JPH0331878B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0331878B2
JPH0331878B2 JP57045663A JP4566382A JPH0331878B2 JP H0331878 B2 JPH0331878 B2 JP H0331878B2 JP 57045663 A JP57045663 A JP 57045663A JP 4566382 A JP4566382 A JP 4566382A JP H0331878 B2 JPH0331878 B2 JP H0331878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
flexible hose
pipe
truck
trolley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57045663A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58164896A (ja
Inventor
Masakazu Matsubara
Kyoshi Motegi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP4566382A priority Critical patent/JPS58164896A/ja
Publication of JPS58164896A publication Critical patent/JPS58164896A/ja
Publication of JPH0331878B2 publication Critical patent/JPH0331878B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は泥水シールド掘進機における送排泥管
の伸縮装置に関するものである。
泥水シールド掘進機は掘削土砂を泥水状態とし
て坑外へ流体輸送するものでありそのために掘進
機へは送泥管、排泥管が連結している。
しかるに掘進機は1日数メータから十数メータ
前進するため送水管、排泥管を常時延長してやら
なければならない。
そのため従来は管の延長方法として次のような
構成が採用されているが各々欠点を有する。
<イ> テレスコピツク型(第6図) 台車(a)上に固定した外筒(b)は、掘進機と一体
で台車(a)が前進することにより前進し、内筒(c)
が残されて露出してくる方式である。
この方式は次のような欠点を有する。
2本の直線鋼管の組合せであるから全体の
寸法が大きく、小断面のシールドには適さな
い。
外筒(b)と内筒(c)との間のゴムシール部に砂
が目詰まりしやすく、その結果内筒(c)を外筒
(b)内に収納できなくなる場合がある。
長い直線部分が必要であるからシールド路
線の曲線部の半径が小さいと使用出来ない。
送泥水、排泥水圧が異常に上昇した場合に
内筒(c)が急激に飛び出す場合がある。
正規の送排管と交換する場合の取り扱い、
交換作業に手数を要する。
<ロ> ドラム移動型(第7図) 台車(d)上にはその上を移動できるドラム(e)を
搭載してあり、このドラム(e)には可撓性のホー
ス(f)を半周だけ巻回してある。
シールド掘進機の前進に伴ない台車(d)が前進
し相対的に台車(d)上を後退したドラム(e)の移動
量の倍だけホース(f)を後方にくり出す方式であ
る。
この方式であると次のような欠点を有する。
装置全体が大型になるので小さいシールド
トンネルには適さない。
長い配管延長を得るためには台車(d)を長く
しなければならず、そのため小さい半径の曲
線部では使用できない。
本発明はこのような従来の欠点を改善するため
になされたもので装置全体が小さくしかも長い延
長の伸縮量を確保できる伸縮装置を提供すること
を目的とする。
次に実施例について説明する。
<イ> 台車 台車1は下に車輪11を有し、台車1上に固
定した架台12にドラム2を回転自在に搭載す
る。
台車1は、二台の移動台車を一定の距離を離
して対向させ、この各移動台車の上端部を連結
して門型に構成し、中央を作業員が通過できる
ようにして、シールド内での作業を行い易くす
る。
例えば、上面と二つの対向する側面を有する
門型フレームを構成し、架台12をそのフレー
ム両側面の外側に、各々独立して設置する構造
等が考えられる。
<ロ> ドラム 架台12に搭載したドラム2は、台車1の走
行方向と直交する方向の水平軸21を中心に回
転する中空の筒体である。
水平軸21にはブレーキ装置を取り付ける場
合もある。
ドラム2の周囲には円周方向上に鍔板22を
突設して後述するホースの係合に供する。
ドラム2の周囲の幅は少なくともホースが複
数回巻回できるだけの寸法を有する。
<ハ> 配管 第3図に示すようにドラム2の周囲には可撓
性のホース3を複数回巻き付ける。
一方ドラム2の外部から水平軸21部に向け
