JP3011922U - 置 物 - Google Patents

置 物

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JP3011922U
JP3011922U JP1994016210U JP1621094U JP3011922U JP 3011922 U JP3011922 U JP 3011922U JP 1994016210 U JP1994016210 U JP 1994016210U JP 1621094 U JP1621094 U JP 1621094U JP 3011922 U JP3011922 U JP 3011922U
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JP
Japan
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figurine
voice
hollow base
upper side
hollow
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Application number
JP1994016210U
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English (en)
Inventor
雄一 常磐
Original Assignee
田幡 福寿
佐藤 博
雄一 常磐
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚にうったえる外観を備えると共に、揺れ
を検出して音声を発し聴覚にもうったえることのできる
置物を提供することを目的としている。 【構成】 中空台2の外部上側に、コイルスプリングを
介して「なまず」様の合成樹脂成形物4が設けてあると
共に、中空台2の内部に揺動検出手段、音声合成手段を
含む地震警告発声装置が設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、地震などの揺れを感知して音声を発するようにした置物に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来の置物には種々の形態のものがある。例えば有名な建築物や遺跡等を形ど ったものや、動物を形どったものである。何れもその外観が重視されたものであ る。
【0003】 これらの置物で、音声を発するようにしたものとして、基台内にオルゴールを 内蔵させたものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記の如くの置物で、地震などの揺れを検出して音声を発するようにしたもの は無かった。
【0005】 この考案は、視覚にうったえる外観を備えると共に、揺れを検出して音声を発 し、聴覚にもうったえることのできる置物を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
前記の目的に基づいてなされたこの考案の目的は、中空台の外部上側に成形物 が設けてあると共に、中空台の内部に、揺動検出手段、音声合成手段を含む発声 装置が設けてあることを特徴とする置物である。
【0007】 また、中空台の外部上側に、弾性部材を介して成形物が設けてあると共に、中 空台の内部に、揺動検出手段、音声合成手段を含む発声装置が設けてあることを 特徴とする置物である。
【0008】 また、中空台の外部上側に、コイルスプリングを介して「なまず」様の成形物 が設けてあると共に、中空台の内部に揺動検出手段、音声合成手段を含む地震警 告発声装置が設けてあることを特徴とする置物である。
【0009】
【作用】
この考案の置物によって、趣味性の高い外観を呈すると共に、地震などの揺れ で音声を発し、聴覚も刺激する置物を提供することができる。
【0010】 中空台の外部上側に設けられる成形物を、弾性部材を介して支持すると、中空 台に伝わった揺れが弾性部材で増幅されて成形物に伝達し、大きく揺れるので、 視覚性を向上する。また人為的に成形物を揺らした場合も、揺れが中空台側に伝 達され、中空台内部に設けた発声装置を動作させることができる。
【0011】 また、成形物を「なまず」様とし、かつ発声装置を地震警告発声装置とするこ とによって、特に地震時に注意を喚起する置物とすることができる。
【0012】
【実施例】
以下この考案を請求項3の実施例に基づいて説明する。図1が実施例の置物1 で、半球状の中空台2の外部上側に、コイルスプリング3を立設し、このコイル スプリング3を介して、「なまず」様の合成樹脂成形物4が支持してある。
【0013】 中空台2の内側には図2(a)に示したような地震警告発声装置5が設けてあ る。地震警告発声装置5は、揺動検出手段6と、音声合成手段7がメインスイッ チ8を介して電池9に接続されて回路構成してあるもので、音声合成手段7に、 この合成手段で駆動されるスピーカー10が接続してある。
