JPH043274Y2 - - Google Patents
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- JPH043274Y2 JPH043274Y2 JP19800285U JP19800285U JPH043274Y2 JP H043274 Y2 JPH043274 Y2 JP H043274Y2 JP 19800285 U JP19800285 U JP 19800285U JP 19800285 U JP19800285 U JP 19800285U JP H043274 Y2 JPH043274 Y2 JP H043274Y2
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 6
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
この考案は指針式電子時計の時刻修正技術に関
し、特に秒針の基準位置(通常“0秒”の位置)
にアジヤストする指針式電子時計の帰零装置に関
する。
し、特に秒針の基準位置(通常“0秒”の位置)
にアジヤストする指針式電子時計の帰零装置に関
する。
[従来技術と問題点]
従来この種の帰零装置においては、秒針が基準
の位置にあるこを検出するため、専用のセンサー
として、光センサーや磁気センサーと、そのセン
サーの出力を検出するための検出回路を用い、検
出回路の出力で早送りを停止することで秒針の
“0秒”位置合せを行うことが考えられている。
技術では基準位置への帰零のため専用の回路を必
要とした。
の位置にあるこを検出するため、専用のセンサー
として、光センサーや磁気センサーと、そのセン
サーの出力を検出するための検出回路を用い、検
出回路の出力で早送りを停止することで秒針の
“0秒”位置合せを行うことが考えられている。
技術では基準位置への帰零のため専用の回路を必
要とした。
[考案の目的]
この考案は上記の事情を鑑みてなされたもので
その目的とするところは、専用の回路を用いるこ
となく秒針の基準位置ぎめができる指針式電子時
計の帰零装置を提供することにある。
その目的とするところは、専用の回路を用いるこ
となく秒針の基準位置ぎめができる指針式電子時
計の帰零装置を提供することにある。
[考案の要点]
上記の目的を達成するため、この考案は、パル
スモータに駆動パルスを印加した時に、確実にパ
ルスモータが回転したか否かを検出するための検
出回路を時刻修正モードでも兼用し、秒針が基準
位置に早送りされたことを検出回路で検出して、
その検出出力により秒針の早送りを完了させるよ
うにしたことを特徴とする。
スモータに駆動パルスを印加した時に、確実にパ
ルスモータが回転したか否かを検出するための検
出回路を時刻修正モードでも兼用し、秒針が基準
位置に早送りされたことを検出回路で検出して、
その検出出力により秒針の早送りを完了させるよ
うにしたことを特徴とする。
[実施例]
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。構成図を示す第1図において、発振回路
1は本時計のクロツク源でそのクロツク出力は分
周回路2により分周される。分周回路2はバイナ
リフリツプフロツプからなる複数の分周段より成
り、その中間分周段より比較的高速の分周出力が
パルス成形回路4へそのパルス幅信号として、ま
た16Hzの分周出力が通常禁止状態にあり、秒アジ
ヤストのモードでイネーブルとなるANDゲート
G9に結合している。この16Hzの分周出力は秒ア
ジヤストモードで指針を早送りするのに用いられ
る。さらに、分周回路2の最終段からは1Hzの分
周出力が出され、これは通常の時計モードでイネ
ーブルされるANDゲートG1を通り第2入力が
上記ANDゲートG9の出力と結合している2入
力ORゲートG2に結合している。ORゲートG
2の出力はEX−ORゲートG3,G4に結合し
ている。
明する。構成図を示す第1図において、発振回路
1は本時計のクロツク源でそのクロツク出力は分
周回路2により分周される。分周回路2はバイナ
リフリツプフロツプからなる複数の分周段より成
り、その中間分周段より比較的高速の分周出力が
パルス成形回路4へそのパルス幅信号として、ま
た16Hzの分周出力が通常禁止状態にあり、秒アジ
ヤストのモードでイネーブルとなるANDゲート
G9に結合している。この16Hzの分周出力は秒ア
