JPH033512Y2 - - Google Patents

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JPH033512Y2
JPH033512Y2 JP12495183U JP12495183U JPH033512Y2 JP H033512 Y2 JPH033512 Y2 JP H033512Y2 JP 12495183 U JP12495183 U JP 12495183U JP 12495183 U JP12495183 U JP 12495183U JP H033512 Y2 JPH033512 Y2 JP H033512Y2
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JP
Japan
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lid
stopper
disk
case body
sliding path
Prior art date
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JP12495183U
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JPS6033089U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はデイスク収納ケースに関するものであ
る。
従来の技術 従来、光学式ビデオデイスクやオーデイオデイ
スクあるいはコンパクトデイスク等のデイスク1
Aは、不使用時に第1図に示すようなデイスク収
納ケースに収納して保存している。これについ
て、図面を用いて説明する。21はデイスク(図
示せず)を収納するケース本体で、一端側にピン
23,24を設けている。22は蓋であり、ピン
23,24に嵌合する穴25,26が設けられ、
ケース本体21に開閉自在に枢支されている。2
7はデイスクの中心孔を嵌合する突起部である。
28,29はケース本体21に設けられた凹部、
31,31は凸部で、凹部28,29に各々係合
する位置に蓋22に設けられている。凹部28,
29と凸部30,31との形状、寸法は蓋22を
閉じるときにある程度撓んで嵌合するように設定
されている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、第1図に示すデイスク収納ケー
スの構成では、不注意や乱暴な取扱いにより取り
落としたり衝撃を与えたりした場合、蓋22が開
動する方向に外力が作用したり、衝撃時などの反
作用により蓋22の質量に応じた力が作用したり
することがあり、凹部28,29と凸部30,3
1との嵌合が外れて、蓋22が開いて、デイスク
がケース外へ飛び出して、露出して汚れたり、破
損したりするおそれがあつた。また、衝撃でロツ
クが外れて蓋22が開かないように、凸部30,
31の高さを設定すると、蓋22の開閉に大変な
力を要することになり、操作性が悪くなる欠点を
有していた。また、長らく使用するうちに、凸部
30,31が摩耗して係合が緩くなり、前述した
ように蓋22が開いてデイスクがケース外へ飛び
だしてしまい、露出して汚れたり、破損したりす
る可能性を有していた。
本考案は上記の問題を解消するもので、良好な
操作性を維持できながら、落下等の衝撃を受けて
外力や反力が作用してもロツク状態を保持できて
デイスクがケースから飛び出さないデイスク収納
ケースを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本考案のデイスク
収納ケースは、一端側で蓋を開閉自在に枢支した
ケース本体内にデイスクの位置決め部を設け、こ
の蓋とケース本体とのいずれか一方の他端側に係
合孔を形成し、他方の他端側閉鎖位置近傍まで延
びる摺動径路を形成し、この摺動径路に、前記係
合孔に外方から係合して蓋の開放を阻止する爪を
有するストツパを、前記係合孔との係脱方向摺動
可能に嵌着するとともに、前記摺動径路と前記ス
トツパとに各々前記ストツパと前記係合孔との係
合位置で互いに係合し合う突部を設け、前記スト
ツパは素材の弾性により前記突部どうしの係合お
よび離脱が可能にしたものである。
作 用 上記構成によつて、蓋を開けるには、ストツパ
を係合孔とストツパとが離間する外方向に引つ張
つて、摺動径路とストツパとに設けた突部どうし
の係合を離脱させる。また、蓋の開放をロツクす
るには、前述と逆方向(内方側)にストツパを押
し込んで突部どうしを係合させる。
故に、ケースを落下させてストツパを衝突して
もストツパに加わる力の方向はストツパを押し込
む方向であるから、蓋のロツクは外れないので、
蓋は開かず、デイスクはケースの外に飛び出さな
い。また、衝突したときの反作用でストツパを引
つ張る方向に力が作用したとしても、ストツパ自
体が小さい質量の部品で構成できるので、この反
作用で、突部どうしの係合を離脱させるだけの力
は発生しないので、蓋は開かず、デイスクはケー
スの外に飛び出さない。
ケース内には、デイスクの位置決め部が設けら
れているので、ケース内でデイスクはがたつくこ
とがない。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図において、1はデイスク、2はデイス
ク1を収納するケース本体、3はケース本体2の
一端側にピン4で開閉自在に枢支された蓋であ
る。5はケース本体2と蓋3との内面に各々張設
された緩衝材であつて、デイスク1の両面側を挟
持する。6はケース本体2の内面中心部に設けら
れたデイスク1の中心孔を嵌合せしめる突起部、
7はケース本体2の周側中央に、各々内側へ膨出
形成されデイスク1の外周縁を接触固定せしめる
保持部であつて、いずれもデイスク1がケース本
体2内でがたつかないよう位置決めする。ケース
本体2のピン4を設けた端側とは反対側の端側に
は、閉鎖時に蓋3の側縁を嵌入せしめる横溝8が
設けられている。横溝8外側のケース本体2端側
中央に形成した切欠部10の対向する両側部の上
下には各々横溝8と直交する方向に延びる摺動径
路11が形成され、この摺動径路11には、蓋3
の開放を阻止するストツパ9が横溝8と直交する
方向に摺動可能に嵌着している。ストツパ9は第
3図に示すように中央の端側に爪12を有し、横
溝8に嵌入した蓋3の側縁に設けられている係合
孔13に係合せしめて蓋3の開放を阻止する。ス
トツパ9の両側部は各々側面視コの字状形成され
て嵌合部14とされ、この嵌合部14で前記ケー
ス本体2の切欠部10両側部の摺動径路11にそ
の上下面を挟持して摺動可能に嵌着自在とされて
