JPH0222858Y2 - - Google Patents

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JPH0222858Y2
JPH0222858Y2 JP15009684U JP15009684U JPH0222858Y2 JP H0222858 Y2 JPH0222858 Y2 JP H0222858Y2 JP 15009684 U JP15009684 U JP 15009684U JP 15009684 U JP15009684 U JP 15009684U JP H0222858 Y2 JPH0222858 Y2 JP H0222858Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、デイスク再生装置におけるデイス
クのローデイング・イジエクト装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の一般的な構成は、デイスクのロ
ーデイング(デイスクをイジエクト位置からデイ
スク再生位置へ移動させる動作)およびデイスク
のイジエクト(デイスクをデイスク再生位置から
イジエクト位置へ移動させる動作)を行う機構の
ために専用の駆動源および駆動系が設けられ、ま
た、これとは別に、デイスクの記録信号を読み取
る光学ヘツドのフイード(光学ヘツドをデイスク
の径方向へ移動させる動作)を行う機構のために
も専用の駆動源および駆動系が設けられていた。
したがつて、このような構成では、これら各機構
のために駆動源および駆動系が2組必要となるの
で、装置が極めて高価となる欠点があつた。
そこで、この出願人は、先に、ローデイング・
イジエクトの両動作を光学ヘツドのフイード用の
駆動源を利用して行うようにしたデイスク再生装
置を提供した。
第13図は、そのデイスク再生装置の構成を示
す図である。このデイスク再生装置は、デイスク
マガジンケース1に収納したデイスク2をデイス
クマガジンケース1ごと機器本体3に挿入してデ
イスク2の再生を行うように構成されたものであ
る。
機器本体3には、ガイドシヤフト4,4にピツ
クアツプヘツド5が搭載されているヘツドケース
6が取り付けられており、このヘツドベース6は
フイードローデイングモータ7が駆動されたとき
に矢印P1,P2方向に移動する。ヘツドベース6
には、モータ7のオン・オフを制御するプツシユ
スイツチ8と、スライドフツク9とが取り付けら
れている。プツシユスイツチ8は、いわゆるプツ
シユプツシユスイツチとして構成されたものであ
り、図に示す状態でロツド10が矢印P2方向に
押されるとこのロツド10が所定寸法矢印P1
向に突出し、再度ロツド10が矢印P2方向に押
されるとこのロツド10が図に示す位置にロツク
される。ロツド10にはスライドフツク9に係合
するカムが形成されており、このロツド10は、
これが図に示す位置にあるときスライドフツク9
を図に示すように矢印P4方向に突出させ、これ
が所定寸法突出したときに矢印P3方向に後退さ
せる。ヘツドベース6の側方にはラツクギヤ11
と係合片12とを有するキヤリア13が矢印P1
P2方向に移動自在に支持されている。上記ラツ
クギヤ11にはキヤリアピニオンギヤ14が噛合
つており、キヤリアピニオンギヤ14には同軸的
にローデイングピニオン15が固定されている。
上記の装置の動作は次の通りである。まずロー
デイング時には、デイスクマガジンケース1を手
動で矢印P1方向に挿入し、ケース1に形成され
たラツクギヤ16をローデイングピニオンギヤ1
5に噛合わせる。すると、スイツチ17がこの状
態を検出し、モータ7がオンしてヘツドベース6
が矢印P1方向に移動し、ヘツドベース6の段不
18が係合片12に係合してキヤリア13が矢印
P1方向に移動し、これによりキヤリアピニオン
ギヤ14、ローデイングピニオンギヤ15が回転
し、しかしてローデイングピニオンギヤ15にラ
ツクギヤ16が噛合うデイスクマガジンケース1
1が矢印P1方向に移動されてローデイングがな
される。ローデイングの終了時には、プツシユス
イツチ8のロツド10がストツパ19に当接して
スライドフツク9が矢印P3方向に後退する。デ
イスク再生時には、ヘツドベース6がキヤリア1
