JPH0337201Y2 - - Google Patents

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JPH0337201Y2
JPH0337201Y2 JP1984018162U JP1816284U JPH0337201Y2 JP H0337201 Y2 JPH0337201 Y2 JP H0337201Y2 JP 1984018162 U JP1984018162 U JP 1984018162U JP 1816284 U JP1816284 U JP 1816284U JP H0337201 Y2 JPH0337201 Y2 JP H0337201Y2
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JP
Japan
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circuit board
chip resistor
hmic
integrated circuit
electrode
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JP1984018162U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、改良したチツプ抵抗器を使用したマ
イクロ波集積回路に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に、マイクロ波帯の混成集積回路(以下
HMICという)は、例えばアルミナ等による回路
基板(以下回路基板という)上に、トランジス
タ、ダイオード、抵抗、キヤパシタ等を半田付け
などにより接続している。
第1図は従来のHMICに用いられているチツプ
抵抗器の一例である。すなわち、大きさが幅0.7
mm、長さ1.5mm、高さ0.7mm程度のアルミナ1の一
方の面に蒸着等で形成された電極2,3があり、
各電極2,3の間に抵抗膜4が蒸着等で作られて
いる。このような抵抗器はチツプ抵抗器と呼ばれ
ており、HMICのマイクロストリツプ線路上に各
電極2,3をAuSn(金−スズ)半田等によつて
半田接続して用いられている。
第2図は従来のチツプ抵抗器をHMICの50Ω終
端抵抗として用いた場合について示した。すなわ
ち、回路基板5上にマイクロストリツプ線路6,
7が分離されて設けられ、一方のマイクロストリ
ツプ線路7は回路基板5の裏面に形成された接地
面8に接続されている。この2つのマイクロスト
リツプ線路6,7にチツプ抵抗器9の各電極2,
3を直接乗せて半田付けされ、HMICの終端抵抗
として動作している。
このように、従来のチツプ抵抗器はHMIC上に
半田付けによつて接続されていたため、次のよう
な問題点があつた。
チツプ抵抗器をHMIC上に組立後に接続され
る電極が見えないため、確実に半田付けされて
いるかどうかが直接には確認できず信頼性に問
題があつた。
チツプ抵抗器は、他の部品、例えばトランジ
スタ、ダイオード、キヤパシタなどに比べて寸
法が大きいため、HMIC上に占める面積の割合
が大きく、HMICの集積度を上げる妨げとなつ
ていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の欠点を除去するもので抵抗膜と
相対する面に半田付け可能な金属膜を形成するこ
とにより、回路基板上に乗せることなく、HMIC
を構成している回路基板上面と同一面に抵抗膜が
くるように抵抗回路を形成できるようにしたチツ
プ抵抗器を使用したHMICを提供することを目的
とする。
〔考案の概要〕
本考案は、絶縁体の一方の面に、抵抗膜とこの
抵抗膜の両端に金属膜の電極を形成してなるチツ
プ抵抗器において、前記絶縁体の他方の面に前記
抵抗膜とは電気的に分離した半田付可能な金属膜
が形成されていることを特徴とするチツプ抵抗器
を使用したHMICである。
〔考案の実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説
明する。
第3図は本考案に使用するチツプ抵抗器の一例
であり、例えばアルミナ等の絶縁体11の一方の
面には抵抗膜14が形成され、この抵抗膜14の
両端部には金属膜よりなる電極12,13が形成
される。前記絶縁体11の抵抗膜14と相対する
他方の面には半田付け可能な金属膜15が形成さ
れる。この金属膜15は前記電極12,13と電
気的に分離している。
第4図は前記のチツプ抵抗器をHMICの50Ω終
端抵抗として用いた場合である。すなわち、
HMICの回路基板5にはマイクロストリツプ線路
6が形成されており、このマイクロストリツプ線
路6の終端とチツプ抵抗器16の電極12が同一
面になるよう金属膜15が接地面17に半田付け
されている。前記マイクロストリツプ線路6とチ
ツプ抵抗器16の一方の電極12は、金ワイヤ1
8等によつてボンデング接続され、他方の電極1
3と接地面17も同じく金ワイヤ19等でボンデ
ング接続されてHMICの終端抵抗として動作して
いる。
このように、本考案で使用するチツプ抵抗器1
6は、HMICを構成する回路基板5の下面と同一
平面上の接地面17に固定できるよう抵抗膜14
と相対する面前面に半田付け可能な金属膜15を
形成したものである。前記半田付け可能な金属膜
15としては金(Au),銅(Cu),ニツケル
(Ni)等が用いられる。
第5図は前記のチツプ抵抗器を円形のパツケー
ジに組込んだHMICへ応用した例である。すなわ
ち、21はパツケージのステムで、22はバイア
ス端子や、マイクロ波の入出力端子として用いる
リードであり、ステム21の中央には回路基板2
3が半田付けにより固定されている。このような
構造の場合、回路基板23はリードの内側に例え
ば正方形の形で固定されるが、回路基板23の周
