JPH033237B2 - - Google Patents

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JPH033237B2
JPH033237B2 JP56194079A JP19407981A JPH033237B2 JP H033237 B2 JPH033237 B2 JP H033237B2 JP 56194079 A JP56194079 A JP 56194079A JP 19407981 A JP19407981 A JP 19407981A JP H033237 B2 JPH033237 B2 JP H033237B2
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waveform
memory
sample
musical
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JP56194079A
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Kazuhiro Murase
Kinji Kawamoto
Tetsuhiko Kaneaki
Masataka Nikaido
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は楽音発生装置に関し、特に、楽音波形
を時間的に変化させて自然楽器音を模擬する楽音
発生装置に関するものである。 自然楽器音の特徴の一要素として、楽音信号の
スペクトル成分の時間的変化に伴なう波形の形状
変化が考えられる。 従来、このようなスペクトル成分の時間的変化
を施し自然楽器音を模擬する電子楽器を実現する
場合、回路規模が大きくなり、実現化が困難であ
つた。 本発明は上述のような問題を解決し、簡単な構
成で自然楽器音を模擬する楽音発生装置を提供す
るものである。 以下図面と共に本発明の一実施例を説明する。 まず、本発明の原理について説明する。 第1図に離散的に抽出した楽音1周期の楽音波
形を示す。発音開始時からの時間経過と楽音波形
との関係を下記に示す。 楽音波形 時間経過 A …… 10ms B …… 25ms C …… 50ms D …… 320ms E …… 720ms 第1図からもわかるように、時間経過と共に楽
音波形の形状が変化している。本発明は楽音波形
の時間的形状変化と云う点に着目し、波形の形状
の時間的変化を模擬することにより、自然楽器ら
しい楽音を発生するものである。 第2図に発音開始時から発音終了時までの楽音
波形のエンベロープ包絡状態の一例を示す。 第2図に示したエンベロープ包絡の発音開始時
から発音終了時までI分割する。そして、各分割
点から抽出した楽音波形1周期をそれぞれK分割
する。第3図に抽出した楽音波形の一例を示す。 抽出したIサンプル個の楽音波形1周期をK分
割して得たKサンプル個のサンプル値すなわち、
K×I個のサンプル値をデイジタル値の形で波形
メモリに記憶しておく。 楽音発生時には、波形メモリに記憶してあるI
=0サンプル目の楽音波形1周期をJ回繰り返し
て読み出し、つぎに、I=1サンプル目の楽音波
形1周期をJ回繰り返して読み出し、順次つづけ
て、最後にIサンプル目の楽音波形1周期をJ回
繰り返して読み出せば、I×J波の楽音が発生す
る。 以下説明を簡単にするために、I=16,J=
16,K=16とする。 次に、楽音波形の基本波の周期決定について述
べる。なお、発生できる鍵数を4オクターブ48鍵
とする。 第4図に波形メモリに記憶してある楽音波形1
周期の一例を示す。 第4図に示したような楽音波形1つから4オク
ターブ48鍵に相当する楽音を発生するために、次
にような操作を行なう。 楽音波形1周期をN分割する。ここでNは、正
整数KとLの積とする。つぎに、1周期をK分割
した点をx0,x1,x2,……xn,……,xk-1とす
る。K分割した各区間内にはそれぞれL個の点が
存在する。それらの分割点をxnから数えて、0,
1,2,……r,……,(L−1)と番号づけし
てxnrで表現する。このようにすると1周期内の
N個のすべての点をxnrで表わすことができる。
ここで、 m=0,1,2,……,K−1 r=0,1,2,……,L−1 である。したがつて上記xnはxn0と表わされる。
また、点xnrの位相は一周期が2πであるから θnr=2π/N×(Ln+r) ……(1) となる。 これを読み出しクロツクck〔Hz〕で順次読み出
すと、1/ck〔sec〕ごとにrが1個づつ増加す
るから、発音周波数は、 =ck/N〔Hz〕 ……(2) となる。 同様に、q個づつの飛越し読み出しを行なう
と、1/ck〔sec〕ごとにrはq個づつ増加する
から発音周波数は =q/Nck〔Hz〕 ……(3) となる。 最低オクターブ12音の飛越し数qを第1表の如
き値を使用する。そうすると、飛越し数qの最大
