JPH0333979Y2 - - Google Patents

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JPH0333979Y2
JPH0333979Y2 JP1984139851U JP13985184U JPH0333979Y2 JP H0333979 Y2 JPH0333979 Y2 JP H0333979Y2 JP 1984139851 U JP1984139851 U JP 1984139851U JP 13985184 U JP13985184 U JP 13985184U JP H0333979 Y2 JPH0333979 Y2 JP H0333979Y2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/057Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for handling both discs contained within cartridges and discs not contained within cartridges
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/14Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing movement or position of head, e.g. means moving in correspondence with head movements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/16Manual control

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンパクトデイスク、光学式ビデ
オデイスク等のデイスクの再生に用いられるデイ
スク再生装置のモード切換装置に関する。
〔従来の技術〕
デイスク再生装置の構成を、コンパクトデイス
クプレーヤを例にとつて説明すると、一般のコン
パクトデイスクプレーヤは、装置内に挿入したデ
イスクを再生可能な定位置に自動的に移送し、ピ
ツクアツプヘツドを定位置に配置されたデイスク
に対して半径方向へ移動してデイスクの再生を行
うようにし、また再生後のデイスクを上記の定位
置からイジエクト位置に自動的に移送するように
構成されている。このようなデイスク再生装置
は、上記の動作を行い得るように、装置内に配置
されたデイスクを再生(演奏)可能な定位置に移
送するローデイング動作と定位置に配置されたデ
イスクをイジエクト位置に移送するイジエクト動
作とを行うローデイング機構と、ピツクアツプヘ
ツドをデイスクに対して半径方向へ移動させるフ
イード機構と、上記のローデイング動作、イジエ
クト動作および再生動作等のモードを切り換える
モード切換装置とを備えている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来上記のようなデイスク再生装置のモード切
換装置としては、フイード機構、ローデイング機
構、デイスク駆動機構の適宜部材の移動をマイク
ロスイツチ等で検出し、この検出信号をモード切
換信号として利用するものが考えられているが、
この場合上記部材の移動範囲に制約があるため装
置の構成が複雑になる等の難点があり、有効なモ
ード切換装置が提供されていないのが実情であ
る。
この考案では、デイスク再生装置に備えられて
いる機構を利用して如何に簡単な構成のモード切
換装置を実現するかを問題としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、デイスクあるいはデイスクを収納
したケースを移送してこれらのローデイング、イ
ジエクトを行うローデイング機構と、デイスクに
記録された信号を読み取るピツクアツプヘツド装
置移送するフイード機構とを備えたデイスク再生
装置において、上記ローデイング機構の駆動力と
して、上記ピツクアツプヘツド装置の移送力を用
いるように構成すると共に、上記フイード機構
を、上記ピツクアツプヘツド装置を、定位置に配
置されたデイスクのリードアウト位置からデイス
クの半径方向外方の所定位置までのオーバースト
ローク領域を移動できるように構成し、上記ピツ
クアツプヘツド装置を、上記ローデイング機構を
ローデイング動作させるべく該ローデイング機構
と係合するローデイングモード状態と、上記ロー
デイング機構と非係合で単独でフイード動作を行
う再生モード状態と、上記ローデイング機構をイ
ジエクト動作させるべく該ローデイング機構と係
合するイジエクトモード状態のいずれかとなるよ
うに構成し、これら各モード状態の切換え手段
を、上記ピツクアツプヘツド装置が上記オーバー
ストローク領域の所定位置に至る都度該ピツクア
ツプヘツド装置の外方移送力により上記各モード
状態を順次切換えるように構成したことを特徴と
するものである。
〔実施例〕
第1図ないし第21図は、この考案の一実施例
