JPH0332700Y2 - - Google Patents

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JPH0332700Y2
JPH0332700Y2 JP17778085U JP17778085U JPH0332700Y2 JP H0332700 Y2 JPH0332700 Y2 JP H0332700Y2 JP 17778085 U JP17778085 U JP 17778085U JP 17778085 U JP17778085 U JP 17778085U JP H0332700 Y2 JPH0332700 Y2 JP H0332700Y2
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shaft
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fixed
fixed shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は扉のラツチ機構付きハンドル装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来のラツチハンドル装置は構造が複雑であ
り、一旦扉を閉じると内部からの解錠は不可能で
ある反面、偶発的な解錠に対する防護手段におい
て不十分なものであつた(文献不詳)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなラツチハンドル装置
は製作能率やコストの低減を防げ、また、ハンド
ル操作も複雑である。そして、内部からの解錠不
可能ということは、ウオークイン型冷蔵庫等への
使用を困難にしている。
また、操作ハンドル軸に体や物体が偶発的に当
つただけで簡単に解錠駆動されることは、施錠装
置としての信頼性に欠けるものであつた。
従つて、本考案の目的は構造が簡略化され、操
作の円滑化と確実性が得られ、また、内部解錠が
可能であり、偶発的な解錠を的解に防止できるラ
ツチハンドル装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案のラツチハンドル装置は、扉21側に設
けられ、第1固定軸1と第2固定軸2を取付けた
本体フレーム3と、固定枠体20側に設けた受金
18と、第1固定軸1と第2固定軸2の間に配置
された操作ハンドル軸4と、第1固定軸1によつ
て本体フレーム3に枢着され、前記受金18と係
脱する受溝10を一端5aに設け、他端5bが第
1可動軸7によつて連動リンク9の一端9aに枢
着されたラツチレバー5と、第2固定軸2によつ
て本体フレーム3に枢着され、その一端6aを連
動リンク9の他端9bと共に第2可動軸8によつ
て操作ハンドル軸4の後端4bに枢着されたロツ
クレバー6と、前記ロツクレバー6の第1ストツ
パー座面13が本体フレーム3の底壁3aに接す
るとき、第2固定軸2と第1可動軸7と第2可動
軸8が一直線上に整列又はその近傍に位置するよ
う保持する第1バネ16と、前記ロツクレバー6
の第2ストツパー座面14と前記ラツチレバー5
の第3ストツパー座面15が本体フレーム3の底
壁3aに接するとき、第1固定軸1と第1可動軸
7と第2可動軸8が一直線上に整列又はその近傍
に位置するよう保持する第2バネ17と、本体フ
レーム3の底壁3aの長孔24の孔縁部24aと
操作ハンドル軸4の肩部4cが係合するように付
勢する第3バネ25とから成るものである。
(作用) 扉の閉鎖時には、ラツチレバー5の受溝10に
受金18が係合し、ロツクレバー6の第1ストツ
パー座面13は本体フレーム3の底壁3aに接
し、第2固定軸2と第1可動軸7と第2可動軸8
は一直線上に整列し又はその近傍に位置してい
る。第1バネ16は、第4図においてロツクレバ
ー6を時計回り方向に回転付勢し、前記軸間の整
列状態を保持している。
この扉施錠状態では、震動その他の外部衝撃に
よつて扉21を開く方向に力が作用したとき、そ
の力は受金18がラツチレバー5を第1固定軸1
を中心に時計回り方向に回転させようとする力と
して作用し、第1可動軸7を本体フレーム3の底
壁3aに接近させようとする。このとき、第1固
定軸1は本体フレーム3に対して固定されている
ため、前記力の分力は、一直線上に整列している
第1可動軸7と第2可動軸8を第2固定軸2に向
つて押す力として作用する。
