JPH0332504Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332504Y2 JPH0332504Y2 JP10138086U JP10138086U JPH0332504Y2 JP H0332504 Y2 JPH0332504 Y2 JP H0332504Y2 JP 10138086 U JP10138086 U JP 10138086U JP 10138086 U JP10138086 U JP 10138086U JP H0332504 Y2 JPH0332504 Y2 JP H0332504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- cooling nozzle
- coating material
- nozzle
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 43
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 16
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 12
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 244000144985 peep Species 0.000 description 2
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔概要〕
光フアイバ製造装置であつて、母材から線引き
された光フアイバを挿通し、その通過中に冷却す
る冷却用ノズルの先端に2個の穴をそれぞれが対
向しない様に設け、各穴の中心部に細線を取り付
け、光フアイバとこの細線を一致させて光フアイ
バを位置決めすることにより、冷却用ノズルの次
に設けられた被覆材塗布用の容器の中心に光フア
イバを一致させることを可能とする。
された光フアイバを挿通し、その通過中に冷却す
る冷却用ノズルの先端に2個の穴をそれぞれが対
向しない様に設け、各穴の中心部に細線を取り付
け、光フアイバとこの細線を一致させて光フアイ
バを位置決めすることにより、冷却用ノズルの次
に設けられた被覆材塗布用の容器の中心に光フア
イバを一致させることを可能とする。
本考案は光通信に用いられる光フアイバを製造
する光フアイバ製造装置に関するもので、さらに
詳しく言えば、光フアイバと被覆材塗布用容器と
の位置調整を比較的簡単に行なうことができる光
フアイバ製造装置に関するものである。
する光フアイバ製造装置に関するもので、さらに
詳しく言えば、光フアイバと被覆材塗布用容器と
の位置調整を比較的簡単に行なうことができる光
フアイバ製造装置に関するものである。
第4図は従来の光フアイバ製造装置の概略を示
す図である。同図において、1は電気炉、2は冷
却用ノズル、3は位置調整治具、4は被覆材塗布
用容器、5は乾燥炉、6は巻取りリールであり、
電気炉1で約2000℃に加熱された母材7から光フ
アイバ8(外径は例えば125μm)が線引され、冷
却用ノズル2でHe等の不活性ガスにより冷却さ
れたのち、被覆材塗布用容器4を通り被覆材が塗
布された乾燥炉5で固化される。そして位置調整
治具3は光フアイバ8と被覆材塗布用容器4の中
心とを一致させるために光フアイバ8のX,Y方
向の位置を検出し、被覆材塗布用容器4を調整す
ることができるようになつている。
す図である。同図において、1は電気炉、2は冷
却用ノズル、3は位置調整治具、4は被覆材塗布
用容器、5は乾燥炉、6は巻取りリールであり、
電気炉1で約2000℃に加熱された母材7から光フ
アイバ8(外径は例えば125μm)が線引され、冷
却用ノズル2でHe等の不活性ガスにより冷却さ
れたのち、被覆材塗布用容器4を通り被覆材が塗
布された乾燥炉5で固化される。そして位置調整
治具3は光フアイバ8と被覆材塗布用容器4の中
心とを一致させるために光フアイバ8のX,Y方
向の位置を検出し、被覆材塗布用容器4を調整す
ることができるようになつている。
上記従来の光フアイバ製造装置では、冷却用ノ
ズル2から出た光フアイバ8が位置調整治具3内
を通過する間に空気に接触するため、被覆材で被
覆された後、光フアイバ表面に吸着された空気中
の水分により本来表面にあるマイクロクラツクが
徐々に生長し、やがて光フアイバが破断に至ると
いう欠点があつた。
ズル2から出た光フアイバ8が位置調整治具3内
を通過する間に空気に接触するため、被覆材で被
覆された後、光フアイバ表面に吸着された空気中
の水分により本来表面にあるマイクロクラツクが
