JPH0336713Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0336713Y2 JPH0336713Y2 JP13417785U JP13417785U JPH0336713Y2 JP H0336713 Y2 JPH0336713 Y2 JP H0336713Y2 JP 13417785 U JP13417785 U JP 13417785U JP 13417785 U JP13417785 U JP 13417785U JP H0336713 Y2 JPH0336713 Y2 JP H0336713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- slit
- guide rail
- side end
- locking piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、開閉自在の防虫網戸に関するもので
ある。
ある。
[従来の技術]
第4図及び第5図に示すように、コイルばねの
捩りに伴う弾性復元力等を駆動源とする巻取軸1
にネツト2を巻付け、該ネツト2の側端部を中空
のガイドレール3,3内にスリツト4を通じて挿
入し、該ネツト2の側端部にスリツト4の内縁に
係止する係止片5を取付けると共に、ネツト2の
先端部に横桟6を取付け、該ネツト2を上記ガイ
ドレール3,3に沿つて開閉自在とした防虫網戸
は公知である(例えば、実開昭59−147896号公報
参照)。
捩りに伴う弾性復元力等を駆動源とする巻取軸1
にネツト2を巻付け、該ネツト2の側端部を中空
のガイドレール3,3内にスリツト4を通じて挿
入し、該ネツト2の側端部にスリツト4の内縁に
係止する係止片5を取付けると共に、ネツト2の
先端部に横桟6を取付け、該ネツト2を上記ガイ
ドレール3,3に沿つて開閉自在とした防虫網戸
は公知である(例えば、実開昭59−147896号公報
参照)。
しかしながら、上記防虫網戸においては、巻取
軸1へのネツト2の巻取りによつて係止片5に巻
癖がつき易く、横への張出しが不十分となつてス
リツト4の内縁に係止しにくくなるという問題が
ある。
軸1へのネツト2の巻取りによつて係止片5に巻
癖がつき易く、横への張出しが不十分となつてス
リツト4の内縁に係止しにくくなるという問題が
ある。
スリツト4の幅をできるだけ狭くすることによ
つて係止片5が係止し易くなるようにすればよい
が、該スリツト4には、横桟6の開閉方向への摺
動を案内させたり、ネツト面と垂直な方向への横
桟の変位や傾き等を防止するために、該横桟6の
両端をある程度強度を保持させた状態で挿入支持
させる必要があり、従つて、該スリツト4の幅を
狭くするのには限度があつた。
つて係止片5が係止し易くなるようにすればよい
が、該スリツト4には、横桟6の開閉方向への摺
動を案内させたり、ネツト面と垂直な方向への横
桟の変位や傾き等を防止するために、該横桟6の
両端をある程度強度を保持させた状態で挿入支持
させる必要があり、従つて、該スリツト4の幅を
狭くするのには限度があつた。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案の課題は、横桟の強度を必要とする支持
をガイドレールのスリツトとは別の位置で行うよ
うに構成することにより、スリツトへの横桟の挿
入を不要にして該スリツトの幅を可及的に狭小化
できるようにすることにある。
をガイドレールのスリツトとは別の位置で行うよ
うに構成することにより、スリツトへの横桟の挿
入を不要にして該スリツトの幅を可及的に狭小化
できるようにすることにある。
[問題点を解決するための手段]
上記課題を解決するため、本考案においては、
巻取軸に巻付けたネツトの側端部を中空のガイド
レール内にスリツトを通じて挿入し、該ネツトの
側端部にスリツトの内縁に係止する係止片を取付
けると共に、ネツトの先端部に横桟を取付け、該
ネツトを上記ガイドレールに沿つて開閉自在とし
たものにおいて、上記横桟の側端部に強度の大き
い支持部材を取付け、該支持部材を、ガイドレー
ルのスリツトとは別の位置に設けた係合部に、ネ
ツトの開閉方向には摺動自在且つネツト面に垂直
な方向には固定的に係合させたことを特徴とする
ものである。
巻取軸に巻付けたネツトの側端部を中空のガイド
レール内にスリツトを通じて挿入し、該ネツトの
側端部にスリツトの内縁に係止する係止片を取付
けると共に、ネツトの先端部に横桟を取付け、該
ネツトを上記ガイドレールに沿つて開閉自在とし
たものにおいて、上記横桟の側端部に強度の大き
い支持部材を取付け、該支持部材を、ガイドレー
ルのスリツトとは別の位置に設けた係合部に、ネ
ツトの開閉方向には摺動自在且つネツト面に垂直
な方向には固定的に係合させたことを特徴とする
ものである。
[作用]
