JPH0334685Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0334685Y2 JPH0334685Y2 JP19916783U JP19916783U JPH0334685Y2 JP H0334685 Y2 JPH0334685 Y2 JP H0334685Y2 JP 19916783 U JP19916783 U JP 19916783U JP 19916783 U JP19916783 U JP 19916783U JP H0334685 Y2 JPH0334685 Y2 JP H0334685Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical conductivity
- sensor
- electrode
- base
- measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000011152 fibreglass Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野)
本考案は、一般に、電気伝導度測定用センサに
関し、特に液体等の電気伝導度を測定するための
電気伝導度測定用センサに関する。
関し、特に液体等の電気伝導度を測定するための
電気伝導度測定用センサに関する。
第1図は、従来技術に従う電気伝導度測定用セ
ンサの一例を示した図である。電気伝導度測定用
センサは、一般に、コネクタ1と、該コネクタと
2本の電極9とを接続する複数のリード線3と、
前記2本の電極9の一部分と嵌合すると共にこれ
ら2本の電極9と前記リード線3との半田付け部
分7を包含するエポキシ樹脂充填部5(以下単に
「基部5」という)とで構成されている。前記2
本の電極9は、電極間隙13を挾んで対向する一
方がその内部先端方に例えばサーミスタ等で構成
される温度センサ11を備えている。
ンサの一例を示した図である。電気伝導度測定用
センサは、一般に、コネクタ1と、該コネクタと
2本の電極9とを接続する複数のリード線3と、
前記2本の電極9の一部分と嵌合すると共にこれ
ら2本の電極9と前記リード線3との半田付け部
分7を包含するエポキシ樹脂充填部5(以下単に
「基部5」という)とで構成されている。前記2
本の電極9は、電極間隙13を挾んで対向する一
方がその内部先端方に例えばサーミスタ等で構成
される温度センサ11を備えている。
上記のごとき構成の電気伝導度測定用センサ
は、一般に、純水製造装置において製造された純
水の電気伝導度を測定するために用いられるもの
であり、該純水の純度は測定された電気伝導度に
よつて判断される。
は、一般に、純水製造装置において製造された純
水の電気伝導度を測定するために用いられるもの
であり、該純水の純度は測定された電気伝導度に
よつて判断される。
しかして純水等の電気伝導度の測定は、具体的
には液体中に前記2本の電極9を入れ、電極間隙
13における電気抵抗を測定することによつて行
なつている。
には液体中に前記2本の電極9を入れ、電極間隙
13における電気抵抗を測定することによつて行
なつている。
従来から該センサに用いられる電極形状は、例
えば被測定物である液体の流動による圧力によつ
て電極間隙13が影響を受けないような形状であ
ることを要求されている。電極9が流体の圧力を
受けることにより電極間隙13に変化をきたすと
電気伝導度の測定に誤差を生ずるためである。
えば被測定物である液体の流動による圧力によつ
て電極間隙13が影響を受けないような形状であ
ることを要求されている。電極9が流体の圧力を
受けることにより電極間隙13に変化をきたすと
電気伝導度の測定に誤差を生ずるためである。
従つて電気伝導度測定用センサの電極形状は、
電極9に加わる流体圧力に対する強度を無視して
決定するわけには行かず、どうしても第1図にて
図示するような比較的簡便な形状とならざるを得
なかつた。
電極9に加わる流体圧力に対する強度を無視して
決定するわけには行かず、どうしても第1図にて
図示するような比較的簡便な形状とならざるを得
なかつた。
しかしながら、第1図のごときセンサを用いて
例えば純水等の流体の電気伝導度を測定しようと
すると、電極間隙13の基部5寄りに発生した気
泡の電極9への付着度合の変化によつて電極の表
面積が変化して測定誤差を生ずる原因となるとい
う問題点があつた。
例えば純水等の流体の電気伝導度を測定しようと
すると、電極間隙13の基部5寄りに発生した気
泡の電極9への付着度合の変化によつて電極の表
面積が変化して測定誤差を生ずる原因となるとい
う問題点があつた。
従つて本考案は、従来の技術の上記問題点を改
善するもので、その目的は、電極間隙の気泡発生
による誤測定を防止した高精度な測定の可能な電
気伝導度測定用センサを提供するこにある。
善するもので、その目的は、電極間隙の気泡発生
