JPH0335745B2 - - Google Patents

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JPH0335745B2
JPH0335745B2 JP29306389A JP29306389A JPH0335745B2 JP H0335745 B2 JPH0335745 B2 JP H0335745B2 JP 29306389 A JP29306389 A JP 29306389A JP 29306389 A JP29306389 A JP 29306389A JP H0335745 B2 JPH0335745 B2 JP H0335745B2
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gate
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JP29306389A
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Makoto Shoji
Juji Tsuyukuchi
Shozo Toma
Kazuhiro Hiraki
Tsutomu Morita
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Teac Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、フロツピーデイスク(フレキシブル
磁気デイスク)又はこれに類似したデイスクを使
用して情報の記録又は再生を行うためのデイスク
装置に関するものである。
従来技術 磁気デイスク装置は、デイスク回転機構と、磁
気ヘツド(変換器)と、ヘツド移動機構とを有す
る。ヘツド移動機構は、一般にステツプ信号に応
答するステツピングモータと、このモータの回転
運動に対応した直線運動を得るための回転−直線
変換機構とから成り、ヘツドをデイスクの半径方
向(トラツク交差方向)に移動させるように構成
されている。
この種の磁気デイスク装置による情報(デー
タ)の記録又は再生は、トラツク零(基準トラツ
ク)を基準にして行われる。このため、ヘツドの
トラツク零位置を検出する装置が設けられてい
る。このトラツク零位置検出装置は、一般にフオ
トカプラから成り、ヘツド移動機構に設けられた
遮光板(インタラプタ)がヘツドのトラツク零位
置に対応した位置になつた時に発光素子の光を遮
るように構成されている。ところで、従来装置で
は、トラツク零検出用発光素子(例えば発光ダイ
オード)が装置の電源オン期間の全部にわたつて
発光しているため、必然的に電力消費量が大にな
つた。
発明の目的 そこで、本発明の目的は、節電が可能であると
共に、信頼性の高いデイスク装置を提供すること
にある。
発明の構成 上記目的を達成するための本発明は、書き込み
禁止被検出部を有するケースに収容されている記
録媒体デイスクを回転するためのデイスク回転機
構と、前記デイスクの回転中に前記デイスクとの
間で情報の変換を行うための変換器と、前記変換
器を前記デイスクのトラツク交差方向に移動させ
るための変換器移動機構と、前記変換器が前記デ
イスクの基準トラツクにあるか否かを前記変換器
と共に変位する部分に基づいて光学的に検出する
ための基準トラツク検出用発光素子と前記書き込
み禁止被検出部を検出するための書き込み禁止検
出用発光素子との内の少なくとも一方から成る発
光素子と、前記発光素子に対向配置された受光素
子と、前記発光素子と前記受光素子とによる検出
期間を指定するためのパルスを発生する例えば
ORゲート46を含む回路のような検出期間指定
回路と、前記検出期間指定回路に接続された遅延
回路と、前記検出期間指定回路と前記遅延回路と
に接続され、前記パルスと前記遅延回路で遅延さ
れた遅延パルスとの両方を通過させる例えばOR
ゲート47のような第1の論理ゲートと、前記発
光素子と前記第1の論理ゲートとに接続され、前
記第1の論理ゲートの出力に応答して前記発光素
子を選択的に付勢するスイツチと、前記検出期間
指定回路と前記遅延回路とに接続され、前記パル
スと前記遅延パルスとの両方が同時に発生してい
る期間に対応して受光制御用パルスを発生する例
えばANDゲート63のような第2の論理ゲート
と、前記発光素子と前記第2の論理ゲートとに接
続され、前記第2の論理ゲートの前記受光制御用
