JPH061200Y2 - 杖玩具 - Google Patents

杖玩具

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JPH061200Y2
JPH061200Y2 JP1987163171U JP16317187U JPH061200Y2 JP H061200 Y2 JPH061200 Y2 JP H061200Y2 JP 1987163171 U JP1987163171 U JP 1987163171U JP 16317187 U JP16317187 U JP 16317187U JP H061200 Y2 JPH061200 Y2 JP H061200Y2
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JP
Japan
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toy
cane
magnet
magnetic force
tip
Prior art date
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JP1987163171U
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English (en)
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JPH0168099U (ja
Inventor
大 青木
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株式会社センテクリエイションズ
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、玩具の駆動部を始動させる機能を有する杖玩
具に関する。
[従来の技術] 例えば、建物玩具や小型の人形その他のミニチュア玩具
のように関連のある複数の玩具で遊ぶ場合、個々の玩具
が可動部を有しないものであれば、各玩具を並べる等の
比較的単純な遊びに限られるが、個々の玩具が可動式で
形状等の変化する動的玩具として作られているならば、
それらを動かす遊びも付加される。例えば、玩具の1又
は複数の部分が動力で動くように作られている場合は、
その部分を動かす駆動部のスイッチを操作することで人
形の手足を動かしたり容器等の蓋を開けたりできる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のような動的玩具を集めて遊ぶと
き、玩具の数が多くなればそれだけ操作も煩わしくな
る。そこで、子供が各玩具毎に異なるスイッチ等の操作
をしなくても、全体の玩具に共通した簡単な操作をする
だけで、例えば人形が踊り、楽器が鳴り、種々の可動玩
具が動き出すならば、幼児にとって自分が魔法使いにな
ったような気分になり、一層楽しく遊ぶことができるで
あろう。
本考案は、このような遊びを実現するものとして、種々
の玩具に軽く接触させるだけでその玩具を始動させる機
能を有する杖形状の玩具を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、駆動部の作動を阻止する係止手段の少なくと
も一部を磁性材で形成した玩具と共に使用する杖玩具で
あって、磁石等の磁力発生手段を装着した杖形状体から
成り、その磁力発生手段を上記玩具の係止手段に近接さ
せた時に当該玩具の磁性材との間に生じる磁力で係止手
段の作用を解除することにより、玩具の駆動部を始動さ
せるように構成したことを特徴とする。
[作用] 本考案の杖玩具は、例えば先端部に、磁石を装着し、他
の部分は子供が直接つかんだり又は人形の手に持たせた
りできるように形成される。この杖と共に使用する玩具
は、駆動部の作動を阻止する係止手段の少なくとも一部
が磁石や鉄片等の磁性材で形成される。従って、杖を持
ってその端部を玩具の所定の部位(例えば目印をつけ
る)に近接させる(接触させてもよい)と、杖の磁石が
玩具の磁性材を引き付け又は反発させて係止手段の作用
を解除する。その結果始動する駆動部によって玩具は所
定の動作を行うので、子供は、静止している物があたか
も魔法の杖で動き出したように感ずる。
[実施例] 第1図及び第2図は、本考案の杖玩具の一実施例の斜視
図及び側面図である。この杖玩具1は、直径が1cm強の
偏平な円筒状の先端部2と、その側面から5cm程延びた
棒状部分3とから成る。先端部2の下側は開口になって
おり、その内部に磁力発生手段として円形の磁石4が装
着されている。先端部2の上面は平板状に形成され、そ
の上に玩具らしい浮出し模様5が付加されている。更
に、杖の棒状部分3の基端部6は小球状に形成されてい
る。
第3図は、上記の杖玩具1を近づけることによって始動
する玩具の一例として、花形状の玩具を示す。この花玩
具10は、同図(A)に示す蕾の状態から(B)に示す花びら
が開いた状態に変化するように作られたものであり、そ
の構成は次のとおりである。
第4図に示すように、花玩具10の外殻は蕾を上下2つ
に分割した形状のケーシング11,12から成り、蕾の
開く側には開口が形成され、その開口から内部に2枚の
花びら13,14が収納されている。各花びらは、例え
ば、可撓性を有するプラスチックシート又は布その他の
材料で作られる。2枚の花びら13,14は、宝石形状
の止め具15により各々の中心部を重ねて心棒16の先
端に止着され、心棒16の移動によって開閉するように
なっている。心棒16は、第5図に示すように結合した
2つのケーシング11,12の基端部から中心線に沿っ
て移動自在に挿入され、その先端は径の大きい鍔17と
して形成される一方、基端部はケーシング11,12の
外に突出して丸く巻いた形状とされている。また、心棒
16はケーシング11,12の内側に突設した案内壁1
8を貫通しており、案内壁18と心棒16の先端の鍔1
7との間にコイルスプリング19が伸縮自在に装着され
ている。
ケーシング11,12の基端部の内側には、矩形の磁石
20を収容した小箱形状の係止部材21が上下に揺動自
在に取り付けられている。この係止部材21は、下向き
に突出した突起22を有する。突起22は、心棒16の
中間部に設けられた凹部23に嵌合することにより、ス
プリング19の押圧力に抗して心棒16とその先端の鍔
17に装着した2枚の花びら13,14を閉じた位置に
保持する機能を有する。
この状態のとき、第5図に示すように、子供が前述の杖
玩具1を持ってその先端部2を上部ケーシング11の基
端に接触させると、杖玩具の磁石4とケーシング11内
の係止部材21の磁石20との間に吸引力が生じ、係止
