JPH0334685Y2 - - Google Patents

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JPH0334685Y2
JPH0334685Y2 JP19916783U JP19916783U JPH0334685Y2 JP H0334685 Y2 JPH0334685 Y2 JP H0334685Y2 JP 19916783 U JP19916783 U JP 19916783U JP 19916783 U JP19916783 U JP 19916783U JP H0334685 Y2 JPH0334685 Y2 JP H0334685Y2
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JP
Japan
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electrical conductivity
sensor
electrode
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measuring
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JP19916783U
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本考案は、一般に、電気伝導度測定用センサに
関し、特に液体等の電気伝導度を測定するための
電気伝導度測定用センサに関する。
〔従来技術〕
第1図は、従来技術に従う電気伝導度測定用セ
ンサの一例を示した図である。電気伝導度測定用
センサは、一般に、コネクタ1と、該コネクタと
2本の電極9とを接続する複数のリード線3と、
前記2本の電極9の一部分と嵌合すると共にこれ
ら2本の電極9と前記リード線3との半田付け部
分7を包含するエポキシ樹脂充填部5(以下単に
「基部5」という)とで構成されている。前記2
本の電極9は、電極間隙13を挾んで対向する一
方がその内部先端方に例えばサーミスタ等で構成
される温度センサ11を備えている。
上記のごとき構成の電気伝導度測定用センサ
は、一般に、純水製造装置において製造された純
水の電気伝導度を測定するために用いられるもの
であり、該純水の純度は測定された電気伝導度に
よつて判断される。
しかして純水等の電気伝導度の測定は、具体的
には液体中に前記2本の電極9を入れ、電極間隙
13における電気抵抗を測定することによつて行
なつている。
従来から該センサに用いられる電極形状は、例
えば被測定物である液体の流動による圧力によつ
て電極間隙13が影響を受けないような形状であ
ることを要求されている。電極9が流体の圧力を
受けることにより電極間隙13に変化をきたすと
電気伝導度の測定に誤差を生ずるためである。
従つて電気伝導度測定用センサの電極形状は、
電極9に加わる流体圧力に対する強度を無視して
決定するわけには行かず、どうしても第1図にて
図示するような比較的簡便な形状とならざるを得
なかつた。
しかしながら、第1図のごときセンサを用いて
例えば純水等の流体の電気伝導度を測定しようと
すると、電極間隙13の基部5寄りに発生した気
泡の電極9への付着度合の変化によつて電極の表
面積が変化して測定誤差を生ずる原因となるとい
う問題点があつた。
〔目的〕
従つて本考案は、従来の技術の上記問題点を改
善するもので、その目的は、電極間隙の気泡発生
による誤測定を防止した高精度な測定の可能な電
気伝導度測定用センサを提供するこにある。
〔構成〕
上記目的を達成するため、一端が基部に対して
互いに一定間隔をもつて並列に挿入固定され、基
部に対して挿入されていない他端側において液体
の電気伝導度を測定する複数の電極を備えた電気
伝導度測定用センサにおいて、本考案は、前記挿
入されていない他端側の電極のうち基部に対する
挿入つけ根部の近傍を、薄膜の絶縁物によつて被
覆したことを要旨とする。
〔実施例〕
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第2図は、本考案に従う電気伝導度測定用セン
サの一実施例を示した図である。第2図におい
て、第1図と参照番号が同符号のものは同一物を
示す。
第2図において、基部5の外周を被覆する部材
17は、図から明らかなように基部5から一対の
電極9を被覆する部分17aに至るまで一体モー
ルド化されている。部材17を構成する材質は電
気的にみて絶縁物であればよく、本実施例におい
ては整形加工が容易なうえ軽量なFRP(ガラス繊
維強化プラスチツク)を使用している。電極9を
被覆する部分17aは図から明らかなように可能
な限りFRP樹脂の肉厚を薄くして薄膜状に前記
電極9の外周面の一部を被覆している。電極間隙
13に発生する測定時の気泡は、経験則上前記電
極間隙13の基部5寄りに偏在していることが知
られているので、本実施例では該経験則に基づい
て気泡が電極9に付着する部分をすべてFRP樹
脂によつて被覆した。
上記のような構成において、被測定物たる純水
15に電極を入れると電極間隙に発生する気泡は
すべて薄膜部分17aに付着するので電極9の表
面積が気泡の付着によつて変動することはなくな
る。
又FRPによつて構成される薄膜部分17aの
樹脂肉厚を可能な限り薄くしたので電極9と薄膜
部分17aとのモールド部における漏水に対する
耐水圧性も向上する。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、液体の流
動に際して発生する気泡が付着するおそれのある
各電極の基部に対する挿入つけ根部の近傍を、絶
縁物によつて被覆することとしたので、測定誤差
の原因となる気泡の電極への付着を防止出来、高
精度な測定の可能な電気伝導度測定用センサを提
供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術に従う電気伝導度測定用セ
ンサの一例を示した図、第2図は、本考案に従う
電気伝導度測定用センサの一実施例を示した図で
ある。 9……電極、17a……薄膜部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が基部に対して互いに一定間隔をもつて並
    列に挿入固定され、基部に対して挿入されていな
    い他端側において液体の電気伝導度を測定する複
    数の電極を備えた電気伝導度測定用センサにおい
    て、前記挿入されていない他端側の電極のうち基
    部に対する挿入つけ根部の近傍を、薄膜の絶縁物
    によつて被覆したことを特徴とする電気伝導度測
    定用センサ。
JP19916783U 1983-12-28 1983-12-28 電気伝導度測定用センサ Granted JPS60109045U (ja)

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JP19916783U JPS60109045U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 電気伝導度測定用センサ

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JP19916783U JPS60109045U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 電気伝導度測定用センサ

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Publication Number Publication Date
JPS60109045U JPS60109045U (ja) 1985-07-24
JPH0334685Y2 true JPH0334685Y2 (ja) 1991-07-23

Family

ID=30758835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19916783U Granted JPS60109045U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 電気伝導度測定用センサ

Country Status (1)

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JP (1) JPS60109045U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8965173B2 (en) 1998-07-30 2015-02-24 Tivo Inc. Multimedia stream processing system
US9002173B2 (en) 1998-07-30 2015-04-07 Tivo Inc. Digital security surveillance system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8965173B2 (en) 1998-07-30 2015-02-24 Tivo Inc. Multimedia stream processing system
US9002173B2 (en) 1998-07-30 2015-04-07 Tivo Inc. Digital security surveillance system

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JPS60109045U (ja) 1985-07-24

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