JPH0333959Y2 - - Google Patents
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- JPH0333959Y2 JPH0333959Y2 JP14094481U JP14094481U JPH0333959Y2 JP H0333959 Y2 JPH0333959 Y2 JP H0333959Y2 JP 14094481 U JP14094481 U JP 14094481U JP 14094481 U JP14094481 U JP 14094481U JP H0333959 Y2 JPH0333959 Y2 JP H0333959Y2
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- JP
- Japan
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- hole
- shaft
- speed gear
- speed
- rotating body
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、テープレコーダの駆動機構に係
り、特に2つの歯車を摩擦力により一体的に回転
するように同軸上に配設する構造の改良に関す
る。
り、特に2つの歯車を摩擦力により一体的に回転
するように同軸上に配設する構造の改良に関す
る。
周知のように、テープレコーダにおけるテープ
走行駆動機構として、巻戻しや早送りのようなテ
ープ高速走行に関するものは、第3図に示すよう
に構成されている。すなわち、図中11,12は
左及び右リール台で、それぞれに同軸的かつ一体
的に回転する歯車13,14が設けられている。
これら歯車13,14の間には、高速駆動レバー
15の一端部に植設された軸16に回転自在に支
持される高速歯車17が配設されている。
走行駆動機構として、巻戻しや早送りのようなテ
ープ高速走行に関するものは、第3図に示すよう
に構成されている。すなわち、図中11,12は
左及び右リール台で、それぞれに同軸的かつ一体
的に回転する歯車13,14が設けられている。
これら歯車13,14の間には、高速駆動レバー
15の一端部に植設された軸16に回転自在に支
持される高速歯車17が配設されている。
この高速駆動レバー15は、その略中央部が図
示しないメインシヤーシに植設された軸18に回
動自在に支持されており、図中反時計方向に回動
されたとき高速歯車17が左リール台11の歯車
13に噛合され、図中時計方向に回動されたとき
高速歯車17が右リール台12の歯車14に噛合
されるようになされている。なお、上記高速歯車
17には、左リール台11の歯車13に噛合され
た状態で、図示しないモータから図中反時計方向
の回転力が与えられ、右リール台12の歯車14
に噛合された状態で、モータから図中時計方向の
回転力が与えられるようになされている。
示しないメインシヤーシに植設された軸18に回
動自在に支持されており、図中反時計方向に回動
されたとき高速歯車17が左リール台11の歯車
13に噛合され、図中時計方向に回動されたとき
高速歯車17が右リール台12の歯車14に噛合
されるようになされている。なお、上記高速歯車
17には、左リール台11の歯車13に噛合され
た状態で、図示しないモータから図中反時計方向
の回転力が与えられ、右リール台12の歯車14
に噛合された状態で、モータから図中時計方向の
回転力が与えられるようになされている。
また、上記高速駆動レバー15の他端部には、
ピン19が植設されており、このピン19にトー
シヨンスプリング20の両端部が係合されてい
る。このトーシヨンスプリング20は、その中央
リング状部が高速操作レバー21の中央部に突設
されたピン22に嵌合され固定されている。ここ
で、この高速操作レバー21は、図中水平方向に
形成された一対の長孔23,24に、上記メイン
シヤーシに植設された一対のピン25,26が遊
挿されることにより、図中矢印A,B方向にスラ
イド自在に支持されている。そして、この高速操
作レバー21の両端部には、図中上側から下側に
向かつて互いに順次近接する傾斜を有する係合部
27,28が形成されている。
