JPH043274Y2 - - Google Patents

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JPH043274Y2
JPH043274Y2 JP19800285U JP19800285U JPH043274Y2 JP H043274 Y2 JPH043274 Y2 JP H043274Y2 JP 19800285 U JP19800285 U JP 19800285U JP 19800285 U JP19800285 U JP 19800285U JP H043274 Y2 JPH043274 Y2 JP H043274Y2
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pulse
gate
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rotation
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は指針式電子時計の時刻修正技術に関
し、特に秒針の基準位置(通常“0秒”の位置)
にアジヤストする指針式電子時計の帰零装置に関
する。
[従来技術と問題点] 従来この種の帰零装置においては、秒針が基準
の位置にあるこを検出するため、専用のセンサー
として、光センサーや磁気センサーと、そのセン
サーの出力を検出するための検出回路を用い、検
出回路の出力で早送りを停止することで秒針の
“0秒”位置合せを行うことが考えられている。
技術では基準位置への帰零のため専用の回路を必
要とした。
[考案の目的] この考案は上記の事情を鑑みてなされたもので
その目的とするところは、専用の回路を用いるこ
となく秒針の基準位置ぎめができる指針式電子時
計の帰零装置を提供することにある。
[考案の要点] 上記の目的を達成するため、この考案は、パル
スモータに駆動パルスを印加した時に、確実にパ
ルスモータが回転したか否かを検出するための検
出回路を時刻修正モードでも兼用し、秒針が基準
位置に早送りされたことを検出回路で検出して、
その検出出力により秒針の早送りを完了させるよ
うにしたことを特徴とする。
[実施例] 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。構成図を示す第1図において、発振回路
1は本時計のクロツク源でそのクロツク出力は分
周回路2により分周される。分周回路2はバイナ
リフリツプフロツプからなる複数の分周段より成
り、その中間分周段より比較的高速の分周出力が
パルス成形回路4へそのパルス幅信号として、ま
た16Hzの分周出力が通常禁止状態にあり、秒アジ
ヤストのモードでイネーブルとなるANDゲート
G9に結合している。この16Hzの分周出力は秒ア
ジヤストモードで指針を早送りするのに用いられ
る。さらに、分周回路2の最終段からは1Hzの分
周出力が出され、これは通常の時計モードでイネ
ーブルされるANDゲートG1を通り第2入力が
上記ANDゲートG9の出力と結合している2入
力ORゲートG2に結合している。ORゲートG
2の出力はEX−ORゲートG3,G4に結合し
ている。
EX−ORゲートG3の出力はトグルフリツプ
フロツプ(TF/F)3に結合し、一方EX−OR
ゲートG4の出力はパルス成形回路4と結合して
いる。
TF/F3のQ出力と出力は夫々2入力AND
ゲートG5とG6に結合しており、これらのゲー
トの残りの入力は上記パルス成形回路4の出力に
結合している。通常の計時モードではこのAND
ゲートG5とANDゲートG6より交互に1/2Hzの
パルス列が出力され、駆動回路5に入力され、こ
れを介してパルスモータ6が駆動される。パルス
モータ6の出力は輪列機構7を介して減速され、
指針8を運針する。
9は駆動回路5と結合する非回転検出回路で後
述するように指針が通常の運針を行う計時モード
でも、時刻修正モード(早送りモード)でも使用
される。関連するゲートであるANDゲートG7
は計時モードでの検出タイミング信号(1Hz)を
与え、一方ANDゲートG8は早送りモードでの
検出タイミング信号(16Hz)を与え一方ANDゲ
ートG8は早送りモードでの検出タイミング信号
(16Hz)与える。周知のように非回転検出回路は
パルスモータの非回転現象、すなわち駆動パルス
を与えたにもかかわらずパルスモータが回転しな
いという現象を検出するものであるが、この考案
における非回転検出回路9は秒針の基準位置を検
出するものとしても用いられており、秒アジヤス
トの際の非回転現象を通して秒針の基準位置を検
出している。計時モード下での非回転検出出力は
ANDゲートG10を通つて上述したEX−ORゲ
ートG4に結合し、一方、早送りモード下での非
回転検出出力はANDゲートG11を通つて上述
したEX−ORゲートG3に結合するとともに、
セツト・リセツトフリツプフロツプ(RSF/F)
