JP2968432B2 - 傘 - Google Patents
傘Info
- Publication number
- JP2968432B2 JP2968432B2 JP5117494A JP5117494A JP2968432B2 JP 2968432 B2 JP2968432 B2 JP 2968432B2 JP 5117494 A JP5117494 A JP 5117494A JP 5117494 A JP5117494 A JP 5117494A JP 2968432 B2 JP2968432 B2 JP 2968432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- melody
- sensor switch
- sound
- voice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声発生装置を備えた
傘に関する。
傘に関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、傘は雨が降っている時に使用す
るものであって、雨が降る時は気圧も低く気が滅入って
しまうことが多い。特に幼児は雨が降ると濡れたり寒く
なるので外出を嫌がり、学校や幼稚園への登校を拒否す
ることがあり、雨の日でも外出が楽しくなるような工夫
が必要であった。例えば、歩き始めた幼児が歩くことに
興味を持つように靴やサンダルに笛を設けて踵をつく度
に空気を押し出して笛を鳴らせるようなものや、傘に音
声発生手段を設けてスイッチを入れると音を発生するも
のがあるが、ただ音を発するだけではすぐに飽きてしま
い、むしろ煩わしいと感じてしまうことが多かった。
るものであって、雨が降る時は気圧も低く気が滅入って
しまうことが多い。特に幼児は雨が降ると濡れたり寒く
なるので外出を嫌がり、学校や幼稚園への登校を拒否す
ることがあり、雨の日でも外出が楽しくなるような工夫
が必要であった。例えば、歩き始めた幼児が歩くことに
興味を持つように靴やサンダルに笛を設けて踵をつく度
に空気を押し出して笛を鳴らせるようなものや、傘に音
声発生手段を設けてスイッチを入れると音を発生するも
のがあるが、ただ音を発するだけではすぐに飽きてしま
い、むしろ煩わしいと感じてしまうことが多かった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、前記背景の下に成立したもの
であって、雨の日の外出が楽しくなる傘を提供すること
を目的とする。
であって、雨の日の外出が楽しくなる傘を提供すること
を目的とする。
【0004】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の傘は以下の要件を備えたことを特徴とす
る。 (イ)上記傘の柄の内部には、メロディの音声データを
記憶するとともに、記憶した音声データをメロディとし
て出力する音声発生手段と該音声発生手段を起動するセ
ンサスイッチとを備えたこと (ロ)上記センサスイッチは上記傘の先端を上に向けた
状態で、上下に揺動させた時、作動するスイッチである
こと(ハ)上記音声発生手段は、上記センサスイッチが作動
する度にメロディの音声データを1音ずつ出力すること
に、本発明の傘は以下の要件を備えたことを特徴とす
る。 (イ)上記傘の柄の内部には、メロディの音声データを
記憶するとともに、記憶した音声データをメロディとし
て出力する音声発生手段と該音声発生手段を起動するセ
ンサスイッチとを備えたこと (ロ)上記センサスイッチは上記傘の先端を上に向けた
状態で、上下に揺動させた時、作動するスイッチである
こと(ハ)上記音声発生手段は、上記センサスイッチが作動
する度にメロディの音声データを1音ずつ出力すること
【0005】
【発明の作用】傘の柄の内部に音声発生手段と傘の先端
を上に向けた状態で、上下に揺動させた時に作動するセ
ンサスイッチとを備えているので、傘の先端を上に向け
て上下に揺動すると、センサスイッチが作動する度に音
声発生手段がメロディの音声データを1音ずつ発生す
る。
を上に向けた状態で、上下に揺動させた時に作動するセ
ンサスイッチとを備えているので、傘の先端を上に向け
て上下に揺動すると、センサスイッチが作動する度に音
声発生手段がメロディの音声データを1音ずつ発生す
る。
【0006】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施態様につい
て説明する。図1は傘の使用状態を示し、この傘1は、
柄2の内部に音声発生手段3とセンサスイッチ4と電源
電池5とが配置されている。この柄2には図2に示すよ
うに、音を外部に放出する孔部2aが形成されるととも
に、電源スイッチ6と選曲スイッチ7とが柄2の内部か
ら突出して設けられている。
て説明する。図1は傘の使用状態を示し、この傘1は、
柄2の内部に音声発生手段3とセンサスイッチ4と電源
電池5とが配置されている。この柄2には図2に示すよ
うに、音を外部に放出する孔部2aが形成されるととも
に、電源スイッチ6と選曲スイッチ7とが柄2の内部か
ら突出して設けられている。
【0007】音声発生手段3は、図3に示すように、音
声合成回路8と、この音声合成回路8から出力される音
声データを増幅する増幅回路9と、増幅された音声デー
タを音声として出力するスピーカ10とから構成されて
いる。
声合成回路8と、この音声合成回路8から出力される音
声データを増幅する増幅回路9と、増幅された音声デー