を示す図であり、この考案をコンパクトデイスク
プレーヤに適用した場合の実施例を示す図であ
る。
ここで説明するデイスク再生装置(コンパクト
デイスクプレーヤ)は、デイスク(コンパクトデ
イスク)を収納するデイスクマガジンケースAと
機器本体Bとからなるもので、デイスクをデイス
クマガジンケースAに交換可能に収納し、このデ
イスクマガジンケースAをケースごと機器本体B
に装填して、デイスクマガジンケースに収納され
たデイスクを収納状態のまま再生を行うように構
成されたものである。
第1図には、機器本体Bの要部の構成と共にデ
イスクマガジンケースAの構成が示されている。
この図に示すようにデイスクマガジンケースA
は、平面視形状が矩形に形成されたものであり、
一定の厚みを有する板状体である。このケースA
には、その内部にデイスク1を再生状態にて回転
可能に収納することができ、その上面側にクラン
パ挿入孔2が形成され、下面側にターンテーブル
挿入孔3とレーザ光導入孔4が形成され、一側面
にラツクギヤ5が形成されている。
機器本体Bの主な構成は、第1図ないし第6図
に示されている。これらの図に示すように、機器
本体Bの外装ケース(図示せず)内にはシヤーシ
7が配設されており、このシヤーシ7にはキヤリ
ア8,8が装着され、更にクランパ9,ホルダ1
0が支持されている。シヤーシ7には、その左右
両側部に下方に折り曲げられた側板部11,11
が形成されており、側板部11には前後方向へ延
在する長孔12が形成されている。キヤリア8
は、シヤーシ7の左側に配設されたものと右側に
配設されたものとが略左右対象の形状を有する。
第7図ないし第14図には、右側に配設されるキ
ヤリア8の詳細が示されている。これらの図に示
すように、キヤリア8は、その板状の主壁部13
の一側部にガイドピン14,15が形成され、同
他側部にカム突条16、キヤリアラツクギヤ17
が形成され、更に主壁部13の前半部下面にシン
クロラツクギヤ18が形成されているものであ
る。主壁部13の上面は、平坦部19aと、この
平坦部19aの前端から下方へ傾斜する傾斜部1
9bと、この傾斜部19bの下端から僅か前方へ
延びる平坦部19cとからなるカム面19となつ
ている。ガイドピン15は、主壁部13から側方
に突出するガイド部20と、このガイド部20か
ら更に側方に突出する係合部21とからなつてい
る。カム突条16は、主壁部13の上端縁に沿う
平坦部16aと、この平坦部の前端から斜め下方
に傾斜する傾斜部16bと、この傾斜部16bの
下端から前方へ延びる平坦部16cとからなつて
いる。なお、左側に配設されるキヤリア8は、上
記と略同様の構成であるが、キヤリアラツク17
が形成されていない点が上記の構成と異なる。こ
のように形成されているキヤリア8,8は、それ
ぞれガイドピン14,15を長孔12内に遊嵌さ
せてシヤーシ7に対して前後方向へ移動自在に装
着されている。この場合ガイドピン15は、その
ガイド部20が長孔12内に位置し、係合部21
がシヤーシ7の内方に突出して位置している。シ
ヤーシ7の側板部11,11の下端には、第5図
に示すように、これらの側板部11,11に形成
された孔22,22を通して軸体23が回転可能
に取り付けられており、この軸体23の側板部1
1,11から外方に突出する端部にはシンクロピ
ニオンギヤ24,24が固定されている。これら
シンクロピニオンギヤ24,24は、第3図ない
し第5図に示すようにキヤリア8,8のシンクロ
ラツクギヤ18,18と噛み合わされている。こ
の構成のもとに、キヤリア8,8は、一方のもの
が前後方向に移動したときにシンクロピニオンギ
ヤ24,24、軸体23を介して他方のものも全
く同様に、すなわち同期して前後方向に移動す
る。
クランパ9は、支持板25の下面中央部にデイ
スク1を保持する円盤状のクランパ本体26を取
り付けてなるものである。支持板25には、その
両側部にそれぞれ前後の側板部27,27,2
8,28が形成されており、側板部27,27,
28,28には各々長孔29,29,30,30
が形成されている。側板部28,28にはピン3
1,31を介してクランパアーム32,32の各
一端が回動自在に取り付けられており、クランパ
アーム32,32の各他端はシヤーシ7に形成さ
れた突部33,33にピン34,34を介して回
動自在に取り付けられている。側板部27の下端
には、支持板25の内方に突出するようにフオロ
アピン35,35が固定されており、フオロアピ
ン35,35はキヤリア8,8のカム面19,1
9に係合している。
ホルダ10は、デイスクマガジンケースAを内
部に収納してこれを保持する部材であつて、平面
視形状が窓枠形に形成された部材である。このホ
ルダ10には、その前端部にデイスクマガジンケ
ースAを挿入するための開口部37が形成され、
その両側部には開口部38,38が形成され、一
方(右側)の開口部38の上部に支持突部39が
形成されている。このホルダ10の前端部両側面
にはピン40,40を介してホルダアーム41,
41が回動自在に装着されており、ホルダアーム