3を2点鎖線位置に残したまま矢印P2方向のリ
ードイン位置まで移動し、その位置から矢印P1
方向に移動してピツクアツプヘツド5がデイスク
1の信号を読み取る。イジエクト時には、ヘツド
ベース6を矢印P1方向に移動させてロツド10
をストツパ19に当接させ、スライドフツク9を
矢印P4方向に突出させる。その後ヘツドベース
6を矢印P2方向に移動させ、スライドフツク9
を係合片12に係合させてキヤリア13を矢印
P2方向に移動させ、これによりデイスクマガジ
ンケース1を矢印P2方向にイジエクトさせる。
〔この考案が解決しようとする問題点〕
上記のデイスク再生装置においては、ローデイ
ング時、デイスク再生時、イジエクト時に応じて
ブツシユスイツチ8のロツド10をストツパ19
に当接させ、これによつてスライドフツク9を矢
印P3,P4方向の移動させる構成であるため、こ
れら係合構成が極めて複雑になり、またその動作
としても複雑化したものとなる欠点があつた。
この考案では、ローデイング・イジエクト動作
を光学ヘツドのフイード用の駆動源を利用して行
うようにしたデイスク再生装置において、ローデ
イング・イジエクト装置を如何に簡単な構成で、
かつシンプルで確実な動作を行わせるかを問題に
している。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のローデイング・イジエクト装置は、
デイスクの径方向に駆動されこのデイスクの記録
信号を読み取るヘツド装置と、このヘツド装置を
介して駆動され上記デイスクあるいはこのデイス
クが収納されるケースをローデイングあるいはイ
ジエクトするキヤリアと、上記ヘツド装置に取り
付けられ、このヘツド装置が、その移動可能な範
囲のうち、上記キヤリアをローデイング方向に駆
動し得る方向の最終端近傍に達した時上記キヤリ
アと係合し、逆方向最終端に達した時上記キヤリ
アと離脱するように構成されたフツクとを具備さ
せることにより、装置構成の簡素化を図るととも
に動作においてもシンプルでかつ確実なものを実
現することを図つている。
〔実施例〕
第1図ないし第12図、及び第14図はこの考
案の一実施例を示す図であり、この考案をコンパ
クトデイスプレーヤに適用した場合の実施例を示
す図である。
ここで説明するデイスク再生装置(コンパクト
デイスクプレーヤ)は、デイスク(コンパクトデ
イスク)を収納するデイスクマガジンケース40
と機器本体41とからなるもので、デイスクをデ
イスクマガジンケース40に交換可能に収納し、
デイスクをデイスクマガジンケース40ごと機器
本体41に装填して、デイスクマガジンケース4
0に収納されたデイスクを収納状態のまま再生す
るように構成されたものである。そして、先にこ
の実施例のデイスク再生装置に係るローデイン
グ・イジエクト装置の機構を簡単に説明すると、
この機構は第14図に示すように、デイスク42
の信号を読み取るヘツド装置185と、このヘツ
ド装置185を介して駆動されデイスクマガジン
ケース40をローデイングあるいはイジエクトす
るキヤリア78と、ヘツド装置185に取り付け
られ、このヘツド装置185が、キヤリア78の
ローデイング方向P13の最終端近傍に達した時に
キヤリア78と係合し、逆方向P14の最終端に達
した時にキヤリア78と離脱するように構成され
た係合フツク149とを具備する構成とされてい
る。詳しくは第12図a〜f等を参照して後述す
ることにする。
まず、デイスクマガジンケース40の構成につ
いて、第8図および第9図を参照して説明する。
図に示すようにデイスクマガジンケース40は、
ケース本体44と、このケース本体44を開閉す
るリツド43とから構成されたもので、ケース本
体44には、その底板部にターンテーブル挿入口
65、レーザ光導入孔66が形成され、その一側
面にラツクギヤ59が形成されており、リツド4
3には、ケース本体44内に挿入されたデイスク
42の上面側を保持するスタビライザ52が取り
付けられている。また、ケース本体44の四隅に
はローシヨンピン挿入部69,69……が形成さ
れている。
次に、機器本体41の構成を第1図ないし第7
図を参照して説明する。第3図において符号75
は外装ケースの底板であり、この底板75にはサ
スペンシヨン機構76,76……を介してシヤー
