JPH0333059B2 - - Google Patents
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- JPH0333059B2 JPH0333059B2 JP62056798A JP5679887A JPH0333059B2 JP H0333059 B2 JPH0333059 B2 JP H0333059B2 JP 62056798 A JP62056798 A JP 62056798A JP 5679887 A JP5679887 A JP 5679887A JP H0333059 B2 JPH0333059 B2 JP H0333059B2
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- JP
- Japan
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- valve
- groove
- passage
- gas
- molten metal
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/14—Machines with evacuated die cavity
- B22D17/145—Venting means therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はダイカストマシンや射出成形機等の射
出成形装置において、成形時の金型キヤビテイか
ら大量のガスを抜き取るための金型用ガス抜き装
置に関するものである。
出成形装置において、成形時の金型キヤビテイか
ら大量のガスを抜き取るための金型用ガス抜き装
置に関するものである。
従来より、ダイカストマシンは精密な製品を多
量に鋳造する方法として広く普及されているが、
溶湯を高速、高圧でキヤビテイ内へ充填するため
に、キヤビテイ内のガスが充分に抜けきらずに溶
湯と混合して製品中に巣として残存することがあ
り、巣のない健全性を重視される製品には適さな
い場合があつた。
量に鋳造する方法として広く普及されているが、
溶湯を高速、高圧でキヤビテイ内へ充填するため
に、キヤビテイ内のガスが充分に抜けきらずに溶
湯と混合して製品中に巣として残存することがあ
り、巣のない健全性を重視される製品には適さな
い場合があつた。
そこでこのような不都合を解消するものとして
本出願人は、例えば特公昭58−46386号公報や特
公昭59−309号公報に記載されているように、キ
ヤビテイ内の大量のガスを確実かつ容易に抜き取
り、ガスの巻込みをなくして巣のないダイカスト
製品を得る金型用ガス抜き装置を開発した。
本出願人は、例えば特公昭58−46386号公報や特
公昭59−309号公報に記載されているように、キ
ヤビテイ内の大量のガスを確実かつ容易に抜き取
り、ガスの巻込みをなくして巣のないダイカスト
製品を得る金型用ガス抜き装置を開発した。
第7図はこの種従来の金型用ガス抜き装置を金
型分割面から見た一部破断正面図であつて、これ
を同図に基いて説明すると、図の紙面で手前側と
紙背側とに分割された金型1には、ガス抜き装置
2のガス抜きブロツク3が同じ面で分割されて接
合されており、その分割されない円筒部の下端に
弁座4が形成されている。5は弁棒5aと弁体5
bとからなる弁であつて、昇降により弁体5bで
弁座4を開閉するように構成されており、弁座4
の上方には、排気口6が開口する弁室7が形成さ
れている。金型ブロツク3には、金型キヤビテイ
8と連通するガス抜き溝9と、その途中から迂回
して弁座4に導かれるガス抜き通路10とが設け
られている。
型分割面から見た一部破断正面図であつて、これ
を同図に基いて説明すると、図の紙面で手前側と
紙背側とに分割された金型1には、ガス抜き装置
2のガス抜きブロツク3が同じ面で分割されて接
合されており、その分割されない円筒部の下端に
弁座4が形成されている。5は弁棒5aと弁体5
bとからなる弁であつて、昇降により弁体5bで
弁座4を開閉するように構成されており、弁座4
の上方には、排気口6が開口する弁室7が形成さ
れている。金型ブロツク3には、金型キヤビテイ
8と連通するガス抜き溝9と、その途中から迂回
して弁座4に導かれるガス抜き通路10とが設け
られている。
このように構成されていることにより、溶湯射
出時のガスは、ガス抜き溝9と、ガス抜き通路1
0および弁室7を通つて機外へ抜かれ、また、溶