41,41の他端はそこに形成された長孔42,
42部分がシヤーシ7の側板部11に固定された
ピン43,43に嵌着されている。更に、ホルダ
10の両側面にはそれぞれピン44,44,4
5,45が固定されており、これらのピン44,
44,45,45は各々クランパ9,9の長孔2
9,29,30,30内に挿入されている。
上記の構成のもとに、ホルダ10は、長孔4
2,42内でピン43,43が相対的に移動でき
る範囲内で上下方向に移動することができる。ま
たクランパ9は、クランパアーム32,32を回
動させて上下方向に略水平状態にて回動移動する
ことができる。この場合、ホルダ10に対するク
ランパ9の上下方向の移動は、ピン44,44,
45,45が長孔29,29,30,30内で相
対的に移動できる範囲内に制限される。ここで、
クランパ9は、このクランパ9の下面とホルダ1
0の上面との間に介装されたホールドばね46,
46によつて、ホルダ10に対して常時上方へ付
勢されている。
上記のホルダ10の一方の開口部38にはリミ
ツトスイツチ48が取り付けられている。このリ
ミツトスイツチ48は、ホルダ10内の一定位置
にデイスクマガジンケースAが挿入されたか否か
を検出するものであり、第2図に示すようにその
アクチユエータ49がホルダ10の内方に突出し
ている。
上記シヤーシ7の側板部11,11の下端部に
はシンクロピニオンギヤ24,24が固定された
軸体23が配設されているが、シンクロピニオン
ギヤ24,24から外方へ突出する軸体23の両
端部にはそれぞれクランピングアーム55,55
の一端が回動自在に取り付けられている。クラン
ピングアーム55,55の他端にはピン56,5
6が固定されており、これらピン56,56の外
方へ突出する端部と上記クランパ9に形成された
突起57,57との間にはクランプばね58,5
8が張設されている。ここで、ピン56,56
は、クランピングアーム55,55から外方へ突
出する一方、内方(キヤリア8の方向)へも突出
しており、この内方へ突出している部分はキヤリ
ア8,8のカム突条16,16の下面に係合して
いる。この構成のもとにクランパ9は、クランプ
ばね58,58によつて常時下方へ付勢されてい
る。この場合、クランプばね58,58の作用長
は、第20図a〜cに示す状態(第20図aはロ
ーデイング前、同図bはローデイング中、同図c
は再生状態を示す。なお、これらの図の動作につ
いては後述する)において、L3≧L2≧L1となる
ように設定されており、小さいばね定数で充分な
クランプ力が得られるように設定されている。
上記シヤーシ7の一方の側板部11の下端部に
は、上記ホルダ10の支持突起39と対向する位
置に支持突部60が形成されており、この支持突
部60の上面に形成された凹部61内には外周面
にキヤリアピニオンギヤ62が形成されているス
プラインジヨイント63が回転自在に支持されて
いる。スプラインジヨイント63、キヤリアピニ
オンギヤ62の詳細は、第15図ないし第17図
に示されている。これらの図に示すように、スプ
ラインジヨイント63は円筒状の部材であつて、
その孔63aの内面には孔63aの軸線方向に向
けて係合溝64…が形成されている。キヤリアピ
ニオンギヤ62は上記のスプラインジヨイント6
3の上端部外周面に一体に形成されている。この
キヤリアピニオンギヤ62は、スプラインジヨイ
ント63が上記のように支持された状態において
キヤリア8のキヤリアラツク17と噛み合わされ
ている。一方、上記ホルダ10の支持突部39に
は、下端部を上記のスプラインジヨイント63内
に挿入させてスプラインシヤフト65が回転自在
に支持されている。スプラインシヤフト65は、
第18図に示す形状のもので、その下端部外周面
にスプラインジヨイント63の係合溝64…に係
合する係合部66…を有する。このスプラインシ
ヤフト65は、その下端部をスプラインジヨイン
ト63の孔63aに挿入させた状態で、スプライ
ンジヨイント63に対して上下動可能であり、か
つスプラインジヨイント63が回転した場合に、
係合部66…が係合溝64…に係合していること
によつてスプラインジヨイント63と共に回転す
る。また、このスプラインシヤフト65は、シヤ
フト下端部の外径がスプラインジヨイント63の
孔63aの内径よりも一定寸法小径に形成され、
かつ係合部66が側面から視て半円状に形成され
ているため、上端部側がスプラインジヨイント6
3に対し係合部66…が形成されている部分を中
心として僅かに傾動することができる。
スプラインシヤフト65には、その上端部に円
盤状の摩擦板67が固定され、またこの摩擦板6
7の上面にローデイングピニオンギヤ68が回動
自在に装着され、更に上記支持突部39とローデ
イングピニオンギヤ68との間に介装されたクラ
ツチばね69が巻回されている。ここでローデイ
ングピニオンギヤ68は、その外周の一部がホル
ダ10の開口部38を通してホルダ10の内部に
位置しており、ホルダ10内にデイスクマガジン
ケースAが挿入されたときに、このケースAのラ
ツクギヤ5と噛み合うようになつている。このロ
ーデイングピニオンギヤ68は、キヤリアピニオ
