JPH0331007A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

Info

Publication number
JPH0331007A
JPH0331007A JP1167213A JP16721389A JPH0331007A JP H0331007 A JPH0331007 A JP H0331007A JP 1167213 A JP1167213 A JP 1167213A JP 16721389 A JP16721389 A JP 16721389A JP H0331007 A JPH0331007 A JP H0331007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tread
tire
layer
belt
tread rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1167213A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Abe
安倍 正美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP1167213A priority Critical patent/JPH0331007A/ja
Publication of JPH0331007A publication Critical patent/JPH0331007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タイヤを更生する際において、容易にかつ精
度よく加工でき、更生タイヤの品質向上とコストダウン
を計りうる空気入りタイヤに関する。
〔従来の技術〕
タイヤは走行することによってトレッド面が摩耗する。
又その摩耗によりトレッドゴムの厚みが薄くなり操y1
安定性が低下し、さらには反復する作用荷重によって構
成する各部材が疲労しトレッド面にクランクが発生する
など安全性が損われることがある。
従ってタイヤはトレッド面が一定量摩耗することによっ
て耐久限度に達したとして廃却されていた。
しかし、製品技術の進歩及び品質が安定することによっ
て、タイヤの強度、耐疲労性が高まり近年にあっては摩
耗のみによってタイヤの寿命が定まる傾向にある。
他方、省資源の見地から、空気入りタイヤにあっても、
再生が企てられ、トレッド部が摩耗した古いタイヤの表
面を切削除去するとともに、その除去部分に新製のゴム
を補填しかつ加硫することによって形成したいわゆる再
生タイヤが出現している。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような再生タイヤを形成する際には、従来、使用済
の台タイヤの外周部を、例えばパフ機等を用いてベルト
層から2〜3nの余肉を残して除去していた。しかしそ
の除去量は原外径を基準として切削量を算定するととも
に、削り代を逐一確認しつつ作業を行っていたため、作
業能率が低くコスト高となる。
又削り取り量が不均一となることによって、再生タイヤ
は品質にバラツキが生じ耐発熱性が低下するなど性能に
影響が生じる。
又、パフ作業時において、誤ってベルト層を露出又は損
傷させる危険も発生し、再生することが不可能となる場
合も起りうる。
本発明は、トレッド部の定める位置に周方向にのび、し
かもトレッドゴムとは色の異なる識別層を設けることを
基本として、トレンド部の外周部を精度よく除去でき、
作業能率を高めかつ再生タイヤの品質を高めうる空気入
りタイヤの提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、トレンド部からサイドウオール部を通リピー
ト部のと一ドコアの周りを折返すカーカスと、前記トレ
ッド部にかつ前記カーカスの半径方向外周に配される複
数枚のベルトフライからなるベルト層とを具え前記トレ
ッド部をなすトレンドゴムは、前記ベルト層の半径方向
外面からトレッド外周面までのタイヤ赤道上のトレッド
ゴム厚さ(T)の0,08倍以上かつ0.3倍以下の距
離を前記ベルト層の外面から隔てる外周面を有しかつ周
方向にのびるとともに該トレッドゴムとは色の異なる識
別層を設けてなる空気入りタイヤである。
又、識別層の長さ(L)はタイヤ赤道を中心としてタイ
ヤのトレンド巾(TW)の0.15倍以上かつ0.3倍
以下とするのが望しい。
〔作用〕
トレッド部にあっては、カーカスの外周に複数枚のベル
トフライからなるベルト層を具えるため、トレンド部は
剛性が高まり、トレッド部の切削に際して変形がなく精
度のよい切削ができる。
又トレッド部にベルト層の外面から半径方向外側に隔て
て、しかもトレンドゴムとは色の異なる識別層を設ける
ため、トレンド部の削り落しに対してその削り落としの
限度が作業途中であっても確認でき、測定しつつ削り落
しせねばならない従来のものの加工に比べて作業能率が
大巾に向上する。又識別層のベルト層外面からの位置を
規制することによって、ベルト層を傷めることなくかつ
適正量を削り落すことができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図において本発明の空気入りタイヤ1は、ビードコア2
が通る両側のビード部3.3と、該ビード部3からタイ
ヤの半径方向外向きにのびるサイドウオール部4と、そ
の上端を継ぐトレンド部5とを有し、又前記トレッド部
5からサイドウオール部4を通りビード部3の前記ビー
ドコア2を周りを折返すカーカス6と、前記トレッド部
5にカーカス6のタイヤ半径方向外側に配されるベルト
層7とを具える。
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤの赤道Cに
対して本実施例では30度〜90度の角度で配列したい
わゆるラジアル又はセミラジアル方向配列体であり、又
カーカスコードとしてスチールコードの他、ナイロン、
ポリエステル、レーヨン等の繊維コードが採用される。
前記ベルト層7は、本実施例では、カーカス6側からタ
イヤの半径方向外側に向かって4枚のベルトフライ9・
・・・・が配される。
又ベルト層7は、夫々のベルトフライ9−・・・に傾斜
して配されかつ互いに交互するベルトコードを具え、該
ベルトコードはカーカス6と同様にスチールコード及び
ナイロン、ポリエステル、レーヨン等の繊維コードが用
いられる。
トレンド部5にあっては、前記カーカス6及びベルトF
J7はトレッドゴム10に埋着される。又トレッドゴム
lOは、そのゴム硬度をJISA硬度の60度〜75度
の範囲に設定される。
前記トレンドゴム10にはへ別1!111が埋設される