による誤測定を防止した高精度な測定の可能な電
気伝導度測定用センサを提供するこにある。
上記目的を達成するため、一端が基部に対して
互いに一定間隔をもつて並列に挿入固定され、基
部に対して挿入されていない他端側において液体
の電気伝導度を測定する複数の電極を備えた電気
伝導度測定用センサにおいて、本考案は、前記挿
入されていない他端側の電極のうち基部に対する
挿入つけ根部の近傍を、薄膜の絶縁物によつて被
覆したことを要旨とする。
互いに一定間隔をもつて並列に挿入固定され、基
部に対して挿入されていない他端側において液体
の電気伝導度を測定する複数の電極を備えた電気
伝導度測定用センサにおいて、本考案は、前記挿
入されていない他端側の電極のうち基部に対する
挿入つけ根部の近傍を、薄膜の絶縁物によつて被
覆したことを要旨とする。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第2図は、本考案に従う電気伝導度測定用セン
サの一実施例を示した図である。第2図におい
て、第1図と参照番号が同符号のものは同一物を
示す。
サの一実施例を示した図である。第2図におい
て、第1図と参照番号が同符号のものは同一物を
示す。
第2図において、基部5の外周を被覆する部材
17は、図から明らかなように基部5から一対の
電極9を被覆する部分17aに至るまで一体モー
ルド化されている。部材17を構成する材質は電
気的にみて絶縁物であればよく、本実施例におい
ては整形加工が容易なうえ軽量なFRP(ガラス繊
維強化プラスチツク)を使用している。電極9を
被覆する部分17aは図から明らかなように可能
な限りFRP樹脂の肉厚を薄くして薄膜状に前記
電極9の外周面の一部を被覆している。電極間隙
13に発生する測定時の気泡は、経験則上前記電
極間隙13の基部5寄りに偏在していることが知
られているので、本実施例では該経験則に基づい
て気泡が電極9に付着する部分をすべてFRP樹
脂によつて被覆した。
17は、図から明らかなように基部5から一対の
電極9を被覆する部分17aに至るまで一体モー
ルド化されている。部材17を構成する材質は電
気的にみて絶縁物であればよく、本実施例におい
ては整形加工が容易なうえ軽量なFRP(ガラス繊
維強化プラスチツク)を使用している。電極9を
被覆する部分17aは図から明らかなように可能
な限りFRP樹脂の肉厚を薄くして薄膜状に前記
電極9の外周面の一部を被覆している。電極間隙
13に発生する測定時の気泡は、経験則上前記電
極間隙13の基部5寄りに偏在していることが知
られているので、本実施例では該経験則に基づい
て気泡が電極9に付着する部分をすべてFRP樹
脂によつて被覆した。
上記のような構成において、被測定物たる純水
15に電極を入れると電極間隙に発生する気泡は
すべて薄膜部分17aに付着するので電極9の表
面積が気泡の付着によつて変動することはなくな
る。
15に電極を入れると電極間隙に発生する気泡は
すべて薄膜部分17aに付着するので電極9の表
面積が気泡の付着によつて変動することはなくな
る。
又FRPによつて構成される薄膜部分17aの
樹脂肉厚を可能な限り薄くしたので電極9と薄膜
部分17aとのモールド部における漏水に対する
耐水圧性も向上する。
樹脂肉厚を可能な限り薄くしたので電極9と薄膜
部分17aとのモールド部における漏水に対する
耐水圧性も向上する。
以上説明したように本考案によれば、液体の流
動に際して発生する気泡が付着するおそれのある
各電極の基部に対する挿入つけ根部の近傍を、絶
縁物によつて被覆することとしたので、測定誤差
の原因となる気泡の電極への付着を防止出来、高
精度な測定の可能な電気伝導度測定用センサを提
供することが出来る。
動に際して発生する気泡が付着するおそれのある
各電極の基部に対する挿入つけ根部の近傍を、絶
縁物によつて被覆することとしたので、測定誤差
の原因となる気泡の電極への付着を防止出来、高
精度な測定の可能な電気伝導度測定用センサを提
供することが出来る。
第1図は、従来技術に従う電気伝導度測定用セ
ンサの一例を示した図、第2図は、本考案に従う
電気伝導度測定用センサの一実施例を示した図で
ある。 9……電極、17a……薄膜部分。
ンサの一例を示した図、第2図は、本考案に従う
電気伝導度測定用センサの一実施例を示した図で
ある。 9……電極、17a……薄膜部分。
Claims (1)
- 一端が基部に対して互いに一定間隔をもつて並
列に挿入固定され、基部に対して挿入されていな
い他端側において液体の電気伝導度を測定する複
数の電極を備えた電気伝導度測定用センサにおい
て、前記挿入されていない他端側の電極のうち基
部に対する挿入つけ根部の近傍を、薄膜の絶縁物
によつて被覆したことを特徴とする電気伝導度測
