JPH0332877Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0332877Y2 JPH0332877Y2 JP14039984U JP14039984U JPH0332877Y2 JP H0332877 Y2 JPH0332877 Y2 JP H0332877Y2 JP 14039984 U JP14039984 U JP 14039984U JP 14039984 U JP14039984 U JP 14039984U JP H0332877 Y2 JPH0332877 Y2 JP H0332877Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine casing
- axial anchor
- anchor block
- axial
- base plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- OLEWMKVPSUCNLG-UHFFFAOYSA-N 4-methylthioamphetamine Chemical class CSC1=CC=C(CC(C)N)C=C1 OLEWMKVPSUCNLG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 239000011440 grout Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、タービン等の機械固定部アキシヤル
アンカー装置でアキシヤルアンカーブロツクの傾
きに対して正確にかつ容易に調整を可能とする技
術分野で利用される。
アンカー装置でアキシヤルアンカーブロツクの傾
きに対して正確にかつ容易に調整を可能とする技
術分野で利用される。
従来の技術
従来のアンカー装置の概要について第3図より
第6図により説明する。
第6図により説明する。
図において、符号1は低圧タービン車室(下半
部)、2は台板、3はアキシヤルアンカーブロツ
ク、4はキー、5は基礎ボルト、6は偏心リン
グ、8はグラウト、9はコンクリート、第3図で
aは高圧タービン部、bは低圧タービン部、cは
タービン台座、eはアキシヤルアンカー部を示し
ている。
部)、2は台板、3はアキシヤルアンカーブロツ
ク、4はキー、5は基礎ボルト、6は偏心リン
グ、8はグラウト、9はコンクリート、第3図で
aは高圧タービン部、bは低圧タービン部、cは
タービン台座、eはアキシヤルアンカー部を示し
ている。
タービン車室はタービン台座cに埋設されたア
ンカーブロツク3で固定されている。
ンカーブロツク3で固定されている。
従来のアキシヤルアンカー部eはタービン台座
cのコンクリート9(第6a図)中に埋込まれた
アキシヤルアンカーブロツク3と台板2とを丸形
の偏心リング6を挿入して固定し、低圧タービン
車室1(第4図)と台板2の間はキー4を介して
固定している。台板2は第4図に示すように何枚
かに分割されており、基礎ボルト5でタービン台
座c(第3図)に締付けられている。
cのコンクリート9(第6a図)中に埋込まれた
アキシヤルアンカーブロツク3と台板2とを丸形
の偏心リング6を挿入して固定し、低圧タービン
車室1(第4図)と台板2の間はキー4を介して
固定している。台板2は第4図に示すように何枚
かに分割されており、基礎ボルト5でタービン台
座c(第3図)に締付けられている。
このアキシヤルアンカーブロツク3はタービン
車室のアキシヤル方向の固定点であり、この点を
基礎にタービン発電機の軸方向に熱膨張できるよ
うになつている。
車室のアキシヤル方向の固定点であり、この点を
基礎にタービン発電機の軸方向に熱膨張できるよ
うになつている。
ここで、キー4を介してアキシヤルアンカーブ
ロツク3と低圧タービン車室1がつながつている
のは車室のトランスバース方向の熱伸びに対して
キー4の軸心方向にスライドさせるためである。
このため、キー4はアキシヤルアンカーブロツク
3の至近位置に配設する必要がある。
ロツク3と低圧タービン車室1がつながつている
のは車室のトランスバース方向の熱伸びに対して
キー4の軸心方向にスライドさせるためである。
このため、キー4はアキシヤルアンカーブロツク
3の至近位置に配設する必要がある。
丸形の偏心リング6は、アキシヤルアンカーブ
ロツク3と台板2の間をグラウト8打設後に最終
的に調整可能なように調整代を付して製作してお
き、ずれ量に応じて肉厚を可変(即ち偏心加工)
するようにしている。
ロツク3と台板2の間をグラウト8打設後に最終
的に調整可能なように調整代を付して製作してお
き、ずれ量に応じて肉厚を可変(即ち偏心加工)
するようにしている。
上記構成になる従来例は次のような欠点があ
る。
る。
(a) 第6b図に示すように、アキシヤルアンカー
ブロツク3がコンクリート打設時に傾きαが生
じることが多い。この場合に、偏心リング6を
上方からしか挿入できないために接触面が十分
に取れない欠点がある。
ブロツク3がコンクリート打設時に傾きαが生
じることが多い。この場合に、偏心リング6を
上方からしか挿入できないために接触面が十分
に取れない欠点がある。
これを解決するためには、偏心リング6を大
小2枚のリングで構成し、内側の1枚の内面に
対応する傾斜を与えることで解決できるが、こ
れでは台板2の幅方向の寸法が狭くなり、設計
上、台板2の強度が低下する。さらに、傾斜を
有した偏心加工を要し、加工が難しい。