湯の充填完了時には、溶湯の慣性力で弁5が閉
じ、弁室7内への溶湯の侵入を遮断するように構
成されている。
出時のガスは、ガス抜き溝9と、ガス抜き通路1
0および弁室7を通つて機外へ抜かれ、また、溶
湯の充填完了時には、溶湯の慣性力で弁5が閉
じ、弁室7内への溶湯の侵入を遮断するように構
成されている。
しかしながら、このような従来の金型用ガス抜
き装置においては、ガス抜き溝9への溶湯の流入
速度が遅い場合や、流入量が少ない場合のよう
に、慣性力が小さい場合に弁5が完全に閉まらな
いことがあり、また、溶湯が弁体5bに充分に作
用する前に、溶湯の一部が迂回しているガス抜き
通路10の方へ進んでしまうことがあり、きわめ
て稀ではあるが、この溶湯が飛沫状や小粒状とな
り、弁体5bないしは弁座4に付着して固化する
ことにより弁5の全開を阻害することがあり溶湯
が弁室7内に侵入してこれを損傷させたり、弁室
7外へ噴出したりするという問題があつた。
き装置においては、ガス抜き溝9への溶湯の流入
速度が遅い場合や、流入量が少ない場合のよう
に、慣性力が小さい場合に弁5が完全に閉まらな
いことがあり、また、溶湯が弁体5bに充分に作
用する前に、溶湯の一部が迂回しているガス抜き
通路10の方へ進んでしまうことがあり、きわめ
て稀ではあるが、この溶湯が飛沫状や小粒状とな
り、弁体5bないしは弁座4に付着して固化する
ことにより弁5の全開を阻害することがあり溶湯
が弁室7内に侵入してこれを損傷させたり、弁室
7外へ噴出したりするという問題があつた。
このような問題点を解決するために本発明で
は、弁の弁体形状をガス抜き溝方向に突出するお
おむね円錐形状とし、ガス抜き溝の端部を、円錐
形状の弁体表面に沿つて弁体外周面部の根元付近
まで延びる溝状通路とし、この溝状通路の終端部
に、迂回ガス抜き通路の始端部を連通させた。
は、弁の弁体形状をガス抜き溝方向に突出するお
おむね円錐形状とし、ガス抜き溝の端部を、円錐
形状の弁体表面に沿つて弁体外周面部の根元付近
まで延びる溝状通路とし、この溝状通路の終端部
に、迂回ガス抜き通路の始端部を連通させた。
また、第2の発明では、弁の弁体形状をおおむ
ね円錐形状としてその表面に沿つて形成した溝状
通路の終端部に、迂回ガス抜き通路の始端部を連
通させるとともに、この連通部近傍に、溶湯の通
過に抵抗を付与しかつガスの通過可能な絞り部を
設けた。
ね円錐形状としてその表面に沿つて形成した溝状
通路の終端部に、迂回ガス抜き通路の始端部を連
通させるとともに、この連通部近傍に、溶湯の通
過に抵抗を付与しかつガスの通過可能な絞り部を
設けた。
キヤビテイ内に溶湯を射出すると、キヤビテイ
内のガスはガス抜き溝とガス抜き通路および弁室
を通つて機外へ排出される。一方、溶湯はガス抜
き溝から弁体円錐面に沿つた溝状通路を進むが、
この溶湯は迂回ガス抜き通路に入る前にその全量
が弁体に作用し、弁を全閉させる。
内のガスはガス抜き溝とガス抜き通路および弁室
を通つて機外へ排出される。一方、溶湯はガス抜
き溝から弁体円錐面に沿つた溝状通路を進むが、
この溶湯は迂回ガス抜き通路に入る前にその全量
が弁体に作用し、弁を全閉させる。
また、別発明においては、ガス抜き溝から溝状
通路を通つてガス抜き通路へ入る溶湯が絞り部に
よつて通過抵抗を付与されるので、ガス抜き溝の
圧力が上がつて弁を全閉させる。
通路を通つてガス抜き通路へ入る溶湯が絞り部に
よつて通過抵抗を付与されるので、ガス抜き溝の
圧力が上がつて弁を全閉させる。
第1図は本発明に係る金型用ガス抜き装置の実
施例を示すガス抜き弁近傍を金型分割面から見た
一部破断正面図である。図において、金型11に
は図の紙面を境にして手前側と紙背側とに分割さ
れており、この金型11に接合された金型ガス抜
き装置12のガス抜きブロツク13も同じ分割面
で分割されている。金型11にはキヤビテイ14
が形成されており、ガス抜きブロツク13には、
キヤビテイ14に連続するガス抜き溝15とこれ
に連続する大径の裁頭円錐孔16および円筒孔1
7とが設けられている。円筒孔17には中空状に
形成された円筒部18が嵌着されており、その外
壁には、内孔としての弁室19と、外部または真
空装置とを連通させる排気口20が開口されてい
る。また、円筒部18の下端には、弁座21が形
成されている。22は弁棒23と弁体24とで一
体形成された弁であつて、昇降自在に形成されて
おり、図は下降限位置にある弁22を示してい
る。そして、この弁22の弁体24は、上昇によ