パルスの発生期間のみ前記発光素子の出力を通過
させる例えばANDゲート59のような第3の論
理ゲートとから成るデイスク装置に係わるもので
ある。
発明の作用効果 上記発明によれば、スイツチによつて発光素子
の駆動期間を制御するので、節電が達成される。
また、受光出力の取り出しは、発光素子がオン駆
動された時点から遅延回路の遅延時間だけ遅れた
時点から開始され、発光素子の発光停止時点より
も遅延時間だけ前の時点で終了する。従つて、発
光素子が安定的に発光している期間において受光
出力を取り出すことが可能になり、信頼性の高い
検出が可能になる。
実施例 次に、第1図〜第7図を参照して本発明の実施
例に係わる磁気デイスク装置について述べる。
第1図及び第2図はこの磁気デイスク装置で使
用する磁気デイスクカートリツジ1を示す。この
カートリツジ1は、一般にマイクロフロツピーデ
イスクと呼ばれているものであり、直径86mmの記
録媒体デイスク2を剛性を有する合成樹脂ケース
3に収容することにより構成されている。ケース
3の表面4と裏面5との両方にヘツド挿入用開口
6,7が設けられ、非使用時にはこの開口6,7
はスライド式のシヤツタ8によつて閉じられてい
る。シヤツタ8は第1図で右方向にバネ(図示せ
ず)によつて偏倚されており、使用時にはこの偏
倚力に抗して左に移動される。なお、シヤツタ8
の開放はこの側面を押圧することによつてなす。
この実施例のデイスクカートリツジ1のデイスク
2は磁気シート2aとこの中央に装着された磁性
体金属円板から成るハブ2bから成る。デイスク
2はクランパで押圧して回転させるものではない
ので、ケース3の裏面5にのみ回転駆動用の開口
10が設けられ、ここからハブ2bが露出されて
いる。このハブ2bにはスピンドル挿入用穴2c
と駆動ピン挿入用穴2dとが設けられている。9
は書き込み禁止被検出部であり、書き込み禁止時
に光透過状態とされる窓9aと、書き込みが禁止
されていない時(記録可能時)に窓9aを閉める
ための蓋9bとから成る。なお、蓋9bは開閉自
在にスライド式に形成されている。
第1図及び第2図に示すカートリツジ1を使用
してデータの記録再生を行う磁気デイスク装置の
主要部は第3図に示す如く構成されている。この
第3図において、回転台11には、所定位置に装
填されたカートリツジ1のケース3内のデイスク
2を回転するためのものであり、ハブ2bを吸着
する磁石(図示せず)、穴2cに挿入されるスピ
ンドル(図示せず)、穴2dに挿入する駆動ピン
(図示せず)等を備えている。12は回転台に直
結されたアウターロータ型モータである。13,
14は変換器としての記録再生兼用磁気ヘツドで
あり、キヤリツジ15に取付けられ、デイスク2
の半径方向に移動自在に案内されている。16は
ヘツド移動機構を構成するステツピングモータで
あり、α巻きスチールベルト、又はピニオンとラ
ツク、又はリードスクリユー等から成る公知の回
転−直線変換機構17を介してキヤリツジ15を
駆動するものである。18はヘツド13,14の
トラツク零位置を検出するための遮光板であり、
キヤリツジ15に一体化されている。19はヘツ
ド13,14のトラツク零位置を検出するための
発光ダイオード、20はホトトランジスタであ
る。ホトトランジスタ20の光入力は、ヘツド1
3,14のトラツク零位置に対応して遮断され
る。
21は書き込み禁止(フアイルプロテクト)検
出用発光ダイオードであり、カートリツジ1の正
常装填位置における窓9aに対応して配置されて
いる。22は書き込み禁止検出用ホトトランジス
タであり、窓9aに対応配置され、窓9aが開放
されている時に発光ダイオード21の光を受け入
れる。
23はデイスク装填検出用発光ダイオードであ
り、カートリツジ1の正常装填位置においてその
一方の側となるように配置されている。24はデ
イスク装填検出用ホトトランジスタであり、カー
トリツジ1が装填された時に発光ダイオード23
からの入射光が遮断されるようにカートリツジ1
の他方の側に配置されている。
25はデイスク2の回転検出器であり、デイス
ク2及び回転台11と共に回転するアウターロー
タ型モータ12のロータ26の表面に貼り付けら
れた光反射インデツクス即ち指標27を検出する
ための発光ダイオード28とホトトランジスタ2
9とを具備し、デイスク2の回転角度位置及び回
転速度を検出する。30はレデイ検出回路であ
り、回転検出器25の出力に基づいて、デイスク
