JP6065432B2 - プレキュア更生タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、プレキュア更生タイヤに関する。
残溝が寿命に達した空気入りタイヤのトレッドゴムを切除してバフ処理した台タイヤに、加硫済みの新しいトレッド部を貼り付けることにより、プレキュア更生タイヤとして再使用することが一般に知られている。
従来、例えば、特許文献1では、帯状のトレッド部を台タイヤの表面に貼り付けた後加硫することによりプレキュア更生タイヤを製造することが示されている。
また、従来、例えば、特許文献2では、環状のトレッド部を台タイヤの表面に貼り付けた後加硫することによりプレキュア更生タイヤを製造することが示されている。
特開2007−62248号公報 特開2010−167672号公報
プレキュア更生タイヤは、台タイヤのベルトからバフ処理面に旧ゴムがあり、その外側にトレッド部が新たに設けられるものであるため、新品タイヤと比較して溝下のゴム厚が厚く、発熱量が多くなり耐熱性を悪化させる問題がある。そこで、新品タイヤと同等の耐熱性とするため、台タイヤに貼り付けられるトレッド部の溝下のゴム厚を薄くすることになる。
しかし、プレキュア更生タイヤのトレッド部は、加硫済みでトレッド表面に溝が形成されおり、台タイヤに貼り付けた後に、溝を形成する金型を用いることなく周囲から圧力を加えて加硫されるため、溝下のゴム厚が薄く形成されていると、溝部が周囲から加圧されて必要とする溝幅を確保できなくなるおそれがある。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、必要とする溝幅を確保することのできるプレキュア更生タイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の発明のプレキュア更生タイヤは、トレッド面に、タイヤ周方向に延在される複数の主溝により陸部が形成されたトレッド部を、台タイヤに配置して構成されるプレキュア更生タイヤにおいて、前記トレッド部に、少なくとも1つの前記主溝の周りの少なくともタイヤ径方向内側であってタイヤ周方向に沿って配置されており、前記トレッド部における前記陸部の表面のトレッドゴムと比較して硬質のゴムからなる硬質ゴム部材を備えることを特徴とする。
このプレキュア更生タイヤによれば、トレッド部を台タイヤに貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、主溝が周囲から加圧されても、硬質ゴム部材が主溝の形状を維持するように作用する。このため、主溝の必要とする溝幅を確保することができる。しかも、硬質ゴム部材が主溝の溝底の形状を維持することから、発熱量を低減するために主溝のタイヤ径方向内側である溝下のゴム厚を薄く形成した場合において、主溝の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることが可能になる。さらに、主溝のタイヤ径方向内側である溝下のゴム厚を薄く形成した場合、トレッド部の製造時、プレス加硫金型からトレッド部を取り出す際に、主溝の溝底が裂ける虞があるが、硬質ゴム部材が主溝の溝底の形状を維持することから、このような事態を防ぐことも可能になる。
また、第2の発明のプレキュア更生タイヤは、第1の発明において、前記硬質ゴム部材は、そのタイヤ幅方向の幅Wが、前記主溝の開口幅Gに対し、0.3≦W/G≦4.0の範囲を満たし、かつ少なくとも一部が前記主溝における溝底のタイヤ径方向内側に配置されることを特徴とする。
このプレキュア更生タイヤによれば、少なくとも硬質ゴム部材の一部を主溝における溝底のタイヤ径方向内側に配置することで、主溝の溝底が溝幅を狭めるように屈曲する事態を防ぎ、主溝の溝底の形状を維持するため、主溝の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることができる。しかも、硬質ゴム部材の幅を、主溝の開口幅に対して、0.3≦W/G≦4.0とし、少なくとも硬質ゴム部材の一部が主溝における溝底のタイヤ径方向内側に配置することで、陸部のタイヤ径方向内側における硬質ゴム部材の使用量を低減し、硬質ゴム部材よりも軟質であるトレッドゴムによる耐摩耗性や乗り心地などを維持することができる。
また、第3の発明のプレキュア更生タイヤは、第1の発明において、前記硬質ゴム部材は、隣接する前記主溝の間でタイヤ幅方向に連続し、かつ前記主溝における溝底のタイヤ径方向内側に配置されることを特徴とする。
このプレキュア更生タイヤによれば、硬質ゴム部材を主溝における溝底のタイヤ径方向内側に配置することで、主溝の溝底が溝幅を狭めるように屈曲する事態を防ぎ、主溝の溝底の形状を維持するため、主溝の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることができる。しかも、硬質ゴム部材を隣接する主溝の間でタイヤ幅方向に連続して配置することで、陸部のタイヤ径方向内側にも硬質ゴム部材が配置されるため、トレッド部を台タイヤに貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、トレッド部全体の形状を維持することができる。
