JPH0333331Y2 - - Google Patents

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JPH0333331Y2
JPH0333331Y2 JP14895388U JP14895388U JPH0333331Y2 JP H0333331 Y2 JPH0333331 Y2 JP H0333331Y2 JP 14895388 U JP14895388 U JP 14895388U JP 14895388 U JP14895388 U JP 14895388U JP H0333331 Y2 JPH0333331 Y2 JP H0333331Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、畳の表張り機に関するものであ
る。
(従来の技術) 畳表を緊張して畳床に待ち針で仮固定するため
の畳の表張り機の一例が特開昭58−17962号公報
に開示されている。この公知の装置を第4図ない
し第6図によつて説明すると、畳床1の長手方向
の端部を下から支える幅方向の固定受台2が左右
の脚3上に固定されており、図の左方で移動する
移動受台とで畳床受台が形成されている。この脚
3の外側面に沿つて上下摺動自在の左右の脚部4
a,4aとこれらを連結する水平ビーム4bとに
よつて門形の昇降上部枠4が形成され、第1流体
シリンダ(図示されていない)によつて昇降し、
その下降時に水平ビーム4bが固定受台2との間
で畳床1の端部を挾着するようになつている。
上記昇降上部枠4の前面にアーム状ブラケツト
5が突設され、このアーム状ブラケツト5に支持
された回転自在の表張り軸6に「ヘ」の字形の表
張りレバー7の屈曲部が固定され、上記表張り軸
6の突出端にスプロケツト8が固定される。上記
の表張りリレー7の短辺部7aの先端には、上記
水平ビーム4bの端部に立設されている柱状ブラ
ケツト9に支持されている第2流体シリンダ10
のピストンロツド10aが連結され、この第2流
体シリンダ10の作動によつて表張りレバー7の
長辺部7bが図示の水平位置と下向き垂直位置と
の間を上下に約90度回転する。一方、表張りレバ
ー7の長辺部7bには、摺動ブロツク11が前後
摺動自在に取付けられ、この摺動ブロツク11に
第3流体シリンダ12のピストンロツド12aが
連結される。そして左右の摺動ブロツク11,1
1の下端間に畳表挾持用の固定バー13が支架さ
れ、この固定バー13の上方で昇降する可動バー
14の両端が、上記摺動ブロツク11の上端に固
定されている第4流体シリンダ15のピストンロ
ツド15aに連結される。すなわち、前後の固定
バー13、可動バー14間にそれぞれ畳表16の
端部を挾持し、第3流体シリンダ12のピストン
ロツド12aを引いて畳表16を緊張し、次いで
第1流体シリンダ(図示されていない)を作動さ
せて水平ビーム4bを下降させ、畳表16および
畳床1を水平ビーム4bと固定受台2との間に挾
み、しかるのち第2流体シリンダ10を作動させ
て表張りレバー7を回転し、その長辺部7bを下
方へ倒す。
しかして、前記柱状ブラケツト9に針打ち用の
上部軸17および下部軸18が上下平行に、かつ
回転自在に支持され、上部軸17に固定したスプ
ロケツト17aと前記表張り軸6のスプロケツト
8に伝動チエーン8aが巻掛けられる。そして、
上部軸17および下部軸18にそれぞれリンク1
9の一端が取付けられ、上下左右の合計4本のリ
ンク19の先端に待ち針ホツパ20が取付けら
れ、前記表張り軸6の90度回転によつて待ち針ホ
ツパ20が斜め下方へ下降するようになつてい
る。この待ち針ホツパ20は、上面が開放された
直方体の箱状のものであり、第5図および第6図
に示すように、多数本のU字形待ち針21を上下
に重ねて収納するための樋状ガイド22の多数本
を内蔵しており、各樋状ガイド22に対応して待
ち針ホツパ20の背面下部に上記U字形待ち針2
1を導出するための針出口20aが開口し、反対
の前面側下部の各開口に針押し板23が挿入さ
れ、これら多数の針押し板23が横バー24で連
結され、この横バー24の両端に、待ち針ホツパ
20の前面にブラケツト25を介して固定されて
いる第5流体シリンダ26のピストンロツド25
aが接続されている。そして、前記の水平ビーム
4bが下降し、表張り軸7が下向きに回転する
と、この回転に連動して上部軸17が回転して待
ち針ホツパ20が円弧を描きながら下降し、針出
口20aが畳床1のかまちに対向し、このとき第
5流体シリンダ26を作動させることにより、U
字形待ち針21が畳床1のかまちに畳表16の上
から打ち込まれる。なお、第4図の3aは床押さ
え板で、揺動自在に形成されており、表張りレバ
ー7の下降前に下方へ回転し、固定レバー13と