ピン19が植設されており、このピン19にトー
シヨンスプリング20の両端部が係合されてい
る。このトーシヨンスプリング20は、その中央
リング状部が高速操作レバー21の中央部に突設
されたピン22に嵌合され固定されている。ここ
で、この高速操作レバー21は、図中水平方向に
形成された一対の長孔23,24に、上記メイン
シヤーシに植設された一対のピン25,26が遊
挿されることにより、図中矢印A,B方向にスラ
イド自在に支持されている。そして、この高速操
作レバー21の両端部には、図中上側から下側に
向かつて互いに順次近接する傾斜を有する係合部
27,28が形成されている。
さらに、上記高速操作レバー21の各係合部2
7,28に対応する位置には、REW(巻戻し)操
作レバー29及びFF(早送り)操作レバー30
が、図中矢印C方向に操作可能にそれぞれ設けら
れている。そして、これらREW及びFF操作レバ
ー29,30には、図中矢印C方向に操作した状
態で、高速操作レバー21の各係合部27,28
に係合する係合片31,32がそれぞれ設けられ
ている。
7,28に対応する位置には、REW(巻戻し)操
作レバー29及びFF(早送り)操作レバー30
が、図中矢印C方向に操作可能にそれぞれ設けら
れている。そして、これらREW及びFF操作レバ
ー29,30には、図中矢印C方向に操作した状
態で、高速操作レバー21の各係合部27,28
に係合する係合片31,32がそれぞれ設けられ
ている。
このため、上記REW操作レバー29を図中矢
印C方向に操作すると、その係合片31が高速操
作レバー21の係合部27を押圧し、高速操作レ
バー21が図中矢印B方向にスライドされる。す
ると、トーシヨンスプリング20を介して高速駆
動レバー15が図中反時計方向に回動されるの
で、高速歯車17が左リール台11の歯車13に
噛合されるとともに図中反時計方向に回転される
ので、左リール台11が図中時計方向に回転駆動
され、ここに図示しないテープの巻戻しが行なわ
れる。
印C方向に操作すると、その係合片31が高速操
作レバー21の係合部27を押圧し、高速操作レ
バー21が図中矢印B方向にスライドされる。す
ると、トーシヨンスプリング20を介して高速駆
動レバー15が図中反時計方向に回動されるの
で、高速歯車17が左リール台11の歯車13に
噛合されるとともに図中反時計方向に回転される
ので、左リール台11が図中時計方向に回転駆動
され、ここに図示しないテープの巻戻しが行なわ
れる。
また、上記FF操作レバー30を図中矢印C方
向に操作すると、その係合片32が高速操作レバ
ー21の係合部28を押圧し、高速操作レバー2
1が図中矢印A方向にスライドされる。すると、
トーシヨンスプリング20を介して高速駆動レバ
ー15が図中時計方向に回動されるので、高速歯
車17が右リール台12の歯車14に噛合される
とともに図中時計方向に回転されるので、右リー
ル台12が図中反時計方向に回転駆動され、ここ
に図示しないテープの早送りが行なわれる。
向に操作すると、その係合片32が高速操作レバ
ー21の係合部28を押圧し、高速操作レバー2
1が図中矢印A方向にスライドされる。すると、
トーシヨンスプリング20を介して高速駆動レバ
ー15が図中時計方向に回動されるので、高速歯
車17が右リール台12の歯車14に噛合される
とともに図中時計方向に回転されるので、右リー
ル台12が図中反時計方向に回転駆動され、ここ
に図示しないテープの早送りが行なわれる。
ここにおいて、上記高速駆動レバー15と高速
歯車17との取り付けについて説明する。すなわ
ち、第4図a,bにおいて、上記高速駆動レバー
15の一端部に突設される軸16は、上記高速歯
車17を構成する第1の高速歯車17aの中央部
に略円筒形状に形成された軸受け17b内を挿通
することにより、該第1の高速歯車17aを回転
自在に支持している。また、この第1の高速歯車
17aには、その軸受け17bが突出している側
の平面部に、図中微細点群で示す略リング状の摩
擦体17cが取着されている。
歯車17との取り付けについて説明する。すなわ
ち、第4図a,bにおいて、上記高速駆動レバー
15の一端部に突設される軸16は、上記高速歯
車17を構成する第1の高速歯車17aの中央部
に略円筒形状に形成された軸受け17b内を挿通