ンギヤ62より大径に形成されており、キヤリア
ピニオン62に対するギヤ比が1より大である。
これにより、後述するようにローデイングピニオ
ンギヤ68を回転させてデイスクマガジンケース
Aを移送する場合に、キヤリア8の僅かな移動
で、デイスクマガジンケースAが大幅に移動する
ようになつている。このローデイングピニオンギ
ヤ68は、クラツチばね69により常時摩擦板6
7に圧接されており、一定値以上の力で回転させ
た場合に摩擦板67に対してスリツプして回転す
ることができ、また、スプラインシヤフト65と
共に摩擦板67が回転した場合に摩擦板67と共
に回転し、回転時に過負荷が掛かつた場合に摩擦
板67に対しスリツプして、摩擦板67側だけの
回転を許す。かくして、摩擦板67とローデイン
グピニオンギヤ68とは摩擦クラツチ機構70を
構成している。
上記シヤーシ7の中央部下面にはデイスク駆動
用モータ75が固定されており、このモータ75
のシヤーシ7から上方に突出する回転軸にはター
ンテーブル76が固定されている。ここで、ター
ンテーブル76は、上記クランパ9のクランパ本
体26と対向して位置している。
上記シヤーシ7の後端部下方には、第1図、第
6図に示すように、前後方向に延びる2本のガイ
ドシヤフト80,80が配設されている。これら
のガイドシヤフト80,80には、ピツクアツプ
ヘツド81が取り付けられているヘツドベース8
2が前後方向移動自在に装着されている。ヘツド
ベース82にはそれぞれ孔83を有する支持壁部
84,84,84,84が形成されており、これ
ら支持壁部84,84,84,84の各孔83内
にガイドシヤフト80,80が挿通された構成で
ある。一方のガイドシヤフト80の側方にはフイ
ード・ローデイングモータ85が配設されてお
り、このモータ85の回転力は、ベルト86、プ
ーリ87、このプーリ87に同軸状に固定された
小径のギヤ88を経てヘツドベース82の一側部
近傍に配設された大径のギヤ89に伝達されるよ
うになつている。ギヤ89の上側には同軸状にフ
アード・ローデイングピニオンギヤ90が固定さ
れており、このフイード・ローデイングピニオン
ギヤ90はヘツドベース82の一側面に構成され
たフイード・ローデイングラツクギヤ91に噛み
合わされている。この構成のもとに、フイード・
ローデイングモータ85を回転させた場合には、
プーリ87、ギヤ88,89等によつて減速され
た回転力がピニオン90に伝達され、このピニオ
ンギヤ90がラツクギヤ91を移動させてヘツド
ベース82が前方(矢印P2方向)または後方
(矢印P1方向)に移動する。ここで、ピツクアツ
プヘツド81の信号読取り部81aは、デイスク
マガジンケースAがデイスク1を再生動作させる
ことのできる定位置におかれている場合に、レー
ザ光導入孔4の直下方を前後方向に移動し、デイ
スク1に記録されている信号を読み取ることがで
きる。ここで、ヘツドベース82は、上記のよう
にピツクアツプヘツド81の信号読取り部81a
がデイスク1の信号を読み取ることのできる範
囲、すなわち信号読取り部81aがデイスク1の
リードイン位置(デイスク1の信号が記録されて
いるトラツクの始端位置、通常は最内周トラツク
位置)からデイスク1のリードアウト位置(上記
トラツクの最終端位置、通常は最外周トラツク位
置)までの範囲を移動することができるだけでな
く、後述するモード切換機構112がローデイン
グ、プレイ、イジエクトの各モードの切換え動作
を行い得るように、信号読取り部81aがリード
アウト位置からデイスク1の半径方向外方の所定
位置、すなわち後述するプツシユスイツチ94の
プツシユロツド93がストツパ110に当接する
まで移動できるようになつている。しかして、上
記のピツクアツプヘツド81を移動させる機構
は、デイスク1に記録されている信号トラツク上
に常にピツクアツプヘツド81の光焦点を合致さ
せるべく、トラツキングサーボ制御装置と共にフ
イード機構92を構成している。
上記ヘツドベース82の他端部には係合段部8
2aが形成されており、この係合段部82aは、
ヘツドベース82が矢印P1方向(後方)に移動
したときにキヤリア8の係合部21に係合してキ
ヤリア8を矢印P1方向へ移動させる。また、ヘ
ツドベース82の他端部上面には、プツシユロツ
ド93を後方に突出させてプツシユスイツチ94
が取り付けられている。また、ヘツドベース82
の他側部上面にはガイド95,95が形成されて
おり、これらガイド95,95内には上記プツシ
ユロツド93と交叉させて左右方向に移動し得る
ようにスライドフツク96が装着されている。ス
ライドフツク96の一端部上面にはピン97が固
定されており、ピン97にはリターンばね98の
一端が掛止されている。スライドベース82の上
面にはピン99,100が固定されており、上記
リターンばね98はその中間部がピン99に巻回
され、他端部がピン100に掛止されている。こ
の構成のもとにスライドフツク96は、リターン
ばね98により常時矢印P3方向(左方)に付勢
されている。
プツシユスイツチ94は、フイード・ローデイ
