JPH0332593Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332593Y2 JPH0332593Y2 JP6524685U JP6524685U JPH0332593Y2 JP H0332593 Y2 JPH0332593 Y2 JP H0332593Y2 JP 6524685 U JP6524685 U JP 6524685U JP 6524685 U JP6524685 U JP 6524685U JP H0332593 Y2 JPH0332593 Y2 JP H0332593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- liner
- equipment
- anchor bolt
- installation jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 20
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims description 8
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、機器据付治具に係り、特にコンクリ
ート基礎上に機器を水平に支持して固定するため
の機器据付治具に関する。
ート基礎上に機器を水平に支持して固定するため
の機器据付治具に関する。
一般に機器等を据付ける場合には機器を水平に
支持し、固定することが必要である。そこで機器
等は足場の強固な場所、例えばコンクリート基礎
が施された場所等に据付けられ、その後機器ベー
スの高さ調整が必要となる。従来、埋込み固定さ
れる機器据付治具には第2図に示すようなものが
ある。即ち第2図に示すようにコンクリート基礎
10には、筒状のスリーブ12が埋込み固定さ
れ、このスリーブ12の略中央にアンカーボルト
14が設けられ、アンカーボルト14の下端部は
図示しないコンクリート部分に埋込み固定されて
いる。埋込みスリーブ12の先端にボルト14の
固定用支持金具16が設けられ、又先端部の外周
面12Aはコンクリート基礎10から露出し、ね
じ部が外周に形成されている。このねじ部にはア
ンカーボルト14に遊嵌挿通される自在ライナ1
8の内周面が螺合されている。この自在ライナ1
8をスリーブ12にねじ込み調節することにより
ライナ18は上下移動し、ベースの高さ調整が可
能となる。又、ライナ18上には球面状ワツシヤ
20が設けられ、この球面状ワツシヤ20上には
ソールプレート22及び機器ベース24が配置さ
れ、ソールプレート22の据付孔22A及びベー
ス24の据付孔24A内をアンカーボルト14が
挿通される。更に、アンカーボルト14の先端部
14Aはねじ部が形成され、締め付けナツト28
がワツシヤ26を介して機器ベース22を締め付
け固定している。
支持し、固定することが必要である。そこで機器
等は足場の強固な場所、例えばコンクリート基礎
が施された場所等に据付けられ、その後機器ベー
スの高さ調整が必要となる。従来、埋込み固定さ
れる機器据付治具には第2図に示すようなものが
ある。即ち第2図に示すようにコンクリート基礎
10には、筒状のスリーブ12が埋込み固定さ
れ、このスリーブ12の略中央にアンカーボルト
14が設けられ、アンカーボルト14の下端部は
図示しないコンクリート部分に埋込み固定されて
いる。埋込みスリーブ12の先端にボルト14の
固定用支持金具16が設けられ、又先端部の外周
面12Aはコンクリート基礎10から露出し、ね
じ部が外周に形成されている。このねじ部にはア
ンカーボルト14に遊嵌挿通される自在ライナ1
8の内周面が螺合されている。この自在ライナ1
8をスリーブ12にねじ込み調節することにより
ライナ18は上下移動し、ベースの高さ調整が可
能となる。又、ライナ18上には球面状ワツシヤ
20が設けられ、この球面状ワツシヤ20上には
ソールプレート22及び機器ベース24が配置さ
れ、ソールプレート22の据付孔22A及びベー
ス24の据付孔24A内をアンカーボルト14が
挿通される。更に、アンカーボルト14の先端部
14Aはねじ部が形成され、締め付けナツト28
がワツシヤ26を介して機器ベース22を締め付
け固定している。
このような機器据付治具を用いた機器据付に於
いて、機器を水平に支持するために各据付ベース
22の高さの調整は、機器据付治具の自在ライナ
18のスリーブ12へのねじ込みによる上下移動
によつて行われる。
いて、機器を水平に支持するために各据付ベース
22の高さの調整は、機器据付治具の自在ライナ
18のスリーブ12へのねじ込みによる上下移動
によつて行われる。
しかしながら、このような機器据付治具ではコ