シ77が取り付けられている。シヤーシ77に
は、第1図ないし第4図に示すように、その上面
側にキヤリア78、ホルダ79、クランパ80が
配設され、下面側にヘツドベース81、光学ヘツ
ド82が配設されている。
シヤーシ77は、第4図に示すように矩形の板
状体である。このシヤーシ77は、金属製の板体
を所定の形状にプレス成形し、プレス成形された
板体にアウトサート成形により合成樹脂製の各種
の突部、孔等を形成してなるものである。なお、
キヤリア78、ホルダ79も同様に形成されたも
のである。このシヤーシ77にはその後半部に開
口部84が形成され、左右両側部にカム逃し孔8
5,85,86,86、連結ばね取付孔87,8
7……が形成され、左右両側部上面に前後方向に
延びるレール88,88が形成され、四隅上面に
ロケーシヨンピン89,89……と下限位置規制
ピン90,90……とが形成され、中央部にデイ
スク駆動用モータ取付部91が形成され、後端部
に上方へ突出するクランパストツパ92とフイー
ドローデイングモータ取付部93とが形成され、
開口部84の下面の両側方にガイド棒取付部9
4,94,95,95が形成され、開口部84の
一側方の下面に支点96を中心として矢印P7
P8方向に回動し得るアクチユエータ97と係合
ピン98,99が形成されている。
キヤリア78には、その中央部に開口部105
が形成され、上面左右両側部に前後方向に延びる
カム摺接部106,106が形成され、カム摺接
部106,106の各前後方向中央部にカム係合
孔107,107が形成され、下面左右両側部に
前後方向に延びる溝108,108が形成され、
後端部下面にキヤリアピン110が形成され、一
側後端部にキヤリアラツクギア111が形成さ
れ、他側部下面に係合ピン112が形成されてい
る。
ホルダ79は矩形状の板体に各種の突部、孔等
を形成してなるものである。すなわち、ホルダ7
9には、その後半部に開口部115が形成され、
上面の開口部115の左右両側方に前後方向に延
びるレール116,116が形成され、左右両側
部上面にガイド壁117〜120が形成され、後
端部上面に溝121a,121aを有するクラン
パ支持壁121,121、ケースストツパ12
2,122、ピン123が形成され、左右両側部
に連結ばね取付孔124,124……が形成さ
れ、四隅にロケーシヨンピンガイド孔125,1
25……(ガイド部)、下限位置規制ピン挿入孔
126,126……が形成され、下面左右両側部
にカム127,127,128,128が形成さ
れ、一側部に孔129を有するギヤ取付部130
が形成されている。カム127,128は、各々
その下面に前方斜め下方に傾斜するカム面127
a,128aを有するものである。
クランパ80は、亀甲形の板体である。このク
ランパ80には、その左右両端部に軸部140,
140が形成され、前端部下面に鋼球嵌着孔14
1が形成され、後端部下面にピン142が形成さ
れ、後端部のピン142の左右両側部に係合壁1
43が形成されている。
ヘツドベース81の詳細は第5図ないし第7図
に示されている。これらの図に示すように、ヘツ
ドベース81の板部145には、その左右両端部
にガイド孔146,146,146を有するガイ
ド部147,147,147が形成され、側部に
前後方向へ延びる壁部148が形成され、一側部
上面に係合フツク149が取り付けられている。
壁部148は、下方へ突出する垂直部148a
と、この垂直部148aから外側方へ突出する水
平部148bとからなるもので、垂直部148a
の外側面にはカム150が形成され、水平部14
8bの外側面にはフイードローデイングラツクギ
ヤ151が形成されている。カム150は、第6
図、第7図に示すように、平坦な壁面にリードイ
ン位置検出用切欠152、リードアウト位置検出
用切欠153、オーバーストローク位置検出用切
欠154を形成してなるものである。係合フツク
149は、鉤部149aと、係合部149bと、
軸部149cとを有するもので、軸部149cが
板部145に回転自在に取り付けられ、矢印P11
P12方向に回動することができる。
上記シヤーシ77には、第1図ないし第4図に
示すように、その下面のデイスク駆動用モータ取
付部91にデイスク駆動用モータ160が取り付
