JPH0333132Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0333132Y2
JPH0333132Y2 JP10893986U JP10893986U JPH0333132Y2 JP H0333132 Y2 JPH0333132 Y2 JP H0333132Y2 JP 10893986 U JP10893986 U JP 10893986U JP 10893986 U JP10893986 U JP 10893986U JP H0333132 Y2 JPH0333132 Y2 JP H0333132Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary plates
rope
fitting
fixed
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10893986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6315111U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10893986U priority Critical patent/JPH0333132Y2/ja
Publication of JPS6315111U publication Critical patent/JPS6315111U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0333132Y2 publication Critical patent/JPH0333132Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案は電線の延線に係るものであり、特に
光フアイバー複合架空地線(以下OPGWと記す)
の延線に最も適した延線用の搬器について成され
たものである。
(従来の技術) 本願考案は延線径間の複数鉄塔間に張り渡した
支持線W上を例えばOPGWを抱持し、連結ロー
プRによつて牽引されて両端鉄塔及び各中間鉄塔
で支持線Wを支持する支持金具HGを開放状態と
することなく通過して滑動することにより延線径
間全長にわたり搬送する線に損傷を与えることな
く延線を行う工法に用いられる搬器Bである。こ
のような搬器Bは第6,7図に示すよう中心より
円周に向つて放射状の嵌入溝を開放し、嵌入溝で
挾まれた各辺上の縁端部に同心円状に摺動保持部
を設けた2枚の回転板の摺動保持部を対向させ、
その間に2つのガイド体を挾持して、各回転板の
中心を貫通する軸の両端部に各回転板の中心水平
位置を囲む形で連結体9を設け、該連結体9の枠
内に連結ロープを嵌入してその周囲を巡らし、前
後へ引き出し、複数の搬器を所定間隔に連結して
上部のガイド体を支持線に乗架し、下部のガイド
体にOPGWを抱持して、連結ロープに引き力を
加え支持線上の移動を行うものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) ところがこの連結ロープで所定間隔を保つ搬器
の重量が1つの要因となることによつて鉄塔間の
支持線が垂れ下がり多々支障が出ることもあつ
た。つまりOPGWを抱持した搬器間はOPGWの
垂れ下がりによつて地上の構築物等と接触する危
険性を無くす為約15m間隔で連結されるものであ
るが、400mの鉄塔間では26個必要となり、抱持
したOPGWの垂れ下がりの防止は出来ても、支
持線に吊架した搬器群全体が垂れ下がり、山間部
の延線では地上の樹木に接触する可能性が出て来
た。
(問題点を解決する為の手段) よつて本願考案では少しでも搬器の重量を軽減
し、よつて先記した問題を解決するものである。
つまり回転板の中心水平方向を囲む連結体9を無
くし、両回転板間の中心軸上に連結ロープの枠と
なるけん引金具8を設けることにより同目的を半
分以下の重量で構成して目的を達するものであ
る。
(実施例) 円形の中心付近より円周に向つて放射状に開放
して所定数の嵌入溝1を設け、該嵌入溝1で挾ま
れた各辺2上の縁端部に同心円状に断面L字溝状
等の摺動保持部3を設けて回転板4,5を形成
し、両端にローラー61を軸止し両側に各摺動保
持部3に対応する断面形状を持ち、円弧状で回転
板4,5の辺2の2本と常時係合し、時には3本
と係合する長さの摺動ツバ62を有するガイド体
6を2ケ、前記回転板4,5の2枚の摺動保持部
3間に挾持状態に係合させ、両回転板4,5の中
心を軸止7する。
両回転板4,5間の軸7上中央には回転板間の
水平方向両側へ伸ばしてけん引金具取付部81を
固定して設け、各けん引金具取付部81端には横
断面U状のロープ収容部82を上下方向回動自在
に連結し、該ロープ収容部82先端には箱状にロ
ープ固定部83を設け、固定ピン84で開閉自在
とした蓋85を設ける。
以上の構成の本願考案を用いてOPGWの搬送
延線を行うのであるが、先ず複数鉄塔間に張り渡
した支持線Wを第5図に示す中間支持金具HGで
支持し、延線開始鉄塔側地上よりOPGWを下部
位置のガイド体6内に抱持し、上部位置のガイド
体6のローラー61で支持線Wに乗架し、連結ロ
ープRで所定間隔に連結した搬器B群を自走機等
で移動させ、中間支持金具HGに最先の搬器が至
るとその回転板4,5の嵌入溝1内にU字環10
を受け入れ、更に搬器が引かれて移動することに
より、回転板4,5が回転し、中間支持金具HG
より抜け出て次径間へと出て、以下後続の各搬器
B又、各中間支持金具HGでも同様の動作を行
い、最終端の鉄塔に至ると上位置にある支持線W
の張力を緩め、下位置のOPGWの張力を増すこ
とによつて両線の位置反転を行い、反転後は下部
のガイド体6内に支持線Wを抱持してOPGW上