2が正常速度の90%以上になつたこと、及び回転
開始時点から一定時間(例えば420ms)が経過し
たことに基づいてレデイ状態(記録再生準備完了
状態)になつたことを示す信号を出力するもので
ある。
第4図は第3図のステツピングモータ16及び
その駆動回路を示す。ステツピングモータ16
は、第1相巻線31、第2相巻線32、第3相巻
線33、及び第4相巻線34を有する4相構成の
ステツピングモータであり、正常ステツプ駆動時
には、トランジスタ35,36,37,38を1
相励磁方式で順次にオンオフ制御することによつ
てロータ(図示せず)を所定角度だけ回すもので
ある。
第5図は第3図の磁気デイスク装置の電気回路
部分を示す。この第5図から明らかな如く、トラ
ツク零検出用発光ダイオード19及び書き込み禁
止検出用発光ダイオード21は、電源に単に接続
されておらず、本発明に従うスイツチとしてのト
ランジスタ39を介して電源回路に接続されてい
る。即ち、2つの発光ダイオード19,21が互
いに直列に接続され、アノードが+5Vの電源ラ
イン40に接続され、カソードとグランドとの間
にトランジスタ39が接続されている。従つて、
トランジスタ39がオンの期間にのみ発光ダイオ
ード19,21に電流が流れる。
次に、第5図におけるトランジスタ39の制御
回路を、第6図及び第7図を参照して説明する。
このデイスク装置全体の+12Vの電源端子41と
+5Vの電源端子42とに接続された電源オン検
出回路43は、電源端子41に電力が供給され、
電源電圧が一定値(例えば正常電圧の70〜80%)
になつたことを電圧コンパレータによつて検出
し、且つ+5Vの電源端子42の電圧が一定値
(正常電圧の70〜80%)になつたことを検出し、+
12Vと+5Vとのいずれもが検出されたときに第
6図Aのt1時点に示す如く高レベルの電源オン信
号を送出するものである。
この電源オン検出回路43の出力に接続された
第1のタイマ44は、t1時点で電源オン検出信号
が高レベルに転換することに応答してT1=12ms
の高レベルパルスを第6図Bに示す如く送出する
ものである。このタイマ44の出力はステツピン
グモータ制御駆動回路45に供給され、電源オン
開始時のみステツピングモータ16を多相励磁す
るために使用される。タイマ44の出力は第1の
ORゲート46の第1の入力端子に接続されてい
る。この第1のORゲート46の出力は、第2の
ORゲート47の一方の入力端子に接続されてい
ると共に100μsの遅延回路48を介して第2の
ORゲート47の他方の入力端子に接続されてい
る。第2のORゲート47の出力は増幅器49を
介してトランジスタ39のベースに接続されてい
る。従つて、タイマ44の出力が第6図Bに示す
如く、t1〜t2期間で高レベルになると、第1の
ORゲート46の出力も第6図Lに示す如く高く
レベルになり、結局、トランジスタ39がオンに
なる。
ステツピングモータ制御駆動回路45は、ライ
ン50からステツプ信号の供給を受け、且つライ
ン51からステツプ方向信号の供給を受けてステ
ツピングモータ16を駆動するものであり、第4
図に示すトランジスタ35〜38を1相励磁方式
で駆動するようにステツプパルスを分配する公知
の回路を含む。また、この制御駆動回路45は、
電源オン検出回路43から得られる高レベルの電
源オン検出信号に応答して第4図に示す第1相ト
ランジスタ35をオン駆動する信号を発生する。
この装置は、ヘツド13,14のトラツク零位置
が第1相巻線31に対応するように構成されてい
るので、電源投入時に第1相巻線31に励磁電流
を供給することにより、ヘツド13,14をトラ
ツク零位置に保持することが可能になる。なお、
発光ダイオード19とホトトランジスタ20とで
トラツク零が検出されていない場合には、ヘツド
をトラツク零に戻すためのステツプパルスが発生
する。
ところで、発光ダイオード19とホトトランジ
スタ20とによる検出誤差が2トラツクピツチ程
度あるので、ヘツド13,14がトラツク零以外
のトラツク1又は2にあつてもトラツク零検出信
号が発生することがある。もし、ヘツド13,1
4がトラツク1にある場合に対応してステツピン
グモータ16のロータが第2相巻線32にあれ
ば、電源投入時に第1相巻線31の励磁電流を流
すことにより、ロータを第1相巻線31に移動
し、ヘツド13,14をトラツク零に移動するこ
とが出来る。しかし、ロータが第3相巻線33に