ングモータ85のオン、オフを制御する制御回路
にトリガを与えるべく構成され、かつ後述するよ
うにローデイングモード、イジエクトモードと再
生モードとを切換える動作も行い、いわゆるプツ
シユプツシユスイツチとして構成されたものであ
る。このスイツチ94の構成の詳細は第19図に
示されている。すなわち、このスイツチ94は、
当初プツシユロツド93が矢印P2方向に移動さ
れ、スイツチ本体102の内方にロツクされてい
る場合(図中実線で示す位置にある場合)に、ス
イツチ本体102内にある回路がオン状態に設定
されている。この状態でさらにプツシユロツド9
3が矢印P2方向に少し押されると、上記のロツ
クが解除され、プツシユロツド93がスプリング
(図示せず)に付勢されて矢印P1方向に移動し、
図中2点鎖線で示す突出位置まで移動する。この
ときスイツチ本体102内の電気回路はオフ状態
となる。そして、再度プツシユロツド93が矢印
P2方向に押されると、このロツド93が当初の
実線位置にロツクされ、スイツチ本体102内の
回路がオンとなる。
このプツシユスイツチ94のプツシユロツド9
4は、主杆部103の先端部に操作杆部104が
形成されているものであり、操作杆部104の後
端部には後方へ突出する操作突部105が形成さ
れている。
スライドフツク96は、第19図に示すように
主壁部106の一端(右端)側に係合壁部107
が形成されているものであり、係合壁部107の
内端(左端)側にはカム面108が形成されてい
る。このスライドフツク96は、主壁部107を
操作突部105と主杆部104との間に位置さ
せ、カム面108を操作突部105に当接させて
プツシユロツド94と十字形に交叉するように配
置されている。
上記の構成のもとに、プツシユスイツチ94の
プツシユロツド93が矢印P2方向に移動されて
実線位置にロツクされている状態においては、ス
ライドフツク96のカム面108が操作突部10
5に押されることにより、このスライドフツク9
6が矢印P4方向に移動されて突出位置(実線位
置)に位置する。この状態からプツシユロツド9
3が矢印P2方向に少し押され、上記ロツクが解
除されてプツシユロツド93は矢印P1方向に移
動して2点鎖線で示す位置に突出した場合には、
操作突部105が矢印P1方向に移動することに
よつてスライドフツク96のカム面108が矢印
P3方向へ移動できる状態となり、このスライド
フツク96がリターンばね98の付勢力により矢
印P3方向に移動して2点鎖線で示す位置に後退
する。
上記のように動作するスライドフツク96は、
第1図に示す状態において、矢印P4方向に突出
して位置している。この状態においてヘツドベー
ス82が矢印P2方向に移動した場合には、スラ
イドフツク96はキヤリア8の係合部21に係合
し、もつて、ヘツドベース82はキヤリア8を前
方に移動させ得る。また、スライドフツク96が
矢印P3方向に後退した場合には、このスライド
フツク96が上記係合部21に係合することはな
い。
上記のヘツドベース82の移動通路の後方に
は、ヘツドベース82が矢印P1方向に所定距離
だけ移動したときに、プツシユスイツチ94のプ
ツシユロツド93が当接するストツパ110が配
設されている。この構成のもとにプツシユスイツ
チ94は、ヘツドベース82が前後方向(矢印
P2,P1方向)に移動してプツシユロツド93が
ストツパ110に当接したときに切り換えられる
ようになつている。
上記の構成において、ヘツドベース82を前後
方向に移動させる機構、ヘツドベース82の動き
に連動して後述するようにローデイングピニオン
ギヤ68を回転させる機構はローデイング機構1
11を構成している。また、ヘツドベース82、
プツシユスイツチ94、スライドフツク96、リ
ターンばね98、ストツパ110、キヤリア8の
係合部21は、ピツクアツプヘツド81の信号読
取り部81aがオーバーストローク領域に移動し
たときに、ローデイング、再生、イジエクトの各
モードを切り換えるモード切換機構112を構成
している。また、上記の構成において、ヘツドベ
ース82およびこのヘツドベース82に搭載され
た各部材はピツクアツプヘツド81と一体的に移
動するピツクアツプヘツド装置113を構成して
いる。また、上記の構成において、ローデイング
スイツチ48、プツシユスイツチ94は制御回路
の一部を構成しており、フイード・ローデイング
モータ85のオン、オフを制御する。また、制御
回路は、機器本体Bに設けたプレイ釦、ストツプ
釦、ローデイング釦、イジエクト釦等(図示せ
ず)を操作することにより各種の動作指令を受け
るようになつている。
次に、上記の構成からなるデイスク再生装置の
デイスク再生時の動作について、第1図ないし第
6図、第20図、第21図を参照して説明する。
まず、機器本体Bは、デイスクマガジンケース
Aを挿入する前の待機状態において、第20図a
に示すようにクランパ9、ホルダ10が上昇した
状態にある。また、このときプツシユスイツチ9
4のプツシユロツド93は、第21図aに示すよ
うに矢印P2方向に移動されてロツクされた状態
にあり、プツシユスイツチ94はローデイングモ
