JPH0331920Y2 - - Google Patents

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JPH0331920Y2
JPH0331920Y2 JP7210485U JP7210485U JPH0331920Y2 JP H0331920 Y2 JPH0331920 Y2 JP H0331920Y2 JP 7210485 U JP7210485 U JP 7210485U JP 7210485 U JP7210485 U JP 7210485U JP H0331920 Y2 JPH0331920 Y2 JP H0331920Y2
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steam
inlet
outlet
opening
container
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JPS61197400U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はスチームトラツプのメンテナンスに関
し、特にスチームトラツプが蒸気を漏らしている
か否かを検知する装置に関する。
スチームトラツプは蒸気の輸送管や使用装置に
取り付けて、蒸気を漏らさずに復水だけを自動的
に排出する自力弁であり、開閉作動に故障が生じ
て閉弁不能に陥ると、弁口から多量の蒸気が流出
して、高価なエネルギーが空費されることにな
る。
従来の技術 そこで、従来は、スチームトラツプの弁部に振
動計の先端の検出針を当てて作動の良否判定を行
つていた。振動計は検出針を伝わつてくる振動
を、検出針の端に取り付けた圧電素子等の超音波
マイクロフオンで電気的振動に増幅し、メータの
針等を振らせて表示するものである。蒸気と復水
では弁部、すなわち、弁口を通過するときの流速
が異なり、蒸気は復水よりも高く、強い振動を発
生する。この振動を検出することにより、蒸気漏
れを検知する。
本考案が解決しようとする問題点 この場合、蒸気漏れの有無を正確に検知できな
い問題がある。すなわち、弁口を蒸気あるいは復
水の一方のみが通過している場合は、その振動の
相違を明瞭に区別することができる。しかし、蒸
気が漏れていても、復水と蒸気の両方が弁口を通
過している場合、特に、蒸気の漏れ量が微小の場
合は、復水のみを排出しているときの振動と区別
できないためである。
本考案の技術的課題は、蒸気のみの振動を検出
して、正確に蒸気漏れを検知することである。
問題点を解決するための手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本考
案の技術的手段は、容器の上部に、蒸気供給側に
接続する流入口とスチームトラツプの入口に接続
する流出口を形成し、容器内に仕切壁を設けて流
入口に連結する上流側空間と流出口に連結する下
流側空間に隔て、仕切壁に気体を通過させるオリ
フイスを、流入口と流出口の開口位置よりも上に
形成し、流入口及び流出口の開口面積と同等以上
の大きさの復水通過用の開口を仕切壁の下端に形
成し、上記容器と、上記オリフイスを通過する気
体の振動を検出する振動計とから成るものであ
る。
作 用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
流体は容器の流入口から仕切壁の上流側空間に
入り、気体通過用のオリフイス及び復水通過用の
開口を通つて下流空間に流れ、流出口からスチー
ムトラツプの入口に流れる。
復水通過用の開口は流入口及び流出口の開口面
積と同等以上の大きさに形成しているので、復水
が通過するときの抵抗になることがなく、復水の
流量が最大限まで増えても上流側空間と下流側空
間の液位はほぼ同じに維持することができる。
仕切壁の流入口と流出口の開口位置よりも上の
部位に気体通過用のオリフイスを形成し、仕切壁
の下端に復水通過用の開口を形成しているので、
復水は復水通過用の開口を通つて下流側空間に流
れ、気体通過用のオリフイスを流れることがな
い。
スチームトラツプが蒸気漏れを生じると、復水
通過用の開口が水封されているので、蒸気はオリ
フイスを通つて下流空間に流れる。このように、
オリフイスは蒸気が通過し、復水が通過すること
がないので、オリフイスを通過する流体の振動を
振動計で検出することにより、蒸気漏れを正確に
検知することができる。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
従来のように、スチームトラツプの弁部の振動
を検出するものでは、蒸気と復水の振動の相違を
判定するのに、熟練者の微妙な判断が必要で長時
間を要していた。本考案では、蒸気のみが流れる
オリフイスの振動を検出するので、蒸気の振動だ
けを検出することができ、簡単に蒸気漏れの判定
ができる。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明
する。(第1図参照)。
容器1の上部側面に流入口2と流出口3を同一
軸上に形成する。容器1に鉛直方向の仕切壁4を
形成して、容器1内を流入口2に連結する上流側
空間5と流出口3に連結する下流側空間に6に隔
てる。
仕切壁4の上部に気体を通過させるオリフイス
7をして上流側空間5と下流側空間6を連結す
る。オリフイス7は流入口2と流出口3の開口位
置よりも上に位置する。仕切壁4の下端は容器1
の底部まで達せず、底部との間に復水通過用の開
口8を形成する。開口8は復水の流量が最大値ま
で増えても上流側空間5と下流側空間6の液位を
ほぼ同じに維持する大きさに形成する。流出口3
にスチームトラツプ9を連結する。スチームトラ
ツプ9の蒸気漏れの検知は振動計の検出針10を
容器1のオリフイスを形成した位置に当てる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の蒸気漏れ検知装置の
断面図である。 1:容器、2:流入口、3:流出口、4:仕切
壁、5:上流側空間、6:下流側空間、7:オリ
フイス、8:復水通過用開口、9:スチームトラ
ツプ、10:振動計の検出針。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器の上部に、蒸気供給側に接続する流入口と
    スチームトラツプの入口に接続する流出口を形成
    し、容器内に仕切壁を設けて流入口に連結する上
    流側空間と流出口に連結する下流側空間に隔て、
    仕切壁に気体を通過させるオリフイスを、流入口
    と流出口の開口位置よりも上に形成し、流入口及
    び流出口の開口面積と同等以上の大きさの復水通
    過用の開口を仕切壁の下端に形成し、上記容器
    と、上記オリフイスを通過する気体の振動を検出
    する振動計とから成るスチームトラツプの蒸気漏
    れ検知装置。
JP7210485U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0331920Y2 (ja)

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JP7210485U JPH0331920Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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JP7210485U JPH0331920Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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JPS61197400U JPS61197400U (ja) 1986-12-09
JPH0331920Y2 true JPH0331920Y2 (ja) 1991-07-05

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ID=30610208

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JP7210485U Expired JPH0331920Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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ATE88000T1 (de) * 1987-02-09 1993-04-15 Tlv Co Ltd Ueberwachungseinrichtung fuer kondensatableiter.

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JPS61197400U (ja) 1986-12-09

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