JPS5914567Y2 - 鉄骨及び機器等の荷重受け装置 - Google Patents
鉄骨及び機器等の荷重受け装置Info
- Publication number
- JPS5914567Y2 JPS5914567Y2 JP13542480U JP13542480U JPS5914567Y2 JP S5914567 Y2 JPS5914567 Y2 JP S5914567Y2 JP 13542480 U JP13542480 U JP 13542480U JP 13542480 U JP13542480 U JP 13542480U JP S5914567 Y2 JPS5914567 Y2 JP S5914567Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- steel plate
- load
- equipment
- load bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
鉄骨建方、或いは大型機器等の据付を行なう時、従来コ
ンクリート基盤上に水平を保持するために、モルタル、
鉄板ライナー等で一時的な荷重受けが作られている。
ンクリート基盤上に水平を保持するために、モルタル、
鉄板ライナー等で一時的な荷重受けが作られている。
この場合、水平精度を確保するのに誤差を生起する要素
が多く、同時に上部に重量物を載架してもこれに耐えら
れる強度を発現しうるまで時間を要するという欠点があ
った。
が多く、同時に上部に重量物を載架してもこれに耐えら
れる強度を発現しうるまで時間を要するという欠点があ
った。
本案はこのような欠点を除去するために提案されたもの
であって、鋼板の透孔部に嵌合固着した袋ナツトに、ボ
ルト頭部頂面が曲面に形成された荷重支承兼支承高さ調
整用ボルトの軸杆部を垂直に螺合し、アンカーボルトを
その軸杆部先端螺糸部が前記荷重支承兼支承高さ調整用
ボルトの頭部側に位置し、且つ軸杆部が前記鋼板と直交
するように同鋼板に固着してなることを特徴とする鉄骨
及び機器等の荷重受は装置に係るものである。
であって、鋼板の透孔部に嵌合固着した袋ナツトに、ボ
ルト頭部頂面が曲面に形成された荷重支承兼支承高さ調
整用ボルトの軸杆部を垂直に螺合し、アンカーボルトを
その軸杆部先端螺糸部が前記荷重支承兼支承高さ調整用
ボルトの頭部側に位置し、且つ軸杆部が前記鋼板と直交
するように同鋼板に固着してなることを特徴とする鉄骨
及び機器等の荷重受は装置に係るものである。
以下本案を鉄骨架溝の柱脚の据付に適用した場合の使用
状態を図面について説明する。
状態を図面について説明する。
１は鋼板で複数のコンクリート充填確認孔２が穿設され
、同鋼板１の中央部に穿設された透孔３には袋ナツト４
が嵌合溶着されている。
、同鋼板１の中央部に穿設された透孔３には袋ナツト４
が嵌合溶着されている。
前記袋ナツト４には、ボルト頭部５ａの頂面が球面に形
成された荷重支承兼支承高さ調整用ポル°ト５の螺杆部
が螺合している。
成された荷重支承兼支承高さ調整用ポル°ト５の螺杆部
が螺合している。
６はアンカーボルトで前記鋼板１と直交するように溶着
され、且つ同アンカーボルト６の螺糸部が前記ボルト５
側に位置するように配置されている。
され、且つ同アンカーボルト６の螺糸部が前記ボルト５
側に位置するように配置されている。
なお前記アンカーボルト６は単一の部材より構成され、
鋼材１を貫通するように溶着されても、また、上下各部
材より構成され、同各部材が同一垂直線上に位置するよ
うに鋼板１の上下面に溶着されてもよい。
鋼材１を貫通するように溶着されても、また、上下各部
材より構成され、同各部材が同一垂直線上に位置するよ
うに鋼板１の上下面に溶着されてもよい。
図示の装置を使用して鉄骨柱Ａの柱脚をコンクノート基
盤に碇着する場合、コンクリート基盤の型枠、配筋作業
完了後、前記したようにアンカーボルト６を溶着された
鋼板１を所定の水平位置を占めるようにセットし、袋ナ
ツト４に荷重支承兼支１承高さ調整用ボルト５を螺装す
る。
盤に碇着する場合、コンクリート基盤の型枠、配筋作業
完了後、前記したようにアンカーボルト６を溶着された
鋼板１を所定の水平位置を占めるようにセットし、袋ナ