て鋼製の非可撓性の固定管31を取り付ける。
この固定管31の他端は泥水シールド機の泥
水室に取付ける。
従つて泥水室と台車1との間隔は常に一定で
あり、泥水シールドの掘進機の前進に伴い一体
で台車1は前進する。
ドラム2の水平軸21部には非可撓性性の軸
管32を設け、この軸管32の一端と固定管3
1とは回転水密継手33を介して連結する。
一方軸管32の他端は立上り管34を介して
ドラム2の側面に露出させ、この立上り管34
の露出部に可撓性ホース3の基端を固定する。
可撓性ホース3の自由端35は固定管31の
方向とは反対方向に向けて台車1上に位置せし
めておく。
以上は1組のドラム2の構成であるが、同様
の構成のドラム2を台車1の他側にも設置し、
1組を非泥用に、他の組を送泥用に利用する。
次に使用方法について説明する。
<イ> 可撓性ホース巻取り ドラム2外周に可撓性ホース3を複数回巻き
取つた状態にある。
従つて2組の可撓性ホース3の自由端35は
台車1の後端に接して位置しており、このうち
1組のホースの自由端35はトンネル内に配置
した鋼製の排泥パイプ4にバルブ41を介して
接続し、他の組の自由端は送泥パイプに接続し
ている。
<ロ> 台車の前進 泥水シールド掘進機5の前進と共に台車1も
前進する。
可撓性ホース3の自由端35はバルブ41を
介して不動のパイプ4に固定してあるから前進
した分だけドラム2を回転して可撓性ホース3
をくり出す。
従つて掘進機5の前進にきわめて容易に追随
して可撓性ホース3が不動のパイプ4との間の
泥水、水の移動を補うことができる。
<ハ> 鋼製パイプの盛替え 可撓性ホース3の全長をくり出し終る前に、
適当な位置でバルブ群を閉じ、可撓性ホース3
の延長分を鋼製のパイプに盛替える。
可撓性ホース3はくり出した分だけ再びドラ
ム2に巻き取り、その自由端35を盛替え終つ
た新パイプの端にバルブを介して取り付け再び
同様の作業を行う。
本発明は上記したようになるから次のような効
果を期待することができる。
<イ> ドラム1個を搭載するだけであり、しか
もドラムは台車上を移動するものでないから装
置全体が小さくなり従つて小型のシールドトン
ネルでも充分使用できる。
<ロ> スライドする部分がないから砂などがパ
ツキンに目詰まりすることがなく作動不能とな
る危険性がない。
<ハ> 進行方向の長さがドラム1個分だけでき
わめて短かいからシールド路線の曲率半径が小
さくとも使用できる。
<ニ> ドラムに巻き取る方式であるから一回の
管の延長量を充分に長く取ることができる。
<ホ> 管内の圧力が上昇しても伸縮管が急激に
飛び出したりドラムや台車が暴走することがな
い。
<ヘ> 台車とドラムが相対的に滑動したりする
構造ではなく、ドラムは台車と一体であるから
操作はきわめて簡単であり配管延長の作業時間
が短かく能率的である。
<ト> 構造が簡単であるから製造コストが安く
経済的である。
<チ> 従来装置には、シールドの床面に間隔を
おいて2本のレールを敷設し、そのレール間に
平板状の台車を架設し、その台車上に送排泥間
を巻き付けた2つのドラムを搭載する構造のも
のがある。
そのため、シールドの中央部には、ドラムや送
排泥管等の機材が位置することになる。
従つて、台車の中央を作業員が通過できなくな
り、シールド内での作業が困難になる。
それに対して本発明は、二台の移動台車を一定
の距離を離して対向させ、この各移動台車の上端
部を連結して門型に構成してある。
そのため、台車の中央部に広い空間が生じる。
従つて、台車の中央を作業員が自由に通過で
き、シールド内での作業が行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の装置を正面からみた一部断面
図、第2図:側面図、第3図:ドラムとホースの
関係の説明図、第4図、第5図:作動状態の説明
図、第6図、第7図:従来の装置の説明図、 2:ドラム、3:可撓性ホース、31:固定
管、34:立上がり管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二台の移動台車を一定の距離を離して対向さ
    せ、 この各台車の上端部を連結し、 さらに各台車の外側にドラムを回転自在に取り
    付け、 このドラムの周囲には可撓性ホースを複数回巻
    き付け、 可撓性ホースの一端は回転水密継手を介して台
    車前方に向けた固定管に連結し、 可撓性ホースの他端は台車後方へ引き出し可能
    に構成したことを特徴とする、 泥水シールド掘進機における送排泥管の伸縮装
    置。