タを音声として出力するスピーカ10とから構成されて
いる。
【0008】上記音声合成回路8は、CMOSのメロデ
ィICで構成され、複数のメロディを記憶するととも
に、選曲スイッチ7でメロディを選択でき、後述するセ
ンサスイッチ4が作動する度毎に、1音づつ音声データ
を出力するように設けられている。
ィICで構成され、複数のメロディを記憶するととも
に、選曲スイッチ7でメロディを選択でき、後述するセ
ンサスイッチ4が作動する度毎に、1音づつ音声データ
を出力するように設けられている。
【0009】センサスイッチ4は振子スイッチで構成さ
れ、一方向の揺動を検知するように設けられている。こ
の振子スイッチは、例えば、一方の接点4aの端部に錘
4cを設け、傘の先端が下向きの場合は、図4(a)に
示すように、錘のついた接点4aが下方に位置して、上
下に揺動しても接点4aと接点4bとが接触しないよう
にし、傘の先端が上向きの場合は図4(b)に示すよう
に、錘4cのついた接点4aが上方に位置して、錘4c
の重さで接点4aと接点4bとが接触しやすくして、上
下方向の揺動を敏感に感知するような構成にすればよい
し、図5(a)に示すように筒11の一方の面に接点1
2を配置し、導電性の金属球13を収納して接点12が
下方に位置する時は、上下方向の揺動で金属球13が上
下動して接点12をON/OFFし、傘の先端が下向き
の場合は、図5(b)に示すように、接点12が上方に
位置して金属球13が上下動しても接点12に接触しな
い構成にしてもよい。
れ、一方向の揺動を検知するように設けられている。こ
の振子スイッチは、例えば、一方の接点4aの端部に錘
4cを設け、傘の先端が下向きの場合は、図4(a)に
示すように、錘のついた接点4aが下方に位置して、上
下に揺動しても接点4aと接点4bとが接触しないよう
にし、傘の先端が上向きの場合は図4(b)に示すよう
に、錘4cのついた接点4aが上方に位置して、錘4c
の重さで接点4aと接点4bとが接触しやすくして、上
下方向の揺動を敏感に感知するような構成にすればよい
し、図5(a)に示すように筒11の一方の面に接点1
2を配置し、導電性の金属球13を収納して接点12が
下方に位置する時は、上下方向の揺動で金属球13が上
下動して接点12をON/OFFし、傘の先端が下向き
の場合は、図5(b)に示すように、接点12が上方に
位置して金属球13が上下動しても接点12に接触しな
い構成にしてもよい。
【0010】なお、センサスイッチ4は一方向の揺動を
感知できれば、振子スイッチに限らず振動センサや歪セ
ンサを用いてもよい。
感知できれば、振子スイッチに限らず振動センサや歪セ
ンサを用いてもよい。
【0011】また、錘4cの重さや、筒11の長さを変
えて、強く揺動した時、センサスイッチ4が作動するよ
うに設定すれば、意識して揺動した時のみ音声を出力す
るので、むやみに音声を出力することがなく、うっとう
しくなることがない。
えて、強く揺動した時、センサスイッチ4が作動するよ
うに設定すれば、意識して揺動した時のみ音声を出力す
るので、むやみに音声を出力することがなく、うっとう
しくなることがない。
【0012】次に、上述のように構成された傘1の作動
態様について説明する。
態様について説明する。
【0013】まず、電源スイッチ6を投入し、選曲スイ
ッチ7で希望の曲を選択する。その後、傘1をさした状
態で、図1に示すように、上下に揺動すると、センサス
イッチ4が上下方向の揺動を感知する度毎に作動する
(ONになる)。このセンサスイッチ4の信号は起動信
号として音声発生手段3に入力しているので、音声合成
回路8に記憶された音声データを1音出力する。さら
に、傘1を上下に揺動すると、センサスイッチ4が再び
ONするので音声合成回路8は次の音声データを出力す
る。このように、傘1を上下に連続的に揺動すると、音
声データが連続的に出力されるのでメロディを形成する
ことができる。
ッチ7で希望の曲を選択する。その後、傘1をさした状
態で、図1に示すように、上下に揺動すると、センサス
イッチ4が上下方向の揺動を感知する度毎に作動する
(ONになる)。このセンサスイッチ4の信号は起動信
号として音声発生手段3に入力しているので、音声合成
回路8に記憶された音声データを1音出力する。さら
に、傘1を上下に揺動すると、センサスイッチ4が再び
ONするので音声合成回路8は次の音声データを出力す
る。このように、傘1を上下に連続的に揺動すると、音
声データが連続的に出力されるのでメロディを形成する
ことができる。
【0014】上記傘1を、間隔を空けて揺動すれば、ゆ
っくりしたリズムで、傘1を早く揺動すれば、早いリズ
ムでメロディを奏でるので、あたかも自分が演奏してい
るようにリズムをコントロールすることができ、面白み
が倍加する。
っくりしたリズムで、傘1を早く揺動すれば、早いリズ
ムでメロディを奏でるので、あたかも自分が演奏してい
るようにリズムをコントロールすることができ、面白み
が倍加する。
【0015】また、傘1を上に向けた状態で上下に揺動
した時のみ、メロディを奏でるので、ただ闇雲に振り回
しても音声発生手段3は作動せず、鳴らすために傘1を
振り回すことがなくなり、周囲の人に迷惑をかけること
がない。
した時のみ、メロディを奏でるので、ただ闇雲に振り回
しても音声発生手段3は作動せず、鳴らすために傘1を
振り回すことがなくなり、周囲の人に迷惑をかけること
がない。
【0016】さらに、傘1の先を地面にぶつけても音声
発生手段3は作動しないので、メロディを奏でようとし