囲は大きく空間として使用されない部分となり、
周囲が有効に使用されず、HMICの集積度を上げ
ることができなかつた。しかし、本考案で使用す
るチツプ抵抗器24を回路基板23の周囲に配置
することにより、未使用だつた空間が有効に使用
できるようになつた。例えばチツプ抵抗器24−
1は、第4図と同様の終端抵抗として用いられ、
チツプ抵抗24−2は、回路基板23とバイアス
端子として使用しているリード22−1との中継
端子として使用した場合である。また、チツプ抵
抗器24−3,24−4は抵抗減衰器として使用
した場合を示している。
このような本考案で使用するチツプ抵抗器によ
れば次のような利点がある。
チツプ抵抗器16は金属膜15により機械的
に固定されるため、電気的に接続される電極1
2,13が組立後にも直接目視することがで
き、確実に接続されていることを直接確認する
ことができる。
チツプ抵抗器をHMICの基板上に直接乗せる
必要がないため、回路基板が有効に使用するこ
とができ、集積度が向上する。特に、HMICの
基板は四角形が一般的であるため、回路を収納
するケースやステムが円形の場合には、回路基
板の周囲は有効に使われていなかつたが、本考
案のチツプ抵抗器を用いることにより、回路基
板の周囲を有効に使用することができる。
従来は回路基板から直接バイアス端子へ接続
していたが、本考案のチツプ抵抗器は中継端子
としても使用できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、電気的に接
続される電極が組立後にも直接目視することがで
き、また、回路基板上に直接乗せる必要がないた
め、回路基板が有効に使用でき、集積度を上げる
ことができる。特に、回路を収納するケースやス
テムが円形の場合にはケース内を有効に使用する
ことができ有利である。このように本考案で使用
するチツプ抵抗器は、従来のチツプ抵抗器の裏面
に半田付け可能な金属膜を付けるという簡単な構
造で、従来の欠点を克服することができるので実
用的価値大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のチツプ抵抗器を示す斜視図、第
2図は従来のチツプ抵抗器を終端抵抗に応用した
例を示すHMICの斜視図、第3図は本考案で使用
するチツプ抵抗器の一例を示す斜視図、第4図は
本考案で使用するチツプ抵抗器を終端抵抗に応用
した例を示すHMICの一例を示す斜視図、第5図
は本考案で使用するチツプ抵抗器をパツケージ内
に接続して用いた場合のHMICの一例を示す正面
図である。 1,11……絶縁体、2,3,12,13……
電極、4,14……抵抗膜、5……回路基板、
6,7……マイクロストリツプ線路、8,17…
…接地面、9,16,24……チツプ抵抗器、1
5……金属膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性の底面とこの底面を覆う壁面とで一つの
    密閉空間を形成するパツケージと、前記底面のほ
    ぼ中央部に底面に密着して配置された混成集積回
    路基板と、一方の全面が金属面で、他方の面の両
    端のみに前記金属面と電気的に分離された電極導
    電層が形成され、かつ両電極導電層を連結する抵
    抗膜を持ち、前記混成集積回路基板と前記パツケ
    ージ壁面との間で、前記金属面が前記パツケージ
    底面に半田付されたチツプ抵抗器と、前記一対の
    電極導電層の一方の電極と前記混成集積回路基板
    とをボンデイング接続する第一の導体と、他方の
    電極と前記混成集積回路基板以外とをボンデイン
    グ接続する第二の導体とより成るパツケージ入り
    混成集積回路。
JP1816284U 1984-02-10 1984-02-10 混成集積回路 Granted JPS60130603U (ja)

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JP1816284U JPS60130603U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 混成集積回路

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JP1816284U JPS60130603U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 混成集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60130603U JPS60130603U (ja) 1985-09-02
JPH0337201Y2 true JPH0337201Y2 (ja) 1991-08-07

Family

ID=30506535

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JP1816284U Granted JPS60130603U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 混成集積回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552566U (ja) * 1979-02-22 1980-01-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552566U (ja) * 1979-02-22 1980-01-09

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JPS60130603U (ja) 1985-09-02

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