けられており、シヤーシ77の上面側に突出する
デイスク駆動用モータ160の回転軸にはターン
テーブル161が固定されている。また、シヤー
シ77のフイードローデイングモータ取付部93
にはフイードローデイングモータ162が取り付
けられている。更に第1図に示すように、シヤー
シ77の下面には、フイードローデイングピニオ
ンギヤ163と、このピニオンギヤ163にモー
タ162の回転力を伝達するギヤ列164と、ア
クチユエータ97が操作されたときに回路が切り
換えられるヘツド位置検出スイツチ165と、デ
イスクマガジンケース検出スイツチ166とが取
り付けられている。この場合ヘツド位置検出スイ
ツチ165の操作子(図示せず)は、アクチユエ
ータ97の係合部97aが形成されている部分を
常に矢印P7方向に押圧している。
キヤリア78は、その下面に形成された溝10
8,108内にレール88,88を嵌入させてシ
ヤーシ77の上面に載置されている。この状態で
キヤリアピン110は、開口部84を通してシヤ
ーシ77の下方に突出している。また、係合ピン
112は、シヤーシ77の側方からシヤーシ77
の下方に突出しており、デイスクマガジンケース
検出スイツチ166のアクチユエータ166aに
当接することができる。また、ターンテーブル1
61は、開口部105を通してキヤリア78の上
方に突出している。キヤリア78は、上記のよう
に、シヤーシ77上に載置された状態で、レール
88,88を案内として矢印P13,P14方向へ移動
することができる。
ホルダ79のギヤ取付部130には、その孔1
29内に軸168が回転自在に挿入されており、
軸168のギヤ取付部130から上方に突出する
上端部にはローデングピニオンギヤ169が固定
され、軸168のギヤ取付部130から下方に突
出する下端部にはキヤリアピニオンギヤ170が
固定されている。
ローデングピニオンギヤ169は、後述するよ
うにホルダ79内にデイスクマガジンケース40
が挿入されたときに、このデイスクマガジンケー
ス40のラツクギヤ59と噛合うものである。
上記のようにローデイングピニオンギヤ16
9、キヤリアピニオンギヤ170が取り付けられ
たホルダ79は、ロケーシヨンピン89,89…
…をロケーシヨンピンガイド孔125,125…
…内に挿入させ、シヤーシ77との間にキヤリア
78を位置させた状態で、シヤーシ77上に上下
動可能に支持されている。ここで、カム127,
127,128,128は、デイスクの非再生装
置にあるときにそれぞれの下端がキヤリア78の
カム摺接部106,106の上面に当接してい
る。またキヤリアピニオンギヤ170はキヤリア
78のキヤリアラツクギア111に噛合つてい
る。また、下限位置規制ピン90,90……は下
限位置規制ピン挿入孔126,126……の下方
に位置している。そして、ホルダ79の連結ばね
取付孔124,124……とシヤーシ77の連結
ばね取付孔87,87……との間には連結ばね1
81,181……が張設されている。この構成の
もとにホルダ79は、シヤーシ77に対して常時
下方に付勢されている。
クランパ80には、その前端部に形成された嵌
着孔141内に鋼球183が嵌着されている。こ
のクランパ80は、その軸部140,140をク
ランパ支持壁121,121の溝121a,12
1a内に嵌着させてホルダ79に取り付けられて
いる。ここで、クランパ80は軸部140,14
0を中心として矢印P17,P18方向へ回動すること
ができるが、その回動範囲は係合壁143がシヤ
ーシ77のクランパストツパ92に当接する範囲
に規制されている。このクランパ80のピン14
2とホルダ79のピン123との間にはばね18
4が介装されており、クランパ80は常時矢印
P17方向に付勢されている。
ヘツドベース81には、信号読取部82a(第
4図参照)を上方に向けて光学ヘツド82が取り
付けられている。このヘツドベース81と光学ヘ
ツド82とはヘツド装置185を構成している。
このヘツド装置185は、第1図、第3図、第4
図に示すようにシヤーシ77の下面側に取り付け
られている。すなわち、シヤーシ77の下面に形
成されたガイド棒取付部94,94,95,95
間には、各々ガイド棒186,186が取り付け
られており、ガイド棒186,186には、この