ある時には、第1相巻線31に励磁電流を流して
も、ロータを動かすことが出来ない。そこで、こ
の実施例では、タイマ44の出力パルスに応答し
て制御駆動回路45がステツピングモータ16の
第2相巻線32に電流を流すように構成されてい
る。これにより、ロータが例え第3相巻線33に
あつても、ここから脱出させることが出来る。な
お、第1相を励磁すると共に、第3相巻線33又
は第4相巻線34にt1〜t2で電流を流してロータ
を第3相から脱出せてもよい。また、第1相巻線
31にt2から電流を流してもよい。
ステツピングモータ制御駆動回路45から導出
されているライン52は、第4図の第1相トラン
ジスタ35をオン制御すると同様な第1相励磁信
号をANDゲート53の第1の入力端子に供給す
るものである。ANDゲート53の第2の入力端
子にはスステツプ方向信号ライン51が接続さ
れ、第3の入力端子にはリトリガ単安定マルチバ
イブレータ54の出力端子が接続されている。
リトリガ単安定マルチバイブレータ54の入力
端子には第1のタイマ44とステツプ信号ライン
50とが接続されている。従つて、このリトリガ
単安定マルチバイブレータ54は、第6図Bのタ
イマ出力パルスの後縁即ち高レベルから低レベル
への転換に応答してトリガされ、第6図Eに示す
如く、t2〜t3期間(T2=50ms)で高レベルの出
力パルスを発生し、また、第6図Dに示すt13
t14の各ステツプパルスの後縁に応答してt13〜t15
の期間で高レベル出力を発生する。なお、ステツ
プパルスは50msよりも十分に短いので、50ms以
内で再トリガされ、最後のステツプパルスの後縁
時点t14からT8=50ms後のt15まで高レベル出力と
なる。
このデイスク装置では、電源投入に同期して第
1相巻線励磁信号がライン52に得られ、且つラ
イン51に第6図Cに示すステツプアウトを示す
信号即ちヘツド13,14をトラツク零に向けて
駆動するための高レベル信号が得られる。なお、
電源投入時のステツプアウト信号が図示されてい
ないコントローラから供給される。一方、リトリ
ガ単安定マルチバイブレータ54は、タイマ44
の出力に応答してt2〜t3期間(T2=50ms)で高
レベルパルスを発生する。従つて、t2〜t3期間に
は、ANDゲート53の全部の入力が高レベルと
なり、その出力も高レベルとなる。この結果、第
1のORゲート46の出力が第6図Lに示す如く
t2〜t3で高レベルとなり、結局、トランジスタ3
9がオンになる。この結果、電源投入に同期して
t1〜t3(T3=T1+T2=62ms)だけ2つの発光ダイ
オード19,21が発光し、トラツク零検出が可
能になる。
ホトトランジスタ20,22はいずれもエミツ
タがグランドに接続され、コレクタに+Vのバイ
アス電源が抵抗55,56を介して接続されてい
る。従つて、ホトトランジスタ20,22に光入
力が有る時のみ、それぞれのコレクタライン5
7,58が低レベルになる。もし、ヘツド13,
14のトラツク零位置に対応して遮光板18が発
光ダイオード19とホトトランジスタ20との間
に位置すれば、発光ダイオード19が発光中であ
つても、ホトトランジスタ20の光入力がないた
め、そのコレクタライン57が高レベルになる。
従つて、発光ダイオード19が発光しているのに
も拘らず、ホトトランジスタ20のコレクタライ
ン57が高レベルであることに基づいてヘツド1
3,14がトラツク零にあることを検出できる。
一方、カートリツジ1が装填された状態におい
て、発光ダイオード21の発光期間中にホトダイ
オード22に光入力があれば、そのコレクタライ
ン58が低レベルとなり、書き込み禁止のカート
リツジであることが分る。即ち、書き込み禁止の
ために、窓9aが蓋9bで閉じられていないこと
が分る。
発光ダイオード19,21の発光期間中でのみ
トラツク零検出及び書き込み禁止検出を行うため
に、5つのANDゲート59,60,61,62,
63と、2つのNOT回路64,65と、2つの
RSフリツプフロツプ66,67が設けられてい
る。
ANDゲート59の一方の入力端子はコレクタ
ライン57に接続され、他方の入力端子はAND
ゲート63の出力端子に接続されている。ところ
で、ANDゲート63の一方の入力端子は遅延回
路48の出力端子に接続され、他方の入力端子は
ORゲート46の出力端子に接続されている。こ
のため、第7図に示す如く、ORゲート46から