ツト４に荷重支承兼支１承高さ調整用ボルト５を螺装す
る。
次いでコンクリート基盤７のコンクリート打設を行なう
。
。
この場合鋼板１に穿設されたコンクリート充填確認孔２
によってコンクリートの充填を確認するものである。
によってコンクリートの充填を確認するものである。
なお周孔２は上部載架荷重１の鋼板１に集中的にかかる
のを避け、応力の分散の用を果し、組立据付時の瞬間的
衝撃を吸収させるものである。
のを避け、応力の分散の用を果し、組立据付時の瞬間的
衝撃を吸収させるものである。
次いで鋼板１の中央透孔３に嵌合溶着された袋ナツト４
に対して、前記荷重支承兼支承高さ調整用ボルト５を螺
回し、そのボルト頭部５ａの頂面が鉄骨柱Ａのベースプ
レー１−Ｂ下端面と同一レベルに位置するように高低調
節し、レベル確認後前記ボルト５を袋ナツト４に溶着す
る。
に対して、前記荷重支承兼支承高さ調整用ボルト５を螺
回し、そのボルト頭部５ａの頂面が鉄骨柱Ａのベースプ
レー１−Ｂ下端面と同一レベルに位置するように高低調
節し、レベル確認後前記ボルト５を袋ナツト４に溶着す
る。
爾後鉄骨柱Ａを建入れ、ベースプレー）Ｂを前記ボルト
５のボルト頭部５ａで支承して同ベースプレー１−Ｈに
アンカーボルト６を仮締し、前記鉄骨柱Ａの建入調整完
了後ベースプレー）Ｂと鋼板１との間に無収縮モルタル
グラウトを施して鉄骨柱Ａの建入れを完了する。
５のボルト頭部５ａで支承して同ベースプレー１−Ｈに
アンカーボルト６を仮締し、前記鉄骨柱Ａの建入調整完
了後ベースプレー）Ｂと鋼板１との間に無収縮モルタル
グラウトを施して鉄骨柱Ａの建入れを完了する。
本案に係る荷重受は装置は前記したように、コンクリー
ト基盤に水平に碇着されるべき鋼板の透孔部に袋ナツト
を嵌合固着し、同袋ナツトに荷重支承兼支承高さ調整用
ボルトの螺杵部を垂直に螺合し、同ボルトの頭部で前記
コンクリート基盤に据付けられる鉄骨１機器等の下端据
付面を支承するようにしたものであり、しかも前記ボル
ト頭部の頂面ば曲面に形成され、鉄骨９機器等の据付面
と常に一点で接するようになっているので、前記据付面
は同接点を介して前記ボルト頭部に常に水平に保持され
、偏心荷重を生起することがなく、前記ボルトによる支
承高さの調整も、同ボルトの螺杵部を前記袋ナツトに螺
回することによって微調整まで可能であり、調整後前記
ボルトを袋ナツトに溶接することによって沈下、上昇を
生起しない。
ト基盤に水平に碇着されるべき鋼板の透孔部に袋ナツト
を嵌合固着し、同袋ナツトに荷重支承兼支承高さ調整用
ボルトの螺杵部を垂直に螺合し、同ボルトの頭部で前記
コンクリート基盤に据付けられる鉄骨１機器等の下端据
付面を支承するようにしたものであり、しかも前記ボル
ト頭部の頂面ば曲面に形成され、鉄骨９機器等の据付面
と常に一点で接するようになっているので、前記据付面
は同接点を介して前記ボルト頭部に常に水平に保持され
、偏心荷重を生起することがなく、前記ボルトによる支
承高さの調整も、同ボルトの螺杵部を前記袋ナツトに螺
回することによって微調整まで可能であり、調整後前記
ボルトを袋ナツトに溶接することによって沈下、上昇を
生起しない。
更に本案においてはアンカーボルトを、その軸杆部先端
螺糸部が前記荷重支承兼支承高さ調整用ボルトの頭部側
に位置し、且つ軸杆部が前記鋼板と直交するように同鋼
板に固着したので、アンカーボルトの鋼板下部に延びる
軸杆部を介して前記鋼板をコンクリート基盤に確固と碇
着しつるとともに、軸杆部先端螺糸部を、前記したよう
に荷重支承兼支承高さ調整用ボルト頭部に水平支承され
た鉄骨及び機器等をそのベースプレートと前記鋼板との
間にグラウトを施して建入れを完了するまでの仮締部材
として利用しうるものである。
螺糸部が前記荷重支承兼支承高さ調整用ボルトの頭部側
に位置し、且つ軸杆部が前記鋼板と直交するように同鋼
板に固着したので、アンカーボルトの鋼板下部に延びる
軸杆部を介して前記鋼板をコンクリート基盤に確固と碇
着しつるとともに、軸杆部先端螺糸部を、前記したよう
に荷重支承兼支承高さ調整用ボルト頭部に水平支承され
た鉄骨及び機器等をそのベースプレートと前記鋼板との
間にグラウトを施して建入れを完了するまでの仮締部材