て、傘1の先を地面にぶつけ、傘1を破損することがな
い。
発生手段3は作動しないので、メロディを奏でようとし
て、傘1の先を地面にぶつけ、傘1を破損することがな
い。
【0017】上述のように、傘1を上に向けた状態で上
下に揺動すると、揺動する度に音声を出力するので、自
分でリズムを決めることができ、ただ一定時間メロディ
を奏でるものと違って面白みが倍加する。
下に揺動すると、揺動する度に音声を出力するので、自
分でリズムを決めることができ、ただ一定時間メロディ
を奏でるものと違って面白みが倍加する。
【0018】 そして、傘1の先を地面にぶつけたり、傘
1を振り回してもメロディを奏でることはないので、傘
1が早く破損したり、周囲の人に迷惑をかけたりするこ
とがない。
1を振り回してもメロディを奏でることはないので、傘
1が早く破損したり、周囲の人に迷惑をかけたりするこ
とがない。
【0019】
【効果】本発明によれば、傘の先端を上に向けた状態
で、上下に揺動する度にメロディの音声データを1音ず
つ出力するので、自分でリズムを決めることができ、た
だ メロディを決まったリズムで所定時間奏でるものと違
って、自分が演奏しているようにメロディのリズムをコ
ントロールすることができ、メロディを出力する面白さ
が倍加して、雨の日でも外出が楽しくなり、幼稚園や学
校への登校が苦にならなくなる。そして、傘の先を地面
にぶつけたり、傘を振り回してもメロディを奏でること
はないので、傘が早く破損したり、周囲の人に迷惑をか
けたりすることがない。
で、上下に揺動する度にメロディの音声データを1音ず
つ出力するので、自分でリズムを決めることができ、た
だ メロディを決まったリズムで所定時間奏でるものと違
って、自分が演奏しているようにメロディのリズムをコ
ントロールすることができ、メロディを出力する面白さ
が倍加して、雨の日でも外出が楽しくなり、幼稚園や学
校への登校が苦にならなくなる。そして、傘の先を地面
にぶつけたり、傘を振り回してもメロディを奏でること
はないので、傘が早く破損したり、周囲の人に迷惑をか
けたりすることがない。
【図1】本発明の傘の使用状態図。
【図2】上記傘の柄の構造を示す説明図。
【図3】電気的構成を示す構成図。
【図4】(a)(b)はセンサスイッチの動作説明図。
【図5】(a)(b)はセンサスイッチの他の例の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
1 傘 2 柄 3 音声発生手段 4 センサスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする
傘。 (イ)上記傘の柄の内部には、メロディの音声データを
記憶するとともに、記憶した音声データをメロディとし
て出力する音声発生手段と該音声発生手段を起動するセ
ンサスイッチとを備えたこと (ロ)上記センサスイッチは上記傘の先端を上に向けた
状態で、上下に揺動させた時、作動するスイッチである
こと(ハ)上記音声発生手段は、上記センサスイッチが作動
する度にメロディの音声データを1音ずつ出力すること
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5117494A JP2968432B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 傘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5117494A JP2968432B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 傘 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07231803A JPH07231803A (ja) | 1995-09-05 |
JP2968432B2 true JP2968432B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=12879477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5117494A Expired - Lifetime JP2968432B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 傘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2968432B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4187809B2 (ja) * | 1997-09-08 | 2008-11-26 | シチズンホールディングス株式会社 | 小型電子機器 |
JP4524419B2 (ja) * | 2007-08-24 | 2010-08-18 | 学校法人慶應義塾 | 音発生装置 |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP5117494A patent/JP2968432B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07231803A (ja) | 1995-09-05 |
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