Mに示す如く、t1〜t3の期間に高レベル出力が得
られ、遅延回路48からNに示す如くt1d〜t3d
期間に高レベル出力が得られた時にはANDゲー
ト63から第7図Pに示すt1d〜t3の期間に高レベ
ル出力が得られる。一方、ORゲート47から
は、第7図Oに示す如くt1〜t3dの期間で高レベル
出力が得られる。この結果、発光ダイオード1
9,21が発光駆動される期間t1〜t3dよりも
ANDゲート63の高レベル期間が短かくなる。
このように設定すれば、発光ダイオード19,2
1の発光の立上りに遅れが生じても、完全な発光
期間となるt1d〜t3において、トラツク零検出及び
書き込み禁止検出を行うことが出来る。
今、第6図のt1〜t3期間においてトラツク零検
出用ホトトランジスタ20の出力ライン57が高
レベルになり、ヘツドのトラツク零が検出された
とすれば、ANDゲート59は第7図に示したt1d
〜t3期間内においてトラツク零検出を示す高レベ
ル出力を発生し、これが第1のフリツプフロツプ
66のセツト端子に入力し、ラツチされる。この
結果、トラツク零検出を示す信号がフリツプフロ
ツプ66のQ出力端子から送出される。なお、高
レベルのQ出力はそのまま伝送されず、NAND
ゲート68を介して低レベル形式で送り出され
る。即ち、このNANDゲート68及び第2フリ
ツプフロツプ67の出力ラインのNANDゲート
69は、ドライブセレクト信号を入力としている
ので、高レベルのドライブセレクト信号が発生し
ている場合のみ、トラツク零を示す低レベルの出
力がNANDゲート68から得られ、これがホス
ト側装置に送られる。また、発光ダイオード19
が発光していない期間には、ANDゲート63の
出力が低レベルであるので、例えライン57が高
レベルになつても、ANDゲート59の出力は低
レベルに保たれる。
フリツプフロツプ66のリセツト端子には
ANDゲート60の出力端が接続され、ANDゲー
ト60の一方の入力端子はNOT回路64を介し
てコレクタライン57に接続され、他方の入力端
子はANDゲート63の出力端子に接続されてい
るために、ANDゲート63の出力が高レベルで
あり、且つライン57が低レベルの時に、AND
ゲート60の出力が高レベルとなり、フリツプフ
ロツプ66がリセツトされる。従つて、発光ダイ
オード19の発光期間にトラツク零が検出されな
い場合は、フリツプフロツプ66が必ずリセツト
される。
書き込み禁止検出回路におけるANDゲート6
1の一方の入力端子はNOT回路65を介してホ
トトランジスタ22のコレクタライン58に接続
され、他方の入力端子はANDゲート63の出力
端子に接続されている。従つて、発光ダイオード
21が発光している期間にコレクタライン58が
低レベルになると、ANDゲート61から高レベ
ルの書き込み禁止を示す信号が得られ、これがフ
リツプフロツプ67のリセツト端子に供給され、
保持される。なお、発光ダイオード21が発光し
ていない期間にはANDゲート63の出力が低レ
ベルであるので、例えライン58が低レベルにな
つても、ANDゲート61の出力は低レベルに保
たれる。フリツプフロツプ67がセツトされる
と、Q出力端子から高レベル出力が得られ、
NANDゲート69を介してホスト側装置に低レ
ベル形式で書き込み禁止信号を送る。フリツプフ
ロツプ67のリセツト端子にはANDゲート62
の出力端子が接続され、このANDゲート62の
一方の入力端子はライン58に、他方の入力端子
はANDゲート63の出力端子に接続されている
ので、ANDゲート63の出力が高レベルの期間
にライン58が高レベルになつた時に、フリツプ
フロツプ67にリセツト信号が供給される。
書き込み禁止(フアイルプロテクト)のカート
リツジであるか、否かの検出は、少なくともデイ
スク装填からレデイ信号発生までの間に行う必要
がある。第5図において、70はデイスク装填検
出回路であり、第3図に示した発光ダイオード2
3とホトトランジスタ24とを含み、デイスク2
を含むカートリツジ1が装填された時に第6図F
に示す如く高レベルの出力を発生するように形成
されている。このデイスク装填検出回路70の出
力ラインに接続されたt6=80msの遅延回路71
は、カートリツジ1の完全な挿入状態が得られる
時点t5を求めるためのものであり、第6図Fの信
号をT6=80msだけ遅延した信号を出力する。第
2のタイマ72は遅延回路7の出力が低レベルか
ら高レベルに立上る時点でトリガされ、T7
