JPH0331069B2 - - Google Patents

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JPH0331069B2
JPH0331069B2 JP60081129A JP8112985A JPH0331069B2 JP H0331069 B2 JPH0331069 B2 JP H0331069B2 JP 60081129 A JP60081129 A JP 60081129A JP 8112985 A JP8112985 A JP 8112985A JP H0331069 B2 JPH0331069 B2 JP H0331069B2
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JP
Japan
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phase
section
reel
stepping motor
phases
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JP60081129A
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JPS61240846A (ja
Inventor
Hoka Ara
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ORINPIA KK
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ORINPIA KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スロツトマシンのリールの回転に用
いられているステツピングモータの制御方法に関
する。
[従来の技術] 従来、スロツトマシンの各リール回転に使用さ
れているステツピングモータの制御は、一相励磁
方式又は二相励磁方式若しくは一,二相励磁方式
で行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来方式は、一相、又は二相励磁の状
態で始動、停止のための電源の投入、切断が行な
われているため、回路に挿入されている直流抵抗
の誤差、機械的精度の誤差、磁気抵抗の誤差並び
に回転トルクにより回転バランスが崩れ、大きな
減衰振動が発生し、乱調の原因となつている。
特に、スロツトマシンでは、各リールの停止位
置により、遊技者がゲーム結果を判定していた。
このため、減衰振動によりリールの表示がぶれる
と、遊技者がゲーム結果を判定し難くなつてしま
う。これに加え、遊技者は、ゲーム結果を判定し
た後、再ゲームを行うので、リールの表示がぶれ
ると、遊技者がゲーム結果を判定するのに戸惑
い、スピーデイなゲームが困難になつてしまい、
ゲームの興趣に殺がれてしまうという問題点があ
つた。
そこで、本発明は、上記した従来方式の問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、スロツトマシンのリールに使用した場合
に、停止時のリールの振動が迅速に収束するよう
にしたスロツトマシンのリール回転用のステツピ
ングモータの制御方法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明方法は、次の各ステツプから構
成されている。
ステツピングモータの回転起動時には、緩や
かに一相励磁を開始する。
しかるのちに定格で励磁を行う。
停止時には、全相を緩やかに励磁する。
そののち、全相が緩やかに励磁を解かれるよ
うに電源を切る。
[作用] 回転しているステツピングモータを停止させる
とき、励磁されていない相をすべて緩やかに励磁
状態にしてから、電源を切つて全相を同時に緩や
かに消磁状態とするので、減衰振動を減少でき
る。
このため、リールに発生する振動自体を減少で
きるばかりでなく、その収束を早めることができ
るので、ステツピングモータの停止後の、遊技者
が速やかにリールの表示を判別することが可能と
なる。
[実施例] 次に本発明の実施例を図り拠り説明する。
第1図は、本発明方法により制御されるステツ
ピングモータを取付けたリールの側面図、第2図
はその正面図、第3図はモータ起動から定常回転
に至る間における本発明方法による制御信号とそ
の供給タイミングを表した線図、第4図は同じく
モータの定常回転から停止に至る間における本発
明方法による制御信号とその供給タイミングを表
した線図、第5図は本発明方法による一例の制御
ブロツク図、第6,7図はマイクロコンピユータ
の動作を示すフローチヤートである。
第1図、第2図に於て、1は本発明方法により
制御されるステツピングモータ、2は、このモー
タ1に負荷として直接取付られたリール、3は、
モータ1の取付フレームである。
上記モータ1は、従来、一相励磁法、又は、二
相励磁法、若しくは一,二相励磁法により、その
回転制御が行なわれているが、従来のモータの起
動、停止は、単に電源を入切するだけであつたた
め、大きな乱調が表れ易かつた。
そこで本発明では、第3図、第4図に示すよう
な態様で電力を供給し、乱調防止と電力の消費を
抑えることができるようにした。
即ち、第3図に於て、一相から四相までの各相
信号4〜7は、全停止区間8に於ては全相信号4
〜7とも無励磁状態にあるが、回転開始時には、
一相信号4を緩やかに立ち上げ、この回転開始区
間9に於て、モータの滑らかな立上り起動を図つ
ている。
回転開始区間9の後は、常法によるステツプ回
転信号が各相信号4〜7として順次各相について
与えられるので、この区間は定常回転区間10と
なる。
この区間10での励磁方式には、常法により一
相励磁、二相励磁、或は一,二相励磁の各方式を
取ることができるが、この実施例では一,二相励
磁方式で駆動している。
しかして、この定常回転の後、モータの停止を
させるときには、第4図に示すように、そのとき
励磁状態にある相、ここでは四相信号7を除いた
一相〜三相信号4〜6を緩やかに励磁状態にす
る。この区間が停止開始区間11である。
この区間11に於て、全相の信号4〜7が励磁
状態になると、モータのロータは無励磁状態と等
しくなる。この区間が停止区間12である。
この区間のあと当該全相信号4〜7の励磁状態
を解くため、全相の信号が同時に緩やかに消磁状
態となるように電源を切る。この区間が電源切区
間13であり、この電源が切られることによつて
全相信号は無励磁の全停止区間8に戻ることとな
る。
上記のような制御方法は、第5図に示すような
制御系により、実施することができる。
即ち、14はマイクロコンピユータ、15は、
駆動電源電圧の制御回路、16は四相駆動回路、