ガイド棒186,186をガイド部147,14
7,147のガイド孔146,146,146内
に挿入させた状態でヘツドベース81が装着され
ている。この状態においてヘツド装置185はガ
イド棒186,186に案内されて矢印P13,P14
方向に移動することができる。ここで、ヘツドベ
ース81のフイードローデイングラツクギヤ15
1はフイードローデイングピニオンギヤ163と
噛合つている。またアクチユエータ97の係合部
97aはヘツドベース81のカム150に当接し
ている。また係合フツク149の係合部149b
は、シヤーシ77に形成された係合ピン98,9
9間に位置している。またヘツドベース81の後
端縁はキヤリア78のキヤリアピン110に当接
することができ、係合フツク149の鉤部149
aはキヤリアピン110に係合することができ
る。
上記の構成において、フイードローデイングモ
ータ162、ギヤ列164、ヘツド装置185、
キヤリア78、キヤリアピニオンギヤ170、ロ
ーデイングピニオンギヤ169は、後述するよう
にデイスクマガジンケース40のローデイング、
イジエクトを行うものであり、ローデイング・イ
ジエクト装置200を構成している。
次に、上記の構成からなるデイスク再生装置の
デイスク再生時の動作について、第1図ないし第
3図、第8図ないし第12図、第14図を参照し
て説明する。
まず、機器本体41は、デイスクマガジンケー
ス40を挿入する前の待機状態において、第10
図aに示すように、キヤリア78が矢印P14方向
に移動した状態にあり、カム127,127,1
28,128の各下端部がカム摺接部106,1
06上面に当接して、ホルダ79およびクランパ
80が上昇した状態におかれている。また、ヘツ
ド装置185は、第12図aに示すように矢印
P14方向に移動した状態にあり、係合フツク14
9の係合部149bが係合ピン99に当接し、こ
の係合フツク149の鉤部149aがキヤリア7
8のキヤリアピン110から離間して位置してい
る。また、アクチユエータ97の係合部97aは
カム150のリードイン位置検出用切欠152に
係合している。また、キヤリア78の係合ピン1
12は、第1図に示すようにデイスクマガジンケ
ース検出スイツチ166のアクチユエータ166
aに当接している。また、キヤリアピニオンギヤ
170は、キヤリアラツクギヤ111に噛合つて
いる。
ここで、デイスク42の再生を行うには、デイ
スク42をデイスクマガジンケース40のデイス
ク挿入孔54内に収納し、このデイスクマガジン
40を閉じてこれを機器本体41の前端部側から
ホルダ79内に手動で挿入する。ホルダ79内に
挿入されるデイスクマガジンケース40は、ガイ
ド壁117〜120とレール116,116に案
内されて矢印P13方向に移動し、所定寸法挿入さ
れた時点でラツクギヤ59がローデイングピニオ
ンギヤ169に噛合う。
デイスクマガジンケース40の操作者は、ラツ
クギヤ59とローデイングピニオンギヤ169が
噛合つて、ローデイングピニオンギヤ169が僅
かに回転したときにデイスクマガジンケース40
を離す。ローデイングピニオンギヤ169が回転
すると、この回転は軸168を介してキヤリアピ
ニオンギヤ170に伝達され、このキヤリアピニ
オンギヤ170に噛合うキヤリアラツクギヤ11
1が矢印P13方向に移動されてキヤリア78が僅
かに同方向に移動する。キヤリア78が矢印P13
方向へ僅かに移動されると、係合ピン112が第
3図に示すデイスクマガジンケース検出スイツチ
166のアクチユエータ166aから離れ、スイ
ツチ166がオンする。
デイスクマガジンケース検出スイツチ166が
オンすると、図示しない制御回路の動作によつて
フイードローデイングモータ162がオンし、そ
の回転力がギヤ列164を介してフイードローデ
イングピニオンギヤ163に伝達され、このギヤ
163が回転することによつてこのギヤ163に
噛合うフイードローデイングラツクギヤ151が
矢印P13方向に移動され、ヘツド装置185が矢
印P13方向に移動する。ヘツド装置185が同方
向に移動すると、ヘツドベース81の後端縁がキ
ヤリアピン110に当接し、これによつて第39
図bに示すようにキヤリアピン110が矢印P13
方向に押され、キヤリア78が同方向に移動す