ジヤストモードで指針を早送りするのに用いられ
る。さらに、分周回路2の最終段からは1Hzの分
周出力が出され、これは通常の時計モードでイネ
ーブルされるANDゲートG1を通り第2入力が
上記ANDゲートG9の出力と結合している2入
力ORゲートG2に結合している。ORゲートG
2の出力はEX−ORゲートG3,G4に結合し
ている。
EX−ORゲートG3の出力はトグルフリツプ
フロツプ(TF/F)3に結合し、一方EX−OR
ゲートG4の出力はパルス成形回路4と結合して
いる。
フロツプ(TF/F)3に結合し、一方EX−OR
ゲートG4の出力はパルス成形回路4と結合して
いる。
TF/F3のQ出力と出力は夫々2入力AND
ゲートG5とG6に結合しており、これらのゲー
トの残りの入力は上記パルス成形回路4の出力に
結合している。通常の計時モードではこのAND
ゲートG5とANDゲートG6より交互に1/2Hzの
パルス列が出力され、駆動回路5に入力され、こ
れを介してパルスモータ6が駆動される。パルス
モータ6の出力は輪列機構7を介して減速され、
指針8を運針する。
ゲートG5とG6に結合しており、これらのゲー
トの残りの入力は上記パルス成形回路4の出力に
結合している。通常の計時モードではこのAND
ゲートG5とANDゲートG6より交互に1/2Hzの
パルス列が出力され、駆動回路5に入力され、こ
れを介してパルスモータ6が駆動される。パルス
モータ6の出力は輪列機構7を介して減速され、
指針8を運針する。
9は駆動回路5と結合する非回転検出回路で後
述するように指針が通常の運針を行う計時モード
でも、時刻修正モード(早送りモード)でも使用
される。関連するゲートであるANDゲートG7
は計時モードでの検出タイミング信号(1Hz)を
与え、一方ANDゲートG8は早送りモードでの
検出タイミング信号(16Hz)を与え一方ANDゲ
ートG8は早送りモードでの検出タイミング信号
(16Hz)与える。周知のように非回転検出回路は
パルスモータの非回転現象、すなわち駆動パルス
を与えたにもかかわらずパルスモータが回転しな
いという現象を検出するものであるが、この考案
における非回転検出回路9は秒針の基準位置を検
出するものとしても用いられており、秒アジヤス
トの際の非回転現象を通して秒針の基準位置を検
出している。計時モード下での非回転検出出力は
ANDゲートG10を通つて上述したEX−ORゲ
ートG4に結合し、一方、早送りモード下での非
回転検出出力はANDゲートG11を通つて上述
したEX−ORゲートG3に結合するとともに、
セツト・リセツトフリツプフロツプ(RSF/F)
12のリセツト入力及び分周回路2をリセツトす
るセツト・リセツトフリツプフロツプ(RSF/
F)14のセツト入力に結合する。
述するように指針が通常の運針を行う計時モード
でも、時刻修正モード(早送りモード)でも使用
される。関連するゲートであるANDゲートG7
は計時モードでの検出タイミング信号(1Hz)を
与え、一方ANDゲートG8は早送りモードでの
検出タイミング信号(16Hz)を与え一方ANDゲ
ートG8は早送りモードでの検出タイミング信号
(16Hz)与える。周知のように非回転検出回路は
パルスモータの非回転現象、すなわち駆動パルス
を与えたにもかかわらずパルスモータが回転しな
いという現象を検出するものであるが、この考案
における非回転検出回路9は秒針の基準位置を検
出するものとしても用いられており、秒アジヤス
トの際の非回転現象を通して秒針の基準位置を検
出している。計時モード下での非回転検出出力は
ANDゲートG10を通つて上述したEX−ORゲ
ートG4に結合し、一方、早送りモード下での非
回転検出出力はANDゲートG11を通つて上述
したEX−ORゲートG3に結合するとともに、
セツト・リセツトフリツプフロツプ(RSF/F)
12のリセツト入力及び分周回路2をリセツトす
るセツト・リセツトフリツプフロツプ(RSF/
F)14のセツト入力に結合する。
10はリユーズCR(第3図参照)の接点ないし
スイツチでリユースCRを押した計時モードでは
図示のオフ位置になり、リユーズCRを引いた時
刻修正モードではオン位置になる。リユーズを押
すとスイツチ10がオフしてインバータG12を
介してセツト・リセツトフリツプフロツプ
(RSF/F)14がリセツトされることにより分
周回路2がリセツト状態から解除されるようにな
つている。一方リユーズを引くとスイツチ10が