として利用しうるものである。
本案によれば、鉄骨組立等、水平精度があまり要求され
ないものにおいては、前記ボルト頭部に２００ｍｍ程度
の曲率半径の曲面を設けることによって鉄骨柱脚のベー
スプレートが前記ボルト頭部に常に一点で接し、従って
建方時に全体の建入れ直しが簡単に行なわれ、梁等の組
立部材が容易に取付けられ、工期が縮減される。
ないものにおいては、前記ボルト頭部に２００ｍｍ程度
の曲率半径の曲面を設けることによって鉄骨柱脚のベー
スプレートが前記ボルト頭部に常に一点で接し、従って
建方時に全体の建入れ直しが簡単に行なわれ、梁等の組
立部材が容易に取付けられ、工期が縮減される。
また水平精度の要求されものにあっては、２個以上の荷
重支承兼支承高さ調整用ボルトのボルト頭部間に鉄板及
びストレッチャ等を置いて、精度の向上を図るものであ
る。
重支承兼支承高さ調整用ボルトのボルト頭部間に鉄板及
びストレッチャ等を置いて、精度の向上を図るものであ
る。
第１図は本案に係る鉄骨及び機器等の荷重受は装置にお
ける鋼板の平面図、第２図は本案に係る鉄骨及び機器等
の荷重受は装置の使用状態を示す縦断面図である。 １・・・・・・鋼板、３・・・・・・透孔、４・・・・
・・袋ナツト、・５・・・・・・荷重支承兼支承高さ調
整用ポル）、５１ａ・・・・・・ボルト頭部。
ける鋼板の平面図、第２図は本案に係る鉄骨及び機器等
の荷重受は装置の使用状態を示す縦断面図である。 １・・・・・・鋼板、３・・・・・・透孔、４・・・・
・・袋ナツト、・５・・・・・・荷重支承兼支承高さ調
整用ポル）、５１ａ・・・・・・ボルト頭部。
Claims (1)
- 鋼板の透孔部に嵌合固着した袋ナツトに、ボルト頭部頂
面が曲面に形成された荷重支承兼支承高さ調整用ボルト
の軸杆部を垂直に螺合し、アンカーボルトをその軸杆部
先端螺糸部が前記荷重支承兼支承高さ調整用ボルトの頭
部側に位置し、且つ軸杆部が前記鋼板と直交するように
同鋼板に固着してなることを特徴とする鉄骨及び機器等
の荷重受は装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13542480U JPS5914567Y2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 | 鉄骨及び機器等の荷重受け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13542480U JPS5914567Y2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 | 鉄骨及び機器等の荷重受け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5758604U JPS5758604U (ja) | 1982-04-06 |
| JPS5914567Y2 true JPS5914567Y2 (ja) | 1984-04-28 |
Family
ID=29495589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13542480U Expired JPS5914567Y2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 | 鉄骨及び機器等の荷重受け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914567Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3620708B2 (ja) * | 2000-06-20 | 2005-02-16 | 住友金属工業株式会社 | 露出型柱脚の固定部 |
-
1980
- 1980-09-25 JP JP13542480U patent/JPS5914567Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5758604U (ja) | 1982-04-06 |
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