この第2固定軸2もまた本体フレーム3に対し
固定されているため、これら軸とラツチレバー
5、連動リンク9及びロツクレバー6との間の摩
擦力が増大し、各軸は連動リンク9やロツクレバ
ー6の軸孔内面に強く噛み付く。このため、第1
可動軸7は本体フレーム3の底壁3aに接近する
方向に回転移動できず、ラツチレバー5は扉施錠
位置に的確に保持される。
このとき、操作ハンドル軸4を本体フレーム3
の底壁3aの長孔24内で横移動させて、該長孔
24の孔縁部24aと操作ハンドル軸4の肩部4
cとの係合を解き、操作ハンドル軸4を手前に引
くと、その後端4bの第2可動軸8が第2固定軸
2を中心に反時計回り方向に回転移動し、第5図
に示したように本体フレーム3の底壁3aに接近
した位置を占める。また、連動リンク9の一端9
aの第1可動軸7も第1固定軸1を中心に第5図
において時計回り方向に回転移動し、本体フレー
ム3の底壁3aに接近する。
その結果、前記ロツクレバー6の第2ストツパ
ー座面14と前記ラツチレバー5の第3ストツパ
ー座面15が本体フレーム3の底壁3aに接し、
第5図に示したように第1固定軸1と第1可動軸
7と第2可動軸8が一直線上に整列又はその近傍
に位置することになる。第2バネ17はラツチレ
バー5を第1固定軸1を中心に時計回り方向に回
転付勢しているため、前記軸間の整列状態が的確
に保持される。そして、前記ラツチレバー5の回
転により、受金18はラツチレバー5の受溝10
より脱出し、固定枠体20に対する扉21の施錠
が解除され、扉21は大きく開放可能となる。
この扉開放状態において、操作ハンドル軸4を
押込むような力が働き、第2可動軸8を本体フレ
ーム3の底壁3aから遠ざかる方向に移動させよ
うとしても、第1固定軸1と第1可動軸7と第2
可動軸8とが一直線上に整列しており、また、第
1固定軸1が本体フレーム3に対し固定されてい
るため、前記力の分力は各軸を連動リンク9やラ
ツチレバー5等の軸孔内面に強く噛み付かせる力
として作用する。
そのため、第2可動軸8は回転移動できず、ラ
ツチレバー5は受溝10を斜め後方に向けた解錠
位置に的確に保持される。従つて、扉21を閉鎖
したとき、受金18と受溝10の再係合が円滑に
なされる。
扉21が閉じられ、ラツチレバー5の一端5a
が受金18に当ると、受金18がラツチレバー5
を押すため、ラツチレバー5は第1固定軸1を中
心に反時計回り方向に回転し始め、第1可動軸7
も第1固定軸1を中心に同方向に回転移動し、そ
れと共に連動リンク9の他端9bの第2可動軸8
も第2固定軸2を中心に反時計回りに回転移動す
る。すると、操作ハンドル軸4がその後端4b方
向に引込まれ、再び本体フレーム3の長孔24の
孔縁部24aと操作ハンドル軸4の肩部4cとが
係合する。第3バネ25は両者の係合状態を的確
に保持する。この位置ではラツチレバー5の受溝
10に受金18が係合し、扉21は再度施錠され
る。
(実施例) 図示の実施例では本体フレーム3の側壁3b,
3cには、第1固定軸1を中心とした円弧状の溝
孔19を設け、第1可動軸7の両端を該溝孔19
に通してある。
本体フレーム3の底壁3aの前面には中間フレ
ーム26が固着され、該中間フレーム26の前面
に固着された取付フレーム12の凹部12aには
操作ハンドル4の前端部4aが突出している。該
前端部4aには円形ノブ11が装着されている。
第1バネ16はその一端の環曲部16aを第1
固定軸1の中間部に嵌められ、他端部16bをロ
ツクレバー6に固着した受ピン22に当接させて
ある。第2バネ17は、ラツチレバー5と本体フ
レーム3にその両端部17d,17cを係合し、
中間環曲部17eを第1固定軸1に嵌めてある。
第3バネ25は、その一端を操作ハンドル軸4に
固着した受ピン27に接続し、その他端を中間フ
レーム26に固着した受ピン28に接続してあ
る。第1固定軸1と第2固定軸2の各両端部に
は、スペーサー円筒23を嵌め、第1可動軸7の
両端部にも同様にスペーサー円筒23を嵌めてあ
る。
(考案の効果) 以上のように本考案では、扉施錠時には、第2
固定軸2と第1可動軸7と第2可動軸8が一直線
上に整列又はその近傍に位置した状態に保持され
るため、扉は外部衝撃によつて偶発時に解錠され
ないが、作業者等が扉内側に閉じ込められたとき
には、ロツクレバー6を第2固定軸2を中心に反
時計回りに回転させると、第2可動軸8が第2固
定軸2を中心として本体フレーム3の底壁3aに