【0014】 前記揺動検出手段6は、図2(b)の原理図のように構成されたもので、中空 筒11と、中空筒11の内側に揺動自在に吊下された振子12とからなるスイッ チである。前記中空筒11が前記中空台2の内部上側に、下向きに吊下した状態 で設置され、中空筒11と前記音声合成手段7のスタート入力13がリード線1 4で接続される一方、振子12がリード線15で電池9に接続される。
【0015】 前記音声合成手段7は、マイクロプロセッサ、ICメモリ等を主体として構成 した電子回路で、スタート入力13に、揺動検出手段6からの検出信号を受ける と回路が起動し、「あ、揺れてる。地震だ。」の如くの音声信号が合成され、ス ピーカー10を駆動して、前記合成音声が1乃至複数回、発するようになってい る。
【0016】 前記中空台2の底には、蓋板(図示していない)が着脱自在に取付けられ、メ インスイッチ8が蓋板の透孔を通して外部に露出して設置される一方、他の構成 部材即ち、電池9、スピーカー10並びに、プリント基板上に実装された音声合 成手段7が蓋板に搭載される。
【0017】 上記実施例の置物は、室内の机、棚等に載置して使用することができる。地震 が発生して揺れると、中空台2の内部に設けた揺動検出手段6の振子12が揺れ て、中空筒11と接触するので、音声合成手段7のスタート入力13に検出信号 が与えられる。検出信号を受けた音声合成手段7は、動作を開始し、「あ、揺れ てる。地震だ。」の音声が、予め設定された回数、スピーカー10から発する。
【0018】 地震によって中空台2が揺れると、この揺動がコイルスプリング3を介して「 なまず」様の合成樹脂成形物4に伝達され、合成樹脂成形物4が大きく揺れる。 従って地震の発声を視覚的にも伝えることができる。
【0019】 「なまず」様の合成樹脂成形物4を、指先等で押すことによっても、この成形 物4を揺らすことができる。この揺れはコイルスプリング3を介して中空台2側 に伝達され、揺動検出手段6の振子12を揺動させる。従って、人為的にも前記 音声合成手段7を起動させることができ、遊びの感覚で「あ、揺れてる。地震だ 。」の音声を発生させることができる。このようにこの考案の置物は玩具として 使用することもできる。
【0020】 前記コイルスプリング3は、図3に示したように、弾性のある杆体16のよう な他の弾性部材とすることもできるが、これらのコイルスプリング3、杆体16 は必須のものではない。合成樹脂成形物4の揺動をさせない場合は、弾性部材に 代えて、剛性部材として成形物4を支持するようにしても良い。
【0021】 また、前記合成樹脂成形物4の形状や音声合成手段7で構成される音声も実施 例に限定されるものではない。合成樹脂成形物4は他の動物や植物とすることが 考えられる。音声合成手段7で合成される音声は、前記と別の意味内容の人間の 音声、音楽、動物の鳴声等が考えられる。
【0022】
【考案の効果】
以上に説明の通り、この考案によれば、視覚にうったえる外観を備えると共に 、揺れを検出して音声を発し、聴覚にもうったえることのできる置物を提供でき る効果がある。また玩具として使用可能の置物を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の斜視図である。
【図2】(a)は同じく実施例の地震警告発声装置の回
路構成図、(b)は同じく実施例の揺動検出手段の原理
図である。
【図3】この考案の他の実施例の一部断面図である。
【符号の説明】
1 置物 2 中空台 3 コイルスプリング 4 合成樹脂成形物 5 地震警告発声装置 6 揺動検出手段 7 音声合成手段 8 スイッチ 9 電池 10 スピーカー 11 中空筒 12 振子 13 スタート入力 14、15 リード線 16 杆体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空台の外部上側に成形物が設けてある
    と共に、中空台の内部に、揺動検出手段、音声合成手段
    を含む発声装置が設けてあることを特徴とする置物。
  2. 【請求項2】 中空台の外部上側に、弾性部材を介して
    成形物が設けてあると共に、中空台の内部に、揺動検出
    手段、音声合成手段を含む発声装置が設けてあることを
    特徴とする置物。
  3. 【請求項3】 中空台の外部上側に、コイルスプリング
    を介して「なまず」様の成形物が設けてあると共に、中
    空台の内部に揺動検出手段、音声合成手段を含む地震警
    告発声装置が設けてあることを特徴とする置物。
JP1994016210U 1994-11-25 1994-11-25 置 物 Expired - Lifetime JP3011922U (ja)

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JP1994016210U JP3011922U (ja) 1994-11-25 1994-11-25 置 物

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