つて弁座21と嵌合する円板状の弁部24aと、
前記裁頭円錐面16と相似形でこれよりも小さい
裁頭円錐状に形成された弁頭部24bとで一体形
成されており、弁頭部24bと裁頭円錐面16と
の間には、弁22の下降限において図に符号tで
示す幅の溝状通路25が形成されている。この溝
状通路25は、弁体24の根元部である円板状弁
部24aの外周面部まで延びている。そして、溝
状通路25の両側方には、三角形状に迂回するガ
ス抜き通路としてのバイパス26が、溝状通路2
5の終端部と、弁開部とに、始端部と終端部とを
それぞれ連通させて設けられている。27はバイ
パス26各曲り角に設けられた湯溜りである。
施例を示すガス抜き弁近傍を金型分割面から見た
一部破断正面図である。図において、金型11に
は図の紙面を境にして手前側と紙背側とに分割さ
れており、この金型11に接合された金型ガス抜
き装置12のガス抜きブロツク13も同じ分割面
で分割されている。金型11にはキヤビテイ14
が形成されており、ガス抜きブロツク13には、
キヤビテイ14に連続するガス抜き溝15とこれ
に連続する大径の裁頭円錐孔16および円筒孔1
7とが設けられている。円筒孔17には中空状に
形成された円筒部18が嵌着されており、その外
壁には、内孔としての弁室19と、外部または真
空装置とを連通させる排気口20が開口されてい
る。また、円筒部18の下端には、弁座21が形
成されている。22は弁棒23と弁体24とで一
体形成された弁であつて、昇降自在に形成されて
おり、図は下降限位置にある弁22を示してい
る。そして、この弁22の弁体24は、上昇によ
つて弁座21と嵌合する円板状の弁部24aと、
前記裁頭円錐面16と相似形でこれよりも小さい
裁頭円錐状に形成された弁頭部24bとで一体形
成されており、弁頭部24bと裁頭円錐面16と
の間には、弁22の下降限において図に符号tで
示す幅の溝状通路25が形成されている。この溝
状通路25は、弁体24の根元部である円板状弁
部24aの外周面部まで延びている。そして、溝
状通路25の両側方には、三角形状に迂回するガ
ス抜き通路としてのバイパス26が、溝状通路2
5の終端部と、弁開部とに、始端部と終端部とを
それぞれ連通させて設けられている。27はバイ
パス26各曲り角に設けられた湯溜りである。
以上のように構成された金型用ガス抜き装置の
動作を説明する。金型11のキヤビテイ14内へ
溶湯が射出されると、キヤビテイ14内のガスは
ガス抜き溝15と溝状通路25を通つてバイパス
26に入り、弁開部から弁室19に入つたのち、
排気口20から機外へ排出される。なお、排気口
20に真空装置を接続してガスを吸引することも
ある。
動作を説明する。金型11のキヤビテイ14内へ
溶湯が射出されると、キヤビテイ14内のガスは
ガス抜き溝15と溝状通路25を通つてバイパス
26に入り、弁開部から弁室19に入つたのち、
排気口20から機外へ排出される。なお、排気口
20に真空装置を接続してガスを吸引することも
ある。
溶湯がキヤビテイ14に充満すると、ガス抜き
溝15にオーバフローして溝状通路16の始端部
に達し、溝状通路16内を上昇する。この上昇溶
湯は、バイパス26に入る前にその全量が弁頭部
24の裁頭円錐面24bに作用し、大きな質量の
慣性力が作用するので、弁22が上昇して弁座2
1を確実に全閉する。したがつて、溶湯が弁室1
9内へ侵入しない。
溝15にオーバフローして溝状通路16の始端部
に達し、溝状通路16内を上昇する。この上昇溶
湯は、バイパス26に入る前にその全量が弁頭部
24の裁頭円錐面24bに作用し、大きな質量の
慣性力が作用するので、弁22が上昇して弁座2
1を確実に全閉する。したがつて、溶湯が弁室1
9内へ侵入しない。
第2図は本発明の他の実施例を第1図に対応し
て示すガス抜き弁近傍の一部破断正面図であつ
て、本実施例においては裁頭円錐面16Aと弁頭
部24c表面とが階段状に形成されている。その
他は第1図に示すものと同構成であるからこれと
同符号を付してその説明を省略する。このように
構成されていることにより、第1図に示すものと
同じ作用をする他に、溶湯が階段状の溝状通路2
5Aを通過するときにその流れに抵抗が付与され
るので、溶湯の圧力が増し、弁閉がさらに確実に
なる。
て示すガス抜き弁近傍の一部破断正面図であつ
て、本実施例においては裁頭円錐面16Aと弁頭
部24c表面とが階段状に形成されている。その
他は第1図に示すものと同構成であるからこれと