る。なお、このときアクチユエータ97の係合部
97aは、カム150の平坦面に摺接している。
また、このときホルダ79のカム127,12
7,128,128は、キヤリア78のカム摺接
部106,106上を相対的に摺動する。キヤリ
ア78が矢印P13方向へ移動すると、キヤリアラ
ツクギヤ111に噛み合うキヤリアピニオンギヤ
170が回転し、これによつてローデイングピニ
オンギヤ169が回転し、しかしてこのローデイ
ングピニオンギヤ169にラツクギヤ59が噛合
つているデイスクマガジンケース40が第10図
bに示すようにホルダ79の内方に向けて矢印
P13方向に移動する。かくしてデイスクマガジン
ケース40、キヤリア78、ヘツド装置185が
矢印P13方向の定位置に達すると、第11図に示
すようにホルダ79のカム面127a,127a
がキヤリア78のカム係合孔107,107、シ
ヤーシ77のカム逃し孔85,85内に漸次侵入
し、カム面128a,128aがカム摺接部10
6,106の前端縁から下方に移動してシヤーシ
77のカム逃し孔86,86内に漸次侵入する。
かくしてホルダ79およびこのホルダ79に支持
されているクランパ80は、漸次下降して第10
図cに示すように下限位置に到り、デイスクマガ
ジンケース40のローデイング動作が完了する。
このときの動作において、デイスクマガジンケ
ース40に形成されたロケーシヨンピン挿入部6
9は、デイスクマガジンケース40が定位置に達
したときにシヤーシ77に形成されたロケーシヨ
ンピン89,89……の上方に位置する。そして
ホルダ79が下降すると、ロケーシヨンピン8
9,89……がロケーシヨンピン挿入部69,6
9……内に相対的に侵入し、デイスクマガジンケ
ース40が定められた位置に円滑に下降する。ま
たこの動作においてホルダ79が下降した際に
は、シヤーシ77に形成された下限位置規制ピン
90,90……がホルダ79の下限位置規制ピン
挿入孔126,126……内に相対的に侵入し、
ホルダ79の上面側に突出してデイスクマガジン
ケース40の下面に当接し、これによつてデイス
クマガジンケース40の下限位置が規制される。
また、デイスクマガジンケース40が下降をし始
める水平方向後端位置は、上述したように、ホル
ダ79のカム127,127と、シヤーシ77の
カム逃し孔85,85およびカム摺接部106,
106の前端縁との各構成によつて決まるが、万
一不測の事態が生じてデイスクマガジンケース4
0が水平方向後方(矢印P13方向)に行き過ぎて
しまつたりすることを防止するため、ホルダ79
にはケースストツパ122,122が形成されて
いる。そして、これらケースストツパ122,1
22は、正常時にはデイスクマガジンケース40
の先端面とわずかな間隙を有して対向するように
設定されている。
また、ホルダ79が下降すると、シヤーシ77
の上面側に位置するターンテーブル161がキヤ
リア78の開口部105およびホルダ79の開口
部115を通してホルダ79の上方に突出し、デ
イスクマガジンケース40のターンテーブル挿入
孔65内に相対的に侵入してデイスク42の下面
に当接する。一方、ホルダ79の下降と共にクラ
ンパ80が下降すると、このクランパ80の前端
部に取り付けられた鋼球183がデイスクマガジ
ンケース40のスタビライザ52に当接し、鋼球
183がばね184の付勢力によつてスタビライ
ザ52を下方へ押し、このスタビライザ52がデ
イスク42の上面に当接する。これによつてデイ
スク42は、ターンテーブル161とスタビライ
ザ52との間に挾持され、再生可能な状態とな
る。
なお、ホルダ79が第10図cに示すように下
限位置に到つたときには、ホルダ79に取り付け
られているキヤリアピニオンギヤ170がキヤリ
アラツクギヤ111から外れ、キヤリアラツクギ
ヤ111よりも下方に位置する。
一方、上記の動作においてホルダ79が下限位
置に位置すると、第12図cに示すようにアクチ
ユエータ97の係合部97aがカム150のリー
ドアウト位置検出用切欠153に係合する。アク
チユエータ97がこのようにカム150に係合す
ると、ヘツド位置検出スイツチ165の回路が切
り換えられ、これによつて図示しない制御回路に
よりフイードローデイングモータ162が逆転駆