ードにおかれている。
ここで、デイスク1の再生を行うには、デイス
ク1を収納したデイスクマガジンケースAを第2
0図aに示すようにホルダ10内に挿入する。詳
しく述べれば、デイスクマガジンケースAを、そ
の先端部がローデイングスイツチ48のアクチユ
エータ49に当接し、ラツクギヤ5の先端がロー
デイングピニオンギヤ68に噛み合うまで手動で
挿入する。すると、ここでローデイングスイツチ
48がオンし、これによつてフイード・ローデイ
ングモータ85がオンする。フイード・ローデイ
ングモータ85が回転すると、この回転力がフイ
ード・ローデイングピニオンギヤ90に伝達さ
れ、このピニオンギヤ90がヘツドベース82を
矢印P1方向へ移動させる。ヘツドベース82が
矢印P1方向へ移動すると、第21図bに示すよ
うに、このヘツドベース82の係合段部82aが
キヤリア8の係合部21に係合し、これによつて
ヘツドベース82と共にキヤリア8が矢印P1
向に移動する。キヤリア8が同方向に移動する
と、第20図bに示すようにこのキヤリア8のキ
ヤリアラツクギヤ17に噛み合つているキヤリア
ピニオンギヤ62が回転し、これによつてスプラ
インジヨイント63が回転してスプラインシヤフ
ト65、摩擦板67が回転する。摩擦板67が回
転すると、これに圧接しているローデイングピニ
オンギヤ68が回転し、これによつてローデイン
グピニオンギヤ68にラツクギヤ5が噛み合い、
デイスクマガジンケースAが矢印P1方向、すな
わちホルダ10の内方に移動される。ここで、ク
ランピングアーム55に固定されているピン56
の内端は、当初第20図aに示すようにカム突条
16の平坦部16aに当接しているが、キヤリア
8が矢印P1方向に移動するにつれて第20図b
に示すように傾斜部16bに沿つて移動するよう
になる。これによつてクランピングアーム55は
クランプばね58を漸次引張させつつ矢印P5
向に回動する。一方、クランパ9に固定されてい
るフオロアピン35は、当初第20図aに示すよ
うにキヤリア8のカム面19の平坦部19aに当
接しているが、キヤリア8が矢印P1方向に移動
するにつれて第20図bに示すように傾斜部19
bに沿つて下方へ移動するようになる。これによ
つてクランパ9は、ホールドばね46を介してホ
ルダ10を下降させつつ自らも下降する。ここ
で、ローデイングピニオンギヤ68等のスプライ
ンシヤフト65に取り付けられている部材は、ス
プラインシヤフト65とスプラインジヨイント6
3とがスプライン結合されているので、回転しな
がら、ホルダ10と共に下降する。かくして矢印
P1方向に移動するデイスクマガジンケースAは、
第21図cに示すようにそのターンテーブル挿入
孔3の中心がターンテーブル76の中心の略上方
に位置してホルダ10と共に下降する。ここで、
フオロアピン35は、第20図cに示すようにカ
ム面19の平坦部19cに当接し、クランパ9、
ホルダ10を下限位置に位置させる。また、ピン
56はカム突条16の平坦部16cに当接し、ク
ランピングアーム55を更に矢印P5方向に回動
させてクランプばね58を強く引張する。またク
ランパ9は、上記のようにクランプばね58が強
く引張されることによりホールドばね46を変形
させてホルダ10に相対的に接近し、クランパ本
体26がデイスクマガジンケースAのクランパ挿
入孔2を通してケースA内に進入し、デイスクマ
ガジンケースAのデイスク1上側に内蔵されたク
ランパ120に当接する。一方このときターンテ
ーブル76は、ホルダ10に支持されたデイスク
マガジンケースAが下降するので、相対的にデイ
スクマガジンケースAのターンテーブル挿入孔3
内に進入し、デイスク1の下面に当接する。かく
して、デイスクマガジンケースA内のデイスク1
は、上記ケースAのクランパ120を介して、こ
れらクランパ本体26とターンテーブル76との
間に挟持される。
この動作において、デイスクマガジンケースA
は、そのターンテーブル挿入孔3がターンテーブ
ル76の上方に近づいたときに、その先端部がホ
ルダ10内に設けられたストツパ(図示せず)に
当接し、その移動を停止する。ここで、この時点
までのキヤリア8の移動長はデイスクマガジンケ
ースAの移動長より短いが、キヤリアピニオンギ
ヤ62に対するローデイングピニオンギヤ68の
ギヤ比が1より大となつているので、デイスクマ
ガジンケースAがキヤリア8の移動長に比較して
大幅に長い距離を移動し、上記のようにストツパ
に当接する。このときローデイングピニオンギヤ
68は、このピニオンギヤ68が摩擦板67と共
にクラツチ機構70を構成しているので、摩擦板
67が回転しているのにもかかわらず、摩擦板6
7に対しスリツプしてその回転を停止する。しか
して、その後デイスクマガジンケースAは、摩擦
板67に対してスリツプするローデイングピニオ
ンギヤ68と噛み合つた状態で下降し、下限位置
に到る。
また、ホルダ10が下降するに際しては、この
ホルダ10がシヤーシ7にホルダアーム41を介
して支持され、かつフランパ9に支持されると共
にこのクランパ9がクランパアーム32を介して