値qnaxは、 qnax=451×24-1=3608 ……(4) となる。 そして、最高周波数でも楽音波形1周期のサン
プル数を16とすると、分割数Nは、 N=qnax×16=57728 ……(5) となる。最低周波数では1周期は約242サンプル
になる。 また、デイジタル処理を考慮するとNを2の累
乗とすることにより、処理が容易になるので、結
局、分割数Nは、 N=216=65536 ……(6) となる。
【表】 ここで、読み出しクロツクckck=1793.74〔Hz〕 と一定にする。 そして、飛越し数q=239とすれば、(3)式より、
=(239/216)×1793.74≒65.4〔Hz〕となる。さ
らに、q=253とすれば、≒69.2〔Hz〕、q=268
とすれば≒73.3〔Hz〕となる。 第1表に示した飛越し数qを用いることによ
り、音名C1(65.406〔Hz〕)〜音名B1(123.47〔Hz〕)
までの1オクターブの楽音を発生することができ
る。 1オクターブ上の音程を発生するには、飛越し
数qを2倍することにより得られる。たとえば、
飛越し数q×2=239×2=478とすれば、≒
130.8〔Hz〕すなわち、音名C2に相当する音程が得
られることになる。 同様に、2オクターブ上の音程を得るには、第
1表に示した飛越し数qを4倍すればよい。 この結果、(3)式にさらにオクターブ情報を代入
すると下式のようになる。 =q・2OD-1/N×ck〔Hz〕 ……(7) D=1,2,3,4(Dはオクターブナン
バーである。) 波形メモリにはK分割した各分割点x0,x1,…
…xn,……,xk-1、すなわち、16個のサンプル値
が楽音波形1周期として記憶されている。そし
て、残る(N−K)個のxnr(r≠O)の点につい
ては、x0,x1,……,xk-1のサンプル値を参照し
て楽音サンプルを求めるものである。 第5図に発生される楽音サンプルの一例を示
す。第5図において、(A)は波形メモリに記憶され
ているサンプル値である。(B)はクロツクckごと
のxnrの位置を表わすものである。(C)は、xnrによ
つて求められる楽音サンプル値である。第5図の
例は、音名B4すなわち飛越し数をq・2OD-1
3608としている。 まず、xnr=3608×0の時は波形(A)のx0サンプ
ル値が発生される。xnr=3608×1の時は波形(A)
のx0とx1サンプル値間にxnrが存在しx0サンプル
値が発生される。xnr=3608×2の時は波形(A)の
x1とx2サンプル値間にxnrが存在しx1サンプル値
が発生される。以下同様にxnrによつて所定のサ
ンプル値が発生されることになる。 第6図に本発明の一実施例を示す。第6図で
は、複音構成(8音を発生する構成)を想定して
いる。 第6図において、1は鍵盤で、複数の鍵スイツ
チにより構成されている。2は押鍵検出部で、特
公昭50−33407号「電子楽器における楽音および
ボイスを選択するための多重装置」などで既に公
知のジエネレータアサイナと同様の機能を有する
ものであつて、上記鍵盤1の押離鍵状態を検出
し、押鍵された鍵に対応して複数の楽音発生チヤ
ネルのうち空いている適当なチヤネルを割り当
て、鍵の音高を表わすノートデータとオクターブ
データとを送出するものであり、ここではマイク
ロコンピユータを想定している。3は発音周期デ
ータ発生部で、上記押鍵検出部2から送出された
ノートデータ、オクターブデータに基づいた発音
周期データ(飛越し数q・2OD-1)を発生する。
4は周期メモリで、上記発音周期データ発生部3
から送出された発音周期データを記憶する。5は
累積メモリ、6は計数メモリ、7,8は加算器
で、入力Aと入力Bとの2進加算演算を行ない入
力CKに供給されるクロツクパルスによつて加算
結果を記憶保持し、出力Cから送出するものであ
る。9は波形メモリで、第2図および第3図で説
明を行なつた各サンプル値をデイジタル値として
記憶している。10はデイジタル・アナログ変換
器(以下DACと略す。)、11はタイミングパル
ス発生器(以下TPGと略す。)で、楽音発生の動
作タイミングを決定するタイミングパルスを発生
するものである。12はアンドゲート、13はイ
ンバータである。 なお、第6図では複音構成(8音発生)となつ
ているため、周期メモリ4、累積メモリ5、計数
メモリ6はそれぞれ8音分に相当するデータが記
憶できるようになつており、全体動作としては、
TPG11によつて時分割多重処理が行なわれる
ようになつている。 第7図に波形メモリ9のメモリマツプを示す。
図中、I=1,K=2の位置には、発音開始時か
ら発音終了時までをI分割して押出したI=1サ
ンプル目の楽音波形1周期をK分割して得たK=
2サンプル目のサンプル値がデイジタル値の形で
記憶されている。以下同様に、各サンプル点のサ
ンプル値が記憶されている。 次に、TPG11から発生している動作タイミ
ングについて説明する。 第8図にTPG11の一具体例を示す。第8図
