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転速度に比例して発生するパルス発生器か
    らのパルスを計数する第1のカウンタと、パルス
    間隔を時間幅として測定する第2のカウンタとを
    備え、前記第1のカウンタの値を前記第2のカウ
    ンタの値で除算を行つて回転数を演算するように
    した速度検出方法において、 第1のサンプリング回路によつて第1のサンプ
    リング時間を発生させ、前記第1のサンプリング
    時間の発生後の最初のパルスによつて予め最大値
    が決められた第2のサンプリング時間を第2のサ
    ンプリング回路によつて発生させ、 前記第1のサンプリング時間が終了してからの
    前記次のパルスで即時、回転数の演算を行うと同
    時に第2のサンプリング時間を終了させ、 一方、第2のサンプリング時間の最大値内にパ
    ルスが存在しない時、第2のサンプリング時間の
    最大値の終了と共に、即時第1のカウンタの値を
    1とし、更に第2のカウンタの値を予め定めた最
    大値として、回転数の演算を行つて速度を検出す
    ることを特徴とする速度検出方法。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
    回転速度に比例して発生するパルス発生器からの
    出力パルス(PLG)を一定周期でサンプリング
    するために一定周期のクロツクパルス数を計数し
    て基準時間のパルス(Ts)を出力するようにし
    た第1のサンプリングタイマからの、当該出力さ
    れた基準時間のパルス内におけるパルスの個数を
    第1のカウンタ(パルスカウンタ)により計数
    し、また上記基準時間のパルス(Ts)を上記出
    力パルス(PLG)により同期化し、その時間幅
    を第2のサンプリングタイマにより制限されるよ
    うにした時間幅ゲートパルス(Td)を一定周期
    のクロツクパルスで第2のカウンタ(時間幅カウ
    ンタ)により計数し、これら第1、第2のカウン
    タの測定終了時に、上記第2のサンプリングタイ
    マに制限値を設け、その制限値に到達したときに
    割込み要求信号発生手段により割込み要求信号を
    発生させ、その割込み要求信号を状態表示発生回
    路に表示し、この表示を判別する状態判別回路か
    らの指令により、第1、第2のサンプリングタイ
    マを起動させ、第1、第2のカウンタの値を速度
    演算回路に取込み、この演算回路において、第1
    のカウンタのパルスの個数を、第2のカウンタの
    時間幅、または第2のサンプリングタイマに設け
    た制限値で除算することにより回転速度を検出す
    るようにしたものである速度検出方法。 3 特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、
    状態判別回路、速度演算回路としてマイクロコン
    ピユータを用い、第1、第2のカウンタの値の測
    定と、第1、第2のサンプリングタイマの起動を
    割込みタスクで、また速度の演算をメインタスク
    で行うようにしたものである速度検出方法。 4 特許請求の範囲第3項記載のものにおいて、
    第2のカウンタの値と第1のサンプリングタイマ
    の第1のサンプリング時間の値との測定時に、第
    1、第2のサンプリングタイマの起動、メインタ
    スクの速度計算の起動を行うようにしたものであ
    る速度検出方法。 5 特許請求の範囲第3項記載のものにおいて、
    第1のカウンタの値が零の場合、第1のカウンタ
    の値を1とし、第1のタイミングタイマの起動、
    メインタスクの起動を行い、第2のカウンタの値
    と第1のサンプリングタイマの値とにおける、そ
    の大きい値を採用するようにしたものである速度
    検出方法。 6 特許請求の範囲第3項記載のものにおいて、
    第2のサンプリングタイマの割込み要求信号が連
    続して発生した場合、第1のカウンタの値を零と
    するようにしたものである速度検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5694270A (en) * 1979-12-28 1981-07-30 Toyota Motor Corp Digital display type vehicle speedometer

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