12のリセツト入力及び分周回路2をリセツトす
るセツト・リセツトフリツプフロツプ(RSF/
F)14のセツト入力に結合する。
10はリユーズCR(第3図参照)の接点ないし
スイツチでリユースCRを押した計時モードでは
図示のオフ位置になり、リユーズCRを引いた時
刻修正モードではオン位置になる。リユーズを押
すとスイツチ10がオフしてインバータG12を
介してセツト・リセツトフリツプフロツプ
(RSF/F)14がリセツトされることにより分
周回路2がリセツト状態から解除されるようにな
つている。一方リユーズを引くとスイツチ10が
オンしてワンシヨツト11によりワンシヨツトパ
ルスが出て、これがRSF/F12をセツトし、
その出力Qを“H”すなわち早送りモードのレベ
ルにする。したがつて、RSF/F12は通常は
リセツト状態にあり、その出力により上述した
ANDゲートG10をイネーブルするが、早送り
モードではANDゲートG10をデイスイネーブ
ルする代りに、ANDゲートG9をイネーブルし
て分周回路2から早送りパルス16Hzが駆動回路5
に供給されるようになつている。また、通常時は
ANDゲートG7をイネーブルして分周回路2か
らの1Hzの分周出力がタイミング信号として上述
の非回転検出回路9へ、一方早送りモードでは
ANDゲートG7の代りにANDゲートG8をイネ
ーブルして16Hzの分周出力が同非回転検出回路9
へタイミング信号として入力されるようにしてい
る。
コイル13は時刻修正モードで励磁されるコイ
ルで、第1図ではRSF/F12がセツト状態に
ある早送り期間の間励磁される。このコイル13
は秒針が基準位置に来たときパルスモータに負荷
を与える負荷手段の一部を成すものである。
この負荷手段の一例を第2図に示す。第2図の
負荷手段は電磁方式の秒針ストツパで、図中のコ
イル13が第1図のコイル13を表わしている。
このコイルを巻回した電磁石EMは第3図のPで
示す基準位置(ここでは0秒の位置)に取り付け
られており、一方、3つの指針(H,M,S)の
うち秒針Sの先端は磁性材料、例えば永久磁石で
できている。したがつて秒針Sが歩進をつづけて
文字盤W上の基準位置としての0秒の位置Pに達
すると近接する電磁石EMの作用でその動きが拘
束され、基準位置Pに停止する。
動 作 以上のように構成した実施例の動作について、
以下、第4図、第5図及び第3図を参照して説明
する。
第4図は第3図のイに示すようにリユーズCR
が通常の位置で、指針が通常の駆動を続ける計時
モードにおけるタイミングチヤートであり、図中
のa〜jの記号は第1図に示す同一記号が示すラ
イン上の信号を示している。このような通常モー
ドでは。スイツチ10はオフ状態にあり、
RSF/F12はリセツト状態にあるため、AND
ゲートG9がイネーブルしており、分周回路2か
らの1Hz信号がこのANDゲートG9を通り、
TF/F3とパルス形成回路4に入力される。そ
してTF/F3のトグル作用により、ラインe上
とf上には1/2Hzの相補な分周パルスが発生し、
またパルス成形回路4のパルス整形作用によりラ
インg上には1秒ごとにパルスが発生する。この
結果、ラインhとiには1秒ごとに交代する2相
パルスが出、これが駆動回路5を介してレベル変
換され、パルスモータ6の巻線に加えられる。こ
の結果パルスモータ6は1ステツプ/秒で歩進
し、輪列機構7を介して指針を運針させる。
ここで第4図の<非回転検出>で示すように、
非回転検出回路9によりパルスモータ6の非回転
現象が検出されたときについて述べると、この検
出出力はラインhはたはiを介して駆動パルスを
パルスモータ6に加えたにもかかわらずパルスモ
ータ6が回転(歩進)しないときに発生する。第
4図ではラインh上のパルスがパルスモータ6を
回転させなかつた場合を示している。このとき第
1図の回路は、この無効パルスの直後に再度パル
スを同ラインに発生するように働く。より詳しく
いうと、ANDゲートG10を介してラインj上
に非回転検出回路9からの非回転検出パルスが乗
り、これがEX−ORゲートG4に加えられる。
このためパルス成形回路4より再度短かい幅のパ
ルスが出力され、これがANDゲートG5を経て
ラインh上に乗り、駆動回路5を介してパルスモ
ータ6に同一極性の駆動パルスを再印加する。こ
れによりパルスモータ6は歩進し、時刻のズレが
補償される。
次に時刻修正の場合について述べる。この場合
使用者はリユーズCRを引く。するとスイツチ1
0がオンしてワンシヨツト11よりワンシヨツト
パルスがRSF/F12に与えられ、これをセツ
トする。このため、いままでイネーブルしていた
1Hz用のANDゲートG1は閉じ、代りに16Hz用
(早送り用)のANDゲートG9がイネーブルし、
分周回路2からの16Hzの早送りパルスがORゲー
トG2に供給される。ORゲートG2の出力によ
り、通常の動作のところで述べたことが、1Hzの
通常ではなく16Hzの早送りパルスについて成立す
