JPH0733193Y2 - 帰零時計の検出機構 - Google Patents

帰零時計の検出機構

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JPH0733193Y2
JPH0733193Y2 JP1991017005U JP1700591U JPH0733193Y2 JP H0733193 Y2 JPH0733193 Y2 JP H0733193Y2 JP 1991017005 U JP1991017005 U JP 1991017005U JP 1700591 U JP1700591 U JP 1700591U JP H0733193 Y2 JPH0733193 Y2 JP H0733193Y2
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JP
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signal
circuit
reset
output
pointer
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JPH04109395U (ja
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充 倉持
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外部スイッチの操作に
より指針を基準位置まで移動させる帰零機能を有する帰
零時計の指針位置を検出する検出機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の帰零時計における帰零動作は、外
部スイッチの操作に応答して指針が早送りされ、この指
針が基準位置に達したか否かを位置検出し、基準位置に
達すると指針の早送りを停止して通常の運針状態に戻す
ものであった。
【0003】この帰零時計における指針の位置検出に
は、発光素子と受光素子からなる位置検出回路が用いら
れていた。この位置検出回路には、常時電流が印加され
ており、常に指針を検出する状態になっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の帰零時計に
おいては、常時位置検出回路に電流を印加していたの
で、電力消費が増大するという課題があった。
【0005】 本考案の目的は、指針位置を検出する
きのみに検出機構を動作させることにより消費電力を削
減するものであり、指針が基準位置前後を通過するとき
の特定時間にも指針位置検出をすることにより指針検出
動作をより確実にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の帰零時計の検出
機構は、指針の基準位置を検出する位置検出回路と、こ
の位置検出回路から指針が基準位置にあることを検出し
たことを示す検出信号を受けてリセット信号を出力する
リセット回路と、基準信号を入力して指針位置としてカ
ウントすると共に前記リセット信号によりカウント値を
クリアするカウンタと、このカウンタのカウント値を入
力して特定の期間のみ動作信号を出力すると共に前記リ
セット信号に応答して該動作信号の出力を停止する時間
限定回路と、前記動作信号の発生時、及び前記動作信号
の停止時に前記リセット信号が発生していない時には前
記基準信号に応答して前記位置検出回路を検出駆動する
パルス出力回路と、を有するものである。
【0007】
【作用】本考案の帰零時計の検出機構においては、パル
ス出力回路から基準信号が印加されたときに位置検出回
路が作動する。このパルス出力回路は、外部スイッチが
操作されてから指針位置検出されるまでの間、時間限定
回路が動作信号を出力する特定時間、及びこの特定時間
内に指針位置検出できない場合にはその検出時までの間
にそれぞれ基準信号を位置検出回路に印加する。このた
め、位置検出回路は予め決められた期間内のみ作動する
ことになり、消費電力は減少する。
【0008】また、指針が基準位置付近にあるときに位
置検出が行なわれることにより、検出動作の確実性が高
まる。
【0009】さらに、カウンタは指針位置が検出される
度にクリアされるので、定期的にカウンタのカウント値
と指針位置との同期がとられる。
【0010】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る帰零時計の検
出機構の構成を示す回路図である。
【0011】2は基準信号発生回路であり、発振器4
と、その出力信号を分周して基準信号等を出力する分周
器6とから構成されている。8は時計機構であり、モー
タ駆動回路10と、モータ12と、輪列14と、指針1
6とから構成されてている。
【0012】18は外部スイッチであり、スイッチ20
と、その出力信号をデータ入力Dに入力するフリップフ
ロップ(以下「FF」と略称する)22とから構成され
ている。
【0013】24は修正入力回路であり、通常分周器6
からの周波数信号を入力して基準信号を出力し、FF2
2の出力反転Qからの信号を入力すると早送り信号を出
力するものである。この修正入力回路24から出力され
る信号は、モータ駆動回路10に印加されている。
【0014】26は指針16の位置に対応してカウント
値を進めるカウンタであり、修正入力回路24からの信
号をクロック入力Cに入力している。
【0015】 28はカウンタ26のカウント値から特
定時間を検出する時間限定回路であり、カウンタ26の
出力Q3,Q5,Q6からの信号を入力してカウント値