オンしてワンシヨツト11によりワンシヨツトパ
ルスが出て、これがRSF/F12をセツトし、
その出力Qを“H”すなわち早送りモードのレベ
ルにする。したがつて、RSF/F12は通常は
リセツト状態にあり、その出力により上述した
ANDゲートG10をイネーブルするが、早送り
モードではANDゲートG10をデイスイネーブ
ルする代りに、ANDゲートG9をイネーブルし
て分周回路2から早送りパルス16Hzが駆動回路5
に供給されるようになつている。また、通常時は
ANDゲートG7をイネーブルして分周回路2か
らの1Hzの分周出力がタイミング信号として上述
の非回転検出回路9へ、一方早送りモードでは
ANDゲートG7の代りにANDゲートG8をイネ
ーブルして16Hzの分周出力が同非回転検出回路9
へタイミング信号として入力されるようにしてい
る。
スイツチでリユースCRを押した計時モードでは
図示のオフ位置になり、リユーズCRを引いた時
刻修正モードではオン位置になる。リユーズを押
すとスイツチ10がオフしてインバータG12を
介してセツト・リセツトフリツプフロツプ
(RSF/F)14がリセツトされることにより分
周回路2がリセツト状態から解除されるようにな
つている。一方リユーズを引くとスイツチ10が
オンしてワンシヨツト11によりワンシヨツトパ
ルスが出て、これがRSF/F12をセツトし、
その出力Qを“H”すなわち早送りモードのレベ
ルにする。したがつて、RSF/F12は通常は
リセツト状態にあり、その出力により上述した
ANDゲートG10をイネーブルするが、早送り
モードではANDゲートG10をデイスイネーブ
ルする代りに、ANDゲートG9をイネーブルし
て分周回路2から早送りパルス16Hzが駆動回路5
に供給されるようになつている。また、通常時は
ANDゲートG7をイネーブルして分周回路2か
らの1Hzの分周出力がタイミング信号として上述
の非回転検出回路9へ、一方早送りモードでは
ANDゲートG7の代りにANDゲートG8をイネ
ーブルして16Hzの分周出力が同非回転検出回路9
へタイミング信号として入力されるようにしてい
る。
コイル13は時刻修正モードで励磁されるコイ
ルで、第1図ではRSF/F12がセツト状態に
ある早送り期間の間励磁される。このコイル13
は秒針が基準位置に来たときパルスモータに負荷
を与える負荷手段の一部を成すものである。
ルで、第1図ではRSF/F12がセツト状態に
ある早送り期間の間励磁される。このコイル13
は秒針が基準位置に来たときパルスモータに負荷
を与える負荷手段の一部を成すものである。
この負荷手段の一例を第2図に示す。第2図の
負荷手段は電磁方式の秒針ストツパで、図中のコ
イル13が第1図のコイル13を表わしている。
このコイルを巻回した電磁石EMは第3図のPで
示す基準位置(ここでは0秒の位置)に取り付け
られており、一方、3つの指針(H,M,S)の
うち秒針Sの先端は磁性材料、例えば永久磁石で
できている。したがつて秒針Sが歩進をつづけて
文字盤W上の基準位置としての0秒の位置Pに達
すると近接する電磁石EMの作用でその動きが拘
束され、基準位置Pに停止する。
負荷手段は電磁方式の秒針ストツパで、図中のコ
イル13が第1図のコイル13を表わしている。
このコイルを巻回した電磁石EMは第3図のPで
示す基準位置(ここでは0秒の位置)に取り付け
られており、一方、3つの指針(H,M,S)の
うち秒針Sの先端は磁性材料、例えば永久磁石で
できている。したがつて秒針Sが歩進をつづけて
文字盤W上の基準位置としての0秒の位置Pに達
すると近接する電磁石EMの作用でその動きが拘
束され、基準位置Pに停止する。
動 作
以上のように構成した実施例の動作について、
以下、第4図、第5図及び第3図を参照して説明
する。
以下、第4図、第5図及び第3図を参照して説明
する。
第4図は第3図のイに示すようにリユーズCR
が通常の位置で、指針が通常の駆動を続ける計時
モードにおけるタイミングチヤートであり、図中
のa〜jの記号は第1図に示す同一記号が示すラ
イン上の信号を示している。このような通常モー
ドでは。スイツチ10はオフ状態にあり、
RSF/F12はリセツト状態にあるため、AND
ゲートG9がイネーブルしており、分周回路2か
らの1Hz信号がこのANDゲートG9を通り、
TF/F3とパルス形成回路4に入力される。そ
してTF/F3のトグル作用により、ラインe上
とf上には1/2Hzの相補な分周パルスが発生し、