識別N11は、ベルト層7の半径方向外面からトレッド
部5の外周面までのタイヤ赤道Cのトレッドゴム厚さT
の0.08倍以上かつ0.5倍以下の距@Sをベルト層
7の前記外面から隔てる外周面を有してタイヤの周方向
にのびる帯体であり、本実施例では、識別層11は第2
図に示す如くタイヤの周方向の略全周に亘りかつ連続し
て設けられる。
前記距離Sがトレンドゴム厚さTの0.08倍以上にな
れば識別層11とベルト層7との間の隙間が小となるた
め、識別rittを目標としてトレッドゴム10を削除
した場合にベルト層7に喰込む危険かあり、又識別層1
1内側に位置するトレッドゴム10が薄肉であることか
らトレンドゴム10とベルト層7との接着力か低減しベ
ルトN7の#l1lillの危険もある。逆に0.3倍
をこえると再生時におけるトレッドゴム10の除去が不
十分とり、再生されたタイヤには老化した部分が介在す
ることによって再生タイヤの寿命が短くなる。
又識別層11は、ゴム素材に着色添加剤を添加すること
により、トレッドゴム10とは色を異にしている0例え
ばトレッドゴム10の色が黒色である場合には、識別層
11の色を白色、赤色、黄色等トレッドゴム10の色と
視覚的に顕著な差異を有する色にすることが望しい。
さらに本実施例では、識別層11のタイヤ軸方向の長さ
しはタイヤ赤道Cを中心としてタイヤのトレッド巾の0
.05倍以上かつ0.3倍以下に設定している。前記比
が0.05倍以であると識別層11が巾狭くなり切削加
工時に識別1111のT1m1認が不十分となる。しか
し0.3倍をこえると識別1!11の端部がトレッド端
に近接し、タイヤの走行によるトレッド部の繰返し変形
によって、識別l111端部においてセパレーションが
発生し易い。
前記識別層11のゴム硬度は、トレンドゴムlOの硬度
に比べてJISA硬度において2度〜5度高くしてもよ
く、又トレッドゴム10と略同硬度であってもよく、さ
らには、トレッドゴム10よりも2度〜5度の範囲で低
くすることもできる。
トレッドゴム10に比べて識別層11の硬度を高くする
ことによって、トレンド部5の剛性を高め、タイヤ強度
が向する。又トレッドゴム10と識別層11とを略同じ
硬度とすることによって、トレッド部の変形時における
内部応力を均等化でき、タイヤの耐久性が高まる一方、
識別層11の硬度をトレッドゴム10のそれよりも低く
し場合には、トレッド部5は柔軟となり、識別Fill
によって衝撃力を吸収し、乗心地を向上する。
このように識別層11の硬度は目的に応じてトレッドゴ
ム10の硬度に対して相対的に決めることが出来る。
なお本実施例では、ベルト層7の両端近傍には、略三角
形状のショルダーパツキン15が配され、このショルダ
ーパツキン15はベルトフライ6・−・・の両端部の剥
離防止に役立つ。
然してタイヤを再生するための加工において、第3図に
示す如くタイヤのトレッド外周面5Aから中心に向かっ
てトレッド部5を例えばパフ機を用いて、順次削り落と
す。
削り落しがベルトフ7に113iするに先立ち第3図に
示すごとく識別1’1lllが露見し、削り落しの限度
が確認できる。
又識別JWIIは周方向にのびることによって、削り落
し量を均等化でき慣性中心が安定することによって、再
生後のタイヤに生じがちであった発熱を少くし品質向上
を計りうる。
また識別層11とベルト層7との間にゴムが介在するた
め、識別層11の露出とともにトレッド部5の削り落し
を完了させることによって、ベルト層7を!F4償させ
ることはない。
なお本発明において、第4図に示すごとく識別層11は
ij[数個の帯体11a・−・間隔を隔てて周方向に配
してもよ(、又識別層11はベルトN7と同様なコード
を並設、埋着し補強してもよく、本発明は種々な態様の
ものに変形できる。
〔発明の効果〕
叙上の如く本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に周
方向にのびかつトレッドゴムとは色の異なる識別層を設
けるため、タイヤの再生時において、偏心することなく
かつベルト層に喰込むことなく、トレッドゴムの外周部
を削り落すことが出来、しかも削り落す限界値を作業中
であっても確認しうるため、作業が容易かつ能率が大巾
に向上するとともに、再生タイヤの耐発熱性を高めかつ
トレッド部の強度を損傷することがないため、再生タイ
ヤの品質を高め耐久性を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すタイヤ軸方向断面図、
第2図はそのタイヤ赤道における端面図、第3図は作用
を示す断面図、第4図は識別層の他の例を示すタイヤ赤
道における端面図である。 lO・−・トレンドゴム、  L・−・識別層の長さ、
S・・−・・距離、 T・・・トレンドゴム厚さ、TW
・・−・トレッド巾。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トレッド部からサイドウォール部を通りビード部の
    ビードコアの周りを折返すカーカスと、前記トレッド部
    にかつ前記カーカスの半径方向外周に配される複数枚の
    ベルトプライからなるベルト層を具え、前記トレッド部
    をなすトレッドゴムは、前記ベルト層の半径方向外面か
    らトレッド外周面までのタイヤ赤道上のトレッドゴム厚
    さ(T)の0.08倍以上かつ0.3倍以下の距離を前
    記ベルト層の外面から隔てる外周面を有しかつ周方向に
    のびるとともに該トレッドゴムとは色の異なる識別層を
    設けてなる空気入りタイヤ。 2 前記識別層のタイヤ軸方向の長さ(L)はタイヤ赤
    道を中心としてタイヤのトレッド巾(TW)の0.15
    倍以上かつ0.3倍以下である請求項1記載の空気入り
    タイヤ。
JP1167213A 1989-06-28 1989-06-28 空気入りタイヤ Pending JPH0331007A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1167213A JPH0331007A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1167213A JPH0331007A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 空気入りタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0331007A true JPH0331007A (ja) 1991-02-08

Family