が52秒になると出力をHレベルにするアンドゲート3
0と、カウンタ26の出力Q3,Q4を入力してカウン
ト値が12秒になると出力をHレベルにするアンドゲー
ト32と、その出力信号及び後述するリセット信号を入
力するオアゲート34と、その出力信号をセット入力S
に入力しかつアンドゲート30の出力信号をリセット入
力Rに入力して動作信号を出力Q,反転Qから出力する
FF36と、から構成されている。
【0016】 38は時間限定回路28からの動作信号
に応答して修正入力回路24からの信号を出力するパル
ス出力回路である。このパルス出力回路38は、電源投
入時にパルスを出力する初期設定回路40と、FF22
の出力反転Qからの指令信号に応答してパルスを出力す
るワンショット回路42と、それらの出力信号を入力す
るオアゲート44と、その出力信号をリセット入力Rに
入力すると共にFF36の出力Qからの信号をクロック
入力Cに入力するFF46と、その出力反転QとFF3
6の出力反転Qを入力するオアゲート48と、その出力
信号と修正入力回路24からの信号を入力するアンドゲ
ート50と、から構成されている。
【0017】52は指針16が基準位置、例えば12時
位置に達したことを指針16又は輪列14の動作から検
出する位置検出回路である。この位置検出回路56は、
アンドゲート50の出力信号を抵抗54を介してベース
に入力すると共にエミッタが接地されているトランジス
タ56と、そのコレクタに接続された抵抗58と、この
抵抗58とHレベル端子間に接続された発光素子60
と、一端が接地された抵抗62とHレベル端子との間に
接続された受光素子64と、から構成されている。
【0018】66は位置検出回路52が指針位置を検出
するとリセット信号を出力するリセット回路である。こ
のリセット回路66は、受光素子64からの検出信号と
をリセット入力Rに入力すると共に修正入力回路24か
らの信号をクロック入力Cに入力し更にデータ入力Dが
Hレベルに接続されその出力反転Qからリセット信号を
出力するFF76から構成されている。このリセット信
号は、FF46のデータ入力D、オアゲート34を介し
てFF36のセット入力S、後述するゲート回路を介し
て修正入力回路24のリセット入力Rにそれぞれ印加さ
れている。
【0019】78は外部スイッチ18の状態に応じて指
令信号とリセット信号を出力するゲート回路であり、F
F22の出力Qからの信号とリセット信号を入力するア
ンドゲート80と、その出力信号とFF22の出力反転
Qからの指令信号を入力してカウンタ26のリセット入
力Rに出力信号を印加するオアゲート82と、指令信号
とリセット信号を入力して修正入力回路24のリセット
入力Rに信号を印加するアンドゲート81と、から構成
されている。
【0020】次に上記構成からなる検出機構の動作を説
明する。はじめに帰零動作時における動作を説明する。
時刻を時報等に合わせるためにスイッチ20をオン操作
すると、FF22の出力反転Qからの指令信号がHレベ
ルになる。この信号を入力した修正入力回路24は早送
り信号を出力する状態になり指針16が早送りされる。
【0021】このときに、指令信号の立ち上がりに同期
してワンショット回路42はパルスを出力し、オアゲー
ト44を介してFF46のリセット入力Rに印加する。
これにより、FF46の出力反転QはHレベルになり、
オアゲート48を介してこの信号を入力するアンドゲー
ト50が開状態になる。
【0022】このアンドゲート50が開状態になり、そ
の出力に修正入力回路24からの早送り信号が発生する
と、これを入力するトランジスタ56はオン・オフをく
り返し、これにより発光素子60が点滅する。
【0023】その後、指針16が基準位置に達すると、
発光素子60からの光は指針16又は輪列14の歯車の
一部等により反射されて受光素子64に達し、この受光
素子64からHレベルの検出信号が出力される。
【0024】この検出信号はFF76のリセット入力R
に印加され、これをリセットする。このため、FF76
の出力反転Qからのリセット信号はHレベルになる。
【0025】リセット信号がHレベルになると、この信
号を入力する修正入力回路24は修正信号の出力を停止
して帰零動作を解除する。またこのリセット信号をオア
ゲート34を介してセット入力Sに入力するFF36は
セットされる。このときに、FF46のデータ入力Dに
もリセット信号が印加されているので、FF36の出力
QがHレベルに立ち上がると、これに同期してFF46
はその出力反転QをLレベルにする。これにより、アン
ドゲート50は閉状態になり、発光素子60は消灯す
る。
【0026】ここでスイッチ20をオフ状態にすると、
FF22の出力反転QがLレベルになり、修正入力回路
24及びカウンタ26のリセット状態は解除され、通常
の動作を開始し、指針16は基準位置から動作を開始す
るとともにその基準信号によりFF76の出力反転Qは
Lレベルとなる。
【0027】次に特定時間内、本実施例においては52
〜12秒の間における指針検出動作を説明する。本実施
例においては、カウンタ26が52秒をカウントする
と、その出力Q3,Q5,Q6を入力するアンドゲート
30の出力がHレベルになり、FF36はリセットされ
る。このため、その出力反転Qからの信号はHレベルに
なり、これを入力するアンドゲート50が開状態にな
る。これにより前述したように発光素子60は点灯す
る。
【0028】その後指針16が基準位置に達すると、前
述した動作と同様にして、受光素子64からの検出信号
がHレベルになり、FF76はリセットされる。このた