同符号を付してその説明を省略する。このように
構成されていることにより、第1図に示すものと
同じ作用をする他に、溶湯が階段状の溝状通路2
5Aを通過するときにその流れに抵抗が付与され
るので、溶湯の圧力が増し、弁閉がさらに確実に
なる。
なお、溝状通路25を先細り状にしたり絞り部
を設けたりして抵抗を付与してもよい。
を設けたりして抵抗を付与してもよい。
次に第2の発明を第3図に基いて説明する。第
3図は本発明に係る金型用ガス抜き装置の実施例
を示すガス抜き弁近傍を金型分割面から見た一部
破断正面図である。図において、金型31には図
の紙面である分割面を境にして手前側と紙背側と
に分割されており、この金型31に接合された金
型ガス抜き装置32のガス抜きブロツク33も同
じ分割面で分割されている。金型31にはキヤビ
テイ34が形成されており、ガス抜きブロツク3
3には、キヤビテイ34に連続するガス抜き溝3
5とこれに連続する大径の円錐孔36およびスプ
ール孔37とが設けられている。スプール孔37
には、中空状に形成された弁としてのスプール3
8が図示しないばね部材で金型31側へ付勢され
て揺動自在に嵌合されており、その外壁には、ス
プール38の下降限においてガス抜きブロツク3
3の排気口と対応して弁室38aと大気とを連通
させる排気口38bが設けられている。そして図
に示すスプール38の下降限においてその下端裁
頭円錐面38cと前記円錐孔36の底面とは対接
しており、この底面にはV字をなす一対の溝状溶
湯通路39が形成されている。そして溶湯通路3
9には、外方へ向かうにしたがつて細くなる絞り
部39aが形成されている。40は円錐孔36の
底面の外周円に接して形成された一対の湯溜りで
あつて、各湯溜り40は溶湯通路39との間を絞
り部39aで連通されており、また41は湯溜り
40の上方に設けられた左右一対の湯溜りであつ
て、弁室38aとの間を連通孔38dによつて連
通されている。そして上下の湯溜り41,40
は、スプール38の移動通路としてのスプール孔
37の側方に迂回するガス抜き通路であるところ
のバイパス42で連通されており、バイパス42
の曲がり角には湯溜り43,44がそれぞれ形成
されている。また、バイパス42の湯溜り40側
入口は絞られて絞り部45となつている。
3図は本発明に係る金型用ガス抜き装置の実施例
を示すガス抜き弁近傍を金型分割面から見た一部
破断正面図である。図において、金型31には図
の紙面である分割面を境にして手前側と紙背側と
に分割されており、この金型31に接合された金
型ガス抜き装置32のガス抜きブロツク33も同
じ分割面で分割されている。金型31にはキヤビ
テイ34が形成されており、ガス抜きブロツク3
3には、キヤビテイ34に連続するガス抜き溝3
5とこれに連続する大径の円錐孔36およびスプ
ール孔37とが設けられている。スプール孔37
には、中空状に形成された弁としてのスプール3
8が図示しないばね部材で金型31側へ付勢され
て揺動自在に嵌合されており、その外壁には、ス
プール38の下降限においてガス抜きブロツク3
3の排気口と対応して弁室38aと大気とを連通
させる排気口38bが設けられている。そして図
に示すスプール38の下降限においてその下端裁
頭円錐面38cと前記円錐孔36の底面とは対接
しており、この底面にはV字をなす一対の溝状溶
湯通路39が形成されている。そして溶湯通路3
9には、外方へ向かうにしたがつて細くなる絞り
部39aが形成されている。40は円錐孔36の
底面の外周円に接して形成された一対の湯溜りで
あつて、各湯溜り40は溶湯通路39との間を絞
り部39aで連通されており、また41は湯溜り
40の上方に設けられた左右一対の湯溜りであつ
て、弁室38aとの間を連通孔38dによつて連
通されている。そして上下の湯溜り41,40
は、スプール38の移動通路としてのスプール孔
37の側方に迂回するガス抜き通路であるところ
のバイパス42で連通されており、バイパス42
の曲がり角には湯溜り43,44がそれぞれ形成
されている。また、バイパス42の湯溜り40側
入口は絞られて絞り部45となつている。
以上のように構成された金型ガス抜き装置の動
作を説明する。金型31のキヤビテイ34内へ溶
湯が射出されると、キヤビテイ34内のガスはガ
ス抜き溝35と溶湯通路39とを通つて湯溜り4
0に導かれ、さらにバイパス42と湯溜り41お
よび連通孔38dを経て弁室38aへ流入したの
ち、排気口38b,33aから機外へ排出され