40msの高レベルパルスを第6図Jに示す如く出
力し、これをORゲート46に供給するものであ
る。従つて、このt5〜t6期間においても、発光ダ
イオード19,21が点灯し、書き込み禁止の検
出及びトラツク零の検出が行われる。
73はRSフリツプフロツプであり、デイスク
装填検出回路70の出力でセツトされ、第3図に
示したレデイ検出回路30から得られる第6図I
の高レベルのレデイ検出信号でリセツトされる。
この結果、フリツプフロツプ73のQ出力は、第
6図のt4〜t9期間で高レベルとなり、これがOR
ゲート74の入力となる。ORゲート74のもう
一方の入力はモータオン信号ライン75に接続さ
れている。この結果、ライン75から供給される
第6図Gに示すt10以後の高レベルのモータオン
信号とt4〜t9期間のフリツプフロツプ73の高レ
ベル出力との和の信号がORゲート74の出力段
に第6図Hに示す如く得られる。ORゲート74
の出力はモータ駆動回路76を介してデイスク回
転用モータ12の回転駆動に利用されるので、モ
ータ12は、t4〜t9期間、及びt10以後で回転す
る。デイスク装填と同時にデイスク2を回転する
理由は、デイスク2の確実な装着状態を早めに得
るためである。なお、カートリツジ1が挿入され
ている状態で電源オン検出信号が得られた時に
も、電源オン検出に同期してt4〜t9期間と同様に
デイスク2を回転するように構成されている。
ANDゲート77の一方の入力端子はデイスク
装填検出回路70の出力に接続され、他方の入力
端子はORゲート74の出力端子に接続されてい
る。従つて、第6図Fに示す高レベルのデイスク
装填検出信号が発生し且つ第6図Hに示すORゲ
ート74の出力が高レベルになる期間のみAND
ゲート77の出力は高レベルとなる。なお、第6
図のタイミングチヤートの場合には、ANDゲー
ト77の出力状態は、第6図HのORゲート74
の出力状態と一致する。遅延回路78は、AND
ゲート77の出力をT4=320msだけ遅延する回
路である。即ち、t4時点から320ms後のt7時点、
及びt10時点から320ms後のt11時点を決めるもの
である。遅延回路78の出力に接続された第3の
タイマ79は、遅延回路78の出力が低レベルか
ら高レベルに立上る時点t7及びt11でトリガされて
T5=100msのパルスを第6図Kで示す如く発生
し、これをORゲート46に供給するものであ
る。従つて、発光ダイオード19,21は、t7
t8期間、及びt11〜t12期間でも点灯する。このよ
うに、デイスク2の回転開始から320ms後に、約
100msだけ発光ダイオード19,21を発光させ
る理由は、デイスク2の回転が開始し、カートリ
ツジ1が安定した状態で、書き込み禁止状態を検
出する必要があるためである。
上述から明らかな如く本実施例によつて次の作
用効果が得られる。
(A) 第6図のt1〜t3、t5〜t6、t7〜t8、t11〜t12、t14
〜t15期間で発光ダイオード19,21が発光
するのみであるから、発光ダイオード19,2
1及びホトトランジスタ20,22の回路にお
ける大幅な節電が達成される。
(B) t1〜t3期間で発光ダイオード19,21を発
光するので、電源投入時のトラツク零検出、及
びデイスク装填中の場合には書き込み禁止の検
出を確実に行うことが出来る。
(C) デイスク装填後のt5〜t6期間のみでなく、t7
〜t8、t11〜t12期間でも発光ダイオード19,
21を発光させるので、書き込み禁止状態を確
実に検出することが出来る。
(D) t13〜t14期間に示す如く、第6図Cに示すス
テツプ方向信号をステツプアウトを示す高レベ
ル状態とし、第6図Dに示す如く、第4相φ4
第3相φ3、第2相φ2、第1相φ1の順で励磁し、
ヘツド13,14をトラツク零位置に移動した
場合においても、t14〜t15に示す期間で発光ダ
イオード19,21が発光するので、トラツク
零を検出し、これをフリツプフロツプ16でラ
ツチすることが出来る。
(E) 発光ダイオード19,21の発光時間と、
ANDゲート59〜62からセツト又はリセツ
ト信号を得る時間との関係を第7図のように設
定したので、発光ダイオード19,21の発光
開始及び終了時の不安定期間を除いて、トラツ
ク零検出及び書き込み禁止検出を行うことが出
来る。
(F) トラツク零検出のための発光ダイオード19
の発光時間の設定を特別な回路で行わずに、ト