いる。摺動径路11の両側とストツパ9の嵌合部
14の先端との上下両側には、互いに係合可能の
突条15,16,17が設けられ、ストツパ9
は、爪12で係合孔13と係合し蓋3の開放を阻
止する位置において、第4図イに示すように突条
17が摺動径路11の内側の突条16と係合し、
また嵌合部14の弾性により突条17が摺動径路
11の内側の突条16を乗り越えて離脱方向(外
方側)に摺動したときに、第4図ロに示すように
摺動係路11の外側の突条15と係合して摺動径
路11から抜け出すことを防止される。これらの
突条15,16,17は各々頂角90゜の山形に形
成され、摺動径路11の外側の抜け出し防止用の
突条15はストツパ9の突条17が容易に乗り越
せない大きさにし、摺動径路11の内側の係止用
の突条16は適当な力で乗り越せる大きさに設定
されている。またストツパ9には弾性の持続性に
富むABS樹脂等を用いるのが適当である。ケー
ス本体2の切欠部10および摺動径路11の互い
に対向する両側面と各々摺接するストツパ9両側
の嵌合部14の外側面および内側面との間の隙間
は少なくともいずれか一方を100μm程度にしてお
くのが望ましい。
ストツパ9は、第3図に示すように外側から横
溝8と直交する矢印の方向(内方側)に両側の嵌
合部14をケース本体2の平行する摺動径路11
に合わせて強く押し込めば、突条17が摺動径路
11の外側の突条15を乗り越えて、第4図ロに
示すように摺動径路11に嵌着される。次に蓋3
を閉鎖した後更に適当な力で内方側へ押し込む
と、第4図イに示すように突条17が摺動径路1
1の内側の突条16を乗り越えてこれと係合し、
爪12が蓋3の係合孔13と係合して蓋3は閉鎖
状態にロツクされる。ロツクを解除するにはスト
ツパ9を逆の方向(外方側)に引き出せばよい。
本考案は以上のように実施することにより、ケ
ース本体2内に収納されたデイスク1が、ケース
本体2内で突起部6と保持部7とにより位置決め
される上に、両面を緩衝材5により挟持されるの
で、ケース本体2に大きな衝撃を受けてもデイス
ク1がケース本体2内で損傷するおそれは全くな
くなる。また蓋3が、内方側に摺動されたストツ
パ9の爪12により確実にロツクされるので、ケ
ース本体2を不注意により取り落としても外力や
その反力によりロツク状態が解除されることはな
く、不測に蓋3が開いてデイスク1がはみ出し汚
れたり傷んだりすることもない。ストツパ9の摺
動径路11への嵌着や、ロツク操作も至つて簡単
となる 考案の効果 本考案のデイスク収納ケースによれば、ケース
本体内にデイスクの位置決め部を設けたので、デ
イスクががたつくことなく確実に収納され、大き
な衝撃を受けてもケース本体内で損傷するおそれ
がなく、またケース本体の一端側で枢支された蓋
が他端側で内方に摺動されたストツパの爪により
開放を阻止されるので、外力や反力が収納ケース
に作用しても、ロツク状態は保持され、従来のよ
うに蓋が不測に開いてデイスクがはみ出して汚れ
たり傷んだりするということは防止される。ま
た、ストツパは蓋との係脱方向摺動可能に摺動径
路に嵌合しているので、ロツクの構造および操作
が至つて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は本考案の一
実施例を示す斜視図、第3図は第2図の要部分解
斜視図、第4図イは蓋のロツク状態を示す要部断
面図、同図ロは蓋のロツク解除状態を示す要部断
面図である。 1……デイスク、2……ケース本体、3……
蓋、5……緩衝材、6……突起部、7……保持
部、9……ストツパ、11……摺動径路、12…
…爪、13……係合孔、14……嵌合部、15,
16,17……突条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端側で蓋を開閉自在に枢支したケース本体
    内にデイスクの位置決め部を設け、この蓋とケ
    ース本体とのいずれか一方の他端側に係合孔を
    形成し、他方の他端側に、外方から前記一方の
    他端側閉鎖位置近傍まで延びる摺動径路を形成
    し、この摺動通路に、前記係合孔に外方から係
    合して蓋の開放を阻止する爪を有するストツパ
    を、前記係合孔との係脱方向摺動可能に嵌着す
    るとともに、前記摺動径路と前記ストツパとに
    各々前記ストツパと前記係合孔との係合位置で
    互いに係合し合う突部を設け、前記ストツパは
    素材の弾性により前記突部どうしの係合および
    離脱が可能に構成したデイスク収納ケース。 2 ケース本体と蓋との内面に、各々デイスクの
    両面を挟持する緩衝材を張設した実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のデイスク収納ケース。
JP12495183U 1983-08-10 1983-08-10 ディスク収納ケ−ス Granted JPS6033089U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12495183U JPS6033089U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ディスク収納ケ−ス

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JP12495183U JPS6033089U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ディスク収納ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS6033089U JPS6033089U (ja) 1985-03-06
JPH033512Y2 true JPH033512Y2 (ja) 1991-01-29

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JP12495183U Granted JPS6033089U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ディスク収納ケ−ス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6294970U (ja) * 1985-12-04 1987-06-17

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JPS6033089U (ja) 1985-03-06

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