定用センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19916783U JPS60109045U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 電気伝導度測定用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19916783U JPS60109045U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 電気伝導度測定用センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60109045U JPS60109045U (ja) | 1985-07-24 |
JPH0334685Y2 true JPH0334685Y2 (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=30758835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19916783U Granted JPS60109045U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 電気伝導度測定用センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60109045U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8965173B2 (en) | 1998-07-30 | 2015-02-24 | Tivo Inc. | Multimedia stream processing system |
US9002173B2 (en) | 1998-07-30 | 2015-04-07 | Tivo Inc. | Digital security surveillance system |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP19916783U patent/JPS60109045U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8965173B2 (en) | 1998-07-30 | 2015-02-24 | Tivo Inc. | Multimedia stream processing system |
US9002173B2 (en) | 1998-07-30 | 2015-04-07 | Tivo Inc. | Digital security surveillance system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60109045U (ja) | 1985-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN208223387U (zh) | 一种电阻式应变传感器 | |
JPH0334685Y2 (ja) | ||
CN203643047U (zh) | 一种用于食品加工机的高可靠性温度传感器 | |
JP3590157B2 (ja) | 電子体温計用プリント基板、それを用いた電子体温計、及びその製造方法 | |
JPH0463340B2 (ja) | ||
CN207816492U (zh) | 一种压阻式陶瓷张力传感器 | |
JPH0210459Y2 (ja) | ||
JPS5939625Y2 (ja) | 温度センサ− | |
JPH07239279A (ja) | 燃料温センサ | |
JP2020180790A (ja) | センサアダプタ及び配線部品 | |
CN2898791Y (zh) | 人体温度传感器 | |
JPS6126925Y2 (ja) | ||
JPS5848595Y2 (ja) | 温度測定装置の検出端 | |
JPH038999Y2 (ja) | ||
JPH02110322A (ja) | 流体速度測定用プローブ | |
WO2024062521A1 (ja) | 温度センサおよび回転電機 | |
JP4763454B2 (ja) | 温度センサ | |
JPS6388415A (ja) | 電子体温計 | |
JPS5810004U (ja) | 接触形計測装置 | |
JPS6165104A (ja) | ひずみゲ−ジのゲ−ジリ−ドとリ−ド線との接続構造およびその製造装置 | |
JPS5847653B2 (ja) | 電子温度計の温度センサ | |
CN205280233U (zh) | 一种铂电阻表面温度传感器 | |
JPH08149672A (ja) | 絶縁電線の端末接続部 | |
JPH049563Y2 (ja) | ||
JPS5844367Y2 (ja) | ダブルジヤンクシヨン形イオン濃度測定用複合電極 |