る。この結果、秒針Sは16Hzの早送りで回転す
る。一方、RSF/F12のセツトに伴い、コイ
ル13も励磁され、電磁石EM(第2図参照)は
動作状態となる。
したがつて、間まなく秒針Sは文字板W上の基
準位置(0秒の位置)に達し、ここで電磁石の作
用により停止する。もはや、早送りパルスを加え
ても秒針Sは動かない。
この現象は、通常の時計モードの場合と同様に
非回転検出回路9により検出される(第5図のk
の<非回転検出>参照)。第5図は第1図のライ
ンhとiのうちラインi上に加えたパルスがパル
スモータ6を歩進させない無効パルスとなつた場
合を示している。
この回転無効の検出パルスはANDゲートG1
1を通つてEX−ORゲートG3に加わるための
EX−ORゲートG3は分周回路2からの16Hz早
送りパルスをしゃ断し、一時的にEX−ORゲー
トG3の出力は“L”となり、その後“H”とな
る(第5図の信号C参照)。この“H”レベルへ
の還移により、TF/F3の状態は上述した無効
パルスが発生する前の状態に戻る。これは後にリ
ユーズを押して時計モードに戻したときに、最初
の1Hzパルスにより駆動回路5を介してパルスモ
ータ6が歩進するようにするためである。
一方、ANDゲートG11を通つた非回転検出
パルスはセツト・リセツトフリツプフロツプ
(RSF/F)14へ送られ、セツト・リセツトフ
リツプフロツプ(RFS/F)14をセツトし、
これにより分周回路2はリセツト状態におかれ、
動作を停止する。また上記非回転検出パルスは
SF/F12のリセツト入力にも送られる。これ
により、早送りモードは終了し、RSF/F12
のが“H”レベルとなり、ANDゲートG1が
イネーブルされた状態となり、コイル13が消磁
され、通常の計時モードへの準備が整えられる。
かくして、秒針の自動アジヤスト処理は完了
し、秒針Sは第3図のロに示す基準位置を維持す
る。
ここで、必要なら、使用者はリユーズを回し
て、時針H、分針Mについても手動の時刻合せを
行うことができる。
合わせたい時刻のタイミングで使用者がリユー
ズを押すと、スイツチ10がオフしインバータG
12、セツト・リセツトフリツプフロツプ
RSF/F14を介して分周回路2はリセツト状
態から開放され、発振回路1からのクロツク信号
の計時ないし分周処理を開始、1秒後に1Hzの分
周出力が立ち上り、各種ゲート、TF/F3、駆
動回路5、パルスモータ6、輪列機構7を介して
秒針の運針が開始され、以降、通常の動作が続け
られる。
なお、上記実施例は本考案を制限するものでは
なく、本考案はその趣旨の範囲において種々、変
形変更可能である。例えば、実施例の教示する動
作のマイクロコンピユータを使つて実現すること
が可能であり、そのためのプログラミング技術は
当業者が容易に行うことのできる範囲内にある。
また動作倫理についても、種々変更が可能であ
り、例えば、拘束ないし停止手段の消勢条件(コ
イル13の消磁の条件)をリユーズを押すことと
してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案では、秒針を早
送りして帰零修正する場合に、パルスモータのコ
イルに駆動パルスを印加した際にパルスモータの
回転・非回転を検出する検出回路を用いて、秒針
早送りを停止するようにしたので、秒針が所定位
置に来たことを検出する回路を付加しなくとも電
子的な帰零装置が実現化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成図、第2図
は秒針停止手段の一構成例を示す図、第3図は帰
零動作を説明するために用いる実施例の指針式電
子時計の正面図、第4図は実施例の計時モードで
のタイムヤート、第5図は実施例の時刻修正モー
ドでのタイムチヤートである。 9……非回転検出回路、EM……電磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルスモータに駆動パルスを印加した際に前記
    パルスモータの回転・非回転を検出回路で検出
    し、非回転の場合前記パルスモータに補正パルス
    を供給してパルスモータの回転を補償する指針式
    電子時計において、秒針を帰零するために操作さ
    れるスイツチと、このスイツチが操作された際に
    秒針が所定位置に到達した時前記パルスモータの
    回転に負荷を与える負荷手段と、前記スイツチが
    操作された際に前記検出回路で前記パルスモータ
    の非回転が検出されるまで前記パルスモータに早
    送りパルスを供給して前記秒針を早送りする手段
    とを具備したことを特徴とする指針式電子時計の
    帰零装置。
JP19800285U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH043274Y2 (ja)

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