横桟側端部の支持部材は、スリツトとは別の位
置おいてガイドレールに支持され、該スリツトに
挿入されることはない。従つて、上記支持部材と
は無関係にスリツトの幅を狭くすることが可能に
なり、これによつて係止片のスリツト内縁への係
止をより確実なものとすることができる。
置おいてガイドレールに支持され、該スリツトに
挿入されることはない。従つて、上記支持部材と
は無関係にスリツトの幅を狭くすることが可能に
なり、これによつて係止片のスリツト内縁への係
止をより確実なものとすることができる。
[実施例]
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図〜第3図は本考案に係る防虫網戸の要部
の構造を示すもので、この防虫網戸は、基本的に
は第1図に示すものと同様に構成されている。即
ち、コイルばねの捩りに伴う弾性復元力等を駆動
源とする巻取軸にネツト10を巻付け、該ネツト
10の側端部を中空のガイドレール11内にスリ
ツト12を通じて挿入し、該ネツト10の側端部
にスリツト12の内縁に係止する係止片13を取
付けると共に、ネツト10の先端部に横桟14を
取付け、該ネツト10を上記ガイドレール11に
沿つて開閉自在としたものである。
の構造を示すもので、この防虫網戸は、基本的に
は第1図に示すものと同様に構成されている。即
ち、コイルばねの捩りに伴う弾性復元力等を駆動
源とする巻取軸にネツト10を巻付け、該ネツト
10の側端部を中空のガイドレール11内にスリ
ツト12を通じて挿入し、該ネツト10の側端部
にスリツト12の内縁に係止する係止片13を取
付けると共に、ネツト10の先端部に横桟14を
取付け、該ネツト10を上記ガイドレール11に
沿つて開閉自在としたものである。
而して、上記横桟14の両側端部には、該横桟
14を強度的に支持させるための強度の大きいL
字形の支持部材15を取付け、一方ガイドレール
11には、上記スリツト12と別の位置に溝状の
係合部16を軸線方向に形成し、該係合部16内
に、上記支持部材15をネツトの開閉方向には摺
動自在且つネツト面に垂直な方向には固定的に係
合させている。
14を強度的に支持させるための強度の大きいL
字形の支持部材15を取付け、一方ガイドレール
11には、上記スリツト12と別の位置に溝状の
係合部16を軸線方向に形成し、該係合部16内
に、上記支持部材15をネツトの開閉方向には摺
動自在且つネツト面に垂直な方向には固定的に係
合させている。
また、上記横桟14の側端部には、薄い2枚の
金属板を重ね合わせたガイド18を取付け、該ガ
イド18をスリツト12を通じてガイドレール1
1内に摺動自在に挿入させており、該ガイド18
には、ネツト10及び係止片13の下端を2枚の
金属板間に挟持させることにより支持させると共
に、スリツト12の内縁に係止して横桟14の横
移動を防止するランナ19を取付けている。この
ガイド18は、スリツト12に沿つて横桟14の
開閉を案内する機能をも有するが、該横桟14の
強度的な支持は主として上記支持部材15によつ
て行われるため、該ガイド18に特に大きな強度
をもたせる必要はなく、従つて、その素材として
肉薄のものを使用することができるから、このガ
イド18がスリツト12の狭小化の妨げとなるよ
うなことはない。
金属板を重ね合わせたガイド18を取付け、該ガ
イド18をスリツト12を通じてガイドレール1
1内に摺動自在に挿入させており、該ガイド18
には、ネツト10及び係止片13の下端を2枚の
金属板間に挟持させることにより支持させると共
に、スリツト12の内縁に係止して横桟14の横
移動を防止するランナ19を取付けている。この
ガイド18は、スリツト12に沿つて横桟14の
開閉を案内する機能をも有するが、該横桟14の
強度的な支持は主として上記支持部材15によつ
て行われるため、該ガイド18に特に大きな強度
をもたせる必要はなく、従つて、その素材として
肉薄のものを使用することができるから、このガ
イド18がスリツト12の狭小化の妨げとなるよ
うなことはない。
なお、図中20は、ネツトの閉鎖時に、横桟1
4と建物開口部の下枠21との間に〓間が形成さ
れるのを防止するための可撓性あるスペーサであ
る。
4と建物開口部の下枠21との間に〓間が形成さ
れるのを防止するための可撓性あるスペーサであ
る。
上記構成を有する防虫網戸は、横桟14をガイ
ドレール11に沿つて移動させることにより、従
来の防虫網戸と同様にして開閉される。このと
き、ネツト10の側端部に取付けた係止片13
は、スリツト12内を移動し、該スリツト内縁へ
の係止によつてガイドレール11からの抜出が防
止される。
ドレール11に沿つて移動させることにより、従
来の防虫網戸と同様にして開閉される。このと
き、ネツト10の側端部に取付けた係止片13
は、スリツト12内を移動し、該スリツト内縁へ
の係止によつてガイドレール11からの抜出が防
