JPH0332231A - 信号制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要］ 信号送出先の電子装置が接続または非接続状態となる信
号送出回路を有する電子装置の信号制御方式に関し、 信号送出先に電子装置が接続されていない場合に信号送
出回路の動作を停止せしめて電波雑音干渉を低減せしめ
ることを目的とし、 信号送出回路を搭載した第１の電子装置内に、信号送出
先の第２の電子装置内に設けられた接続情報送出回路よ
り接続情報を受信するか否かによって該第２の電子装置
の接続の有無を検出し、該第２の電子装置が接続されて
いないことを検出したときに前記信号送出回路に対して
該信号送出回路の動作を停止せしめる制御信号を出力す
る負荷装置接続検出手段を備え、信号送出先の電子装置
の接続の有無によって信号送出を制御するように構成す
る。

〔産業上の利用分野〕

電子装置内のパッケージに信号送出回路を搭載し、該信
号送出回路より他の電子装置またばパッケージに信号パ
ルスを送出するケースが多い。

しかしながら、前記の如き信号送出回路には信号送出先
に電子装置が接続されているか否かに関わらず信号パル
スを出力しているものが多い。信号送出先に電子装置が
接続されていない状態において信号送出回路が信号パル
スを出力している場合は信号送出回路の出力側が無負荷
状態となり、インピーダンスが不整合となるため出力波
形に崩れを生し、その高周波成分が電波雑音干渉（ＥＭ
Ｉ）の原因となることが多い。特に、信号送出先がモニ
タ装置の場合は接続されていない時間が多いため、前記
の如き電波雑音干渉の原因となる機会が多く、問題とな
っている。

このため、信号送出先に電子装置が接続されていない場
合に信号送出回路の動作を停止せしめる信号制御方式が
必要となっている。

本発明は、信号送出先に電子装置が接続されていない場
合に信号送出回路の動作を停止せしめて電波雑音干渉を
低減せしめることを目的とする。

〔従来の技術〕

第３図は従来方式の構成国の一例を示す。

第３図はパッケージ２１内にパルス発生回路２２ａと信
号パルスを送出する集積回路２２ｂ（ＩＣ）が搭載され
、該集積回路２２ｂの出力が出力端子２２ｃよりモニタ
装置２３の信号受信回路２４に供給される例を示してい
る。

第３図においては、パルス発生回路２２ａのＰＰ２端子
より２種類のパルスが集積回路２２ａのＰＰ２端子に供
給されているが、集積回路２２ａはセレクタ回路であり
、ＥＮ＃Ａ子が地気に接続されている開動作し、図示省
略された制御回路によってＰ、、Ｐ２端子の何れかを出
力端子口に接続して出力端子２３ｃを経てモニタ装置２
３の信号受信回路２４に送出するようになっている。

一方、前記モニタ装置２３は必要な場合にパッケージ２
１に接続される装置であり、通常はパツケジ２１に接続
されていない。しかし、パッケージ２１のパルス発生回
路２２ａは常時動作しており、また集積回路２２ｂのＥ
Ｎ端子は常時地気となっているため、パッケージ２１の
出力端子２２ｃには常時パルスが出力されている。

前記パッケージ２１の出力端子２２ｃに出力されるパル
スは、モニタ装置２３が接続されない場合は開放状態と
なり、負荷インピーダンスが不整合となるため反射を生
じ、波形が歪むため、その高周波成分などが電波雑音干
渉を発生させる原因となる場合が多い。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上の如く、従来方式においては信号送出回路を搭載し
た電子装置は信号送出先に負荷となる電子装置が接続さ
れているか否かに関わらず信号を出力しているため、イ
ンピーダンス不整合による波形歪みを生し、電波雑音干
渉の原因となるケースが多かった。

本発明は、信号送出先に電子装置が接続されていない場
合に信号送出回路の動作を停止せしめて電波雑音干渉を
低減せしめることを目的とする。

〔課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理説明図である。

図において、ｌは信号送出回路を搭載した電子装置（以
下、第１の電子装置と記す）、２は該第１の電子装置に
搭載された信号送出回路、４は前記第１の電子装置の信
号送出回路２より信号を受信する回路を有する電子装置
（以下、第２の電子装置と記す）で第１の電子装置の信
号送出回路２の負荷装置となるもの、５は第２の電子装
置４に搭載されて前記第１の電子装置ｌに対して第２の
電子装置が接続されていることを表示する接続情報を送
出する接続情報送出回路、６は第２の電子装置４に搭載
されて前記第１の電子装置の信号送出回路２より信号を
受信する信号受信回路である。

また、３は第１の電子装置１内に設けられ、第２の電子
装置４内の前記接続情報送出回路５より接続情報を受信
するか否かによって該第２の電子装置４の接続の有無を
検出し、該第２の電子装置４が接続されていないことを
検出したときに前記信号送出回路２に対して該信号送出
回路２の動作を停止せしめる制御卸信号を出力する負荷
装置接続検出手段である。

〔作　用］ 第１図において、第１の電子装置１に第２の電子装置４
が接続されている状態においては、第２の電子装置４の
接続情報送出回路５より接続情報が第１の電子装置１の
負荷装置接続検出手段３に送られる。該負荷装置接続検
出手段３ば前記接続情報により第２の電子装置４が接続
されていることを検出したときは、信号送出回路２に対
して該信号送出回路を停止せしめる制御信号しま送出し
ない。そのため、第１の電子装置Ｉの信号送出回路２よ
り第２の電子装置４の信号受信回路６に対して信号パル
スが送出されている。この状態においては信号送出回路
２の出力インピーダンスと負荷となっている信号受信回
路６のインピーダンスが整合しているため、出力の信号
パルスの波形に歪みは生ぜず、電波雑音干渉は発生しな
い。