またパルス成形回路4のパルス整形作用によりラ
インg上には1秒ごとにパルスが発生する。この
結果、ラインhとiには1秒ごとに交代する2相
パルスが出、これが駆動回路5を介してレベル変
換され、パルスモータ6の巻線に加えられる。こ
の結果パルスモータ6は1ステツプ/秒で歩進
し、輪列機構7を介して指針を運針させる。
が通常の位置で、指針が通常の駆動を続ける計時
モードにおけるタイミングチヤートであり、図中
のa〜jの記号は第1図に示す同一記号が示すラ
イン上の信号を示している。このような通常モー
ドでは。スイツチ10はオフ状態にあり、
RSF/F12はリセツト状態にあるため、AND
ゲートG9がイネーブルしており、分周回路2か
らの1Hz信号がこのANDゲートG9を通り、
TF/F3とパルス形成回路4に入力される。そ
してTF/F3のトグル作用により、ラインe上
とf上には1/2Hzの相補な分周パルスが発生し、
またパルス成形回路4のパルス整形作用によりラ
インg上には1秒ごとにパルスが発生する。この
結果、ラインhとiには1秒ごとに交代する2相
パルスが出、これが駆動回路5を介してレベル変
換され、パルスモータ6の巻線に加えられる。こ
の結果パルスモータ6は1ステツプ/秒で歩進
し、輪列機構7を介して指針を運針させる。
ここで第4図の<非回転検出>で示すように、
非回転検出回路9によりパルスモータ6の非回転
現象が検出されたときについて述べると、この検
出出力はラインhはたはiを介して駆動パルスを
パルスモータ6に加えたにもかかわらずパルスモ
ータ6が回転(歩進)しないときに発生する。第
4図ではラインh上のパルスがパルスモータ6を
回転させなかつた場合を示している。このとき第
1図の回路は、この無効パルスの直後に再度パル
スを同ラインに発生するように働く。より詳しく
いうと、ANDゲートG10を介してラインj上
に非回転検出回路9からの非回転検出パルスが乗
り、これがEX−ORゲートG4に加えられる。
このためパルス成形回路4より再度短かい幅のパ
ルスが出力され、これがANDゲートG5を経て
ラインh上に乗り、駆動回路5を介してパルスモ
ータ6に同一極性の駆動パルスを再印加する。こ
れによりパルスモータ6は歩進し、時刻のズレが
補償される。
非回転検出回路9によりパルスモータ6の非回転
現象が検出されたときについて述べると、この検
出出力はラインhはたはiを介して駆動パルスを
パルスモータ6に加えたにもかかわらずパルスモ
ータ6が回転(歩進)しないときに発生する。第
4図ではラインh上のパルスがパルスモータ6を
回転させなかつた場合を示している。このとき第
1図の回路は、この無効パルスの直後に再度パル
スを同ラインに発生するように働く。より詳しく
いうと、ANDゲートG10を介してラインj上
に非回転検出回路9からの非回転検出パルスが乗
り、これがEX−ORゲートG4に加えられる。
このためパルス成形回路4より再度短かい幅のパ
ルスが出力され、これがANDゲートG5を経て
ラインh上に乗り、駆動回路5を介してパルスモ
ータ6に同一極性の駆動パルスを再印加する。こ
れによりパルスモータ6は歩進し、時刻のズレが
補償される。
次に時刻修正の場合について述べる。この場合
使用者はリユーズCRを引く。するとスイツチ1
0がオンしてワンシヨツト11よりワンシヨツト
パルスがRSF/F12に与えられ、これをセツ
トする。このため、いままでイネーブルしていた
1Hz用のANDゲートG1は閉じ、代りに16Hz用
(早送り用)のANDゲートG9がイネーブルし、
分周回路2からの16Hzの早送りパルスがORゲー
トG2に供給される。ORゲートG2の出力によ
り、通常の動作のところで述べたことが、1Hzの
通常ではなく16Hzの早送りパルスについて成立す
る。この結果、秒針Sは16Hzの早送りで回転す
る。一方、RSF/F12のセツトに伴い、コイ
ル13も励磁され、電磁石EM(第2図参照)は
動作状態となる。
使用者はリユーズCRを引く。するとスイツチ1
0がオンしてワンシヨツト11よりワンシヨツト
パルスがRSF/F12に与えられ、これをセツ
トする。このため、いままでイネーブルしていた
1Hz用のANDゲートG1は閉じ、代りに16Hz用
(早送り用)のANDゲートG9がイネーブルし、
分周回路2からの16Hzの早送りパルスがORゲー
トG2に供給される。ORゲートG2の出力によ
り、通常の動作のところで述べたことが、1Hzの
通常ではなく16Hzの早送りパルスについて成立す
