JPH033356Y2 - - Google Patents

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JPH033356Y2
JPH033356Y2 JP1983181059U JP18105983U JPH033356Y2 JP H033356 Y2 JPH033356 Y2 JP H033356Y2 JP 1983181059 U JP1983181059 U JP 1983181059U JP 18105983 U JP18105983 U JP 18105983U JP H033356 Y2 JPH033356 Y2 JP H033356Y2
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JP
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piezoelectric element
toy
oscillation circuit
power source
vibrating
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JP1983181059U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、床面その他の平面上を移動する電動
式の移動玩具に関する。
平面浄を移動する玩具は、人形や動物の形をし
た歩行玩具あるいは自動車等の形状の走行玩具を
初めとして、多種多様なものが提供されている。
これら従来の移動玩具のうち、電導式すなわち電
力によつて作動する玩具は、殆どの場合、駆動手
段としてモータを使用しており、それ故、ゼンマ
イを動力源とする移動玩具に比較して小型軽量化
および低価格化を図ることが困難である。
本考案の目的は、小型軽量で電力消費量が少な
く、しかも玩具として必要な動きの面白さをも備
えた電動式の移動玩具を提供することにある。
本考案の移動玩具は、電源に接続した発振回路
と、該発振回路によつて駆動される圧電素子と、
該圧電素子によつて発生する機械的振動が伝えら
れる振動脚とを具備し、発振回路は圧電素子に所
定の旋律の音を発生させる信号を出力する電子回
路から成り、振動脚は圧電素子に結合し且つ屈曲
した複数本の針金状可撓性線状体で構成され、こ
れらの線状体が振動することにより動作すること
を特徴とする。
動作時には、発振回路からの出力信号により圧
電素子が駆動され、圧電素子から所定の旋律の音
が発生すると共に、その旋律に対応した機械的振
動が振動脚に伝えられる。このため、移動玩具は
床面その他の平面上で、振動脚を構成する複数本
の線状体が振動することにより移動するが、その
動作は圧電素子から出る旋律の音に同期している
ので、複数本の脚を有する虫や動物等の形状の玩
具があたかも音楽に合わせて踊つているように見
える。
以下、本考案を添付図面に示す具体例に基づい
て説明する。
第1図および第2図に示された玩具は、上面が
閉じた円筒形のケース1と、このケースの下端に
装着される円盤状の圧電素子2と、この圧電素子
の下面中央の円形振動領域内にほぼ垂直に固着さ
れた多数の可撓性線状体から成る振動脚3とを具
備し、ケース1内には圧電素子2を駆動するため
の電源(小型電池)4と発振回路5を設置した基
板6を収納している。なお、圧電素子2と発振回
路5は、2本のリード線7によつて接続されてい
る。
圧電素子2は、銀電極面を有する圧電セラミツ
クを円形の金属板の中央部に重ね合せたもので、
発音体として作用する。ケース1は、この発音体
の共鳴器として形成され、円筒の下端には圧電素
子2を結合するため適宜の間隔を置いて取り付け
た複数個の爪ないしフツク8を備えている。
玩具の振動脚3を構成している線状体は、第1
図に示すように玩具を床面その他の平面上に置い
たとき、折れ曲がることなく玩具体を支えること
ができる適宜の材料、例えば可撓性のある合成樹
脂製の直線材料で作ることができる。特に第3図
に示すように、逆V字状に屈曲した弾力性のある
針金状の可撓性線状体で振動脚3を形成すると、
後述のように所定の旋律の音に合わせて踊る人
形、あるいは擬音を発しながら動く虫やロボツト
形のおもちやが得られる。いずれにしても、振動
脚3の一端は圧電素子2の振動領域に結合してい
ることが必要である。
発振回路5は、上記圧電素子2を振動させる信
号を出力するものであればよく、その具体例を第
4図および第5図に示す。第4図は、2個のトラ
ンジスタTu1,Tr2を使用した非安定マルチバ
イブレータの出力をコイルLとトランジスタTr
3で昇圧して圧電素子2に加える回路、第5図
は、予め定めた旋律の音を発生させる信号を出力
する公知のLSI(商品名SVM7900)によつて圧電
素子2を駆動する回路である。なお、これらの回
路において9は電源スイツチである。
図示の玩具は以上のように構成されるので、そ
の作用は次の通りである。
まず、外部から操作できるように取り付けた電
源スイツチ9をオンにすると、発振回路5からの
信号によつて圧電素子2が機械的に振動し、ブザ
ー音、特に第5図の回路を用いた場合には所定の
メロデイ音が発生する。この振動は振動脚3に伝
えられる。従つて、第1図または第3図のように
平面上に置かれた玩具は、振動脚3が振動するこ
とによりその接触面から反作用を受け、それによ
つて全体が移動せしめられる。その移動方向は、
振動脚3を構成する線状体の傾斜、接触面の状態
等によつて決定される。第5図の回路により圧電
素子2がメロデイ音を発生する場合には、振動脚
3が音に対応して振動するので、玩具はその音に
合わせて動いているように見える。
以上の具体例では電源として電池を使用してい
るが、これを太陽電池とすれば、適当な光源の下
では恒久的に、すなわわち電池を取り換えること
なく玩具を作動させることができる。また、電池
以外の電源を使用できることは勿論である。
上記の通り、本考案によれば、動力源として薄
型で消費電力が少ない圧電素子を用いて、これを
所定の旋律の音が発生するように駆動し且つ複数
本の可撓性線状体から成る脚を振動させるように
したので、メロデイに合わせて踊る人形、あるい
は擬音を発しながら動く虫やロボツト形のおもち
やとして好適であり、しかも、従来のモータを使
用した電動玩具より小型軽量に作ることができる
と共に、ボタン電池のような小型の電源でも長時
間運転可能であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による移動玩具の一具体例を示
し、第2図はその内部構造を示す分解斜視図、第
3図は振動脚の形が異なる移動玩具の正面図、第
4図および第5図は夫々本考案に使用される発振
回路の具体例を示す回路図である。 1……ケース、2……圧電素子、3……振動
脚、4……電池、5……発振回路、6……基板、
7……リード線、8……フツク、9……電源スイ
ツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電源に接続した発振回路と、該発振回路によ
    つて駆動される圧電素子と、該圧電素子によつ
    て発生する機械的振動が伝えられる振動脚とを
    具備し、上記発振回路は上記圧電素子に所定の
    旋律の音を発生させる信号を出力する電子回路
    から成り、上記振動脚は上記圧電素子に結合し
    且つ屈曲した複数本の針金状可撓性線状体で構
    成され、該線状体が振動することにより動作す
    ることを特徴とする移動玩具。 2 電源として太陽電池を内蔵した実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の移動玩具。
JP18105983U 1983-11-25 1983-11-25 移動玩具 Granted JPS6088999U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18105983U JPS6088999U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 移動玩具

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JP18105983U JPS6088999U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 移動玩具

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Publication Number Publication Date
JPS6088999U JPS6088999U (ja) 1985-06-18
JPH033356Y2 true JPH033356Y2 (ja) 1991-01-29

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JP18105983U Granted JPS6088999U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 移動玩具

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JP4999660B2 (ja) * 2007-11-27 2012-08-15 有限会社擬人機工藝 振動移動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54167726U (ja) * 1978-05-17 1979-11-26
JPS5698297U (ja) * 1979-12-27 1981-08-04

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