動される。したがつて、その後ヘツド装置185
は矢印P14方向に向けて移動される。このとき係
合フツク149の鉤部149aはキヤリアピン1
10から離れているので、キヤリア78は第12
図cに示す位置に残されることになる。このよう
にしてヘツド装置185が矢印P14方向に移動し
て、第12図dに示すようにアクチユエータ97
の係合部97aがカム150のリードイン位置検
出用切欠152に係合すると、ヘツド位置検出ス
イツチ165が切り換えられ、これによつてフイ
ードローデイングモータ162がオフする。かく
して、光学ヘツド82はリードイン位置に置かれ
る。なお、デイスクマガジンケース40が再生可
能に保持された状態においてヘツド装置185が
移動する場合には、光学ヘツド82の信号読取部
82aがデイスクマガジンケース40のレーザ光
導入孔66の直下方を移動する。
そして、上記のようにしてヘツド位置検出スイ
ツチ165がリードイン位置を検出した状態で、
図示しない制御回路により再生動作指令が発せら
れると、デイスク駆動用モータ160がオンして
ターンテーブル161が回転し、このターンテー
ブル161と共にデイスク42が回転する。そし
て光学ヘツド82の信号読取部82aがレーザ光
導入孔66を通してデイスク42に記録された信
号を正規に読み取り、デイスク42の再生がなさ
れる。なおフイードローデイングモータ162
は、トラツキングミラー等によるトラツキングサ
ーボが限界に達するとその都度オンし、光学ヘツ
ド82を矢印P13方向へ所定量移動させる。
そして、光学ヘツド82がデイスク42の信号
最終溝位置まで達し、再生が終了すると、アクチ
ユエータ97の係合部97aがカム150のリー
ドアウト位置検出用切欠153に係合してヘツド
位置検出スイツチ165が切り換えられる。
すると、図示しない制御回路はイジエクト指令
を発し、フイードローデイングモータ162を回
転させてヘツド装置185を第12図eに示すよ
うに矢印P13方向へさらに移動させ、光学ヘツド
82をリードアウト位置よりもオーバーストロー
クさせる。このようにヘツド装置185が移動す
ると、係合フツク149の係合部149bが係合
ピン98に当接して押され、この係合フツク14
9が矢印P11方向に回動してその鉤部149aが
キヤリアピン110に係合した状態となる。そし
て、このときアクチユエータ97の係合部97a
は、カム150のオーバーストローク検出用切欠
154に係合し、ヘツド位置検出スイツチ165
を切り換える。このようにしてスイツチ165が
切り換えられると、フイードローデイングモータ
162が逆転し、ヘツド装置185が矢印P14
向へむけて移動を開始する。この際係合フツク1
49の鉤部149aは第12図fに示すようにキ
ヤリアピン110に係合し、ヘツド装置185と
共にキヤリア78を矢印P14方向に移動させる。
これによつて前述したデイスクマガジンケース4
0のローデイング動作と逆順にホルダ79および
クランパ80が上昇し、デイスクマガジンケース
40が矢印P14方向に移動される。そしてヘツド
装置185が第12図aに示す元の位置に戻る
と、係合フツク149の係合部149bが係合ピ
ン99に当接して押されこの係合フツク149が
矢印P12方向に回動し、鉤部149aとキヤリア
ピン110との係合が解かれる。また、このとき
アクチユエータ97の係合部97aがカム150
のリードイン位置検出用切欠152に係合するこ
とによつてヘツド位置検出スイツチ165が切り
換えられ、これによつてフイードローデイングモ
ータ162がオフする。ここでデイスクマガジン
ケース40は、その端部がホルダ79から外部に
突出しているので、その端部を把持して機器本体
41の外部へ取り出すことができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、デイスクまたはデイスクが
収納されたケースをローデイングまたはイジエク
トするキヤリを、このキヤリアに対してヘツド装
置またはこのヘツド装置に取り付けられたフツク
を係合させることにより移動させるようにしたの
で、ローデイング・イジエクトを行う駆動源をヘ
ツド装置を移動させる駆動源で共用させることが
でき、かつローデイング・イジエクトの切換機構
の構成が簡単となり、動作においてもシンプルで