において、14は発振器、15はカウンタで、36
進カウンタ構成である。16はリード・オンリ
ー・メモリ(以下RMと略す。)である。第9
図にTPG11から発生しているタイミングパル
スのタイムチヤートを示す。 発振器14の出力信号によりカウンタ15がカ
ウントアツプ操作を行なう。そうすると、発振器
14の出力信号とカウンタ15の出力Q0,Q1
ら送出される分周信号がRM16の入力A,
B,Cにそれぞれ供給され、第9図に示した信号
φ1〜信号φ5が出力1〜出力5から送出される。 RM16の入・出力の論理関係を示すと次の
ようになる。 カウンタ15の出力Q0の出力信号をQ0、出力
Q1の出力信号をQ1とする。 φ1001 φ20・Q01 φ300・Q1 φ40・Q0・Q1 φ50・Q1 この信号φ1〜信号φ5は、周期メモリ4、累積
メモリ5および計数メモリ6のデータ書き込みあ
るいは読み出し信号や、加算器7,8の加算結果
ラツチクロツクに用いられる。 また、カウンタ15の出力Q2〜出力Q5から送
出される信号ADは、周期メモリ4、累積メモリ
5および計数メモリ6などに供給しており、各チ
ヤネルに対応するアドレスコードとなる。 信号ADと対応チヤネルの関係を第2表に示
す。 なお、論理信号として“1”は論理ハイレベ
ル、“0”は論理ロウレベルとする。カウンタ1
5の出力Q2〜出力Q5の出力信号をそれぞれQ2
Q5とする。
【表】 また、信号ADの周期Tが、前述したckに相当
するものである。すなわち、周期Tごとに8チヤ
ネル分に相当する楽音の各サンプル値が発生され
ることになる。 次に第6図の具体的な動作説明を行なう。 押鍵検出部2において鍵盤1の押鍵状態の検索
を行ない、押鍵スイツチに対応するノートデータ
とオクターブデータおよび割り当て発音チヤネル
のアドレスデータとデータ書き込み信号とを押鍵
検出部2から送出する。 押鍵検出部2から送出された各種データは発音
周期データ発生部3に供給される。そうすると、
供給されたノートデータとオクターブデータに基
づいて発生楽音波形の音程を決める飛越し数q・
2OD-1が発生される。そして、TPG11から供給
されている信号ADと割り当て発音チヤネルのア
ドレスデータとが一致した時、周期メモリ4、累
積メモリ5、計数メモリ6に対し、新発音データ
書き込み信号(以下NDWR信号と略す。)が送出
される。 ここで、押鍵検出部2から発音周期データ発生
部3に供給されるデータのタイムチヤートを第1
0図に示し、第3表、第4表にノートデータ、オ
クターブデータの構成内用を示す。さらに、第5
表に割り当て発音チヤネルのアドレスデータの構
成内容を示す。
【表】
【表】
【表】 第11図に周期データ発生部3の一具体例を示
す。第11図において、17はラツチで、入力
CKに“1”が供給されると入力INに供給されて
いるデータを記憶する。そして、入力CRに“1”
が供給されるとクリヤー操作が行なわれ出力
UTの出力信号はすべて“0”となる。18はラ
ツチで、上記ラツチ17と同様なもので、クリヤ
ー機能を除いたものである。18はRMで、楽
音波形の周期を決定する周期データ(飛越し数
q・2OD-1)が記憶されている。20は比較器で、
入力A,Bに供給されている信号が等しくなると
出力Cから“1”が送出されるものである。21
はアンドゲートである。 なお、ラツチ17は4ビツト構成、ラツチ18
は6ビツト構成となつている。またRM19に
は、12音階4オクターブ分のすべての飛越し数が
記憶されている。 押鍵検出部2から第10図に示したタイミング
で各種データが供給されると、データ書き込み信
号CKの“1”で、発音チヤネルのアドレスデー
タがラツチ17に、ノートデータ・オクタープデ
ータがラツチ18にそれぞれ記憶される。 そうすると、ラツチ18に記憶されたノートデ
ータとオクターブデータに基づいた飛越し数q・
2OD-1がRM19の出力UTから送出される。 一方、ラツチ17に記憶されたアドレスデータ
とTPG11から供給されている信号ADとの比較
を比較器20で行ない、一致すると出力Cから
“1”信号が出力される。このタイミングを第1
2図に示す。たとえば、ラツチ17にチヤネル3
に対応するアドレスコードが記憶されると、比較
器20において信号ADとラツチ17の出力信号
の比較を行ない第12図に示すように一致すれば
信号WPが“1”となる。そして、TPG11から
供給される信号φ4が“1”となると、アンドゲ
ート21を介して、ラツチ17の入力CRにクリ
ア信号が供給され、ラツチ17の出力信号は再び
all“0”となる。 その後、TPG11から供給される信号ADが再
びチヤネル3に対応するアドレスコードが発生し
ても、ラツチ17の出力信号がall“0”であるた
め、信号WPは“1”とならない。 すなわち、信号WPが“1”となるタイミング
は、押鍵検出部2から新しいデータが供給され、
割り当てられたチヤネルに新しいデータを書き込