小2枚のリングで構成し、内側の1枚の内面に
対応する傾斜を与えることで解決できるが、こ
れでは台板2の幅方向の寸法が狭くなり、設計
上、台板2の強度が低下する。さらに、傾斜を
有した偏心加工を要し、加工が難しい。
(b) キー4の加工、調整を要する。
考案が解決しようとする問題点
本考案は、アキシヤルアンカーブロツク3の傾
きに対して正確に、かつ容易に調整可能としてア
ンカー装置の固定性を向上させることにある。
きに対して正確に、かつ容易に調整可能としてア
ンカー装置の固定性を向上させることにある。
問題を解決するための手段
本考案は上述の問題を解決することを目的とす
るもので、下部をタービン台座に埋込まれるアキ
シヤルアンカーブロツクの断面形状四角形の頂部
を、タービン車室を載荷する台板の拡大孔を貫通
させ、この断面形状四角形の頂部の軸方向に対向
する面部にそれぞれ2枚以上の調整用平板ライナ
を配して前記タービン車室の穴部対応面に対して
面接触関係で当接せしめると共に、前記タービン
車室の穴部を前記平板ライナの幅より広くとつて
前記タービン車室の軸直角方向の熱膨張を許容す
るようにしたことを特徴とするアキシヤルアンカ
ー装置にある。
るもので、下部をタービン台座に埋込まれるアキ
シヤルアンカーブロツクの断面形状四角形の頂部
を、タービン車室を載荷する台板の拡大孔を貫通
させ、この断面形状四角形の頂部の軸方向に対向
する面部にそれぞれ2枚以上の調整用平板ライナ
を配して前記タービン車室の穴部対応面に対して
面接触関係で当接せしめると共に、前記タービン
車室の穴部を前記平板ライナの幅より広くとつて
前記タービン車室の軸直角方向の熱膨張を許容す
るようにしたことを特徴とするアキシヤルアンカ
ー装置にある。
作 用
以上述べた手段によれば、アキシヤルアンカー
ブロツク3の頭部を四角形にして、平板ライナ7
を2枚で調整するようにし、かつ低圧タービン車
室を直接このアキシヤルアンカーブロツクで固定
し、キーを廃したことにより、アキシヤルアンカ
ーブロツクの傾きに対して正確、容易に調整可能
にする。
ブロツク3の頭部を四角形にして、平板ライナ7
を2枚で調整するようにし、かつ低圧タービン車
室を直接このアキシヤルアンカーブロツクで固定
し、キーを廃したことにより、アキシヤルアンカ
ーブロツクの傾きに対して正確、容易に調整可能
にする。
実施例
次に、第1図およびその断面図の第2図を参照
して本考案の実施例について詳述する。
して本考案の実施例について詳述する。
第1,2図において、1は低圧タービン車室、
2は台板、3はアキシヤルアンカーブロツク、7
は平板ライナである。
2は台板、3はアキシヤルアンカーブロツク、7
は平板ライナである。
低圧タービン車室1は、平板ライナ7を2枚介
して直接、頂部を四角形(ここで四角形とは少な
くとも固定面すなわち軸方向の二面が平面の形状
を云うものとする)にしたアキシヤルアンカーブ
ロツク3に固定される。すなわちアキシヤルアン
カーブロツク3の頂部は台板2の拡大孔を通り直
接低圧タービン車室に固定される。平板ライナ3
は挿入後にスポツト溶接w等により抜け止め固定
される。
して直接、頂部を四角形(ここで四角形とは少な
くとも固定面すなわち軸方向の二面が平面の形状
を云うものとする)にしたアキシヤルアンカーブ
ロツク3に固定される。すなわちアキシヤルアン
カーブロツク3の頂部は台板2の拡大孔を通り直
接低圧タービン車室に固定される。平板ライナ3
は挿入後にスポツト溶接w等により抜け止め固定
される。
平板ライナ7はアキシヤルアンカーブロツク3
の傾きに合わせて、一枚は傾斜加工され、他の一
枚は平行加工することによつて確実な固定ができ
る。また、低圧タービン車室1の軸直角方向の伸
びに対しては、車室1の穴部を平板ライナ7より
十分広くしてあり、アキシヤル方向は固定でき、
軸直角方向はスライドできるので、吸収可能であ
る。
の傾きに合わせて、一枚は傾斜加工され、他の一
枚は平行加工することによつて確実な固定ができ
る。また、低圧タービン車室1の軸直角方向の伸
びに対しては、車室1の穴部を平板ライナ7より
十分広くしてあり、アキシヤル方向は固定でき、
軸直角方向はスライドできるので、吸収可能であ
る。
考案の効果
以上述べた構成によれば、次のような効果を有
する。
する。
(a) 低圧タービン車室1とアキシヤルアンカーブ
ロツク3とは台板2を介することなく固持する
ことができる。
ロツク3とは台板2を介することなく固持する
ことができる。
(b) アキシヤルアンカーブロツクの傾きに対処で
きることにより、土建工事の精度と機械精度の
整合性を保たせることができ、機能向上が実現
できる。
きることにより、土建工事の精度と機械精度の
整合性を保たせることができ、機能向上が実現
できる。
(c) 平板ライナであるため、現地で機械がなくと
も容易に調整加工可能である。
も容易に調整加工可能である。
(d) キーが廃止できるので、キー溝加工も不要と
なる。
なる。
(e) キーの調整が不要となる(車室の如き重量物
の現地でのキー合せは精度を要し大変である。
台板のキー溝が軸直角であることを要するが、
台座の左右の台板を正確にセツトするのも難し
い)。
の現地でのキー合せは精度を要し大変である。
台板のキー溝が軸直角であることを要するが、
台座の左右の台板を正確にセツトするのも難し
い)。
(f) キー部の隙間分だけ、車室の固定点が移動す
る可能性があつたが、この隙間もキー廃止によ
り無くなり、機能がアツプする。