向つて回転移動し、それに伴なつて連動リンク9
の一端9aの第1可動軸7が第1固定軸1を中心
に本体フレーム3の底壁3aに向つて回転移動
し、ラツチレバー5の受溝10から受金18が外
されるため、作業者等は速かに脱出できる。
また、施錠状態では本体フレーム3の底壁3a
の長孔24の孔縁部24aと操作ハンドル軸4の
肩部4cとが係合しているため、解錠に際しては
先ず最初に操作ハンドル軸4を横移動させてから
でなければ、操作ハンドル軸4を手前に引けな
い。そのため、扉の正面側から操作ハンドル軸4
に人の体や物体が引掛かつたり震動等が作用し
て、操作ハンドル軸を手前に引こうとする力が作
用しても、操作ハンドル軸4の前方移動即ち解錠
方向への移動は不可能であり、偶発的な解錠や開
扉は的確に阻止されるのである。
解錠状態においては、第1固定軸1と第1可動
軸7と第2可動軸8が一直線上に整列又はその近
傍位置に保持されているため、扉を閉じるとき、
ラツチレバー5の一端5aが受金18に当たるま
では、ラツチレバー5の受溝10は受金18に対
して口を開いた位置に保持され、受金18とラツ
チレバー5の係合作動が円滑かつ確実になされ
る。その上、構造が簡略化されているので、製作
組立における能率の向上やコストの低減を図るこ
とも可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るラツチハンド
ル装置の扉施錠時の正面図である。第2図は前記
ラツチハンドル装置の扉施錠時の背面図である。
第3図は前記ラツチハンドル装置の扉施錠時の平
面図である。第4図は扉施錠時における第2図の
A−A線断面図である。第5図は扉解錠時におけ
るA−A線断面図である。 1……第1固定軸、2……第2固定軸、3……
本体フレーム、3a……底壁、4……操作ハンド
ル軸、5……ラツチレバー、6……ロツクレバ
ー、7……第1可動軸、8……第2可動軸、9…
…連動リンク、10……受溝、11……ノブ、1
2……取付フレーム、13……第1ストツパー座
面、14……第2ストツパー座面、15……第3
ストツパー座面、16,17……バネ、18……
受金、19……円弧状溝、20……固定枠体、2
1……扉、22……受ピン、23……スペーサー
円筒、24……長孔、25……第3バネ、26…
…中間フレーム、27,28……受ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉21側に設けられ、第1固定軸1と第2固定
    軸2を取付けた本体フレーム3と、固定枠体20
    側に設けた受金18と、第1固定軸1と第2固定
    軸2の間に配置された操作ハンドル軸4と、第1
    固定軸1によつて本体フレーム3に枢着され、前
    記受金18と係脱する受溝10を一端5aに設
    け、他端5bが第1可動軸7によつて連動リンク
    9の一端9aに枢着されたラツチレバー5と、第
    2固定軸2によつて本体フレーム3に枢着され、
    その一端6aを連動リンク9の他端9bと共に第
    2可動軸8によつて操作ハンドル軸4の後端4b
    に枢着されたロツクレバー6と、前記ロツクレバ
    ー6の第1ストツパー座面13が本体フレーム3
    の底壁3aに接するとき、第2固定軸2と第1可
    動軸7と第2可動軸8が一直線上に整列又はその
    近傍に位置するよう保持する第1バネ16と、前
    記ロツクレバー6の第2ストツパー座面14と前
    記ラツチレバー5の第3ストツパー座面15が本
    体フレーム3の底壁3aに接するとき、第1固定
    軸1と第1可動軸7と第2可動軸8が一直線上に
    整列又はその近傍に位置するよう保持する第2バ
    ネ17と、本体フレーム3の底壁3aの長孔24
    の孔縁部24aと操作ハンドル軸4の肩部4cが
    係合するように付勢する第3バネ25とから成る
    ラツチハンドル装置。
JP17778085U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH0332700Y2 (ja)

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JPS6285656U JPS6285656U (ja) 1987-06-01
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