む最初のタイミングのみに“1”が現われること
になる。 この信号WPは、周期メモリ4、累積メモリ
5、計数メモリ6に、新データ書き込みを行なう
ものである。 また、出力D1から送出される信号は、飛越
し数q・2OD-1であり、周期メモリ4に送出され
る。 一方、出力D2から送出される信号は、all
“0”データであり、累積メモリ5と計数メモリ
6に送出される。このデータは、累積メモリ5と
計数メモリ6の初期値設定すなわち、累積および
計数値のクリヤ操作を行ない波形メモリ9から読
み出すデータを発音開始データから始まるように
準備するものである。 なお、RM19に4オクターブ分すべての飛
越し数q・2OD-1が記憶されているが、RM1
9のかわりに第1表に示した1オクターブ分の飛
越し数を記憶しておき、ラツチ18に記憶された
ノートデータに基づいて所定の飛越し数qを選択
し、そのデータとラツチ18に記憶されたオクタ
ーブデータとの乗算を行ない飛越し数q・2OD-1
を発生するようにしてもよい。 第6図に戻つて動作説明を行なう。 発音周期データ発生部3からNDWP信号が供
給されると、TPG11から供給されている信号
ADに従つた所定のチヤネルが選択され(たとえ
ばチヤネル3が選択されたとする。)、信号φ3
信号φ5によつて、周期メモリ4には新しい飛越
し数q・2OD-1が、累積メモリ5と計数メモリ6
にはall“0”データが書き込まれる。 そして、再びTPG11から送出される信号AD
がチヤネル3に対応するコードとなると、信号
φ1,φ5によつて、周期メモリ4から飛越し数
q・2OD-1が読み出され加算器7の入力Aに送出
される。累積メモリ5からは累積値が加算器7の
入力Bに送出される。計数メモリ6からは計数値
が加算器8の入力Bに送出される。 そうすると、加算器7において飛越し数q・
2OD-1と累積値とが加算演算され信号φ2によつて
加算結果が、記憶保持される。また、加算器8に
おいて、加算器7の出力Cから送出される最上位
ビツトと、計数値とが加算演算され、信号φ2
よつて加算結果が記憶保持される。 加算器7,8の出力信号は波形メモリ9に供給
される。供給されたデータに基づいて所定のサン
プル値が選択され、DAC10を介してアナログ
信号に変換されてアナログ的な楽音波形の1サン
プルが形成される。 そして、信号φ3が“1”となると、加算器7
の出力信号が累積メモリ5に、加算器8の出力信
号が計数メモリ6にそれぞれ書き込まれる。 信号ADがチヤネル3のアドレスコードからチ
ヤネル4のアドレスコードに変わると、チヤネル
4に対応した上述と同様な処理が行なわれること
になる。 再び信号ADがチヤネル3のアドレスコードと
なると、前述と同様な処理を行ない、DAC10
の出力から次の楽音波形のサンプル値が形成さ
れ、以下同様に順次、楽音波形のサンプル値が形
成されることになる。 そして、加算器8の出力信号のMSBが“1”
となると、インバータ13を介してアンドゲート
12の入力に“0”が供給され、アンドゲート1
2の出力は“0”となり、加算器7からの信号に
左右されることなく加算器8の入力Aには“0”
が供給される。 そうすると、加算器7の出力信号のMSBが
“1”となつても、計数メモリ6に記憶されてい
る計数値の+1処理が行なわれなくなる。 この結果、加算器8の出力信号のMSBが“1”
となると、波形メモリ9から読み出されるサンプ
ル値はI=0サンプル目の楽音波形1周期が読み
出され、楽音の発生は停止する。なぜならば、I
=0サンプル目の楽音波形は発音開始時で楽音が
まだ発生されていないためサンプル値として、I
=0,K=0〜15サンプルはすべて0となつてお
り、楽音が発生されなくなる。 なお、第6図では、加算器8の+1操作を禁止
するようにしていたが、加算器7と8の加算操作
を禁止するようにしてもよい。 次に、周期メモリ4、累積メモリ5、計数メモ
リ6、および加算器7,8の出力信号と波形メモ
リ9から選択される楽音波形のサンプルについて
第13図を用いて説明する。 なお、各出力信号を下記のようなデータ名とす
る。 周期メモリA……データA 累積メモリ5……データB 計数メモリ6……データC 加算器7……データD 加算器8……データE まず、各データのビツト構成について述べる。 データAは、飛越し数であり、4オクターブ分
の楽音発生を想定しているので飛越し数q・
2OD-1の最大値は<3608>となる。その結果、2
進数のデータとしてビツト数は12ビツト必要にな
る。 データBは、発音できる最高周波数の楽音波形
1周期の分割数を16分割とするとq・2OD-1 (nax)×
16=57728となり、その結果、2進数のデータと
してビツト数は16ビツト必要になる。 データCは、±=16、J=16を想定しているの
で9ビツト構成となる。 データDは、データAとデータBとの加算結果
となるので、17ビツト構成となる。 データEは、データCとデータDのMSBとの