る可能性があつたが、この隙間もキー廃止によ
り無くなり、機能がアツプする。
第1図は本考案の構成を示す平面図、第2図は
その断面図、第3図以降は従来例で、第3図は上
面より見た斜視図、第4図は第3図のA部拡大斜
視図、第5図はアキシヤルアンカーブロツク固定
部の平面図、第6a図はその断面図、第6b図は
ブロツク傾き時の断面図である。 1……低圧タービン車室、2……台板、3……
アキシヤルアンカーブロツク、7……平板ライ
ナ。
その断面図、第3図以降は従来例で、第3図は上
面より見た斜視図、第4図は第3図のA部拡大斜
視図、第5図はアキシヤルアンカーブロツク固定
部の平面図、第6a図はその断面図、第6b図は
ブロツク傾き時の断面図である。 1……低圧タービン車室、2……台板、3……
アキシヤルアンカーブロツク、7……平板ライ
ナ。
Claims (1)
- 下部をタービン台座に埋込まれるアキシヤルア
ンカーブロツクの断面形状四角形の頂部を、ター
ビン車室を載荷する台板の拡大孔を貫通させ、こ
の断面形状四角形の頂部の軸方向に対向する面部
にそれぞれ2枚以上の調整用平板ライナを配して
前記タービン車室の穴部対応面に対して面接触関
係で当接せしめると共に、前記タービン車室の穴
部を前記平板ライナの幅より広くとつて前記ター
ビン車室の軸直角方向の熱膨張を許容するように
したことを特徴とするアキシヤルアンカー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14039984U JPH0332877Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14039984U JPH0332877Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6155591U JPS6155591U (ja) | 1986-04-14 |
JPH0332877Y2 true JPH0332877Y2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=30698748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14039984U Expired JPH0332877Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332877Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5374454B2 (ja) | 2010-07-16 | 2013-12-25 | 三菱重工業株式会社 | 軸受箱固定方法及び装置 |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP14039984U patent/JPH0332877Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6155591U (ja) | 1986-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1996007828A1 (en) | Tool holder support assembly | |
JPH0332877Y2 (ja) | ||
US6076426A (en) | Internal combustion engine connecting rod | |
JPH11108291A (ja) | 機器の据付工法及び据付用レベリングブロック | |
JP6734156B2 (ja) | アンカー固定構造、およびアンカー固定方法 | |
US4732533A (en) | Mounting arrangement for turbomachines, especially steam turbines | |
JP2000110240A (ja) | アンカーボルトの固定用座金並びにこれを用いたアンカーボルトの固定構造 | |
IL103871A (en) | Especially modular system processing units | |
CN221777948U (zh) | 一种镂空结构件热处理防变形装置 | |
JPH0192501A (ja) | 蒸気タービン固定装置 | |
JPH0144546Y2 (ja) | ||
JPH0522562Y2 (ja) | ||
JP3903359B2 (ja) | パネル位置決め治具 | |
JP2003293462A (ja) | 建築・土木構造用継手 | |
JP3386616B2 (ja) | 機器芯出し装置 | |
JPH0712433Y2 (ja) | アンカーボルト | |
JPH0221208Y2 (ja) | ||
JPH11280163A (ja) | 柱脚金物 | |
JPH11280162A (ja) | 柱脚金物 | |
JPH0219475Y2 (ja) | ||
JPH07189347A (ja) | 建築・土木構造用継手 | |
SU975935A1 (ru) | Стыковое соединение колонны с фундаментом 1 | |
JPS58211840A (ja) | 傾斜面加工用治具 | |
JP2896115B2 (ja) | 桁架設工法及びこれに用いる支承部施工方法 | |
JP2651587B2 (ja) | 鋼製セグメントの製造方法 |