また、第4の発明のプレキュア更生タイヤは、第1〜第3のいずれか一つの発明において、前記硬質ゴム部材は、前記主溝の溝底からタイヤ径方向外側に1.6[mm]の位置よりも、タイヤ径方向内側に配置されることを特徴とする。
主溝の溝底からタイヤ径方向外側に1.6[mm]の位置は、陸部の摩耗限界であり、この位置に摩耗限界を知らせるウェアインジケータが設けられる。すなわち、上記位置よりもタイヤ径方向内側に硬質ゴム部材を配置することで、陸部の摩耗限界に到達するまで硬質ゴム部材がトレッド面にあらわれないため、硬質ゴム部材が車両の走行に影響を及ぼす事態を防ぎ、硬質ゴム部材よりも軟質であるトレッドゴムによる耐摩耗性や乗り心地などを維持することができる。
また、第5の発明のプレキュア更生タイヤは、第1〜第4のいずれか一つの発明において、前記硬質ゴム部材は、前記トレッドゴムと比較して、ゴム硬度の差が2ポイント以上であることを特徴とする。
このプレキュア更生タイヤによれば、硬質ゴム部材をトレッドゴムに対して2ポイント以上のゴム硬度の差とすることで、トレッド部を台タイヤに貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、主溝の溝底の形状を維持し易くなり、主溝の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることができる。
また、第6の発明のプレキュア更生タイヤは、第1〜第5のいずれか一つの発明において、前記硬質ゴム部材は、そのゴム硬度Hsが、62≦Hs≦82の範囲を満たすことを特徴とする。
このプレキュア更生タイヤによれば、硬質ゴム部材のゴム硬度Hsを、62≦Hs≦82の範囲とすることで、トレッド部を台タイヤに貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、主溝の溝底の形状を維持し易く、主溝の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることができる。しかも、硬質ゴム部材のゴム硬度Hsを、62≦Hs≦82の範囲とすることで、プレキュア更生タイヤの使用時に、硬質ゴム部材が硬すぎることによる主溝の割れを防ぐことができる。
また、第7の発明のプレキュア更生タイヤは、第1〜第6のいずれか一つの発明において、少なくとも前記主溝の溝底に前記硬質ゴム部材を露出させない態様で、前記トレッドゴムが配置されることを特徴とする。
このプレキュア更生タイヤによれば、トレッドゴムの配置によって硬質ゴム部材を主溝に露出しないように構成することで、トレッドゴムを介した硬質ゴム部材の硬さにより主溝の溝底の形状を維持し、主溝の必要とする溝幅を確保する効果を得ることができる。しかも、トレッドゴムが少なくとも主溝の溝底に配置されることから、プレキュア更生タイヤの使用時に、硬質ゴム部材が硬すぎることによる主溝の割れを防ぐことができる。
また、第8の発明のプレキュア更生タイヤは、第1〜第7のいずれか一つの発明において、前記硬質ゴム部材は、前記主溝における溝底のタイヤ径方向内側でのタイヤ径方向の厚みDが、1[mm]≦D≦4[mm]の範囲を満たすことを特徴とする。
このプレキュア更生タイヤによれば、硬質ゴム部材の厚みDを上記範囲にすることで、主溝のタイヤ径方向内側である溝下のゴム厚を比較的薄く形成したうえで、トレッド部を台タイヤに貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、主溝の溝底の形状を維持し、主溝の必要とする溝幅を確保することができる。
本発明に係る更生タイヤは、必要とする溝幅を確保することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの一部子午断面概略図である。 図2は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの拡大子午断面概略図である。 図3は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図4は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図5は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図6は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の一部子午断面概略図である。 図7は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図8は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図9は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図10は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図11は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図12は、本発明の実施形態に係るプレキュア更生タイヤの他の例の拡大子午断面概略図である。 図13は、本発明の実施例に係るプレキュア更生タイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