徐々に生長し、やがて光フアイバが破断に至ると
いう欠点があつた。
本考案はこのような欠点に鑑みて案出されたも
ので、信頼性の高い光フアイバを製造できる光フ
アイバ製造装置を提供することを目的としてい
る。
ので、信頼性の高い光フアイバを製造できる光フ
アイバ製造装置を提供することを目的としてい
る。
このため本考案においては、少なくとも、母材
より線引きされた光フアイバ11を冷却する冷却
用ノズル12と、光フアイバ11の位置を検出す
る検出手段と、光フアイバ表面に被覆材を塗布す
る容器13とを備えた光フアイバ製造装置におい
て、上記光フアイバの位置検出手段は、冷却用ノ
ズル12の先端に少なくとも2つ以上の覗き穴1
4,15をそれぞれが対向しないように設け、該
穴14,15のそれぞれの中心部にノズルの中心
線と平行に細線18を取り付け、各対向する細線
を見透してこれと光フアイバ11を一致させて位
置決めできるようにしたことを特徴としている。
より線引きされた光フアイバ11を冷却する冷却
用ノズル12と、光フアイバ11の位置を検出す
る検出手段と、光フアイバ表面に被覆材を塗布す
る容器13とを備えた光フアイバ製造装置におい
て、上記光フアイバの位置検出手段は、冷却用ノ
ズル12の先端に少なくとも2つ以上の覗き穴1
4,15をそれぞれが対向しないように設け、該
穴14,15のそれぞれの中心部にノズルの中心
線と平行に細線18を取り付け、各対向する細線
を見透してこれと光フアイバ11を一致させて位
置決めできるようにしたことを特徴としている。
冷却ノズルの先端に細線を張つた2個の覗き穴
を設けることにより、対向する細線を見透して光
フアイバを一致させて位置決めすることができる
ためノズルに被覆材塗布用容器を近接して設ける
ことが可能となるため、光フアイバが空気に触れ
ることがなくなり高品質の光フアイバを得ること
が可能となる。
を設けることにより、対向する細線を見透して光
フアイバを一致させて位置決めすることができる
ためノズルに被覆材塗布用容器を近接して設ける
ことが可能となるため、光フアイバが空気に触れ
ることがなくなり高品質の光フアイバを得ること
が可能となる。
第1図は本考案の実施例を示す図である。
本実施例では、電気炉19、冷却用ノズル1
2、被覆材塗布用容器13、乾燥炉20、巻取り
リール21を有することは第4図に説明した従来
例と同様であり、本実施例の要点は光フアイバ1
1を被覆材塗布用容器13の中心に一致させるた
めの位置決め手段を冷却用ノズル12の先端に設
けたことである。
2、被覆材塗布用容器13、乾燥炉20、巻取り
リール21を有することは第4図に説明した従来
例と同様であり、本実施例の要点は光フアイバ1
1を被覆材塗布用容器13の中心に一致させるた
めの位置決め手段を冷却用ノズル12の先端に設
けたことである。
この位置決め手段の具体的な例を第2図に示
す。第2図aは上記冷却ノズル12に設けた位置
決め手段の断面図を示しており、冷却ノズル12
の側面に、位置決め手段である覗き穴14,15
を設けている。この覗き穴14、及び15は冷却
ノズルの中心点をそれぞれ示すワイヤー18を設
けている。覗き穴14,15より光フアイバ11
の位置を検出し、ワイヤー18上に光フアイバ1
1が見える様に光フアイバ11を動かして位置決
めを行う。
す。第2図aは上記冷却ノズル12に設けた位置
決め手段の断面図を示しており、冷却ノズル12
の側面に、位置決め手段である覗き穴14,15
を設けている。この覗き穴14、及び15は冷却
ノズルの中心点をそれぞれ示すワイヤー18を設
けている。覗き穴14,15より光フアイバ11
の位置を検出し、ワイヤー18上に光フアイバ1
1が見える様に光フアイバ11を動かして位置決
めを行う。
この時、覗き穴14,15は第2図Cに示す様
な例を挙げることができる。その構成はガラス2
4の両面に2本のワイヤー18を平行にそれぞれ
に設けることにより構成している。
な例を挙げることができる。その構成はガラス2
4の両面に2本のワイヤー18を平行にそれぞれ
に設けることにより構成している。
この様に構成することで覗き穴14,15を覗
く際斜めから覗いて、誤つた位置決めを行う事を
防止できる。
く際斜めから覗いて、誤つた位置決めを行う事を
防止できる。
又、この覗き穴14,15は第2図aにおいて
はそれぞれの穴14,15の位置が光フアイバ1
1より見た時90゜ずれた構成となつているが第2
図cの様に任意の位置であつても良い。(この時、
覗き穴14,15は対向する位置であつてはいけ
ない) 覗き穴を4つにした例を第3図に示す。第3図
では対向した2つの覗き穴を2組設け、対向する
穴のワイヤー18と覗いている側のワイヤー18