することにより、該第1の高速歯車17aを回転
自在に支持している。また、この第1の高速歯車
17aには、その軸受け17bが突出している側
の平面部に、図中微細点群で示す略リング状の摩
擦体17cが取着されている。
そして、上記第1の高速歯車17aの軸受け1
7bは、第2の高速歯車17dの中央部に形成さ
れた透孔17eを挿通することにより、該第2の
高速歯車17dを回転自在に支持している。この
第2の高速歯車17dは、側断面略凹状に形成さ
れるもので、その底面部17fが上記摩擦体17
cに接触されるものである。そして、上記第2の
高速歯車17dの凹部内には、コイル状のスプリ
ング17gが設置され、該スプリング17gの図
中上部からばね受け17hが第1の高速歯車17
aの軸受け17bに圧入されることにより、第1
の高速歯車17aと第2の高速歯車17dとが、
摩擦体17cを介して圧接され一体的に回転され
るようになる。
7bは、第2の高速歯車17dの中央部に形成さ
れた透孔17eを挿通することにより、該第2の
高速歯車17dを回転自在に支持している。この
第2の高速歯車17dは、側断面略凹状に形成さ
れるもので、その底面部17fが上記摩擦体17
cに接触されるものである。そして、上記第2の
高速歯車17dの凹部内には、コイル状のスプリ
ング17gが設置され、該スプリング17gの図
中上部からばね受け17hが第1の高速歯車17
aの軸受け17bに圧入されることにより、第1
の高速歯車17aと第2の高速歯車17dとが、
摩擦体17cを介して圧接され一体的に回転され
るようになる。
この場合、第1の高速歯車17aの軸受け17
b内には、金属製の補強ブツシユ17iを軸16
との間に介在させて補強し、この状態で軸受け1
7bにばね受け17hを圧入させて支持するよう
にしている。そして、軸16の先端部にブツシユ
17jを嵌着させることにより、高速歯車17が
軸16から抜けないように支持され、ここに、高
速歯車17が高速駆動レバー15に回転自在に支
持されるものである。なお、高速歯車17を構成
する第1及び第2の高速歯車17a,17dのう
ち、左及び右リール台11,12の歯車13,1
4に噛合されるのは第1の高速歯車17aであ
り、第2の高速歯車17dは第1の高速歯車17
aが歯車13,14に選択的に噛合された状態
で、モータからの回転力で回転駆動される図示し
ない歯車に噛合されて、上述した方向の回転力が
付与されるようになつている。
b内には、金属製の補強ブツシユ17iを軸16
との間に介在させて補強し、この状態で軸受け1
7bにばね受け17hを圧入させて支持するよう
にしている。そして、軸16の先端部にブツシユ
17jを嵌着させることにより、高速歯車17が
軸16から抜けないように支持され、ここに、高
速歯車17が高速駆動レバー15に回転自在に支
持されるものである。なお、高速歯車17を構成
する第1及び第2の高速歯車17a,17dのう
ち、左及び右リール台11,12の歯車13,1
4に噛合されるのは第1の高速歯車17aであ
り、第2の高速歯車17dは第1の高速歯車17
aが歯車13,14に選択的に噛合された状態
で、モータからの回転力で回転駆動される図示し
ない歯車に噛合されて、上述した方向の回転力が
付与されるようになつている。
しかしながら、上記のような従来のテープレコ
ーダの駆動手段では、部品点数が多く構成が複雑
化し組み立て作業が困難になるとともに、金属性
の補強ブツシユ17iを必要とするので経済的に
も不利になるという問題を有している。
ーダの駆動手段では、部品点数が多く構成が複雑
化し組み立て作業が困難になるとともに、金属性
の補強ブツシユ17iを必要とするので経済的に
も不利になるという問題を有している。
そこで、この考案は上記事情を考慮してなされ
たもので、簡単な構成で2つの回転体を摩擦力を
持たせて同軸的かつ一体的に回転するように支持
させることができ、組み立て作業も容易で経済的
にも有利である極めて良好なテープレコーダの駆
動機構を提供することを目的とする。
たもので、簡単な構成で2つの回転体を摩擦力を
持たせて同軸的かつ一体的に回転するように支持
させることができ、組み立て作業も容易で経済的
にも有利である極めて良好なテープレコーダの駆