シヤーシ7に支持されているので、このホルダ1
0がホルダアーム41、クランパアーム32を回
動させて僅かに円弧状に回動して前後方向(矢印
P2,P1方向)に移動する。したがつて、上端が
ホルダ10に支持されているスプラインシヤフト
65は、その上端部側が僅かに前後方向に傾動す
る。ここで、スプラインシヤフト65は、前述し
たようにスプラインジヨイント63に対して傾動
することができるようになつている。したがつ
て、この際、スプラインジヨイント63からスプ
ラインシヤフト65への動力の伝達は何ら支障な
く行われる。
一方、上記のようにデイスクマガジンケースA
が再生可能な定位置に配置されたとき、ヘツドベ
ース82がオーバーストローク領域に移動し、こ
のとき第21図cに示すようにプツシユスイツチ
94のプツシユロツド93がストツパ110に当
接する。これによつてローデイングモードが解除
され、再生(演奏)モードとなる。すなわち、プ
ツシユロツド93がストツパ110に当接する
と、このプツシユロツド93が相対的に矢印P2
方向に少し押され、その後、プツシユロツド93
はスプリング(図示せず)の作用によつて矢印
P1方向へ突出する。これによつてプツシユスイ
ツチ94がオフとなる。プツシユスイツチ94が
オフすると、制御回路が一定のタイムラグをおい
てフイード・ローデイングモータ85を逆転させ
る。また、スライドフツク96は、リターンばね
98の力によつて矢印P3方向へ後退する。そし
てモータ85が逆転駆動されると第21図dに示
すようにヘツドベース82が矢印P2方向に移動
される。なお、このときのヘツドベース82の移
動に際しては、係合段部81が係合部21から離
れるため、キヤリア8はその位置に止まつてい
る。そしてヘツドベース82が矢印P2方向に移
動すると、ピツクアツプヘツド81の信号読取り
部81aがデイスクマガジンケースAのレーザ光
導入孔4の直下を矢印P2方向に移動する。信号
読取り部81aがデイスク1のリードイン位置に
達すると、ヘツドベース82が図示しないリミツ
トスイツチに当接し、これによつてフイード・ロ
ーデイングモータ85が停止してヘツドベース8
2の移動が停止する。
上述したリードイン位置検出により、デイスク
駆動用モータ75がオンしてターンテーブル76
が回転し、このターンテーブル76と共にデイス
ク1が回転する。またフイード・ローデイングモ
ータ85は、トラツキングミラー等によるトラツ
キングサーボが限界に達すると、その都度オン
し、ピツクアツプヘツド81を矢印P1方向に所
定量移動させる。かくして、ピツクアツプヘツド
81の信号読取り部81aがレーザ光導入孔4を
通してデイスク1に記録された信号を正規に読み
取り、デイスクの再生がなされる。
そして、デイスク1の再生が終了すると、図示
しないリードアウト検出装置がデイスク1の信号
が記録されているトラツクの最終端を検出し、こ
の検出信号が制御回路に送られる。制御回路は、
上記の信号に基づいてフイード・ローデイングモ
ータ85を再生モードからイジエクト準備モード
に切換える。これによつてヘツドベース82は、
第21図eから第21図fに示す状態にピツクア
ツプヘツド81をデイスク1から離間させて矢印
P1方向に移動し、オーバーストローク領域に移
動させる。そして、プツシユスイツチ94のプツ
シユロツド83がストツパ110に当接し、プツ
シユスイツチ94がオンする。この時点で装置は
イジエクトモードに移行する。すなわち、このと
きプツシユロツド93がストツパ110に当接し
て矢印P2方向に移動されるので、スライドフツ
ク96が矢印P4方向に突出する。そして、制御
装置が、プツシユスイツチ94がオンした後に一
定のタイムラグをおいてフイード・ローデイング
モータ85を逆転させる。これによつてヘツドベ
ース82は矢印P2方向に移動する。ここで、ス
ライドフツク96が矢印P4方向に突出している
ので、このスライドフツク96が第21図gに示
すようにキヤリア8の係合部21に係合し、キヤ
リア8を矢印P2方向に移動させる。キヤリア8
が矢印P2方向に移動されると、前述したローデ
イング時と同様にキヤリアラツクギヤ17がキヤ
リアピニオンギヤ62を回転させ、これによりス
プラインシヤフト65、摩擦板67が回転してロ
ーデイングピニオンギヤ68が回転する。しかし
て、このときローデイングピニオンギヤ68はロ
ーデイング時と逆方向に回転し、デイスクマガジ
ンケースAを矢印P2方向に移動させる。そして、
デイスクマガジンケースAの後端部がローデイン
グスイツチ48のアクチユエータ49から離れる
と、制御回路がフイード・ローデイングモータ8
5をオフし、これによつてイジエクトモードが終
了する。かくして、装置は第21図hに示すよう
に切期の状態に戻り、この状態においてデイスク
マガジンケースAを機器本体Bから取り出すこと
ができる。
かくして、このデイスク再生装置によれば、フ
イード機構92の移動範囲にオーバーストローク
領域を設けて、ピツクアツプヘツド81、ヘツド
ベース82がオーバーストローク領域に移動した
ときにモード切換機構112によつてローデイン