る。この結果、秒針Sは16Hzの早送りで回転す
る。一方、RSF/F12のセツトに伴い、コイ
ル13も励磁され、電磁石EM(第2図参照)は
動作状態となる。
したがつて、間まなく秒針Sは文字板W上の基
準位置(0秒の位置)に達し、ここで電磁石の作
用により停止する。もはや、早送りパルスを加え
ても秒針Sは動かない。
準位置(0秒の位置)に達し、ここで電磁石の作
用により停止する。もはや、早送りパルスを加え
ても秒針Sは動かない。
この現象は、通常の時計モードの場合と同様に
非回転検出回路9により検出される(第5図のk
の<非回転検出>参照)。第5図は第1図のライ
ンhとiのうちラインi上に加えたパルスがパル
スモータ6を歩進させない無効パルスとなつた場
合を示している。
非回転検出回路9により検出される(第5図のk
の<非回転検出>参照)。第5図は第1図のライ
ンhとiのうちラインi上に加えたパルスがパル
スモータ6を歩進させない無効パルスとなつた場
合を示している。
この回転無効の検出パルスはANDゲートG1
1を通つてEX−ORゲートG3に加わるための
EX−ORゲートG3は分周回路2からの16Hz早
送りパルスをしゃ断し、一時的にEX−ORゲー
トG3の出力は“L”となり、その後“H”とな
る(第5図の信号C参照)。この“H”レベルへ
の還移により、TF/F3の状態は上述した無効
パルスが発生する前の状態に戻る。これは後にリ
ユーズを押して時計モードに戻したときに、最初
の1Hzパルスにより駆動回路5を介してパルスモ
ータ6が歩進するようにするためである。
1を通つてEX−ORゲートG3に加わるための
EX−ORゲートG3は分周回路2からの16Hz早
送りパルスをしゃ断し、一時的にEX−ORゲー
トG3の出力は“L”となり、その後“H”とな
る(第5図の信号C参照)。この“H”レベルへ
の還移により、TF/F3の状態は上述した無効
パルスが発生する前の状態に戻る。これは後にリ
ユーズを押して時計モードに戻したときに、最初
の1Hzパルスにより駆動回路5を介してパルスモ
ータ6が歩進するようにするためである。
一方、ANDゲートG11を通つた非回転検出
パルスはセツト・リセツトフリツプフロツプ
(RSF/F)14へ送られ、セツト・リセツトフ
リツプフロツプ(RFS/F)14をセツトし、
これにより分周回路2はリセツト状態におかれ、
動作を停止する。また上記非回転検出パルスは
SF/F12のリセツト入力にも送られる。これ
により、早送りモードは終了し、RSF/F12
のが“H”レベルとなり、ANDゲートG1が
イネーブルされた状態となり、コイル13が消磁
され、通常の計時モードへの準備が整えられる。
パルスはセツト・リセツトフリツプフロツプ
(RSF/F)14へ送られ、セツト・リセツトフ
リツプフロツプ(RFS/F)14をセツトし、
これにより分周回路2はリセツト状態におかれ、
動作を停止する。また上記非回転検出パルスは
SF/F12のリセツト入力にも送られる。これ
により、早送りモードは終了し、RSF/F12
のが“H”レベルとなり、ANDゲートG1が
イネーブルされた状態となり、コイル13が消磁
され、通常の計時モードへの準備が整えられる。
かくして、秒針の自動アジヤスト処理は完了
し、秒針Sは第3図のロに示す基準位置を維持す
る。
し、秒針Sは第3図のロに示す基準位置を維持す
る。
ここで、必要なら、使用者はリユーズを回し
て、時針H、分針Mについても手動の時刻合せを
行うことができる。
て、時針H、分針Mについても手動の時刻合せを
行うことができる。
合わせたい時刻のタイミングで使用者がリユー
ズを押すと、スイツチ10がオフしインバータG
12、セツト・リセツトフリツプフロツプ
RSF/F14を介して分周回路2はリセツト状
態から開放され、発振回路1からのクロツク信号
の計時ないし分周処理を開始、1秒後に1Hzの分
周出力が立ち上り、各種ゲート、TF/F3、駆
動回路5、パルスモータ6、輪列機構7を介して
秒針の運針が開始され、以降、通常の動作が続け
られる。
ズを押すと、スイツチ10がオフしインバータG
12、セツト・リセツトフリツプフロツプ
RSF/F14を介して分周回路2はリセツト状
態から開放され、発振回路1からのクロツク信号
の計時ないし分周処理を開始、1秒後に1Hzの分
周出力が立ち上り、各種ゲート、TF/F3、駆
動回路5、パルスモータ6、輪列機構7を介して
秒針の運針が開始され、以降、通常の動作が続け