17はステツピングモータの部分である。
上記マイクロコンピユータ14の入力段には、
図示しないが、リール2の回転を開始させるため
のスタートスイツチ、及びリール2の回転を停止
させるための停止スイツチが接続され、これらの
スイツチは、スロツトマシン(図示せず)の前面
に遊技者が操作可能に配設されている。そして、
スロツトマシンには、3つのリール2が配設され
ていることから、停止スイツチについてはリール
2毎に個別に設けられている。
つぎに、上記したマイクロコンピユータ14の
動作について、第6,7図に示したフローチヤー
トを用いて説明する。
まず、スロツトマシン(図示せず)のメイン電
源を投入すると、第6図に示すように、ステツプ
101に進む。このステツプ101では、全相を
消磁すると共に、後述する全てのタイマをオフす
る。
その後、ステツプ102に進み、スタート信号
が有るか判断する。即ち、遊技者が、スタートス
イツチ(図示せず)を操作すると、スタート信号
が出力され、この場合にはステツプ103に進
む。
ステツプ103では、緩やかに一相を励磁す
る。即ち、第3図の回転開始区間9がこれに相当
する。その後、ステツプ104に進み、図示しな
い第1,第2タイマをスタートする。第1タイマ
は、一相の励磁後、次の相を励磁するまでの時間
を決定するものである。又、第2タイマは、後述
する第3タイマ(図示せず)と共に、各相の励磁
時間を決定するものである。
ついで、ステツプ105に進み、第1タイマが
タイムオーバーしたかを判断する。第1タイマが
タイムオーバーしていれば、ステツプ106に進
み、スタート信号が有るか判断する。即ち、遊技
者が、停止スイツチ(図示せず)を操作すると、
停止信号が出力される。ここでは、停止スイツチ
が操作されていないものとして、ステツプ107
に進む。
ステツプ107では、定格で二相を励磁する。
その後、ステツプ108に進み、図示しない第
1,第3タイマをスタートした後、ステツプ10
9において、第2タイマがタイムオーバーしたか
を判断する。第2タイマがタイムオーバーしてい
れば、ステツプ110に進み、一相を消磁する。
つぎにステツプ111に進み、先にステツプ10
5と同様に、第1タイマがタイムオーバーしたか
を判断した後、同様のステツプを辿り、順番に三
相、四相の順で、各々を定格で励磁して行く。
そして、一相に戻り、一相をステツプ125で
定格で励磁した後、先に説明したステツプ105
に戻つて循環する。
つぎに、遊技者が、停止スイツチ(図示せず)
を操作した場合について説明する。
ここでは、先に第4図を用いて説明したよう
に、四相の励磁中に、停止スイツチが操作された
ものとして説明すると、この場合には、ステツプ
124からステツプ200に進む。
ステツプ200からは、第7図に示すように、
ステツプ201に進み、全タイマをオフにした
後、ステツプ202に進む。
ステツプ202では、現在、一相が励磁されて
いるかを判断する。ここでは、四相が励磁されて
いるので、ステツプ203、ステツプ204を通
つてステツプ205に進む。
ステツプ205では、残る一から三相を緩やか
に励磁する。即ち、第4図の停止開始区間11が
これに相当する。
その後、ステツプ206に進み、全相信号4〜
7が定格に達したかを判断し、達していればステ
ツプ207に進む。即ち、第4図の停止区間12
がこれに相当する。
ステツプ207では、図示しない第4タイマを
スタートする。この第4タイマは、全相の励磁時
間を決定するものである。
その後、ステツプ208に進み、第4タイマが
タイムオーバーしたかを判断し、タイムオーバー
していれば、ステツプ209に進み、全相を緩や
かに消磁する。即ち、第4図の電源切区間13が
これに相当する。
[発明の効果] 以上のように、本発明方法によれば、減衰振動
を減少できるので、リールに発生する振動自体を
減少できるばかりでなく、その収束を早めること
ができ、ステツピングモータの停止後、遊技者が
速やかにリールの表示を判別することが可能とな
る。
このため、スピーデイで、興趣に富んだスロツ
トマシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示すものであり、
第1図は本発明方法により制御させるステツピン
グモータを取付けたリールの側面図、第2図はそ
の正面図、第3図はモータ起動から定常回転に間
における本発明方法による制御信号その供給タイ
ミングを表した線図、第4図は同じくモータの定
常回転から停止に至る間における本発明方法によ
る制御信号とその供給タイミングを表した線図、
第5図は本発明方法による一例の制御ブロツク
図、第6,7図はマイクロコンピユータの動作を
示すフローチヤートである。 1…ステツピングモータ、2…リール、3…取
付フレーム、4…一相信号、5…二相信号、6…
三相信号、7…四相信号、8…停止区間、9…回
転開始区間、10…定常回転、11…停止開始区
間、12…停止区間、13…電源切区間、14…
マイクロコンピユータ、15…駆動電源電圧の制
御回路、16…四相駆動回路、17…ステツピン
グモータの部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 負荷としてリールを取付けてあるスロツトマ
    シンのリール回転用のステツピングモータの制御
    方法において、 上記ステツピングモータの回転起動時には、緩
    やかに一相励磁を開始し、しかるのちに定格で励
    磁を行い、停止時には、全相を緩やかに励磁した
    のち、全相が緩やかに励磁を解かれるように電源
    を切ることを特徴とするスロツトマシンのリール
    回転用のステツピングモータの制御方法。
JP60081129A 1985-04-16 1985-04-16 スロットマシンのリール回転用のステッピングモータの制御方法 Granted JPS61240846A (ja)

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JP60081129A JPS61240846A (ja) 1985-04-16 1985-04-16 スロットマシンのリール回転用のステッピングモータの制御方法

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JPS61240846A JPS61240846A (ja) 1986-10-27
JPH0331069B2 true JPH0331069B2 (ja) 1991-05-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61240846A (ja) 1986-10-27

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