JPS6126925Y2 - - Google Patents

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JPS6126925Y2
JPS6126925Y2 JP14810978U JP14810978U JPS6126925Y2 JP S6126925 Y2 JPS6126925 Y2 JP S6126925Y2 JP 14810978 U JP14810978 U JP 14810978U JP 14810978 U JP14810978 U JP 14810978U JP S6126925 Y2 JPS6126925 Y2 JP S6126925Y2
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JP
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hollow member
sensor
electrode portion
fet
electrode
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JP14810978U
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JPS5565006U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は先端部にゲート部を、後端部に電極部
を有する化学的感応性電界効果トランジスタ(以
下FETという)を用いた医療用センサーの改良
に関するものである。
ゲート部に感応膜を持つFETを利用して水
素、ナトリウム、カリウム等のイオン、酵素、グ
ルコース、免疫物質、ガス等が測定できることは
既に知られている。これらのセンサーの1例は特
開昭51−139289号や特開昭52−26292号などに開
示されている。このようなFETを利用したセン
サーの特徴は、小型化が容易なこと、一枚のチツ
プや一本のカテーテルの中に複数のセンサーを配
するマルチ化が容易なこと、出力インピーダンス
が低いため測定回路が簡単なことでありこれらの
特徴はとくに医療及び生理学分野のセンサーとし
ての期待がかけられている。
しかしながら、FETセンサーをかかる分野に
用いる場合の最大の問題点は、測定、保存が水溶
液中で行なわれるために、電極部がリークするこ
とである。このことは、FETをカテーテルに挿
入して使用する医療用センサーの場合カテーテル
の構造が、複雑になればなるほどその危険性は増
加する。またカテーテルの構造の複雑化はその製
造コストの上昇を招き、またカテーテルの外面の
滑らかさを欠くこととなり、血液中での測定の際
に血栓を生じやすく、またその外形を整えようと
すれば必然的にカテーテルが太くなり患者の苦痛
をひきおこし、FETの小型であるという特徴を
生かすことができないという欠点があつた。
本考案者らはFETをカテーテル中に挿入して
使用する場合の欠点である電気部でのリークを防
止するため鋭意検討の結果簡単な構造でかつ大量
生産に好適な構造を見い出し、本考案のセンサー
に到達したものである。
すなわち本考案は第1の中空部材内に液密に充
〓〓〓〓〓
填された電気絶縁性樹脂中に、先端部にゲート部
を有し、後端部に電極部を有する細長状の化学的
感応性電界効果トランジスタのゲート部を除く少
なくとも電極部を埋没固定して形成した単位部材
が、側面に開口を有する第2の中空部材の該開口
部に前記部材を形成する該トランジスタのゲート
部が位置するよう第2の中空部材内に挿入固定さ
れてなるセンサーである。
上述のセンサーの特徴は電極部が中空部材内に
封入した電気絶縁性樹脂中に埋没固定されている
点にある。言いかえれば第2の中空部材の内径と
ほぼ等しい外径を持つ第1の中空部材によつて電
極部及びスクライビングにより生じた切断面が保
護されていることである。実際には第2の中空部
材の内径より0〜0.5mm小さい外径を持つ第1の
中空部材内にFETセンサーの電極部及びスクラ
イビングにより生じたシリコン露出部を挿入し、
第1の中空部材とFETの隙間に絶縁材料を充填
して上記電極部及びシリコン露出部を保護する。
第1の中空部材の材質としては電気絶縁性のもの
が好ましくそれらは例えばガラス、セラミツク等
の無機物、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル等の高分
子カテーテルなどである。また中空部材とFET
の間に充填される絶縁材料としては第1の中空部
材の材料に用いられる材質の他にエポキシ樹脂、
シリコン樹脂、アクリル樹脂等がある。充填され
る材料と中空部材の材質が同じ場合は円筒形の型
にFETチツプを入れてからガラスや樹脂を流し
こんで成形してもよい。
本考案に用いられるFETは1端にゲート部、
他端に電極部を持ちゲート部にイオン感応膜を持
つFETであり、その具体的な構造は特願昭52−
132679号に開示されている。
本考案の医療用センサーは電極部が中空部材で
保護されているため絶縁の信頼性がまし、電極部
の機械的強度も増し、またゲート部に接着剤が付
着する危険性が少なくなるため医療用センサー製
作の作業能率も大巾に改善される。さらに、電極
部に接続されるリード線は接着剤の中もしくは第
1の中空部材と第2の中空部材の間を通るため外
液より完全に保護される利点をも有するのであ
る。またかかるFETを医療分野のセンサーとし
て用いる場合一つの物質のみを測定するのではな
く、一組のいくつかの物質を同時に測定しなけれ
ば、正しい状態の把握が困難であることが多い。
例えばこのような組合せの例として血液中の
Na+,K+,Cl+,H+等の電解質イオン、CO2,O2
等がある。このような多種類の物質を測定するた
めのセンサーは、もちろん一本のカテーテル内に
収められていることが、身体の損傷を少なくする
ために好ましい。このためには一枚のシリコンチ
ツプ上に多くのFETを作り、これを一本のカテ
ーテルに収めるのが理想的であるが、センサーは
それぞれ作る方法が異なるため必ずしも一枚のチ
ツプの上に多くのセンサーを作ることが可能であ
るとはいえない。とくに、ガスセンサーはFET
センサーのまわりをガス透過性膜で包む必要があ
るため一枚のチツプ上にガスセンサーとイオンセ