動機構を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。第1図a,bにおいて、前
記高速駆動レバー15の一端部に突設される軸1
6は、前記高速歯車17を構成する第1の高速歯
車33の中央部に略円筒形状に形成された軸受け
34内を挿通することにより、該第1の高速歯車
33を回転自在に支持している。また、この第1
の高速歯車33には、その軸受け34が突出して
いる側の平面部に、図中微細点群で示す略リング
状の摩擦体35が取着されている。さらに、第1
の高速歯車33の軸受け34の先端部には、該軸
受け34の外周に沿つた溝部36が形成されてい
る。
して詳細に説明する。第1図a,bにおいて、前
記高速駆動レバー15の一端部に突設される軸1
6は、前記高速歯車17を構成する第1の高速歯
車33の中央部に略円筒形状に形成された軸受け
34内を挿通することにより、該第1の高速歯車
33を回転自在に支持している。また、この第1
の高速歯車33には、その軸受け34が突出して
いる側の平面部に、図中微細点群で示す略リング
状の摩擦体35が取着されている。さらに、第1
の高速歯車33の軸受け34の先端部には、該軸
受け34の外周に沿つた溝部36が形成されてい
る。
そして、上記第1の高速歯車33の軸受け34
は、第2の高速歯車37の中央部に形成された透
孔38を挿通することにより、該第2の高速歯車
37を回転自在に支持している。この第2の高速
歯車37は、側断面略凹状に形成されるもので、
その底面部39が上記摩擦体35に接触されるも
のである。そして、上記第2の高速歯車37の凹
部内には、コイル状のスプリング40が設置さ
れ、該スプリング40の図中上部からばね受け4
1が第1の高速歯車33の軸受け34に圧入され
ることにより、第1の高速歯車33と第2の高速
歯車37とが、摩擦体35を介して圧接され一体
的に回転されるようになる。
は、第2の高速歯車37の中央部に形成された透
孔38を挿通することにより、該第2の高速歯車
37を回転自在に支持している。この第2の高速
歯車37は、側断面略凹状に形成されるもので、
その底面部39が上記摩擦体35に接触されるも
のである。そして、上記第2の高速歯車37の凹
部内には、コイル状のスプリング40が設置さ
れ、該スプリング40の図中上部からばね受け4
1が第1の高速歯車33の軸受け34に圧入され
ることにより、第1の高速歯車33と第2の高速
歯車37とが、摩擦体35を介して圧接され一体
的に回転されるようになる。
すなわち、このばね受け41は、側断面略凹状
に形成され、その開口部に上記スプリング40と
係合する鍔部42が形成されている。また、ばね
受け41は、その底面部43に、上記軸受け34
が挿通可能な径大な第1の透孔部44と、軸受け
34の溝部36に嵌合可能な径小な第2の透孔部
45とが連続して略だるま状に形成されている。
さらに、上記ばね受け41の開口部のうち、上記
第1の透孔部44の円周上の中央部には、突部4
6が形成されている。
に形成され、その開口部に上記スプリング40と
係合する鍔部42が形成されている。また、ばね
受け41は、その底面部43に、上記軸受け34
が挿通可能な径大な第1の透孔部44と、軸受け
34の溝部36に嵌合可能な径小な第2の透孔部
45とが連続して略だるま状に形成されている。
さらに、上記ばね受け41の開口部のうち、上記
第1の透孔部44の円周上の中央部には、突部4
6が形成されている。
このため、まず、ばね受け41の第1の透孔部
44を軸受け36に挿通させる。そして、ばね受
け41を若干ずらせてその第2の透孔部45を軸
受け34の溝部36に嵌合させるようにする。す
ると、ばね受け41の第2の透孔部45が溝部3
6に係止されるので、第1及び第2の高速歯車3
3,37が摩擦体35を介してスプリング40の
付勢力で押圧された状態で支持される。その後、
高速駆動レバー15の軸16の先端部に略リング
状のブツシユ47を圧入する。すると、上記ブツ
シユ47の周縁部がばね受け41の突部46に当
接し、ばね受け41の第2の透孔部45が軸受け
34の溝部36から離脱しないように保持され、
ここに、第1及び第2の高速歯車33,37が高
速駆動レバー15に回転自在に支持されるもので
ある。
44を軸受け36に挿通させる。そして、ばね受
け41を若干ずらせてその第2の透孔部45を軸