ンクリート基礎10から露出されるスリーブ12
の上端部の長さが制限される場合、ライナ18と
スリーブ12の外周面12Aとのねじ部分が短く
なるので、スリーブ12は機器等の荷重を充分に
支持できず又アンカーボルト14の下端部はコン
クリート基礎10によつて固定されるが、このよ
うな構造では、据付後ボルト14とスリーブ12
との隙間30にモルタルを注入できないため、ボ
ルト14が充分に固定保持されない。また、ボル
トが空気中に露出している為、ボルト14が腐食
する虞れがある。
ンクリート基礎10から露出されるスリーブ12
の上端部の長さが制限される場合、ライナ18と
スリーブ12の外周面12Aとのねじ部分が短く
なるので、スリーブ12は機器等の荷重を充分に
支持できず又アンカーボルト14の下端部はコン
クリート基礎10によつて固定されるが、このよ
うな構造では、据付後ボルト14とスリーブ12
との隙間30にモルタルを注入できないため、ボ
ルト14が充分に固定保持されない。また、ボル
トが空気中に露出している為、ボルト14が腐食
する虞れがある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、埋込みスリーブの露出先端部の長さが制限
されても、埋込みスリーブが自在ライナを強度上
充分に支持でき、機器据付後、アンカーボルトを
充分に固定することができる機器据付治具を提案
することを目的としている。
ので、埋込みスリーブの露出先端部の長さが制限
されても、埋込みスリーブが自在ライナを強度上
充分に支持でき、機器据付後、アンカーボルトを
充分に固定することができる機器据付治具を提案
することを目的としている。
本考案は前記目的を達成する為に、コンクリー
ト基礎中に固定される筒状の埋込スリーブと、該
スリーブ筒内に配置され、下端部がコンクリート
基礎中に固定されるアンカーボルトと、下端が埋
込スリーブに螺合され上端で据付け機器を支持す
るライナとから成り、ライナの回動による上下動
によつて据付け機器ベースの高さ調整が可能な機
器据付治具に於いて、前記埋込スリーブの内側に
ライナとの螺合部を設け、モルタル注入用孔をラ
イナ側面に形成したことを特徴としている。
ト基礎中に固定される筒状の埋込スリーブと、該
スリーブ筒内に配置され、下端部がコンクリート
基礎中に固定されるアンカーボルトと、下端が埋
込スリーブに螺合され上端で据付け機器を支持す
るライナとから成り、ライナの回動による上下動
によつて据付け機器ベースの高さ調整が可能な機
器据付治具に於いて、前記埋込スリーブの内側に
ライナとの螺合部を設け、モルタル注入用孔をラ
イナ側面に形成したことを特徴としている。
以下、添付図面に従つて本考案に係る機器据付
治具の好ましい実施例を詳説する。
治具の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本考案に係る機器据付治具の断面図で
ある。第1図で示す実施例は第2図で示す機器据
付治具の同一部材若しくは類似の部材には同一の
符号を付し、その詳しい説明は省略する。第1図
に示すように埋込みスリーブ12の先端部の内周
面12Aにはねじ部が形成される。一方、自在ラ
イナ18の外周面18Aにもねじ部が形成され
て、スリーブ12の内周面12Aとライナ18の
外周面18Aが螺合される。又、このライナ18
の側面には複数のモルタル注入孔32が形成さ
れ、この注入孔32からモルタルがアンカーボル
ト14と埋込スリーブ12との隙間30に注入で
きるようになつている。
ある。第1図で示す実施例は第2図で示す機器据
付治具の同一部材若しくは類似の部材には同一の
符号を付し、その詳しい説明は省略する。第1図
に示すように埋込みスリーブ12の先端部の内周
面12Aにはねじ部が形成される。一方、自在ラ
イナ18の外周面18Aにもねじ部が形成され
て、スリーブ12の内周面12Aとライナ18の
外周面18Aが螺合される。又、このライナ18
の側面には複数のモルタル注入孔32が形成さ
れ、この注入孔32からモルタルがアンカーボル
ト14と埋込スリーブ12との隙間30に注入で
きるようになつている。
前記の如く構成された実施例に於いて、機器据
付けのためのコンクリート基礎10が施される場
所に、埋込みスリーブ12及びアンカーボルト1
4がコンクリート打設時又は基礎形成時に埋込ま
れ、スリーブ12及びボルト14がコンクリート
10に固定される。コンクリート打設時に於い
て、スリーブ12のねじ部は内周面12Aに形成
されているので外周面に形成されている従来例に
比べてセメント等の付着が少なくなる。
付けのためのコンクリート基礎10が施される場
所に、埋込みスリーブ12及びアンカーボルト1
4がコンクリート打設時又は基礎形成時に埋込ま