部材21を上方に回動させる。これにより、係止部材2
1の突起22が心棒16の凹部23から抜け出るため、
スプリング19の弾発力で心棒16がケーシング11と
12の開口側に移動し、先端の鍔17に装着した2枚の
花びら13,14を閉じた状態から開いた状態に変え
る。かくして、閉じている花の蕾が魔法の杖の接触で開
かれるように感じられる。
次に第6図は、第1図の杖玩具を近づけることによって
作動する玩具の例として、音の発生する鳥籠形状のアク
セサリーを示す。このアクセサリー30は、鳥籠形状の
ケーシング31の中に小鳥形状の部材32を配置すると
共に、ケーシング31の上端に小リング33を設けたも
のである。使用の際には、先端にフック34を備えた鎖
35を介してクリップ36をアクセサリー30に接続す
る。すなわち、予めクリップ36に接続した鎖35の先
端のフック34をケーシング31の小リング33の孔に
入れることにより、アクセサリー30をクリップ36に
接続し、クリップ36を胸のポケット等に止めることで
アクセサリー30を装飾品として使用することができ
る。このアクセサリー30の構成は次のとおりである。
第7図に示すように、ケーシング31の背面側には基盤
37が取り付けられる。基盤37は、前後2つに分割さ
れたケーシング38,39から成り、ケーシング31は
側面から見てL字形の前部ケーシング38に装着され
る。前部ケーシング38の底部正面には、後述のように
電子音を発生させるため、杖玩具1の先端部2を近づけ
る位置を示すマーク40が記されている。なお、ケーシ
ング31とケーシング38,39は、後方からねじ41
によって組み付けられる。
2つのケーシング38と39を結合して作られる基盤3
7の内部には、電子音を発生する圧電ブザー42と、こ
れを駆動するLSI等の回路素子を組み込んだ回路基板
43とが収納され、その下方には、矩形の磁石44を装
着した切替アーム45が配置される。切替アーム45
は、その基端45aを後部ケーシング39の内面に水平
方向に回動自在に支持される一方、アーム先端には前面
側に突出した突起46と通電部47とを有する。この通
電部47と前部ケーシング38の内面との間にはコイル
スプリング48が配置され、そのスプリング力で通電部
47を装着した切替アーム45の先端部を後方に押圧し
ている。また、通電部47と向い合う回路基板43上の
位置に電源スイッチの接点49が配置されている。この
電源スイッチは、通常はスプリング48の押圧力で通電
部47が接点から離れているため、オフ状態となってい
る。
このとき、第8図に示すように、前述の杖玩具1を持っ
てその先端部2を前部ケーシング38のマーク40に接
触させると、杖玩具の磁石4と切替アーム45の磁石4
4との間に吸引力が生じ、切替アーム45の先端部をス
プリング48の力に抗して前方に移動させる。これによ
り、アーム先端の通電部47がスイッチ接点49に接触
してスイッチをオンにするため、回路基板43上の回路
素子が作動して圧電ブザー42を駆動し、所定の電子音
を発生させる。かくして、鳥籠内の小鳥が魔法の杖の接
触で鳴き始めるように感じられる。
以上、実施例について説明したが、本考案はこれに限ら
れるものではない。例えば、杖玩具には他の玩具に取り
付けた磁石や鉄片等の磁性材との間で引き合い又は反発
し合う磁石又は他の磁力発生手段を装着すればよい。ま
た、杖の形状や磁石等の磁力発生手段の取付位置等は任
意に定めることができる。
[考案の効果] 以上のように、本考案は、磁石又は他の磁力発生手段を
装着した杖形状の玩具であり、その磁力発生手段を他の
玩具の所定の部位に近接させた時、当該玩具の磁性材を
引き付け又は反発させて係止手段の作用を解除し、当該
玩具の駆動部を作動させるようにしたので、魔法の杖の
近接或いは接触で動き出したり歌い出したりする種々の
玩具を提供することができる。そして、杖の近接或いは
接触という共通の動作で多数の玩具を動かすことができ
るので、幼児は自分が魔法使いになったような気分で遊
ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は側面図、
第3図は杖玩具を接触させることで花が開く玩具を示す
斜視図、第4図は分解図、第5図は縦断面図、第6図は
第1図の杖玩具を接触させることで電子音を発生する玩
具の斜視図、第7図は分解図、第8図は動作説明図であ
る。 1……杖玩具、 2……先端部、 3……棒状部分、 4……磁石、 5……浮出し模様、 6……基端部、 10……花玩具、 11,12……ケーシング、 13,14……花びら、 15……止め具、 16……心棒、 19……スプリング、 20……磁石、 21……係止部材、 22……突起、 30……アクセサリー、 31……ケーシング、 32……小鳥形状体、 42……圧電ブザー、 43……回路基板、 44……磁石、 45……切替アーム、 47……通電部、 48……スプリング、 49……電源スイッチ接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動部の作動を阻止する係止手段の少なく
    とも一部を磁性材で形成した玩具と共に使用する杖玩具
    であって、磁石等の磁力発生手段を装着した杖形状体か
    ら成り、該磁力発生手段を前記玩具の係止手段に近接さ
    せた時に前記玩具の磁性材との間に生じる磁力で該係止
    手段の作用を解除することにより、前記玩具の駆動部を
    始動させるように構成したことを特徴とする杖玩具。
JP1987163171U 1987-10-27 1987-10-27 杖玩具 Expired - Lifetime JPH061200Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987163171U JPH061200Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 杖玩具

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JP1987163171U JPH061200Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 杖玩具

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Publication Number Publication Date
JPH0168099U JPH0168099U (ja) 1989-05-01
JPH061200Y2 true JPH061200Y2 (ja) 1994-01-12

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