受け34の溝部36に嵌合させるようにする。す
ると、ばね受け41の第2の透孔部45が溝部3
6に係止されるので、第1及び第2の高速歯車3
3,37が摩擦体35を介してスプリング40の
付勢力で押圧された状態で支持される。その後、
高速駆動レバー15の軸16の先端部に略リング
状のブツシユ47を圧入する。すると、上記ブツ
シユ47の周縁部がばね受け41の突部46に当
接し、ばね受け41の第2の透孔部45が軸受け
34の溝部36から離脱しないように保持され、
ここに、第1及び第2の高速歯車33,37が高
速駆動レバー15に回転自在に支持されるもので
ある。
なお、高速歯車17を構成する第1及び第2の
高速歯車33,37のうち、左及び右リール台1
1,12の歯車13,14に噛合されるのは第1
の高速歯車33であり、第2の高速歯車37は第
1の高速歯車33が歯車13,14に選択的に噛
合された状態で、モータからの回転力で回転駆動
される図示しない歯車に噛合されて、上述した方
向の回転力が付与されるようになつている。
高速歯車33,37のうち、左及び右リール台1
1,12の歯車13,14に噛合されるのは第1
の高速歯車33であり、第2の高速歯車37は第
1の高速歯車33が歯車13,14に選択的に噛
合された状態で、モータからの回転力で回転駆動
される図示しない歯車に噛合されて、上述した方
向の回転力が付与されるようになつている。
したがつて、上記実施例の構成によれば、ばね
受け41の第2の透孔部45を第1の高速歯車3
3の軸受け34に形成された溝部36に嵌合させ
るようにすることにより、部品点数が少なく簡易
な構成で組み立て作業も容易であり、しかも、確
実に第1及び第2の高速歯車33,37を支持す
ることができ、経済的にも有利とすることができ
る。
受け41の第2の透孔部45を第1の高速歯車3
3の軸受け34に形成された溝部36に嵌合させ
るようにすることにより、部品点数が少なく簡易
な構成で組み立て作業も容易であり、しかも、確
実に第1及び第2の高速歯車33,37を支持す
ることができ、経済的にも有利とすることができ
る。
また、上記ばね受け41としては、第2図に示
すように、第2の透孔部45の円周上の中央部に
対応した周縁部に突部48を形成し、該突部48
を第2の高速歯車37の内周部に当接させること
により、第1図に示した突部46と同様に、ばね
受け41の第2の透孔部45が軸受け34の溝部
36から離脱しないように保持することができる
ものである。
すように、第2の透孔部45の円周上の中央部に
対応した周縁部に突部48を形成し、該突部48
を第2の高速歯車37の内周部に当接させること
により、第1図に示した突部46と同様に、ばね
受け41の第2の透孔部45が軸受け34の溝部
36から離脱しないように保持することができる
ものである。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。
ではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。
以上詳述したようにこの考案によれば、簡単な
構成で2つの回転体を摩擦力を持たせて同軸的か
つ一体的に回転するように支持させることがで
き、組み立て作業も容易で経済的にも有利である
極めて良好なテープレコーダの駆動機構を提供す
ることができる。
構成で2つの回転体を摩擦力を持たせて同軸的か
つ一体的に回転するように支持させることがで
き、組み立て作業も容易で経済的にも有利である
極めて良好なテープレコーダの駆動機構を提供す
ることができる。
第1図はこの考案に係るテープレコーダの駆動
機構を示す図、第2図は同実施例を一部変形した
例を示す斜視図、第3図はテープ走行駆動機構を
示す平面図、第4図は従来の駆動手段を示す図で
ある。 11……左リール台、12……右リール台、1
3,14……歯車、15……高速駆動レバー、1
6……軸、17……高速歯車、18……軸、19
……ピン、20……トーシヨンスプリング、21
……高速操作レバー、22……ピン、23,24
……長孔、25,26……ピン、27,28……
係合部、29……REW操作レバー、30……FF
操作レバー、31,32……係合片、33……第
1の高速歯車、34……軸受け、35……摩擦