加算結果となるので、9ビツト構成となる。 また、データDのビツト0〜ビツト15で表わさ
れている内容が第4図で説明したmrに相当する。
また、ビツト0〜ビツト11で表わされている内容
がrに、ビツト12〜ビツト15の内容がmに相当す
る。さらに、データDのrデータとデータEのj
データはデータDのmデータとデータEのiデー
タそれぞれの仮想サンプル点を示すものとなる。 第13図からもわかるように、データAとデー
タBの内容が加算され、加算された結果がデータ
Dとなる。 また、データCとデータDのビツト16の内容が
加算され、加算された結果がデータEとなる。 そして、データDのビツト12〜ビツト15(mデ
ータとする。)の内容と、データEのビツト4〜
ビツト7(iデータとする。)の内容がメモリ9に
供給される。 メモリ9に供給されたmデータとiデータとに
より所定のサンプル値が選択されることになる。 mデータで所定のKサンプル目を選択し、iデ
ータで所定のIサンプル目を選択するようになつ
ている。 また、楽音波形1周期が発生されるごとに、デ
ータEが+1処理される。そして、データEの内
容が16歩進するごとにIサンプルの読み出し点が
変化する。 すなわち、16波の楽音波形を発生するごとに波
形の形状の異なるものが読み出されることにな
る。 以上の説明のように、上記実施例は第2図に示
したような楽音波形エンベロープ包絡の発音開始
時から発音終了時までをI分割し、各分割点から
抽出した楽音波形1周期をK分割し、抽出したI
サンプル個の楽音波形1周期をK分割して得たK
サンプル個のサンプル値すなわち、K×I個のサ
ンプル値をデイジタル値の形で波形メモリ9に記
憶しておき、楽音発生時には、発音すべき周波数
に対応した飛越し数q・2OD-1によつて波形メモ
リ9に記憶してあるI=0サンプル目の楽音波形
1周期をJ回繰り返して読み出し、つぎに、I=
1サンプル目の楽音波形1周期をJ回繰り返して
読み出し、順次つづけて、最後にIサンプル目の
楽音波形1周期をJ回繰り返して読み出し、I×
J波の楽音を発生するようにして、時間的に波形
の形状が変化する楽音信号を得るものである。 第14図に本発明の他の実施例の要部を示す。 第6図に示した実施例では、第4図で説明した
xnrがxn,0とxn+1,0との間に存在した場合、波形メ
モリ9から読み出されるサンプル値はxn,0のサン
プル値が読み出されるようになつていた。 第14図では、xnrがxn,0とxn+1,0との間に存在
した場合でも補間演算を行ない仮想的に仮想サン
プル点におけるサンプル値を算出して近似値を求
めようとするものである。 補間処理として直線補間を行なう場合には、つ
ぎのようになる。xn+1,0とxn,0とに対して、
(xn+1,0)と(xn,0)の間を直線補間すると、 ^(xnr)={(xn+1,0) −(xn,0)}r/L+(xn,0) ……(8) なる補間値^(xnr)で(xnr)を近似できる。第
14図の実施例は(8)式を具現化する一例である。 なお、第6図と同一機能のものには同一符号を
付して説明を省略する。第14図において、22
はRMで、加算器7の出力信号に+1した内容
を記憶している。23はセレクタ、24はRSフ
リツプフロツプ(以下RSFFと略す。)、25,2
6はラツチ、27は減算器、28は乗算器、29
はRMで、乗算係数を記憶している。30は加
算器である。 加算器7の出力信号のうちビツト12〜ビツト15
がセレクタ23とRM22に供給される。そし
て、信号φ2がRSFF24の入力Rに供給されると
出力Qからの出力信号は“0”となり、セレクタ
23の出力には加算器7から直接供給された信号
が現われ、波形メモリ9にmデータとして供給さ
れる。 一方、加算器8の出力信号のうちビツト4〜ビ
ツト7がiデータとして波形メモリ9に供給され
ている。そうすると、mデータとiデータにより
波形メモリ9から所定のサンプル値が送出され
る。 そして、波形メモリ9から送出されたサンプル
値は信号φ2が“1”から“0”へ変化するタイ
ミングでラツチ25に記憶保持される。 その後、信号φ3がRSFF24の入力Sに供給さ
れると出力Qは“1”となりRM22の出力信
号がセレクタ23の出力に現われ、mデータとし
て波形メモリ9に供給される。RM22から出
力されるデータは、第6表に示すように加算器7
の出力信号のビツト12〜ビツト15の2進数に+1
操作を行なつたものである。
【表】
【表】 そして、上述と同様に加算器8の出力信号のう
ちビツト4〜ビツト7がiデータとして波形メモ
リ9に供給されている。そうすると、mデータと
iデータとにより波形メモリ9から所定のサンプ
ル値が送出される。波形メモリ9から送出された
サンプル値は、信号φ3が“1”から“0”へ変
化するタイミングでラツチ26に記憶保持され
る。 その結果、ラツチ25には、(8)式に示した
(xn,0)が、ラツチ26には(8)式に示した