が重なる位置に光フアイバ11を動かし位置決め
を行うものであり、この様な構成にすると、第2
図cの様な構成のガラスは不要となる。
はそれぞれの穴14,15の位置が光フアイバ1
1より見た時90゜ずれた構成となつているが第2
図cの様に任意の位置であつても良い。(この時、
覗き穴14,15は対向する位置であつてはいけ
ない) 覗き穴を4つにした例を第3図に示す。第3図
では対向した2つの覗き穴を2組設け、対向する
穴のワイヤー18と覗いている側のワイヤー18
が重なる位置に光フアイバ11を動かし位置決め
を行うものであり、この様な構成にすると、第2
図cの様な構成のガラスは不要となる。
本考案によれば、光フアイバの位置出し手段を
冷却用ノズルに設けたことにより被覆材塗布用容
器13を、該冷却用ノズル12に近接して設ける
ことができるため、光フアイバ11が空気に触れ
ることが少なくなる。従つて水分の吸着による破
断が減少する。本考案を用いた製造装置の実験に
よれば、従来装置により作製された光フアイバの
破断率が約2.7%であつたのに対し、本考案の装
置により作製されたものは約0.62%に低減され
た。
冷却用ノズルに設けたことにより被覆材塗布用容
器13を、該冷却用ノズル12に近接して設ける
ことができるため、光フアイバ11が空気に触れ
ることが少なくなる。従つて水分の吸着による破
断が減少する。本考案を用いた製造装置の実験に
よれば、従来装置により作製された光フアイバの
破断率が約2.7%であつたのに対し、本考案の装
置により作製されたものは約0.62%に低減され
た。
第1図、第2図、第3図は本考案の実施例を示
す図、第4図は従来の光フアイバ製造装置の概略
を示す図である。 第1図,第2図,第3図において、11は光フ
アイバ、12は冷却用ノズル、13は被覆材塗布
用容器、14〜17は覗き穴、18は細線、19
は電気炉、20は乾燥炉、21は巻取リール、2
2は微動装置、である。
す図、第4図は従来の光フアイバ製造装置の概略
を示す図である。 第1図,第2図,第3図において、11は光フ
アイバ、12は冷却用ノズル、13は被覆材塗布
用容器、14〜17は覗き穴、18は細線、19
は電気炉、20は乾燥炉、21は巻取リール、2
2は微動装置、である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも、母材より線引された光フアイバ1
1を冷却する冷却用ノズル12と、光フアイバ1
1の位置を検出する検出手段と、光フアイバ表面
に被覆材を塗布する容器13とを備えた光フアイ
バ製造装置において、 上記光フアイバの位置検出手段は、冷却用ノズ
ル12の先端に少なくとも2個の覗き穴14,1
5をそれぞれの穴が対向しない様にずらして設
け、該穴14,15のそれぞれの中心部にノズル
の中心線と平行に細線18を取り付け、各対向す
る細線を見透してこれと光フアイバ11を一致さ
せて位置決めできるようにしたことを特徴とする
光フアイバ製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10138086U JPH0332504Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10138086U JPH0332504Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6311536U JPS6311536U (ja) | 1988-01-26 |
JPH0332504Y2 true JPH0332504Y2 (ja) | 1991-07-10 |
Family
ID=30972060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10138086U Expired JPH0332504Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332504Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2645538B2 (ja) * | 1993-09-28 | 1997-08-25 | 日本スピンドル製造株式会社 | エアシヤワー装置 |
-
1986
- 1986-07-03 JP JP10138086U patent/JPH0332504Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6311536U (ja) | 1988-01-26 |
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