ラツク零検出に必要な第1相励磁信号とステツ
プアウト方向信号とが入力するANDゲート5
3に基づいて行つているので、回路構成が簡単
になつている。
(G) 発光ダイオード19と21とを直列に接続し
たので、駆動回路が簡略化されている。
変形例 本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形例が可能なものである。
(a) 発光ダイオード19と21との駆動回路を独
立に設け、発光ダイオード19の駆動回路に
は、タイマ44及びANDゲート53の出力を
供給し、発光ダイオード21の駆動回路にはタ
イマ72,79の出力を供給するようにしても
よい。
(b) トラツク零の時にホトトランジスタ20に光
入力が与えられるようになし、また書き込み禁
止の時にホトトランジスタ22の光入力を遮断
するように構成してもよい。
(c) タイマ72と79とのいずれか一方のみの出
力をORゲート46に送るように構成してもよ
い。
(d) デイスク装填に応答してt4〜t9期間でデイス
ク2を回転させない形式の装置にも勿論適用可
能である。
(e) 可撓性磁気デイスク装置に限らず、固定磁気
デイスク装置、及びその他の種々のデイスク装
置に適用可能である。また、可撓性ケースに磁
気デイスクを挿入した一般にミニフロツピーデ
イスクと呼ばれているカートリツジを使用する
装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の実施例に係わる磁気
デイスク装置を説明するためのものであり、第1
図は磁気デイスクカートリツジの平面図、第2図
は第1図のカートリツジの底面図、第3図は磁気
デイスク装置の主要部を原理的に示す正面図、第
4図はステツピングモータ及びその駆動回路を示
す回路図、第5図は磁気デイスク装置の電気回路
部分を示すブロツク図、第6図及び第7図は第5
図のA〜P点の状態を示す波形図である。 1……カートリツジ、2……磁気デイスク、3
……ケース、9……書き込み禁止被検出部、9a
……窓、9b……蓋、12……デイスク回転用モ
ータ、13,14……磁気ヘツド、16……ステ
ツピングモータ、19……トラツク零検出用発光
ダイオード、20……トラツク零検出用ホトトラ
ンジスタ、21……書き込み禁止検出用発光ダイ
オード、22……書き込み禁止検出用ホトトラン
ジスタ、39……スイツチングトランジスタ、4
4……第1のタイマ、72……第2のタイマ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 書き込み禁止被検出部を有するケースに収容
    されている記録媒体デイスクを回転するためのデ
    イスク回転機構と、 前記デイスクの回転中に前記デイスクとの間で
    情報の変換を行うための変換器と、 前記変換器を前記デイスクのトラツク交差方向
    に移動させるための変換器移動機構と、 前記変換器が前記デイスクの基準トラツクにあ
    るか否かを前記変換器と共に変位する部分に基づ
    いて光学的に検出するための基準トラツク検出用
    発光素子と前記書き込み禁止被検出部を検出する
    ための書き込み禁止検出用発光素子との内の少な
    くとも一方から成る発光素子と、 前記発光素子に対向配置された発光素子と、 前記発光素子と前記発光素子とによる検出期間
    を指定するためのパルスを発生する検出期間指定
    回路と、 前記検出期間指定回路に接続された遅延回路
    と、 前記検出期間指定回路と前記遅延回路とに接続
    され、前記パルスと前記遅延回路で遅延された遅
    延パルスとの両方を通過させる第1の論理ゲート
    と、 前記発光素子と前記第1の論理ゲートとに接続
    され、前記第1の論理ゲートの出力に応答して前
    記発光素子を選択的に付勢するスイツチと、 前記検出期間指定回路と前記遅延回路とに接続
    され、前記パルスと前記遅延パルスとの両方が同
    時に発生している期間に対応して受光制御用パル
    スを発生する第2の論理ゲートと、 前記受光素子と前記第2の論理ゲートとに接続
    され、前記第2の論理ゲートの前記受光制御用パ
    ルスの発生期間のみ前記受光素子の出力を通過さ
    せる第3の論理ゲートと から成るデイスク装置。
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