で搬器群の回収を行うものである。
この搬器B群の連結ロープRは第4図に示すよ
う所定間隔にストツパーSを施したロープで構成
し、ストツパーSをけん引金具8のロープ固定部
83へ嵌入し、蓋85を閉じ、ロープ収容部82
内にロープを納め、軸7の上又は下位置を越して
同じくロープ収容部82内に入り、ロープ固定部
83内を通過して次の搬器へと連結されるもので
あり、軸7を挾んで両側先端に位置するロープ固
定部83のどちらを使用するかは任意である。
(考案の効果) 以上のように本願考案の搬器を使用することに
より、従来の搬器と同目的の使用が可能であり、
前記した延線鉄塔径間における支持線の垂れ下が
りをその軽量化により防止出来る他、その小型化
故に運搬の際の省力化が図れ、又経済性を考えて
も多々効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の正面図、第2図は右側面図、第
3図は平面図、第4図はけん引金具に連結ロープ
を収容したところの斜視図、第5図は使用状態
図、第6図は従来品の正面図、第7図はその平面
図。 図中の符号、1……嵌入溝、2……辺、3……
摺動保持部、4,5……回転板、6……ガイド
体、7……軸止、8……けん引金具、9……連結
体、B……搬器、R……連結ロープ、W……支持
線、61……ローラー、62……摺動ツバ、81
……けん引金具取付部、82……ロープ収容部、
83……ロープ固定部、84……固定ピン、85
……蓋、10……U字環、HG……支持金具、S
……ストツパー、OPGW……光フアイバー複合
架空地線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 円形の中心付近より円周に向つて放射状に開
    放して所定数の嵌入溝1を設け、該嵌入溝1で
    挾まれた各辺2上の縁端部に同心円状に摺動保
    持部3を設けた2枚の回転板4,5の摺動保持
    部3を対向させ、その間に、両端にローラー6
    1を軸止し両側に各摺動保持部3に対応する断
    面形状を持ち、円弧状で回転板4,5の辺2の
    2本と常時係合し、時には3本と係合する長さ
    の摺動ツバ62を有するガイド体6を2ケその
    摺動ツバ62を対応する摺動保持部3へ嵌装し
    て両回転板4,5の中心を軸止7し、両ガイド
    体6を回転板4,5の回動に関係なく遊回動自
    在とした延線用搬器において、搬器の移動手段
    である連結ロープの取付部となるけん引金具8
    を回転板4,5間の軸7上に上下回動自在に取
    付けたことを特徴とする延線用搬器。 2 けん引金具8は両回転板4,5間の軸7上中
    央に固定して水平方向両側へ伸びたけん引金具
    取付部81に各々横断面U状のロープ収容部8
    2を上下方向回動自在に連結し、該ロープ収容
    部82先端には箱状のロープ固定部83を、固
    定ピン84で開閉自在とした蓋85を設けて連
    設したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の延線用搬器。
JP10893986U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0333132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10893986U JPH0333132Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10893986U JPH0333132Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6315111U JPS6315111U (ja) 1988-02-01
JPH0333132Y2 true JPH0333132Y2 (ja) 1991-07-15

Family

ID=30986591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10893986U Expired JPH0333132Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0333132Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6315111U (ja) 1988-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0333132Y2 (ja)
JP2816108B2 (ja) 索道用カーブ支持器
JPH047604Y2 (ja)
JPH0122342Y2 (ja)
JPH0419761B2 (ja)
JPH0424729Y2 (ja)
JPH0357052Y2 (ja)
JPH0428169Y2 (ja)
JPH043526Y2 (ja)
JPH0424730Y2 (ja)
JP2536680Y2 (ja) ケーブル架設用移動金車
JPH0345968B2 (ja)
JPH055773Y2 (ja)
JPH0697804B2 (ja) 延線工法及びその装置
JPH055774Y2 (ja)
JPH0419927Y2 (ja)
JPH05921B2 (ja)
JPS6311009A (ja) 多導体の延線工法
JPH0333135Y2 (ja)
JPH0345969B2 (ja)
JPH051926Y2 (ja)
JP2554213Y2 (ja) 延線用金車
SU1142335A1 (ru) Направл ющее устройство дл т гового каната
JPH0427763B2 (ja)
JPH0340704A (ja) 延線機器及びそれを用いた延線方法