JP2561206Y2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2561206Y2
JP2561206Y2 JP1990086141U JP8614190U JP2561206Y2 JP 2561206 Y2 JP2561206 Y2 JP 2561206Y2 JP 1990086141 U JP1990086141 U JP 1990086141U JP 8614190 U JP8614190 U JP 8614190U JP 2561206 Y2 JP2561206 Y2 JP 2561206Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は指針式電子時計の指針駆動回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の電子時計はリセット状態からリセット解除信号
が発せられると、n秒駆動の時計の場合、リセット解除
直後の1発目の駆動信号はn秒後に発せられるのが一般
的であった。
以下に図面を用いて従来の技術を説明する。
第3図は従来の時計回路の要部を示す回路図であり、
第4図は経過時間と針位置の関係を示す説明図である。
10は発振回路で、水晶振動子11などを含む公知の回路
である。20は分周回路で、1秒パルスを出力する第1の
分周段21や、2-2n分周段22、2-1n分周段23、n分周
段24などより成り立っている。31は波形成形回路であ
り、32はモータ駆動回路、また40はモータで図ではコイ
ルを現している。50はリセットスイッチで、時刻修正の
時などに入力することによって分周回路20をリセットす
るものである。
次に第4図を用いて作用を説明する。
リセットスイッチ50を操作して導通させ時計をリセッ
ト状態とする。そして時刻の修正などを終えた後リセッ
トスイッチ50を解除操作してリセット解除状態とする。
第4図の位置51のところをリセット解除位置とする。リ
セットが解除されると分周回路20が作動して最終的にn
分周段24よりパルスが発生し、n秒後に波形成形回路31
を介してモータ駆動回路32より第1のパルス61が発せら
れる。尚、第3図では分周回路20の最終段のn分周段24
にはリセット信号が入力していないため第1発目のパル
ス61は必ず同じ極性より発せられる。第4図のグラフは
経過時間に対する針の位置がどのようになっているかを
示したものである。時刻をアナログ的に見れば針は真の
表示位置64で示す直線上をたどることとなる。しかし、
真の針位置65はn秒までの間は0位置にあるがn秒立っ
た瞬間に一定距離のn秒分だけ進むことになり、n秒の
瞬間だけ直線で示す真の表示位置64に一致する。次に第
1のパルス61の後更にn秒経過すると第1のパルス61と
極性が反対の第2のパルス62が発せられる。ここにおい
て、真の針位置65はn秒から2n秒までの間はn秒の位置
に滞在したままであるが、2n秒経過した瞬間に真の針位
置65は真の表示位置64上の2n秒の位置に合致する。そし
て再び2n秒の位置に滞在した状態となる。次に第2のパ
ルス62が発せられてから更にn秒後に再び直前と極性の
異なる第3のパルス63が発せられると、真の針位置65は
瞬間に真の表示位置64に一致する。このようにしてn秒
経過毎に真の針位置65は真の表示位置64に一致すること
となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記構成によれば、例えば針の運針を
n=20秒とすると、第1のパルスが出る20秒までは針の
位置は0秒の位置にあり20秒になった瞬間に針は20秒の
位置に移ることとなり、0秒や20秒と言う瞬間瞬間は真
の時刻と針の位置は一致するので問題はないが、途中の
時間である特に中間の10秒の所や10秒を越えた15秒とか
18秒とかの所では針はまだ0秒の位置にあるため時刻の
読み取りが大変読み取りにくいと言う欠点を有すること
となる。
ところで、上記構成とは別に0秒の瞬間に針は20秒進
み、20秒経った瞬間に今度は40秒の位置に針が進むとい
う構成も考えられるが、このような構成も中間の時刻で
は時刻が大変に読み取りにくいという欠点を有してい
る。
本考案は上記欠点を除去し、例え運針間隔の広い時計
であっても時刻の読み取り易い指針送りの構成を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は次のような構
成としている。すなわち、n秒間隔で駆動される指針式
電子時計において、リセット状態より、リセット解除信
号が発せられた直後からn/2秒後にモータ駆動出力信号
が発せられる制御回路を設けたことを特徴としている。
〔作用〕 上記構成によれば、第1パルスは1/2n秒の部分で出力
されるのでn秒の半分である1/2n秒の時刻で針は運針さ
れ、それ以降はn秒間隔毎に針が送られるため、n秒の
中間の時刻に針の位置は真の表示位置と合致することと
なる。
〔実施例〕
以下に、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す部分回路図、第2図
は経過時間に対するパルスと針の位置の関係を示す説明
図である。
第1図においては発振回路および2-2n分周段までの
分周回路は省略してある。第1図において、100は分周
回路で、1/4n秒幅のパルス信号101aをうけて1/2n秒幅の
パルス信号を出力する2-1n分周段101やn分周段102よ
り成り立っている。103は制御回路で、RSフリップフロ
ップ104とアンドゲート105より形成されている。106は
波形成形回路であり、107はモータ駆動回路、109はモー
タのコイルを示している。また、108はモータが駆動し
たことを検出して出力信号を発するOR回路、110はリセ
ットスイッチである。
次に第2図を用いて第1図の作用について説明する。
第2図の位置120をリセット解除位置とする。即ち、
リセットスイッチ110が閉となる事によってリセットパ