(xn+1,0)に相当するサンプル値が記憶保持され
ることになる。 そして、減算器27において、(8)式に示した
(xn+1,0)−(xn,0)に相当する減算処理を行な
い、減算結果が乗算器28に供給される。 乗算器28の他入力には、加算器7の出力信号
のビツト0〜ビツト11に基づいた乗算係数αが供
給される。乗算係数αは(8)式に示したr/Lに相当 するものであり、rは加算器7の出力信号のビツ
ト0〜ビツト11の累算結果に相当するものであ
る。また、Lは第4図で述べた分割数Nと楽音波
形1周期の分割数Kとにより決まる定数である。 本発明の場合、N=216,K=16として説明を
進めているので、L=N/K=4096(10進数)と
なる。そして、RM29には、加算器7の出力
信号のビツト0〜ビツト11で表わされる組み合わ
せすなわち、212通りのr/Lに相当する乗算係数α が記憶されている。 そして、加算器30において、乗算器28の出
力信号とラツチ25に記憶保持されているデータ
との加算処理を行ない、加算結果をDAC10に
供給し、アナログ的な楽音波形の1サンプルを形
成する。 その結果、加算器30の出力には(8)式に示した
^(xnr)が算出されることになる。 以上の説明のように、第4図で述べたxnr
xn,0とxn+1,0との間に存在した場合、波形メモリ
9からxn,0とxn+1,0に相当するサンプル値(xn,0
と(xn+1,0)とを選択する。そして、加算器7
の出力信号のビツト0〜ビツト7すなわち、rデ
ータと選択した(xn,0)と(xn+1)とを用い直
線補間演算し、(xnr)を補間値^(xnr)で近似
することにより、波形の形状変化をなめらかにし
さらに、不用なノイズ成分の発生を防ぐことがで
きる。 第15図に本発明の他の実施例の要部を示す。 第16図に楽音のエンベロープ包絡を発音開始
時から発音終了時までをI分割し、抽出したiサ
ンプル目とi+1サンプル目の楽音波形1周期の
一例を示す。 第16図中の記号について述べる。 iは、I分割して抽出したサンプル位置であ
り、第13図に示したデータEのビツト4〜ビツ
ト7の内容に相当する。 jは、iサンプルをJ回(16回)繰り返し読み
出しを行なつている途中の位置を表わすものであ
り、第13図に示したデータEのビツト0〜ビツ
ト3の内容に相当するものである。 mは、楽音波形1周期の分割サンプル位置。 xi,nは、加算器7,8の出力信号によつて選択
された波形サンプル。 xi+1,nは、加算器8に+1された出力信号によ
つて選択された波形サンプル。 xi,j,nは、xi+1,nとxi,nサンプルとの間に存在する
j回目の波形サンプルである。 第6図に示した実施例では波形サンプルxi,j,n
(j=0,1,2,……15)は、すべて同じ波形
データを用い楽音波形の1サンプルを発生するよ
うにしていた。 第15図では、波形サンプルxi+1,nとxi,nとの間
に存在するxi,j,nは補間演算を用い仮想的に仮想サ
ンプル点におけるサンプル値を算出して近似値を
求めようとするものである。 補間処理として、直線補間を行なう場合は、つ
ぎのようになる。xi+1,nとxi,nとに対して、
(xi+1,n)と(xi,n)との間を直線補間すると、 ^(xi,j,n)={(xi+1,n) −(xi,n)}j/J+(xi,n) ……(9) j=0,1,2,……,15なる補間値^(xi,j,n
で(xi,j,n)を近似できる。第15図の実施例は
(9)式を具現化する一例である。 なお、第6図と同一機能なものには同一符号を
付して説明を省略する。第15図において、31
はRMで、加算器8の出力信号に+1した内容
を記憶している。32はセレクタ、33は
RSFF、34,35はラツチ、36は減算器、3
7は乗算器、38はRMで、乗算係数βを記憶
している。39は加算器である。 加算器8の出力信号のうちビツト4〜ビツト7
がセレクタ32とRM31に供給される。そし
て信号φ2がRSFF33の入力Rに供給されると出
力Qからの出力信号は“0”となり、セレクタ3
2の出力には加算器8から直接供給された信号が
現われ、波形メモリ9にiデータとして供給され
る。 一方、加算器7の出力信号のうちビツト12〜ビ
ツト15がmデータとして波形メモリ9に供給され
ている。そうすると、mデータとiデータにより
波形メモリ9から所定のサンプル値が送出され
る。 そして、波形メモリ9から送出されたサンプル
値は信号φ2が“1”から“0”へ変化するタイ
ミングでラツチ34に記憶保持される。 その後、信号φ3がRSFF33の入力Sに供給さ
れると出力Qは“1”となりRM31の出力信
号がセレクタ32の出力に現われ、iデータとし
て波形メモリ9に供給される。RM31から出
力されるデータは、第7表に示すように加算器8
の出力信号のビツト4〜ビツト7の2進数に+1
操作を行なつたものである。
【表】
【表】 そして、上述と同様に加算器7の出力信号のう
ちビツト12〜ビツト15がmデータとして波形メモ