る。なお、排気口33aに真空装置を接続してガ
スを吸引することもある。このような弁開状態に
おいても、スプール38の下方にはガスが抜ける
のに充分な通路としての溶湯通路39が形成され
ている。
作を説明する。金型31のキヤビテイ34内へ溶
湯が射出されると、キヤビテイ34内のガスはガ
ス抜き溝35と溶湯通路39とを通つて湯溜り4
0に導かれ、さらにバイパス42と湯溜り41お
よび連通孔38dを経て弁室38aへ流入したの
ち、排気口38b,33aから機外へ排出され
る。なお、排気口33aに真空装置を接続してガ
スを吸引することもある。このような弁開状態に
おいても、スプール38の下方にはガスが抜ける
のに充分な通路としての溶湯通路39が形成され
ている。
溶湯がキヤビテイ34に充満すると、ガス抜き
溝35へオーバフローして溶湯通路39の基部に
達し、その大きな質量の慣性力がスプール38の
円錐面38cに作用するので、スプール38が上
昇して連通孔38dと湯溜り41、ならびに排気
口38bと排気口33aとがそれぞれ非対応とな
り、溶湯が弁室38a内へ侵入しない。
溝35へオーバフローして溶湯通路39の基部に
達し、その大きな質量の慣性力がスプール38の
円錐面38cに作用するので、スプール38が上
昇して連通孔38dと湯溜り41、ならびに排気
口38bと排気口33aとがそれぞれ非対応とな
り、溶湯が弁室38a内へ侵入しない。
そして、ガス抜き溝35への溶湯の流入速度が
遅くて慣性力が小さい場合、従来ではスプール3
8が上昇しないが、本装置においては、溶湯通路
39に絞り部39aを形成したことにより、溶湯
の流れの抵抗となつて溶湯通路39内とガス抜き
溝35内との圧力が増し、この圧力がスプール3
8にかかるので、スプール38は上昇して連通孔
38dが閉じ、溶湯が弁室38a内へ侵入するこ
とがない。溶湯は湯溜り40を経てバイパス42
に入るが、その入口に絞り45を設けたことによ
り、溶湯通過の抵抗となり、溶湯通路39および
ガス抜き溝35の圧力を増す作用がさらに増大し
て弁閉動作が促進される。また、湯溜り40,4
1,43,44を設けたことにより、溶湯の流れ
が遅れて弁室38a入口への到達が遅れ、弁閉タ
イミングより早く到達することがない。
遅くて慣性力が小さい場合、従来ではスプール3
8が上昇しないが、本装置においては、溶湯通路
39に絞り部39aを形成したことにより、溶湯
の流れの抵抗となつて溶湯通路39内とガス抜き
溝35内との圧力が増し、この圧力がスプール3
8にかかるので、スプール38は上昇して連通孔
38dが閉じ、溶湯が弁室38a内へ侵入するこ
とがない。溶湯は湯溜り40を経てバイパス42
に入るが、その入口に絞り45を設けたことによ
り、溶湯通過の抵抗となり、溶湯通路39および
ガス抜き溝35の圧力を増す作用がさらに増大し
て弁閉動作が促進される。また、湯溜り40,4
1,43,44を設けたことにより、溶湯の流れ
が遅れて弁室38a入口への到達が遅れ、弁閉タ
イミングより早く到達することがない。
第4図は本発明の他の実施例を第3図に対応し
て示すガス抜き弁近傍の縦断面図であつて、本実
施例の金型ガス抜き装置32Aにおいては、湯溜
り40Aが絞り部39aの下方に設けられてい
る。その他の構成ならびに動作は前記実施例と同
じであるから、これと同符号を付して説明を省略
する。
て示すガス抜き弁近傍の縦断面図であつて、本実
施例の金型ガス抜き装置32Aにおいては、湯溜
り40Aが絞り部39aの下方に設けられてい
る。その他の構成ならびに動作は前記実施例と同
じであるから、これと同符号を付して説明を省略
する。
以上は本発明をスプール式の金型ガス抜き装置
に適用した例を示したが、第5図にガス抜き弁近
傍の縦断面図を示すように弁座式の金型ガス抜き
装置にも同様に適用することができる。なお第5
図においては左半分と右半分とで異なる実施例を
示している。また、前記各実施例と同構成の部材
にはこれと同符号を付してその説明を省略する。
に適用した例を示したが、第5図にガス抜き弁近
傍の縦断面図を示すように弁座式の金型ガス抜き
装置にも同様に適用することができる。なお第5
図においては左半分と右半分とで異なる実施例を
示している。また、前記各実施例と同構成の部材
にはこれと同符号を付してその説明を省略する。
ガス抜きブロツク33Aは、その内孔としての
弁室46を備えており、外壁には弁室46と機外
とを連通する排気口47が設けられているととも
に、弁室46の下端には弁座48が形成されてい