ンサーを作ることは非常に困難である。また、必
ずしもある組合せのセンサーのみが使用されるわ
けでなく、用途により様々な組合せが用いられる
ために、ある決つた組合せのセンサーをチツプの
段階より作るのはむしろ不経済で、各種のセンサ
ーを別々に作つておいてから必要に応じてこれら
を組合せる方が有利な場合が多い。かかる複合セ
ンサーとして使用する場合、本考案のセンサーは
大きな利点を有していることが上述の説明で理解
できるであろう。
次に図面にて本考案の医療用センサーの一例を
説明する。第1図及び第2図はそれぞれ3ケ及び
2ケのFETが組み合わされた複合センサーの例
であり、各FET1の電極部は第1の中空部材2
内に充填された電気絶縁性樹脂3に埋没固定され
ている。かかる第1の中空部材は該部材の外径と
同一か又は少し大きい第2の中空部材4の側面開
口部5に上記FETのゲート部8が位置するよう
挿入され接着剤9で固定される。第2の中空部材
4の開口部5は例えば第2図に示したように先端
にあつてもよい。またそれぞれのFETは単に1
ケのFETのみではなく、複数のマルチセンサー
用FETや温度素子、あるいは測定回路、演算回
路等のICを含んでいてもよい。
このようにして開口部に固定されたFETのゲ
ート部は感応膜、保護膜等で被覆することが出来
る。またこれらのFETをガスセンサーとして使
用するためには本考案者らが特願昭52−65175号
に提案したように、FETとともに比較電極を組
〓〓〓〓〓
込みその上を含水層とガス透過膜で被覆する必要
がある。第1図の中央のFET及び第2図の右の
FETはこのようにして作成した炭酸ガスセンサ
ーの例であり、10が比較電極、6はガス透過性
膜、7はHCO3を含む含水層である。
また第2の中空部材の先端及び開口部辺縁は適
当な接着剤もしくは含水ゲル11等で、滑らかな
形に整えることが、抗血栓性の面から好ましい。
第3図は第1の中空部材2の構造を示す一例であ
る。
このようにして作製したセンサーは更に全表面
を抗血栓性ポリマーでコートに用いるのが好まし
い。以上のように本考案の医療用センサーは電極
部の絶縁の信頼性が高く、また形状が滑らかで抗
血栓性が良好であり、かつ比較的細いものが出来
るため身体に対する損少な少なく、かつ作成が容
易であり、作業能率が向上する優れた効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の医療用センサーの一実施例であ
り第1図及び第2図は複合センサーであり、第3
図は第1の中空部材である。 1……FET、2……第1の中空部材、3……
電気絶縁性樹脂、4……第2の中空部材、5……
開口部。 〓〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1の中空部材内に液密に充填された電気絶
    縁性樹脂中に、先端部にゲート部を有し、後端
    部に電極部を有する細長状の化学的感応性電界
    効果トランジスタのゲート部を除く少なくとも
    電極部を埋没固定して形成した単位部材が側面
    に開口を有する第2の中空部材の該開口部に前
    記部材を形成する該トランジスタのゲート部が
    位置するよう第2の中空部材内に挿入固定され
    てなる電極部の保護された医療用センサー。 2 第1の中空部材の外径D1と第2の中空部材
    の内径D2の差がD2−D1≦0.5mmの範囲である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の電極部の保
    護された医療用センサー。 3 複数の開口を有する第2の中空部材内に複数
    の単位部材が挿入固定されてなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の電極部の保護された医
    療用センサー。
JP14810978U 1978-10-26 1978-10-26 Expired JPS6126925Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14810978U JPS6126925Y2 (ja) 1978-10-26 1978-10-26

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JP14810978U JPS6126925Y2 (ja) 1978-10-26 1978-10-26

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Publication Number Publication Date
JPS5565006U JPS5565006U (ja) 1980-05-06
JPS6126925Y2 true JPS6126925Y2 (ja) 1986-08-12

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ID=29130194

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JP14810978U Expired JPS6126925Y2 (ja) 1978-10-26 1978-10-26

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT369254B (de) * 1981-05-07 1982-12-27 Otto Dipl Ing Dr Tech Prohaska Medizinische sonde
US7162289B2 (en) * 2002-09-27 2007-01-09 Medtronic Minimed, Inc. Method and apparatus for enhancing the integrity of an implantable sensor device
CN109069041B (zh) * 2016-03-29 2021-09-17 尼普洛株式会社 传感器的控制电路及血液测量装置

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JPS5565006U (ja) 1980-05-06

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