リ9に供給されている。そうすると、mデータと
iデータとにより波形メモリ9から所定のサンプ
ル値が送出される。波形メモリ9から送出された
サンプル値は、信号φ3が“1”から“0”へ変
化するタイミングでラツチ35に記憶保持され
る。 その結果、ラツチ34には、(9)式に示した
(xi,n)が、ラツチ35には(9)式に示した
(xi+1,n)に相当するサンプル値が記憶保持される
ことになる。 そして、減算器36において、(9)式に示した
(xi+1,n)−(xi,n)に相当する減算処理を行ない、
減算結果が乗算器37に供給される。 乗算器37の他入力には、加算器8の出力信号
のビツト0〜ビツト3に基づいた乗算係数βが供
給される。乗算係数βは(9)式に示したj/Jに相当 するものであり、jは加算器8の出力信号のビツ
ト0〜ビツト3の計数結果に相当するものであ
る。また、Jは16の定数である。 そして、RM38には、加算器8の出力信号
のビツト0〜ビツト3で表わされる組み合わせす
なわち、24通りのj/Jに相当する乗算係数βが記 憶されている。 そして、加算器39において、乗算器37の出
力信号とラツチ34に記憶保持されているデータ
との加算処理を行ない、加算結果をDAC10に
供給し、アナログ的な楽音波形の1サンプルを形
成する。 その結果、加算器39の出力には(9)式に示した
(xi,j,n)が算出されることになる。 以上の説明のように、波形メモリ9からxi+1,n
とxi,nに相当するサンプル値(xi+1,n)と(xi,n
とを選択する。そして、加算器8の出力信号のビ
ツト0〜ビツト3すなわち、jデータと選択した
(xi+1,n)と(xi,n)とにより直線補間演算し
(xi,j,n)を補間値(xi,j,n)で近似することによ
り、波形の形状変化をなめらかにしさらに、不用
なノイズ成分の発生を防ぐことができる。 第17図に本発明の他の実施例の要部を示す。 第17図は、サンプルxi,j,n,rを補間演算で算出
し、近似値を求めようとするものである。 なお、演算処理にあたり、補間器40,41,
42とROM38,29とにより演算装置を構成
している。 補間処理として直線補間を行なう場合の一例を
示すとつぎのようになる。第18図に説明図を示
す。 まず、xi+1,nとxi,nとに対して(xi+1,n)と
(xi,n)との間の直線補間を行ない、 (xi,j,n)={(xi+1,n) −(xi,n)}j/J+(xi,n)……(10) なる補間値(xi,j,n)で(xi,j,n)を近似する。 次に、xi+1,n+1とxi,n+1とに対して、(xi+1,n+1
と(xi,n+1)との間に直線補間を行ない、 (xi,j,n+1)={(xi+1,n+1) −(xi,n+1)}j/J+(xi,n+1) ……(11) なる補間値(xi,j,n+1)で(xi,j,n+1)を近似す
る。 そして、(10)式と(11)式で求めた、(xi,j,n)と
(xi,j,n+1)との間の直線補間を行ない、 (xi,j,n,r)={(xi,j,n+1) −(xi,j,n)}r/L+(xi,j,n) ……(12) なる補間値(xi,j,n,r)で(xi,j,n,r)を近似する

i=0,1,……,15、j=0,1,2,……,
15、m=0,1,2,……,15、r=0,1,
2,……,L−1第17図の実施例は(10),(11),(12)
式を具現化する一例である。 第14,15図と同一機能なものには同一符号
を付して説明を省略する。第17図において、4
0,41,42は補間器で、第14図などに示し
たラツチ34,35、減算器36、乗算器37お
よび加算器39と同様なもので構成されている。 補間器40において、(10)式に示した補間演算を
行ない補間値(xi,j,n)を求める。 補間器41において、(11)式に示した補間演算を
行ない補間値(xi,j,n+1)を求める。 そして、補間器42において、補間器40と補
間器41で求めた補間値(xi,j,n)と(xi,j,n+1
を入力とし(12)式に示した補間演算を行ない補間値
(xi,j,n,r)を求めその補間値をDAC10に供給
し楽音波形を発生する。なお、サンプル値
(xi,j,n,r)を求める他の方法(演算手順)として、
xi,n+1とxi,nとに対して(xi,n,r)を求め、xi+1,n+1
とxi+1,nとに対して(xi+1,n,r)を求め、(xi,n,r

と(xi+1,n,r)から(xi,j,n,r)を求めることがで
きる。 以上の説明のように、加算器7,8の出力信号
に相当するサンプル値(xi,j,n,r)を限られた個数
のサンプル値(波形メモリ9にはI×Kサンプル
値が記憶されている。)から、(10),(11),(12)式を用
いて、補間演算を行ない補間値(xi,j,n,r)で
(xi,j,n,r)を近似することにより、波形の形状の時
間的変化がなめらかになる。さらに、不用デイジ