の衝突を避けるようになつている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の畳の表張り機は、畳
表16の両端を固定バー13と可動バー14の間
で挾持し、緊張した状態で表張りレバー7の長辺
部7bを下方へ倒して畳表16を折曲げるので、
畳表16の前後の挾持部間の距離を十分に長くし
て上記の固定バー13がその下降時に固定受台2
の前面に当るのを避ける必要があり、そのため畳
表16の折曲げ長さが畳床1の厚さに比べて可成
り長くなり、畳表16の無駄が多くなり、この無
駄を少なくするために挾持部間の距離を短かくす
ると、畳表16の折曲げの際に固定バー13が固
定受台2の前面下部に接して畳表16が過大に緊
張され、その結果、畳表16が引き裂かれるとい
う問題があつた。そして、上記の畳表16は、待
ち針21の打込み後に所要長に切断されて短くな
るので、表替えに際して既に張られている畳表1
6を取外し、裏返しにして張るときは上記の表張
り機を使用することができなかつた。
この考案は、畳表の挾持部間距離を短かくして
無駄を省くことができ、かつ表替えに際しても使
用することができ、しかも畳表を弛みなく張るこ
とを可能にする畳の表張り機を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため、この考案において
は、上記待ち針ホツパの背面に互いに隣接する2
個の針出口の間を通つて待ち針ホツパの下方へ延
びるかまち押さえ板を揺動自在に垂下し、各かま
ち押さえ板を待ち針ホツパの背面から離す方向に
付勢し、待ち針ホツパの下降時に上記かまち押さ
え板が畳床のかまちに圧接するようにしたことを
特徴とする。
そして、上記水平ビームの前面下端に、水平ビ
ームの下降時にこの水平ビームと畳床のかまちと
の間の畳床上面に圧接する上面押さえ板をヒンジ
を介して取付けことができる。
(作 用) 従来と同様に畳表を緊張して昇降上部枠を下降
し、畳床受台の端部上に畳床および畳表を挾着し
たのち、畳表の端部の挾持を解放して表張りレバ
ーを回転し、待ち針ホツパを下降させると、待ち
針ホツパの背面のかまち押さえ板が待ち針ホツパ
と共に下降し、畳床のかまち上の畳表に摺接して
畳表を下方へ引張る。したがつて、昇降上部枠を
下降し、昇降上部枠と畳床受台の間で畳床および
畳表を挾着したのち、上記のように表張緊張装置
による畳表の緊張を弛めても、この弛みは上記か
まち押さえ板の摺接によつて解消し、畳表が緊張
状態で畳床のかまちに重ねられる。そして、上記
のかまち押さえ板は、待ち針ホツパの針出口間に
位置しているので、従来と同様にU字形待ち針を
押出すことにより、U字形待ち針が畳床のかまち
に上記畳表の上から打込まれ、畳表が仮固定され
る。
なお、上面押さえ板を設け、水平ビームの下降
に伴つて上面押さえ板を回動し、この上面押さえ
板を水平ビームと畳床のかまちとの間の畳床上面
に畳表の上から圧接すると、畳表緊張装置による
畳表の緊張を弛めた際に生じる畳表の弛みがかま
ち部分のみに限定されるので、かまち押さえ板の
摺接による畳表の緊張が一層容易になる。
(実施例) 第1図および第2図に示すように、待ち針ホツ
パ20の背面にL型材からなる幅方向の支持バー
31を介して複数個の受け金32を固定し、この
受け金32によつて横軸33を水平に支持し、こ
の横軸33にかまち押さえ板34を揺動自在に垂
下し、かつ横軸33にリング35を固定してかま
ち押さえ板34を隣接する2個の針出口20a,
20aの中間に位置させる。このかまち押さえ板
34は、下方部分を「く」の字形に屈曲し、下半
部背面にゴム製のまさつ板34aを固着し、上半
部に上下方向の長穴34bをあけたものであり、
この長穴34bに挿通したピン36が上記待ち針
ホツパ20の背面に固定され、このピン36に被
せたコイルスプリング37がかまち押さえ板34
と待ち針ホツパ20の背面との間に挾まれてかま
ち押さえ板34を付勢し、その過剰な揺動がピン
36の頭で抑制される。
一方、水平ビーム4bの前面下端にヒンジ41
によつて幅方向に長い上面押さえ板42が揺動自
在に取付けられる。この上面押さえ板42の裏面
全長にまさつ板42aが固着され、反対の上面左
右にアーム43が立設されている。そして、この
アーム43の先端が棒状のリンク44、前記柱状
ブラケツト9の背面に受け金45によつて支持さ
れているL字形レバー46、および上記柱状ブラ
ケツト9の上部に吊り金具47から垂下されてい
る第5流体シリンダ48のピストンロツド48a
に順に連結される。
上記の構造において、水平ビーム4bが上昇位
置にあつて畳表16が固定バー13、可動バー1
4間に挾まれて緊張されているとき、上記水平ビ
ーム4bの下降によつて固定バー13、可動バー
14および畳表16が下降し、畳床1の上面に畳
表16が重ねられ畳床1および畳表16が固定受
台2と水平ビーム4bとの間に挾持され、続いて
第5流体シリンダ48のピストンロツド48aが