る。また、49は弁棒49aと弁体49bとから
なるガス抜き弁であつて、弁体49bには弁座4
8と嵌合する面が形成されており、弁孔50内で
弁体49bが昇降することにより、弁座48が開
閉するように構成されている。図に示す弁体49
bの下降限においてその下端円錐面49cと弁孔
50の下端円錐面51とは対接しており、円錐面
51に、絞り部39aを有する左右一対の溝状溶
湯通路39が形成されていることは前記実施例と
同じである。そして、左半部の実施例において
は、湯溜り52が絞り部39aの下方に形成され
ており、右半部の実施例では、湯溜り53が絞り
部39aの外方に形成されている。
弁室46を備えており、外壁には弁室46と機外
とを連通する排気口47が設けられているととも
に、弁室46の下端には弁座48が形成されてい
る。また、49は弁棒49aと弁体49bとから
なるガス抜き弁であつて、弁体49bには弁座4
8と嵌合する面が形成されており、弁孔50内で
弁体49bが昇降することにより、弁座48が開
閉するように構成されている。図に示す弁体49
bの下降限においてその下端円錐面49cと弁孔
50の下端円錐面51とは対接しており、円錐面
51に、絞り部39aを有する左右一対の溝状溶
湯通路39が形成されていることは前記実施例と
同じである。そして、左半部の実施例において
は、湯溜り52が絞り部39aの下方に形成され
ており、右半部の実施例では、湯溜り53が絞り
部39aの外方に形成されている。
このように構成されていることにより、キヤビ
テイ34内のガスは、ガス抜き溝35、溶湯通路
39、バイパス42、および弁座48を通つて弁
室46に入り、排気口47から排出される。そし
て、キヤビテイ34からオーバフローした溶湯
は、弁体49bの下面に衝突してその慣性力でガ
ス抜き弁49を上昇させるので、弁体49bによ
つて弁座48が閉じられる。溶湯の流入速度が遅
くて慣性力が小さい場合、絞り部39a,45に
よる抵抗で閉じられることは前記各実施例と同じ
である。
テイ34内のガスは、ガス抜き溝35、溶湯通路
39、バイパス42、および弁座48を通つて弁
室46に入り、排気口47から排出される。そし
て、キヤビテイ34からオーバフローした溶湯
は、弁体49bの下面に衝突してその慣性力でガ
ス抜き弁49を上昇させるので、弁体49bによ
つて弁座48が閉じられる。溶湯の流入速度が遅
くて慣性力が小さい場合、絞り部39a,45に
よる抵抗で閉じられることは前記各実施例と同じ
である。
さらに、第6図は本発明の他の実施例を示す溶
湯通路近傍の縦断面図であつて、本実施例におい
ては前記各実施例の溶湯通路39に相当する溶湯
通路54が階段状に形成されている。絞り部54
aが設けられていることは前記各実施例と同じで
ある。こうすることにより、溶湯通路54を通る
溶湯には階段状の通路壁面によつて抵抗が付与さ
れ、絞り部54aの抵抗と相まつて弁閉動作がさ
らに確実になる。
湯通路近傍の縦断面図であつて、本実施例におい
ては前記各実施例の溶湯通路39に相当する溶湯
通路54が階段状に形成されている。絞り部54
aが設けられていることは前記各実施例と同じで
ある。こうすることにより、溶湯通路54を通る
溶湯には階段状の通路壁面によつて抵抗が付与さ
れ、絞り部54aの抵抗と相まつて弁閉動作がさ
らに確実になる。
なお、バイパス42近傍に冷却孔を設けて水を
通し、オーバフローした溶湯を冷却するようにす
れば、通路抵抗が増し、弁閉動作がさらに確実に
なる。
通し、オーバフローした溶湯を冷却するようにす
れば、通路抵抗が増し、弁閉動作がさらに確実に
なる。
以上の説明により明らかなように、本発明によ
れば金型用ガス抜き装置において、弁の弁体形状
をおおむね円錐形状とし、ガス抜き溝の端部を、
円錐形状の弁体表面に沿つて弁体外周面部の根元
付近まで延びる溝状通路とし、この溝状通路の終
端部に、迂回ガス抜き通路の始端部を連通させた
ことにより、キヤビテイからオーバフローした溶
湯は、ガス抜き溝から弁頭部円錐面に沿つた溝状
通路内を進むが、このとき溶湯は、迂回ガス抜き
通路に入る前にその全量が弁体に作用するので、
弁が確実に閉じて溶湯が弁室内へ侵入したり機外
へ噴出したりすることがなく、装置の耐用性と作
業の安全性が向上する。
れば金型用ガス抜き装置において、弁の弁体形状
をおおむね円錐形状とし、ガス抜き溝の端部を、
円錐形状の弁体表面に沿つて弁体外周面部の根元
付近まで延びる溝状通路とし、この溝状通路の終