JP4566382A 1982-03-24 1982-03-24 泥水シ−ルド掘進機における送排泥管の伸縮装置 Granted JPS58164896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4566382A JPS58164896A (ja) 1982-03-24 1982-03-24 泥水シ−ルド掘進機における送排泥管の伸縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4566382A JPS58164896A (ja) 1982-03-24 1982-03-24 泥水シ−ルド掘進機における送排泥管の伸縮装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164896A JPS58164896A (ja) 1983-09-29
JPH0331878B2 true JPH0331878B2 (ja) 1991-05-08

Family

ID=12725614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4566382A Granted JPS58164896A (ja) 1982-03-24 1982-03-24 泥水シ−ルド掘進機における送排泥管の伸縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58164896A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082231Y2 (ja) * 1991-08-08 1996-01-24 株式会社奥村組 シールド工法における可撓管収納台車

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52149837A (en) * 1976-06-08 1977-12-13 Hitachi Shipbuilding Eng Co Expansion device of mud feed and discharge pipe in muddy water system shield excavator

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5151466Y2 (ja) * 1971-06-12 1976-12-09
JPS519725Y2 (ja) * 1972-02-14 1976-03-15
JPS5015415U (ja) * 1973-06-06 1975-02-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52149837A (en) * 1976-06-08 1977-12-13 Hitachi Shipbuilding Eng Co Expansion device of mud feed and discharge pipe in muddy water system shield excavator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58164896A (ja) 1983-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3382002A (en) Rotary cutter wheel tunneling machine
JPH0331878B2 (ja)
US2756036A (en) Excavating apparatus with relatively slidable supporting elements
JP3917732B2 (ja) ホースドラム台車
JP3117947B2 (ja) シールド工法用ホース台車
JP3731723B2 (ja) 坑内搬送システム及び積荷搬出入方法
CN107269286A (zh) 一种用于隧道掘进的配管延伸系统
JP4878569B2 (ja) シールド掘進機の泥水管継ぎ足し装置
JP4022081B2 (ja) シールドトンネル工事用仮設軌道
JP2007032103A (ja) シールドトンネル急曲線対応形テレスコ式伸縮装置
JP2001115781A (ja) シールド工法における配管の延伸方法
JPH02210189A (ja) シールド機
JPS5816078B2 (ja) 泥水式シ−ルド掘進機における送排泥管伸縮装置
JP7469101B2 (ja) トンネル掘削装置
JP2530520B2 (ja) シ―ルド工法用型枠の移動・組立装置
JP2010209675A (ja) 覆工切替式トンネル掘削機
JPH04362386A (ja) 既設管の敷設替え工法
JPH0333832Y2 (ja)
JPH0328496A (ja) シールド掘進工法
JPH04131497A (ja) 管渠築造工法
JP6840442B2 (ja) シールド坑内の設備運搬機構
JPH0414546Y2 (ja)
JP2917158B2 (ja) トンネル内壁を覆工するセグメントの組立て方法及びセグメント組立て装置
JP2542205Y2 (ja) シールド工法用送排泥管装置
JP2004132122A (ja) 管下掘削装置