押出されて上面押さえ板42が下向きに回転し、
水平ビーム4bの前方に出ている畳表16が上記
上面押さえ板42によつて畳床1上に圧着され
る。この圧着が終ると、第4流体シリンダ15の
ピストンロツド15aが設定により引込められて
可動バー14が上昇し、その結果、畳表16の挾
持が解かれて畳表16の端部が垂れ下がり、一
方、第3流体シリンダ12の付勢力と畳表16の
張力間のバランスが破れて固定バー13および可
動バー14が摺動ブロツク11と共に前方に移動
する。また、畳床1のかまちに接する床押さえ板
3aは、鎖線位置から実線位置に回転する。
次いで、上記の摺動ブロツク11を支持する表
張りレバー7が表張り軸16を支点として回転す
ると、第3図に示すように固定バー13および可
動バー14が畳床1のかまち下方に移動し、かつ
待ち針ホツパ20が従来と同様に上部軸17およ
び下部軸18を支点として円弧を描きながら下降
し、待ち針ホツパ20の針出口20aが畳床1の
かまちと対向する位置で停止する。このときかま
ち押さえ板34のまさつ板34aが畳床1のかま
ち上の畳表16の垂れ下がり部分にスプリング3
7の弾力により圧接されて下降し、上記畳表16
の垂れ下がり部を緊張し、この垂れ下がり部をか
まちに密着させる。そして、第5流体シリンダ2
6のピストンロツド26aを押出すことにより、
待ち針ホツパ21が畳床1のかまちに打込まれ、
畳床1に畳表16が固定される。
(考案の効果) この考案は、従来の待ち針ホツパの背面にかま
ち押さえ板を垂下状に取付け、待ち針ホツパの下
降時にかまち押さえ板を畳床のかまちに摺接させ
て畳表を折曲げ緊張するようにしたので、水平ビ
ームの下降終了と同時に畳表緊張装置による畳表
の緊張を弛めることができ、そのため畳表の挾持
長さを従来よりも短かくすることができ、従来、
畳床の一端から突出する畳表の曲げ代が畳床の厚
さの外に2cmの余分を必要とし、この2cmの余分
をU字形待ち針の打込み後に切断除去していたの
に対し、この2cmの余分および切断除去の作業が
それぞれ下要となり、そのため表替えに際しても
上記の装置を使用することができる。しかも、畳
表を無理に緊張することがなく、畳表を引裂くこ
とがない。そして、請求項2に記載の考案は、水
平ビームの前方、すなわちかまち側の畳床上に畳
表を圧着するための上面押さえ板を備えているの
で、畳表緊張装置による畳表の緊張を弛めたとき
に生じる畳表の弛みが、かまちに接する畳表の垂
れ下がり部分のみとなり、上記のかまち押さえ板
による緊張が一層容易に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の縦断面図、第2図
は待ち針ホツパの要部の背面図、第3図は待ち針
ホツパの下降時の縦断面図、第4図は従来装置の
縦断面図、第5図は第4図の待ち針ホツパの横断
平面図、第6図は第5図の−線断面図であ
る。 1……畳床、2……畳床受台(固定受台)、4
……昇降上部枠、4b……水平ビーム、13……
畳表緊張装置の固定バー、14……畳表緊張装置
の可動バー、16……畳表、20……待ち針ホツ
パ、20a……針出口、21……U字形待ち針、
34……かまち押さえ板、37……コイルスプリ
ング、42……上面押さえ板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 畳床受台の両端部上方に、昇降自在に形
    成され、幅方向の水平ビームを備えていて下降
    時にこの水平ビームが上記畳床受台上の畳床の
    端部付近に圧接するようにした昇降上部枠を設
    け、この昇降上部枠に畳表の端部を挾持して長
    さ方向に緊張するための畳表緊張装置と、多数
    本のU字形待ち針を装填可能な待ち針ホツパを
    備え、上記下降時の昇降上部枠に対してこの待
    ち針ホツパを下降させ、この待ち針ホツパの背
    面下部に幅方向の1列に並んで開口する針出口
    からそれぞれ上記U字形待ち針を押出して畳床
    のかまちに打込むための針打ち装置とを設けた
    畳の表張り機において、上記待ち針ホツパの背
    面に互いに隣接する2個の針出口の間を通つて
    待ち針ホツパの下方へ延びるかまち押さえ板を
    揺動自在に垂下し、各かまち押さえ板を待ち針
    ホツパの背面から離す方向に付勢し、待ち針ホ
    ツパの下降時に上記かまち押さえ板が畳床のか
    まちに圧接するようにしたことを特徴とする畳
    の表張り機。 〔2〕 水平ビームの前面側下端に、水平ビーム
    の下降時にこの水平ビームと畳床のかまちとの
    間の畳床上面に圧接する上面押さえ板をヒンジ
    を介して取付けた請求項1記載の畳の表張り
    機。
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