られる。
なお、上記実施例は本考案を制限するものでは
なく、本考案はその趣旨の範囲において種々、変
形変更可能である。例えば、実施例の教示する動
作のマイクロコンピユータを使つて実現すること
が可能であり、そのためのプログラミング技術は
当業者が容易に行うことのできる範囲内にある。
また動作倫理についても、種々変更が可能であ
り、例えば、拘束ないし停止手段の消勢条件(コ
イル13の消磁の条件)をリユーズを押すことと
してもよい。
なく、本考案はその趣旨の範囲において種々、変
形変更可能である。例えば、実施例の教示する動
作のマイクロコンピユータを使つて実現すること
が可能であり、そのためのプログラミング技術は
当業者が容易に行うことのできる範囲内にある。
また動作倫理についても、種々変更が可能であ
り、例えば、拘束ないし停止手段の消勢条件(コ
イル13の消磁の条件)をリユーズを押すことと
してもよい。
[考案の効果]
以上詳述したように、この考案では、秒針を早
送りして帰零修正する場合に、パルスモータのコ
イルに駆動パルスを印加した際にパルスモータの
回転・非回転を検出する検出回路を用いて、秒針
早送りを停止するようにしたので、秒針が所定位
置に来たことを検出する回路を付加しなくとも電
子的な帰零装置が実現化できる。
送りして帰零修正する場合に、パルスモータのコ
イルに駆動パルスを印加した際にパルスモータの
回転・非回転を検出する検出回路を用いて、秒針
早送りを停止するようにしたので、秒針が所定位
置に来たことを検出する回路を付加しなくとも電
子的な帰零装置が実現化できる。
第1図はこの考案の一実施例の構成図、第2図
は秒針停止手段の一構成例を示す図、第3図は帰
零動作を説明するために用いる実施例の指針式電
子時計の正面図、第4図は実施例の計時モードで
のタイムヤート、第5図は実施例の時刻修正モー
ドでのタイムチヤートである。 9……非回転検出回路、EM……電磁石。
は秒針停止手段の一構成例を示す図、第3図は帰
零動作を説明するために用いる実施例の指針式電
子時計の正面図、第4図は実施例の計時モードで
のタイムヤート、第5図は実施例の時刻修正モー
ドでのタイムチヤートである。 9……非回転検出回路、EM……電磁石。
Claims (1)
- パルスモータに駆動パルスを印加した際に前記
パルスモータの回転・非回転を検出回路で検出
し、非回転の場合前記パルスモータに補正パルス
を供給してパルスモータの回転を補償する指針式
電子時計において、秒針を帰零するために操作さ
れるスイツチと、このスイツチが操作された際に
秒針が所定位置に到達した時前記パルスモータの
回転に負荷を与える負荷手段と、前記スイツチが
操作された際に前記検出回路で前記パルスモータ
の非回転が検出されるまで前記パルスモータに早
送りパルスを供給して前記秒針を早送りする手段
とを具備したことを特徴とする指針式電子時計の
帰零装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19800285U JPH043274Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19800285U JPH043274Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106186U JPS62106186U (ja) | 1987-07-07 |
JPH043274Y2 true JPH043274Y2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=31158287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19800285U Expired JPH043274Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH043274Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP19800285U patent/JPH043274Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106186U (ja) | 1987-07-07 |
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