端部に、迂回ガス抜き通路の始端部を連通させた
ことにより、キヤビテイからオーバフローした溶
湯は、ガス抜き溝から弁頭部円錐面に沿つた溝状
通路内を進むが、このとき溶湯は、迂回ガス抜き
通路に入る前にその全量が弁体に作用するので、
弁が確実に閉じて溶湯が弁室内へ侵入したり機外
へ噴出したりすることがなく、装置の耐用性と作
業の安全性が向上する。
また、第2の発明においては、弁の弁体形状を
おおむね円錐形状としてその表面に沿つて形成し
た溝状通路の終端部に、迂回ガス抜き通路の始端
部を連通させるとともに、この連通部近傍に、溶
湯の通過に抵抗を付与しかつガスの通過可能な絞
り部を設けたことにより、溶湯が弁体の円錐面を
押して弁を閉じさせる前記効果を有するととも
に、弁体に作用する溶湯の慣性力が小さくても、
絞り部の抵抗によりガス抜き溝内の圧力が上昇す
るので、ガス抜き弁が確実に閉じ、溶湯が弁室内
へ侵入したり機外へ噴出したりすることがなく、
装置の耐用性と作業の安全性が向上する。
おおむね円錐形状としてその表面に沿つて形成し
た溝状通路の終端部に、迂回ガス抜き通路の始端
部を連通させるとともに、この連通部近傍に、溶
湯の通過に抵抗を付与しかつガスの通過可能な絞
り部を設けたことにより、溶湯が弁体の円錐面を
押して弁を閉じさせる前記効果を有するととも
に、弁体に作用する溶湯の慣性力が小さくても、
絞り部の抵抗によりガス抜き溝内の圧力が上昇す
るので、ガス抜き弁が確実に閉じ、溶湯が弁室内
へ侵入したり機外へ噴出したりすることがなく、
装置の耐用性と作業の安全性が向上する。
第1図および第2図は第1の発明に係る金型用
ガス抜き装置の実施例を示し、第1図はガス抜き
弁近傍を金型分割面から見た一部破断正面図、第
2図は同じく他の実施例を第1図に対応して示す
ガス抜き弁近傍の一部破断正面図、第3図ないし
第6図は第2の発明に係る金型用ガス抜き装置の
実施例を示し、第3図はガス抜き弁近傍を金型分
割面から見た一部破断正面図、第4図、第5図は
それぞれ本発明の他の実施例を第3図に対応して
示すガス抜き弁近傍の一部破断正面図、第6図は
さらに本発明の他の実施例を示す溶湯通路近傍の
縦断面図、第7図は従来の金型用ガス抜き装置の
ガス抜き弁近傍を金型分割面から見た一部破断正
面図である。 11……金型、12……金型用ガス抜き装置、
14……キヤビテイ、15……ガス抜き溝、1
6,16A……裁頭円錐面、19……弁室、20
……排気口、21……弁座、22……弁、24…
…弁体、24a……弁部、24b,24c……弁
頭部、25,25A……溝状通路、26……バイ
パス、31……金型、32,32A,33A……
金型用ガス抜き装置、34……キヤビテイ、35
……ガス抜き溝、38……スプール、38a,4
6……弁室、39,51,54……溶湯通路、3
9a,45,54a……絞り部、42……ガス抜
き通路、48……弁座、49……ガス抜き弁、4
9a……弁体。
ガス抜き装置の実施例を示し、第1図はガス抜き
弁近傍を金型分割面から見た一部破断正面図、第
2図は同じく他の実施例を第1図に対応して示す
ガス抜き弁近傍の一部破断正面図、第3図ないし
第6図は第2の発明に係る金型用ガス抜き装置の
実施例を示し、第3図はガス抜き弁近傍を金型分
割面から見た一部破断正面図、第4図、第5図は
それぞれ本発明の他の実施例を第3図に対応して
示すガス抜き弁近傍の一部破断正面図、第6図は
さらに本発明の他の実施例を示す溶湯通路近傍の
縦断面図、第7図は従来の金型用ガス抜き装置の
ガス抜き弁近傍を金型分割面から見た一部破断正
面図である。 11……金型、12……金型用ガス抜き装置、
14……キヤビテイ、15……ガス抜き溝、1
6,16A……裁頭円錐面、19……弁室、20
……排気口、21……弁座、22……弁、24…
…弁体、24a……弁部、24b,24c……弁
頭部、25,25A……溝状通路、26……バイ
パス、31……金型、32,32A,33A……
金型用ガス抜き装置、34……キヤビテイ、35
……ガス抜き溝、38……スプール、38a,4
6……弁室、39,51,54……溶湯通路、3
9a,45,54a……絞り部、42……ガス抜
き通路、48……弁座、49……ガス抜き弁、4
9a……弁体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金型キヤビテイと連通するガス抜き溝の端部
に摺動自在に設けられキヤビテイから進んでくる
溶湯の作用で移動する弁と、前記ガス抜き溝の途