グ、再生、イジエクトの各モードを切り換えるよ
うしたから、モード切換機構112のモード切換
動作をフイード機構92の動きを利用して行うこ
とができ、モード切換機構112の構成が簡単で
あるという利点がある。
また、特にこの装置では、フイード・ローデイ
ングモータ85に送るモード切換信号をプツシユ
プツシユスイツチとして構成されたプツシユスイ
ツチ94で得るようにしたから、スイツチ類を複
数用いることなく、かつ電気的信号として各モー
ドの切換信号を得ることができる。また、このモ
ード切換は、まず第1回目のオーバストローク領
域へのヘツドベース82移動に伴いローデイング
モードから再生モードへの切換を行い、第2回目
の移動に伴ない再生モードからイジエクトモード
への切換を行い、以後順次これらを繰り返してい
くように構成されているので、この種デイスク再
生装置の実際の使用における、デイスクローデイ
ング、デイスク再生動作、デイスク再生終了(リ
ードアウト)、デイスクイジエクトという順次過
程に合つた極めて合理的な動作を容易に実現し得
る。
なお、上記の実施例では、デイスクをデイスク
マガジンケースに収納して機器本体に装填するよ
うに構成したが、機器本体側にデイスクを移送す
るトレー等を設け、デイスクを直接機器本体に装
填するように構成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ローデイング機構の駆動力
としてピツクアツプヘツド装置の移送力を用いる
ように構成すると共に、ピツクアツプヘツド装置
の移動範囲にオーバーストローク領域を設け、ピ
ツクアツプヘツド装置がオーバーストローク領域
に移動したときにローデイングモード、再生モー
ド、イジエクトモードの各モードを切換えるよう
に構成したので、ピツクアツプヘツド装置の動作
を利用して上記3つのモード切換を行うことがで
き、装置の構成を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はデイスク再生装置の要部の平面図、第2図は
デイスク再生装置の平面図、第3図は第2図−
線視側面図、第4図は第2図−線視側面
図、第5図は第2図−線視正断面図、第6図
は第2図−線視正断面図、第7図はキヤリア
の平面図、第8図は同正面図、第9図は第8図
−線視断面図、第10図はキヤリアの背面図、
第11図は第8図XI−XI線視側面図、第12図は
第8図XII−XII線視側面図、第13図は第8図
矢視部分の拡大図、第14図は第9図矢視部
分の拡大図、第15図はスプラインジヨイントと
キヤリアピニオンギヤとの平面図、第16図は第
15図−線視縦断面図、第17図は第1
6図−線視断面図、第18図はスプライ
ンシヤフトの正面図、第19図はプツシユスイツ
チとスライドフツクの詳細を示す斜視図、第20
図a〜c、第21図a〜hはいずれもデイスク再
生装置の動作説明図である。 A……ケース(デイスクマガジンケース)、B
……機器本体、1……デイスク、85……フイー
ド・ローデイングモータ、92……フイード機
構、111……ローデイング機構、112……モ
ード切換機構、113……ピツクアツプヘツド装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスクあるいはデイスクを収納したケース
    を、これらの装填、取出しを行うイジエクト位置
    とデイスクを再生可能とする定位置との間で移送
    してこれらのローデイング、イジエクトを行うロ
    ーデイング機構と、デイスクに記録された信号を
    読み取るピツクアツプヘツド装置を再生可能な定
    位置に配置されたデイスクに対して半径方向へ移
    送するフイード機構とを備えたデイスク再生装置
    において、上記ローデイング機構の駆動力とし
    て、上記ピツクアツプヘツド装置の移送力を用い
    るように構成すると共に、上記フイード機構は、
    上記ピツクアツプヘツド装置を、定位置に配置さ
    れたデイスクのリードアウト位置から上記半径方
    向外方の所定位置までのオーバーストローク領域
    を移動できるように構成されてなり、上記ピツク
    アツプヘツド装置は、上記ローデイング機構をロ
    ーデイング動作させるべく該ローデイング機構と
    係合するローデイングモード状態と、上記ローデ
    イング機構と非係合で単独でフイード動作を行う
    再生モード状態と、上記ローデイング機構をイジ
    エクト動作させるべく該ローデイング機構と係合
    するイジエクトモード状態のいずれかとなるよう
    に構成され、これら各モード状態の切換え手段
    は、上記ピツクアツプヘツド装置が上記オーバー
    ストローク領域の所定位置に至る都度該ピツクア
    ツプヘツド装置の外方移送力により上記各モード
    状態を順次切換えるように構成されていることを
    特徴とするデイスク再生装置のモード切換装置。
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