ルスが“1"となり分周回路100をリセットする。同時に
リセットパルスは制御回路103のRSフリップフロップ104
のS端子に入力することによってRSフリップフロップの
出力端子QBを“0"としアンドゲート105の出力を禁止状
態とする。ここで時刻修正などを行ない、リセットを解
除するために再度リセットスイッチ110を操作してリセ
ットスイッチ110を開とする。これによってリセットパ
ルスは“0"に反転し分周回路のリセットは解除される
が,RSフリップフロップ104のQB端子の出力は相変わらず
“0"の状態を維持したままである。この状態が第2図の
位置120の部分である。分周回路100のリセットが解除さ
れることにより分周回路100は動作を始め1/2n秒幅の信
号を受けて2-1n分周段101より出力信号を発し波形成
形回路106に入力される。ここで、本来ならば2-1n分
周段101の出力信号はn分周段102に入力してn分周段10
2より出力信号を波形成形回路106に入力するところであ
るが、リセットが解除されたばかりの状態ではアンドゲ
ート105はQB端子の出力が“0"であるから、n分周段102
の波形成形回路106へのn秒幅のパルスの出力を禁止す
る。波形成形回路106には分周回路100より波形成形に必
要な信号100aが入力している。このため1/2n秒幅の出力
信号は波形成形回路106へ入力され、該信号に基づきモ
ータ駆動回路107より、第2図のリセット解除位置120か
ら1/2n秒後にコイル109へ出力信号であるパルス121を発
する。これによって針位置は、第2図のグラフに示すよ
うに真の表示位置125の1/2n秒より更に大きいn秒位置
まで運針される。ここで針が運針されるためにコイル10
9に電流が流れたことを検出すると、OR回路108から出力
信号が発せられ、制御回路103のRSフリップフロップ104
のR端子に信号が入力され、出力端子QBが“1"にセット
され、これによってアンドゲート105は出力待機の状態
となる。やがてこの時刻より1/2n秒経過するとn秒とな
り針位置と同じ時刻を示すこととなる。さて、これより
更に1/2n秒、即ち最初のパルス121よりn秒経過する
と、分周回路100の2-1n分周段101及びn分周段102よ
り出力信号が出て2-1n分周段101の信号は波形成形回
路106に、またn分周段102の信号は待機状態にあるアン
ドゲート105を通ってやはり波形成形回路106に入力す
る。従って、波形成形回路106を介してモータ駆動回路1
07からはパルス121のn秒後にコイル109にパルス121と
は逆極性のパルス122が発せられる。このパルス122によ
って第2図に示すように真の表示位置125より運針とし
ては行き過ぎの2n秒の位置まで真の針位置126は運針さ
れることとなる。そして真の針位置126は真の表示位置1
25とは丁度中間の位置で一致することとなる。パルス12
2が発せられることによってその検出信号はOR回路108を
通過してRSフリップフロップ104のR端子に入力するが
出力端子QBは“1"であったためそのまま“1"の状態を維
持し、アンドゲート105は以降もn分周段102の出力信号
を通過させる待機状態のままを維持する。このため以後
はn秒毎にモータ駆動回路107から出力信号を発し、パ
ルス122とは逆極性のパルス123により真の針位置126は
真の表示位置125より1/2n秒早く3n秒の位置に到達して
いて、中間に位置で真の針位置126と真の表示位置125と
は一致し、次のパルス124が発せられる直前には1/2n秒
遅れた位置にいるようになっている。そして、次のパル
ス124が発せられると同時に真の針位置126は真の表示位
置125より1/2n秒進んだ位置に待機している。以後同様
に、パルスが発せられる毎に真の針位置126は真の表示
位置125より1/2n秒進んだ位置に運針され中間の位置で
真の針位置126は真の表示位置125と一致し、次のパルス
が出る直前には1/2n秒遅れた位置に針はあることとな
る。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、本考案によれば針の運針はパルスが
発生したときは1/2n秒進んだ位置に運針され、丁度中間
の時刻に針位置は真の時刻に一致することとなり、次の
パルスの発生する直前には針は1/2n秒遅れた位置にいる
というように、運針と運針の中間時刻で針位置と真の時
刻が一致することとなり、見た目に運針が非常にスムー
ズに運ばれ、時刻が大変かに読みやすい時計を得ること
が出来ると言う多大の効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分回路図、第2図は
第1図のパルスと経過時間に対する針位置の関係を示す
グラフ、第3図は従来の回路構成図、第4図は第3図の
パルスと経過時間に対する針位置の関係を示すグラフで
ある。 100、130……分周回路、101、131……2-1n分周段、10
2、132……n分周段、103……制御回路、104……RSフリ
ップフロップ、105……アンドゲート、106……波形成形
回路、107……モータ駆動回路、108……OR回路、109…
…コイル、110……リセットスイッチ、120、140……位
置、121〜124、141〜143……パルス。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常運針時にn秒間隔で駆動される指針式
    電子時計において、リセット状態からリセットが解除さ
    れるためにリセット解除信号が発せられた直後からn/2
    秒後にモータ駆動出力信号が発せられる制御回路を設け
    ることにより、前半のn/2秒間は真の時刻よりも運針が
    先行し、後半のn/2秒間は真の時刻よりも運針が遅れる
    よう構成したことを特徴とする電子時計。
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