体、36……溝部、37……第2の高速歯車、3
8……透孔、39……底面部、40……スプリン
グ、41……ばね受け、42……鍔部、43……
底面部、44……第1の透孔部、45……第2の
透孔部、46……突部、47……ブツシユ、48
……突部。
機構を示す図、第2図は同実施例を一部変形した
例を示す斜視図、第3図はテープ走行駆動機構を
示す平面図、第4図は従来の駆動手段を示す図で
ある。 11……左リール台、12……右リール台、1
3,14……歯車、15……高速駆動レバー、1
6……軸、17……高速歯車、18……軸、19
……ピン、20……トーシヨンスプリング、21
……高速操作レバー、22……ピン、23,24
……長孔、25,26……ピン、27,28……
係合部、29……REW操作レバー、30……FF
操作レバー、31,32……係合片、33……第
1の高速歯車、34……軸受け、35……摩擦
体、36……溝部、37……第2の高速歯車、3
8……透孔、39……底面部、40……スプリン
グ、41……ばね受け、42……鍔部、43……
底面部、44……第1の透孔部、45……第2の
透孔部、46……突部、47……ブツシユ、48
……突部。
Claims (1)
- テープ走行に無関係に回転する第1の回転体
と、この第1の回転体と同軸上に支持され該第1
の回転体と所定の摩擦力をもつて一体的に回転さ
れる第2の回転体と、この第2の回転体の回転力
を一対のリール台に選択的に伝達する回転力伝達
機構とを備えたテープレコーダの駆動機構におい
て、前記第1及び第2の回転体のうちの一方の中
心部に略円柱形状で先端部に円周に沿つて溝部を
有する軸を形成し、前記第1及び第2の回転体の
うちの他方に前記軸が挿通される透孔を形成する
とともに、前記軸が挿通される径大な透孔及び該
径大な透孔に連続し前記溝部に嵌合し得る径小な
透孔を有するばね受けを備え、前記第1及び第2
の回転体間に摩擦部材を介在させて前記軸を前記
透孔に挿通させ、前記透孔を挿通した前記軸をコ
イル状のスプリングに挿通させた状態で、該軸の
先端部を前記ばね受けの径大な透孔に挿通させて
該ばね受けの径小な透孔を前記軸の溝部に嵌合さ
せることにより、前記第1及び第2の回転体を支
持してなることを特徴とするテープレコーダの駆
動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14094481U JPS5848055U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | テ−プレコ−ダの駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14094481U JPS5848055U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | テ−プレコ−ダの駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5848055U JPS5848055U (ja) | 1983-03-31 |
JPH0333959Y2 true JPH0333959Y2 (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=29934078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14094481U Granted JPS5848055U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | テ−プレコ−ダの駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848055U (ja) |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP14094481U patent/JPS5848055U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5848055U (ja) | 1983-03-31 |
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