ID=15845524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1167213A Pending JPH0331007A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0331007A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7291237B2 (en) 2005-03-24 2007-11-06 O'brien John Michael Method of making tire having wear indicators
JP2010247660A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Bridgestone Corp 航空機用空気入りタイヤ
WO2012001830A1 (ja) * 2010-06-28 2012-01-05 株式会社ブリヂストン 台タイヤ及びタイヤ製造方法、並びに、台タイヤ及びタイヤ
JP2012143902A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ更生方法、タイヤ更生用バフ装置及び空気入りタイヤ
WO2013035135A1 (ja) * 2011-09-08 2013-03-14 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP2013086744A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Bridgestone Corp 車両用タイヤ及び当該タイヤのバフ方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584646A (en) * 1978-12-22 1980-06-26 Keiji Mori Production of tire with colored rubber piece embedded therein for indicating wear limit and replacement time
JPH01145206A (ja) * 1987-11-30 1989-06-07 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584646A (en) * 1978-12-22 1980-06-26 Keiji Mori Production of tire with colored rubber piece embedded therein for indicating wear limit and replacement time
JPH01145206A (ja) * 1987-11-30 1989-06-07 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7291237B2 (en) 2005-03-24 2007-11-06 O'brien John Michael Method of making tire having wear indicators
JP2010247660A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Bridgestone Corp 航空機用空気入りタイヤ
WO2012001830A1 (ja) * 2010-06-28 2012-01-05 株式会社ブリヂストン 台タイヤ及びタイヤ製造方法、並びに、台タイヤ及びタイヤ
JP2012143902A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ更生方法、タイヤ更生用バフ装置及び空気入りタイヤ
WO2013035135A1 (ja) * 2011-09-08 2013-03-14 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
CN103781639A (zh) * 2011-09-08 2014-05-07 株式会社普利司通 充气轮胎
CN103781639B (zh) * 2011-09-08 2016-05-11 株式会社普利司通 充气轮胎
US9776459B2 (en) 2011-09-08 2017-10-03 Bridgestone Corporation Pneumatic tire
JP2013086744A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Bridgestone Corp 車両用タイヤ及び当該タイヤのバフ方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11794524B2 (en) Pneumatic tire
JP5160835B2 (ja) 更生タイヤ用プレキュアトレッド及び更生タイヤ
JP2742368B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2013042254A1 (ja) 空気入りタイヤ
US20090229719A1 (en) Replacement tread for a truck racing tire
JP7298622B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6065432B2 (ja) プレキュア更生タイヤ
JPH0569702A (ja) ラジアルタイヤ
JPH0331007A (ja) 空気入りタイヤ
JP3138404B2 (ja) トラック、バス用の更生タイヤの製造方法
JP2000006616A (ja) 空気入りタイヤ
JPH061114A (ja) 自動車用タイヤ
JP2018114781A (ja) 更生タイヤ
JPH04334610A (ja) 空気入りタイヤ
JP2004203227A (ja) タイヤ基体及びタイヤの製造方法
JPS63125406A (ja) 空気入りタイヤ
JPH07290911A (ja) ラリー用空気入りラジアルタイヤ
US11097575B2 (en) Pneumatic tire
JP2011020508A (ja) タイヤ、台タイヤ、及び、トレッド
WO2017200062A1 (ja) タイヤ
JP2574152B2 (ja) 空気入りタイヤ
KR20010024920A (ko) 타이어와 측벽사이의 조인트
JP4469190B2 (ja) ラジアルプライ空気入りリキャップタイヤ
JPH07276916A (ja) 空気入りタイヤ
JPH0253605A (ja) ラジアルタイヤ