確実なものが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図はこの考案の一実施例を
示す図であり、第1図はデイスク再生装置の底面
図、第2図は同平面図、第3図は同側面図、第4
図は同分解斜視図、第5図はヘツドベースの平面
図、第6図は同背面図、第7図は第5図S矢視部
の拡大図、第8図は閉じた状態にあるデイスクマ
ガジンケースの斜視図、第9図は開いた状態にあ
るデイスクマガジンケースの斜視図、第10図a
〜c、第11図、第12図a〜fはいずれもこの
デイスク再生装置の動作を説明する図、第13図
は従来のデイスク再生装置の要部の底面図、第1
4図はローデイング・イジエクト装置の機構の要
部をデイスク再生装置の下方から見た斜視図であ
る。 40……ケース(デイスクマガジンケース)、
42……デイスク、78……キヤリア、149…
…フツク(係合フツク)、185……ヘツド装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスクの径方向に駆動されこのデイスクの記
    録信号を読み取るヘツド装置と、このヘツド装置
    を介して駆動され上記デイスクあるいはこのデイ
    スクが収納されるケースをローデイングあるいは
    イジエクトするキヤリアと、上記ヘツド装置に取
    り付けられ、このヘツド装置が、その移動可能な
    範囲のうち、上記キヤリアをローデイング方向に
    駆動し得る方向の最終端近傍に達した時上記キヤ
    リアと係合し、逆方向最終端に達した時上記キヤ
    リアと離脱するように構成されたフツクとを具備
    してなることを特徴とするデイスク再生装置にお
    けるデイスクのローデイング・イジエクト装置。
JP15009684U 1984-09-14 1984-10-03 Expired JPH0222858Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15009684U JPH0222858Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03
EP85111391A EP0174629B1 (en) 1984-09-14 1985-09-10 Disc playback device
DE8585111391T DE3584806D1 (de) 1984-09-14 1985-09-10 Plattenwiedergabegeraet.
US06/774,288 US4679182A (en) 1984-09-14 1985-09-10 Disc playback device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15009684U JPH0222858Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6164659U JPS6164659U (ja) 1986-05-02
JPH0222858Y2 true JPH0222858Y2 (ja) 1990-06-20

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ID=30708252

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JP15009684U Expired JPH0222858Y2 (ja) 1984-09-14 1984-10-03

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JPS61250869A (ja) * 1985-04-30 1986-11-07 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置

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JPS6164659U (ja) 1986-05-02

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