止される。
また、横桟14においては、支持部材15がガ
イドレール11の係合部16に沿つて摺動し、ガ
イド18はスリツト12に沿つて摺動する。ここ
で、横桟14にネツト面と垂直な方向の力が作用
したり、捩れや傾き方向の力が作用した場合に
は、これらの力は支持部材15によつて支持さ
れ、ガイド18にはほとんど作用することがない
ため、該ガイド18の破損を生じたり、その変形
や横桟14の傾斜等によつて網戸の開閉が不円滑
になるのが防止される。さらに、横桟14の横移
動は、ガイド18に取付けたランナ19がスリツ
ト内縁へ係止することにより規制される。
イドレール11の係合部16に沿つて摺動し、ガ
イド18はスリツト12に沿つて摺動する。ここ
で、横桟14にネツト面と垂直な方向の力が作用
したり、捩れや傾き方向の力が作用した場合に
は、これらの力は支持部材15によつて支持さ
れ、ガイド18にはほとんど作用することがない
ため、該ガイド18の破損を生じたり、その変形
や横桟14の傾斜等によつて網戸の開閉が不円滑
になるのが防止される。さらに、横桟14の横移
動は、ガイド18に取付けたランナ19がスリツ
ト内縁へ係止することにより規制される。
[考案の効果]
このように、本考案に係る防虫網戸によれば、
横桟の側端部に強度の大きい支持部材を取付け、
該支持部材を、ガイドレールのスリツトとは別の
位置に設けた係合部に、ネツトの開閉方向には摺
動自在且つネツト面に垂直な方向には固定的に係
合させたので、横桟の強度を必要とする支持をス
リツトとは無関係に行うことができ、これによつ
てスリツトの幅を支持部材に関係なく可及的に狭
小化することができる。
横桟の側端部に強度の大きい支持部材を取付け、
該支持部材を、ガイドレールのスリツトとは別の
位置に設けた係合部に、ネツトの開閉方向には摺
動自在且つネツト面に垂直な方向には固定的に係
合させたので、横桟の強度を必要とする支持をス
リツトとは無関係に行うことができ、これによつ
てスリツトの幅を支持部材に関係なく可及的に狭
小化することができる。
第1図は本考案の防虫網戸の要部正面図、第2
図及び第3図はそれぞれ第1図におけるA−A
線、B−B線での断面図、第4図は従来の防虫網
戸の正面図、第5図はその部分拡大断面図であ
る。 10……ネツト、11……ガイドレール、12
……スリツト、13……係止片、14……横桟、
15……支持部材、16……係合部。
図及び第3図はそれぞれ第1図におけるA−A
線、B−B線での断面図、第4図は従来の防虫網
戸の正面図、第5図はその部分拡大断面図であ
る。 10……ネツト、11……ガイドレール、12
……スリツト、13……係止片、14……横桟、
15……支持部材、16……係合部。
Claims (1)
- 巻取軸に巻付けたネツトの側端部を中空のガイ
ドレール内にスリツトを通じて挿入し、該ネツト
の側端部にスリツトの内縁に係止する係止片を取
付けると共に、ネツトの先端部に横桟を取付け、
該ネツトを上記ガイドレールに沿つて開閉自在と
したものにおいて、上記横桟の側端部に強度の大
きい支持部材を取付け、該支持部材を、ガイドレ
ールのスリツトとは別の位置に設けた係合部に、
ネツトの開閉方向には摺動自在且つネツト面に垂
直な方向には固定的に係合させたことを特徴とす
る防虫網戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417785U JPH0336713Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417785U JPH0336713Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6242699U JPS6242699U (ja) | 1987-03-14 |
JPH0336713Y2 true JPH0336713Y2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=31035175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13417785U Expired JPH0336713Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336713Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-02 JP JP13417785U patent/JPH0336713Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6242699U (ja) | 1987-03-14 |
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