め、リセット信号はHレベルになり、この信号は開状態
のアンドゲート80及びオアゲート82を介してカウン
タ26のリセット入力Rに印加されてこれをリセットす
る。
【0029】また、このときにFF36はHレベルのリ
セット信号によりセットされ、その出力反転QをLレベ
ルにし、これによりアンドゲート50は閉状態になって
発光素子60は消灯する。
【0030】さらに、FF76はその後修正入力回路2
4からの基準信号の立ち上がりに同期してその出力反転
QをLレベルにする。
【0031】次に上記特定時間内に指針が基準位置に達
したことを検出することができなかった場合の動作を説
明する。この場合においても前述した動作と同様にして
カウンタ26のカウント値が52秒になるとFF36が
リセットされ、アンドゲート50が開状態になって発光
素子60が発光する。
【0032】その後ノイズ等により指針16が基準位置
に達したことを検出できず、カウンタ26のカウント値
が12秒になると、その出力Q3,Q4を入力するアン
ドゲート32の出力がHレベルになり、これをセット入
力Sに入力するFF36はセットされる。このため、そ
の出力反転QはLレベルになり、これに代わって出力Q
がHレベルに立ち上がる。
【0033】このFF36の出力Qからの信号をクロッ
ク入力Cに入力するFF46は、その立ち上がりに同期
して出力反転QをHレベルにする。これにより、アンド
ゲート50は引き続き開状態となり、発光素子60は点
灯状態に保たれる。
【0034】そして、その後指針16が基準位置に達し
たことが検出されると、前述した動作と同様にしてFF
76はリセットされ、その出力するリセット信号がHレ
ベルになる。これによりカウンタ26はリセットされ、
指針16との同期がとられる。
【0035】上記のように、本実施例においては、外部
スイッチ18が操作された場合、特定時間内の場合、及
び特定時間内に指針検出ができなかった場合にのみ位置
検出回路52に電力供給するものである。尚、修正入力
回路24内に帰零用のスイッチ20がオンされてから基
準位置検出回路52からの検出信号が発生するまでの時
間をカウントしてカウンタ26及びモータ12に駆動基
準信号と重ならないように補正パルスとして出力するよ
うにしてスイッチオンと同時に帰零動作させても良い。
このときにゲート回路78は不要であり、操作信号はワ
ンショット回路42に入力させ、リセット信号はカウン
タ26及び修正入力回路24に直接入力させて、修正入
力回路24内で帰零の修正信号の早送りパルスを出力し
ているときだけこのリセット信号を有効として帰零動作
を終了するようにすれば良い。
【0036】
【考案の効果】本考案によれば、外部スイッチ操作時、
特定時間内及び指針検出できなかった場合にのみ位置検
出回路に電力供給しているので、消費電力を削減するこ
とができる。
【0037】また、指針が基準位置前後を通過するとき
の特定時間内に位置検出回路に電力供給して指針を検出
し、更にこのときに検出できないときには位置検出回路
への電力供給を続けて指針検出を行なうことにより、時
計機構と検出機構との同期をとることができ、両機構の
動作に大きなずれが生じることを防ぎ、動作をより確実
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る帰零時計の検出機構の
回路図である。
【符号の説明】
2 基準信号発生回路 8 時計機構 18 外部スイッチ 24 修正入力回路 26 カウンタ 28 時間限定回路 38 パルス出力回路 52 位置検出回路 66 リセット回路 78 ゲート回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針の基準位置を検出する位置検出回路
    と、この位置検出回路から指針が基準位置にあることを
    検出したことを示す検出信号を受けてリセット信号を出
    力するリセット回路と、基準信号を入力して指針位置と
    してカウントすると共に前記リセット信号によりカウン
    ト値をクリアするカウンタと、このカウンタのカウント
    を入力して特定の期間のみ動作信号を出力すると共に
    前記リセット信号に応答して該動作信号の出力を停止す
    時間限定回路と、前記動作信号の発生時、及び前記動
    作信号の停止時に前記リセット信号が発生していないと
    きには前記基準信号に応答して前記位置検出回路を検出
    駆動するパルス出力回路と、を設けたことを特徴とする
    帰零時計の検出機構。
JP1991017005U 1991-03-01 1991-03-01 帰零時計の検出機構 Expired - Lifetime JPH0733193Y2 (ja)

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JPH04109395U JPH04109395U (ja) 1992-09-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5540912A (en) * 1978-09-14 1980-03-22 Citizen Watch Co Ltd Position detector for electronic watch
JPS597952A (ja) * 1982-07-06 1984-01-17 Nec Corp 半導体装置製造用フオトマスク
JPH02140495U (ja) * 1989-04-26 1990-11-26

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