れ、スリーブ12及びボルト14がコンクリート
10に固定される。コンクリート打設時に於い
て、スリーブ12のねじ部は内周面12Aに形成
されているので外周面に形成されている従来例に
比べてセメント等の付着が少なくなる。
次に自在ライナ18及び球面状ワツシヤ20が
ボルト14に挿通され、ワツシヤ20上にプレー
ト22及びベース24が配置される。機器ベース
24の配置後、自在ライナ18が回動されること
により上下動され、ベース24の高さが調整され
る。この場合に、スリーブ12のねじ部が内周面
12Aに設けられているので、スリーブ12の露
出先端部の長さに制限されずにねじ部が形成する
ことができ、スリーブ12は機器の荷重を充分支
持することができる。
ボルト14に挿通され、ワツシヤ20上にプレー
ト22及びベース24が配置される。機器ベース
24の配置後、自在ライナ18が回動されること
により上下動され、ベース24の高さが調整され
る。この場合に、スリーブ12のねじ部が内周面
12Aに設けられているので、スリーブ12の露
出先端部の長さに制限されずにねじ部が形成する
ことができ、スリーブ12は機器の荷重を充分支
持することができる。
又機器ベース24の高さの調節後、自在ライナ
18の注入孔32よりモルタルがアンカーボルト
14とスリーブとの隙間30に注入され、これに
より強固に固定され、更に腐食も受けることがな
い。
18の注入孔32よりモルタルがアンカーボルト
14とスリーブとの隙間30に注入され、これに
より強固に固定され、更に腐食も受けることがな
い。
以上説明したように本考案に係る機器据付治具
によれば、埋込みスリーブのねじ部を埋込みスリ
ーブの内側に形成し、自在ライナにモルタル注入
孔を設けたことにより、埋込スリーブの露出先端
部の長さに関係なくねじ部を形成でき、埋込スリ
ーブは機器荷重を充分に支持することができ、又
モルタル注入によりアンカーボルトが充分に固定
される。
によれば、埋込みスリーブのねじ部を埋込みスリ
ーブの内側に形成し、自在ライナにモルタル注入
孔を設けたことにより、埋込スリーブの露出先端
部の長さに関係なくねじ部を形成でき、埋込スリ
ーブは機器荷重を充分に支持することができ、又
モルタル注入によりアンカーボルトが充分に固定
される。
第1図は本考案に係る機器据付治具の断面図、
第2図は従来の機器据付治具の断面図である。 10……コンクリート基礎、12……埋込みス
リーブ、14……アンカーボルト、18……自在
ライナ、32……注入孔。
第2図は従来の機器据付治具の断面図である。 10……コンクリート基礎、12……埋込みス
リーブ、14……アンカーボルト、18……自在
ライナ、32……注入孔。
Claims (1)
- コンクリート基礎中に固定される筒状の埋込ス
リーブと、該スリーブ筒内に配置され、下端部が
コンクリート基礎中に固定されるアンカーボルト
と、下端が埋込スリーブに螺合され上端で据付け
機器を支持するライナとから成り、ライナの回動
による上下動によつて据付け機器ベースの高さ調
整が可能な機器据付治具に於いて、前記埋込スリ
ーブの内側にライナとの螺合部を設け、モルタル
注入用孔をライナ側面に形成したことを特徴とす
る機器据付治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6524685U JPH0332593Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6524685U JPH0332593Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61180236U JPS61180236U (ja) | 1986-11-10 |
JPH0332593Y2 true JPH0332593Y2 (ja) | 1991-07-10 |
Family
ID=30597068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6524685U Expired JPH0332593Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332593Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP6524685U patent/JPH0332593Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61180236U (ja) | 1986-11-10 |
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