JPH0437308Y2 - - Google Patents

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JPH0437308Y2
JPH0437308Y2 JP1981051518U JP5151881U JPH0437308Y2 JP H0437308 Y2 JPH0437308 Y2 JP H0437308Y2 JP 1981051518 U JP1981051518 U JP 1981051518U JP 5151881 U JP5151881 U JP 5151881U JP H0437308 Y2 JPH0437308 Y2 JP H0437308Y2
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tape
detection signal
signal
rotation
mode
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープ終端検出装置に関し、特にカセ
ツトテープレコーダにおけるテープ終端検出装置
に関する。
カセツトテープレコーダ等においては、テープ
終端に達したことを検出して装置を自動的にスト
ツプモードに制御したり、更にはカセツトハーフ
を装置から離脱させるイジエクト機構を解除する
等の機能を有するいわゆるオートストツプ機構が
付加されている。このオートストツプのためのテ
ープ終端検出装置は、例えばテープ終端になつた
ときにテープリールの回転が停止することを利用
して、当該リール回転の停止を検知することによ
りテープ終端検出信号を発生するよう構成されて
いる。
かゝる機能を有するテープレコーダでは、
STOP(ストツプ)モードからPLAY(再生)、FF
(早送り)及びREW(巻戻し)等の他のモードへ
の切換時において、先ずモード切換指令に応答し
て対応するソレノイドが励起されて作動を開始
し、所定時間経過後に機械系(以下メカ系と略記
する)が作動を始め、更に一定時間後にモード切
換の完了がなされる。これらメカ系動作の遅れに
より、リールの回転がモード切換指令時から所定
時間遅れることになる。その結果、オートストツ
プのための検出機構がテープ終端であると誤まつ
て判断し、オートストツプしてしまうことが生じ
る。
本考案の目的と所定動作モードから他の動作モ
ードへの移行に際して誤動作によるオートストツ
プの発生を防止するようにしたテープ終端検出装
置を提供することである。
テープレコーダのテープリールの回転時に回転
検出信号を発生しテープリールの回転の停止を検
出すると回転検出信号の発生を停止する回転検出
手段と、所定時間を計測する毎にパルス信号を発
生し回転検出信号に応じて計測値がリセツトされ
る時間計測手段と、テープレコーダの動作モード
の切換動作を検出して切換検出信号を発生するモ
ード検出手段と、切換検出信号の非存在時に上記
のパルス信号を受けた時にテープ終端であること
を示す終端検出信号を発生し切換検出信号の存在
時にはそのパルス信号の発生に無関係に終端検出
信号の発生を停止する終端検出信号発生手段とを
含むことを特徴としている。
以下に図面に基づき本考案を説明する。
第1図は本考案の実施例の回路ブロツク図であ
り、テープリール(図示せず)の回転状態を検出
すべくこのリールと一体となつて回転するよう取
付けられた回転体1が設けられており、この回転
体1には半径方向に伸びるスリツトが一定間隔を
もつて穿設されている。この回転体1のスリツト
部を挾んで1対の発光及び受光素子よりなるフオ
トカプラーが設けられている。このフオトカプラ
ーは、図示する如く、フオトダイオードD1とフ
オトトランジスタQ1とを有しており、このフオ
トトランジスタQ1のエミツタ抵抗R1の両端から、
リールの回転速度に対応した周波数の信号が出力
される。尚、R2はダイオードD1のバイアス用抵
抗である。
このフオトカプラーの出力は増幅機能を有する
波形整形回路2に入力されて、略矩形状パルス列
信号Aに変換される。このパルス列信号は整流平
滑回路3により正の直流電圧Bに変換されてN進
カウンタ4のクリヤ入力に印加されている。この
カウンタ4のクロツク入力として発振回路5より
のクロツクパルスが印加されている。そして、カ
ウンタ4のキヤリイ出力Cは2入力アンドゲート
6の1入力となると共にインバータ7を介してD
−FF(デイレイドフリツプフロツプ)8のクロツ
ク入力ともなつている。このD−FF8のデータ
入力は常に高レベル信号が印加されており、この
Q出力Dがアンドゲート6の他入力となる。そし
てこのゲート出力Eがテープ終端検出信号として
システムへ導出されるものである。更に、メカ系
がモード設定動作をなしている間中これを検出し
て信号を発生するモード設定動作信号発生器9が
設けられており、この検出信号がD−FF8のク
リヤ入力となる。
第2図A〜Eは第1図の回路ブロツクの各部信
号A〜Eの波形を夫々示しており、リール回転中
は回転体1が回転しているために、その回転速度
に比例した周波数のパルス列信号が第2図Aのよ
うに波形整形回路2から発生されている。このパ
ルス列信号は整流平滑回路3により図Bに示す如
く所定レベルの正の直流信号に変換されている。
従つて、この間はカウンタ4はクリヤ状態にあつ
て、クリツク入力の計数を行つていない。よつ
て、キヤリイ出力Cは低レベルのまゝであるか
ら、アンドゲート6の出力すなわちテープ終端検
出信号Eは発生されない。
テープ終端に達するとリール回転が停止するか
ら、回転体1の回転も停止してパルス列信号はA
のように発生しなくなる。その結果Bのように整
流出力は低レベルとなつて、カウンタ4のクリヤ
状態が解除され発振器5の出力パルスを計数する
ことになる。この発振パルス周波数及びカウンタ
4の進数に応じた時間経過後(τ0)にCに示す如
き第1のキヤリイ出力が発生される。この第1の
キヤリイ出力はインバータ7により反転されてD
−FF8のクロツク入力となつている。このD−