タルノイズ成分の発生を防ぐことができる。 以上のように本発明は、楽音の発音開始時から
発音終了時までI分割して得たI個の異なる楽音
波形1周期をさらにK分割して得たI×K個のサ
ンプル値をデイジタル値の形で記憶する波形メモ
リ(実施例では波形メモリ9で構成)と、上記波
形メモリより楽音波形1周期内の異なる複数個の
サンプル値と異なる楽音波形の複数個のサンプル
値を順次読み出すための読み出しデータを発生す
る読み出し装置(実施例では周期メモリ4と累積
メモリ5と計数メモリ6と加算器7,8とRM
22,31とセレクタ23,32とで構成)と、
上記読み出されたサンプル値を用いて補間計算を
行なう演算器(実施例では補間器40,41,4
2とRM38,29とで構成)とを具備し、上
記波形メモリから読み出された複数個のサンプル
値(xi+1,n)と(xi,n),(xi+1,n+1),(xi
,n+1

間に存在する仮想サンプル点における仮想サンプ
ル値(xi,j,n,r)を上記演算装置を用いて求めた
(xi,j,n,r)で近似するようにしたものであるから、
波形の形状の時間変動の伴なつた自然楽器音に非
常によく似た楽音信号をつくることができる。ま
た、補間計算により波形の形状変化をなめらかに
し、不用のデイジタルノイズ成分の発生を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は楽音波形の一例を示す図、第2図は楽
音波形のエンベロープ包絡状態の一例を示す図、
第3図は楽音波形の一例を示す図、第4図、第5
図は本発明の動作原理の説明図、第6図は本発明
の一実施例を示すブロツク図、第7図は第6図の
波形メモリ9のメモリマツプを示す図、第8図は
第6図のタイミングパルス発生部11の一具体例
を示すブロツク図、第9図は上記タイミングパル
ス発生部11のタイムチヤート、第10図は上記
実施例の動作を説明するためのタイムチヤート、
第11図は第6図の発音周期発生部3の一具体例
を示すブロツク図、第12図は第11図の動作を
説明するためのタイムチヤート、第13図、第1
6図、第18図は上記実施例の動作を説明するた
めの説明図、第14図、第15図、第17図は本
発明の他の実施例を示すブロツク図である。 1……鍵盤、2……押鍵検出部、3……発音周
期データ発生部、4……周期メモリ、5……累算
メモリ、6……計数メモリ、9……波形メモリ、
7,8,30,39……加算器、10……DAC、
11……タイミングパルス発生部、12,21…
…アンドゲート、13……インバータ、17,1
8,25,26,35,34……ラツチ、16,
19,22,29,31,38……RM、20
……比較器、14……発振器、15……カウン
タ、23,32……セレクタ、24,33……
RSフリツプフロツプ、27,36……減算器、
28,27……乗算器、40,41,42……補
間器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発音開始時から発音終了時まで時間経過とと
    もに形状が変化している楽音波形の、発音開始時
    から発音終了時までの時間をI分割した時点にお
    けるI個の楽音波形のそれぞれの一周期をK分割
    して得たI×K個のサンプル値を記憶する波形メ
    モリと、楽音音階を決定する発音周期データ発生
    部と、前記発音周期データ発生部から出力される
    発音周期データに基づき前記波形メモリより異な
    る楽音波形の複数個のサンプル値(Xi,n),
    (Xi+1,n),(Xi,n+1)(Xi+1,n+1)を順次読み出
    すための読み出しデータを発生する読み出し装置
    と、前記読み出し装置で発生した読み出しデータ
    により読み出された前記複数個のサンプル値と前
    記読み出しデータに基づく乗算係数β,αとを用
    いて補間演算を行なう演算装置とを具備し、前記
    演算装置では前記波形メモリから読み出した前記
    4つの波形サンプル値(Xi,n),(Xi+1,n),
    (Xi,n+1),(Xi+1,n+1)および前記読み出しデー
    タに基づく乗算係数β,αを用いて次式に示す補
    間演算を行ない、発音音階に対応する仮想サンプ
    ル点における仮想サンプル値^(Xi,,,n)を求め

    ようにしたことを特徴とする楽音発生装置。 ^(Xi,,n)={(Xi+1,n) −(Xi,n)}×β+(Xi,n) ^(Xi,,n+1)={(Xi+1,n+1) −(Xi,n+1)}×β+(Xi,n+1) ^(Xi,,n,〓)={^(Xi,,n+1) −^(Xi,,n)}×α+^(Xi,,n) 但し、 iは波形ナンバを示し、i=0,1,2,…
    …,−1、 mは一周期内の波形サンプル数を示し、m=
    0,1,2,……,K−1
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