中から前記弁の移動路側方に迂回して弁室に導か
れるガス抜き通路とを備えた金型用ガス抜き装置
において、前記弁の弁体形状を、前記ガス抜き溝
方向に突出するおおむね円錐形状とし、前記ガス
抜き溝の端部を円錐形状の弁体表面に沿つて弁体
の外周面部の根元付近まで延びる溝状通路とし、
この溝状通路の終端部に、前記ガス抜き通路の始
端部を連通させたことを特徴とする金型用ガス抜
き装置。 2 金型キヤビテイと連通するガス抜き溝の端部
に摺動自在に設けられキヤビテイから進んでくる
溶湯の作用で移動する弁と、前記ガス抜き溝の途
中から前記弁の移動路側方に迂回して弁室に導か
れるガス抜き通路とを備えた金型用ガス抜き装置
において、前記弁の弁体形状を、前記ガス抜き溝
方向に突出するおおむね円錐形状とし、この弁体
表面に沿つて形成した溝状通路の終端部に、前記
ガス抜き通路の始端部を連通させるとともに、こ
の連通部近傍に、溶湯の通過に抵抗を付与しかつ
ガスの通過可能な絞り部を設けたことを特徴とす
る金型用ガス抜き装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62056798A JPS63224852A (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 金型用ガス抜き装置 |
EP88102942A EP0281877B1 (en) | 1987-03-13 | 1988-02-26 | Degassing apparatus for a metal mold |
DE8888102942T DE3871558T2 (de) | 1987-03-13 | 1988-02-26 | Entgasungseinrichtung fuer eine metallform. |
US07/166,294 US4779667A (en) | 1987-03-13 | 1988-03-08 | Degassing apparatus for a metal mold |
AU13034/88A AU597544B2 (en) | 1987-03-13 | 1988-03-11 | Degassing apparatus for a metal mold |
KR1019880002671A KR910006068B1 (ko) | 1987-03-13 | 1988-03-14 | 금형용 개스배기장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62056798A JPS63224852A (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 金型用ガス抜き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63224852A JPS63224852A (ja) | 1988-09-19 |
JPH0333059B2 true JPH0333059B2 (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=13037421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62056798A Granted JPS63224852A (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 金型用ガス抜き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63224852A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100023262A (ko) | 2008-08-21 | 2010-03-04 | 현대자동차주식회사 | 마그네슘 오일 팬 |
JP4892536B2 (ja) * | 2008-11-05 | 2012-03-07 | 本田技研工業株式会社 | 減圧鋳造システム |
-
1987
- 1987-03-13 JP JP62056798A patent/JPS63224852A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63224852A (ja) | 1988-09-19 |
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