FF8はクロツク入力の立上りでデータ入力を読
み込むものとすれば、キヤリイ出力Cの立下りに
おいてQ出力がDに示す如く高レベルに遷移する
ことになる。従つて、第1のキヤリイ出力はアン
ドゲート6を通過し得ないから、この第1のキヤ
リイ出力によつてはテープ終端検出信号は発生さ
れない。
次にτ0期間経過すると再びカウンタ4からはキ
ヤリイ出力が発生される。この時D−FF8のQ
出力は高レベルにあるからこの第2のキヤリイ出
力はゲート6を通過することになり、Eに示す如
くこの時始めてテープ終端であることを示す検出
信号が出力される。この検出信号によつて始めて
オートストツプ機構が作動して、テープリール駆
動モータへのエネルギ供給を断とすると共に更に
カセツトハーフのイジエクトがなされる。
かゝる構成とすることにより、第1回目のカウ
ンタ出力では何等テープ終端検出信号が出力され
ることはないので、このカウンタの進数及び発振
器5によるパルス周波数を適当に選定しておけ
ば、STOPモードから、他のモードへの移行時に
おけるメカ系の立上りの遅れ等により第1回目の
キヤリイ出力Cが発生されても、第2回目以後の
キヤリイ出力が発生される以前にメカ系が他のモ
ードへ切換わつてリール回転が開始されるので、
カウンタ4はクリヤされる。よつて、STOPモー
ドから他のモードへの切換時におけるオートスト
ツプ機構の誤動作を防止することが可能となる。
尚、本例においては更にメカ系があるモードか
ら他のモードへ移行している期間を検知してこの
期間中には切換検出信号としてのモード設定動作
信号を発生する信号発生器9を付加し、この信号
発生期間はD−FF8をクリヤし続けることによ
りアンドゲート6を閉に制御して、メカ系のモー
ド移行時にはカウンタ出力を受け付けないように
し、誤動作防止をより一層強化している。この信
号発生器9としては、例えば各モード切換時に作
動するカムやギヤ等の動きを検出して所定信号を
発生し、これらカムやギヤ等が各モードに必要な
最終位置になつたときにこの信号発生を断とする
ような構成を用いればよく、例えばマイクロスイ
ツチによる位置検出方法、静電的、電磁的検出方
法、更には光学的に検出する方法等種々の方法が
考えられる。
このように、本考案によればテープレコーダに
おける動作モードの切換時のオートストツプ機構
の誤動作をほゞ完全になくすことができ、装置の
信頼性が著しく向上する利点がある。また、モー
ド切換えが早く終了する場合にはそれだけ終端検
出も早急に行なわれてオートストツプとなるの
で、テープが既に終端に達してテープにテンシヨ
ンがかかつた状態での無駄な時間経過がなくテー
プの保護になるという利点もある。
尚、本考案は第1図の構成例に限定されること
なく種々の改変が可能であり、要は装置の構造上
あるモードから他モードへ切換わる際に擬似のテ
ープ終端検出信号を1個発生してしまう如きカセ
ツトデツキやテープレコーダに広く用いることが
可能となる。従つて、かゝる場合には第1図にお
けるアンドゲート6、インバータ7及びD−FF
8の回路をこれらデツキやテープレコーダのオー
トストツプ検出部に付加すれば良いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の回路ブロツク図、第
2図は第1図の回路動作を説明するタイミングチ
ヤートである。 主要部分の符号の説明、1……回転体、4……
カウンタ、6……アンドゲート、7……インバー
タ、8……D−FF。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープレコーダのテープリールの回転時に回転
    検出信号を発生し前記テープリールの回転の停止
    を検出すると前記回転検出信号の発生を停止する
    回転検出手段と、所定時間を計測する毎にパルス
    信号を発生し前記回転検出信号に応じて計測値が
    リセツトされる時間計測手段と、前記テープレコ
    ーダの動作モードの切換動作を検出して切換検出
    信号を発生するモード検出手段と、前記切換検出
    信号の非存在時に前記パルス信号を受けた時にテ
    ープ終端であることを示す終端検出信号を発生し
    前記切換検出信号の存在時には前記パルス信号の
    発生に無関係に前記終端検出信号の発生を停止す
    る終端検出信号発生手段とを含むことを特徴とす
    るテープ終端検出装置。
JP1981051518U 1981-04-10 1981-04-10 Expired JPH0437308Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981051518U JPH0437308Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981051518U JPH0437308Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57164843U JPS57164843U (ja) 1982-10-18
JPH0437308Y2 true JPH0437308Y2 (ja) 1992-09-02

Family

ID=29848240

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JP1981051518U Expired JPH0437308Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011509A (ja) * 1973-05-31 1975-02-06
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Publication number Publication date
JPS57164843U (ja) 1982-10-18

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