次に第２の電子装置４が接続されない状態が生すると、
第２の電子装置４の接続情報送出回路５より第１の電子
装置１の負荷装置接続検出手段３に対して接続情報が送
出されなくなるため、該負荷装置接続検出手段３ば第２
の電子装置４が接続されていないことを検出し、信号送
出回路２に対して制御信号を送出する。信号送出回路２
は該制御信号を受信すると第２の電子装置４に対して信
号パルスを送出することを停止する。このため、該信号
送出回路２より無負荷状態で信号パルスを送出すること
がなく、電波雑音干渉などを生ずることがない。

（実施例］ 第２図は本発明の一実施例の構成図である。

図中、１１は信号送出回路を搭載したパッケージ、１２
ａはパッケージｌｌ内に搭載されたパルス発生回路、１
２ｂは同しくパンケージ１１内に搭載されてパルス発生
回ｆｉ８１２ａよりパルスを受信し、ＥＮ端子に地気信
号が入力されているときに信号パルスを出力する集積回
路（ＩＣ）、１２ｃは集積回路１２ｂよりの出力を送出
する出力端子、１４は前記パッケージ１１より信号を受
信する回路を有するモニタ装置、１５はモニタ装置１４
に搭載されて前記パッケージ１１に対してモニタ装置が
接続されていることを表示する地気信号を送出する接続
情報送出回路、１６はモニタ装置１４に搭載されて前記
パッケージ１１の出力端子１２ｃより信号パルスを受信
する信号受信回路である。

また、１３はパンケージ１１内に設けられ、前記モニタ
装置１４内の前記接続情報送出回路１５より接続情報を
受信するか否かによってモニタ装置１４の接続の有無を
検出し、該モニタ装置１４が接続されていないことを検
出したときに前記集積回路１２ｂより出力を送出せしめ
ないよう該集積回路１２ｂのＩＥＮ端子端子対する地気
信号を送出せしめないようにする負荷装置接続検出回路
である。

第２図においては、パルス発生回路１２ａのＰＰ２端子
よりパルスが集積回路１２ｂのＰ、ＰＺ端子に供給され
ているが、集積回路１２ｂはセレクタ回路であり、Ｉｉ
Ｎ端子が地気に接続されている開動作し、図示省略され
た制御回路によってｐ、、ｐ２端子の何れかを０端子に
接続し、信号パルスを出力端子１２Ｃを経てモニタ装置
１４の信ぢ受信間Ｉ１８１６に送１１」するようになっ
ている。

今、パッケージ１１にモニタ装置１４が接続されている
と、モニタ装置１４の接続情報送出回路１５より接続情
報がパッケージ１１の負荷装置接続検出回路１３に送ら
れ、該負荷装置接続検出回路１３ばモニタ装置１４が接
続されていることを検出する。負荷装置接続検出回路１
３は前記接続情報を受信している間、集積回路１２ｂの
ＥＮ端子に列して地気信号を送出するようになっている
ため、該集積回路１２ｂば動作し、出力端子１２ｃを経
て信号パルスをモニタ装置１４の信号受信間８１６に列
して送出する。この状態において集積回路］、２ｂの出
力インピーダンスと負荷インピーダンスは整合し、出力
の信号パルスの波形に歪みは生ぜず、電波雑音干渉は発
生しない。

次にモニタ装置１４が接続されない状態が生ずると、該
モニタ装置１４の接続情報送出口ｉ１５よりパ■０ ッケージ１１の負荷装置接続検出回路１３に対して接続
情報が送出されなくなるため、該負荷装置接続検出回路
１３はモニタ装置１４が接続されていないことを検出し
、集積回路１２ｂのＥＮ端子に対する地気信号を切断す
る。このため、集積回路１２ｂは動作を停止し、モニタ
装置１４に対してディジタル信号を送出することを停止
する。即ち、無負荷状態でパッケージ１１の出力端子１
３ｃ信号パルスが送出されることがなく、インピーダン
ス不整合に起因する電波雑音干渉などは生しない。

以上、本発明の一実施例としてパルス発生回路と信号パ
ルスを送出する集積回路を有するパッケージにより説明
したが、本発明は本発明の主旨に従い、種々の変形が可
能であり、本発明からこれらを排除するものではない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、電子装置内に信
号送出回路を搭載し、該信号送出回路より他の電子装置
に信号パルスを送出するシステムにおいて、信号送出先
に電子装置が接続されない場合に信号送出回路の動作を
停止せしめることにより電波雑音干渉を低減せしめるこ
とができ、かかる電子装置の電波雑音干渉の低減に寄与
するところが大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の実施例
構成図、第３図は従来方式の構成図である。 図中、 １　、　４　−−−−−−−−−一電子装置２−−−−
−−−−−−−一信号受信回路３−−−−−−−−−一
−−−−負荷装置接続検出手段５　−−−−−−−−−
−−−一−−−−接続情報送出回路６　−−−−−−−
−−−−−−−−−一信号受信回路である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 信号送出回路（２）を搭載した第１の電子装置（１）内
   に、信号送出先の第２の電子装置（４）内に設けられた
   接続情報送出回路（５）より接続情報を受信するか否か
   によって該第２の電子装置の接続の有無を検出し、該第
   ２の電子装置が接続されていないことを検出したときに
   前記信号送出回路（２）に対して該信号送出回路の動作
   を停止せしめる制御信号を出力する負荷装置接続検出手
   段（３）を備え、信号送出先の電子装置の接続の有無に
   よって信号送出を制御することを特徴とする信号制御方
   式。