以下の説明において、タイヤ径方向とは、プレキュア更生タイヤの回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、前記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、前記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、プレキュア更生タイヤの前記回転軸に直交するとともに、プレキュア更生タイヤのタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから最も離れている部分間の距離である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあって更生タイヤのタイヤ周方向に沿う線をいう。本実施形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「CL」を付す。
図1に示すように、本実施形態に係るプレキュア更生タイヤは、トレッド部1を有する。トレッド部1は、ゴム材からなり、更生タイヤのタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面が更生タイヤの輪郭となる。トレッド部1の外周表面、つまり、走行時に路面と接触する踏面には、トレッド面11が形成されている。トレッド面11は、タイヤ周方向に延在する複数(本実施形態では4本)の主溝12が設けられている。この主溝12は、タイヤ周方向に延在してタイヤ赤道面CLと平行な直線状に形成されても、タイヤ周方向に延在してジグザグ状に形成されていてもよい。そして、トレッド面11は、複数の主溝12により、タイヤ周方向に延在するリブ状の陸部13が複数(本実施形態では5本)形成されている。なお、リブ状の陸部13において、主溝12に連通しタイヤ周方向に複数配置されるラグ溝により、タイヤ周方向で複数に分割されるブロック状の陸部が形成されていてもよい。
このトレッド部1は、台タイヤ2との間にクッションゴム3を介して配置されることでプレキュア更生タイヤが構成される。台タイヤ2は、残溝が寿命に達した空気入りタイヤのトレッドゴムを切除してバフ処理したもので、図には明示しないが、切除したトレッドゴムよりタイヤ径方向内側に、サイドウォール部や、ビード部や、カーカス層や、ベルト層などのタイヤの主構成を有する。クッションゴム3は、トレッド部1と台タイヤ2との接着に用いられる。なお、トレッド部1は、台タイヤ2への貼り付けの際、帯状または環状のいずれに形成されてもよい。
本実施形態において、プレキュア更生タイヤは、トレッド部1に、主溝12の周りにおいて、トレッド部1における陸部13の表面であるトレッド面11を構成するトレッドゴムと比較して硬質のゴムからなる硬質ゴム部材4を有している。硬質ゴム部材4は、主溝12とともにタイヤ周方向に沿って配置されている。この硬質ゴム部材4は、図1、図6、図10および図11に示すように、主溝12を囲むようにトレッド面11に至り配置されていてもよいが、図3〜図5、図7〜図9および図12に示すように、トレッド面11に至らず少なくとも主溝12のタイヤ径方向内側に配置されていればよい。また、硬質ゴム部材4は、図1および図3に示すように、全ての主溝12に係り設けられていてもよいが、少なくとも1つの主溝12に設けられていてもよい。
このように、本実施形態のプレキュア更生タイヤは、トレッド部1に、少なくとも1つの主溝12の周りの少なくともタイヤ径方向内側であってタイヤ周方向に沿って配置されており、トレッド部1における陸部13の表面のトレッドゴムと比較して硬質のゴムからなる硬質ゴム部材4を備える。
このプレキュア更生タイヤによれば、トレッド部1を台タイヤ2に貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、主溝12が周囲から加圧されても、硬質ゴム部材4が主溝12の形状を維持するように作用する。このため、主溝12の必要とする溝幅を確保することが可能になる。しかも、硬質ゴム部材4が主溝12の溝底の形状を維持することから、発熱量を低減するために主溝12のタイヤ径方向内側である溝下のゴム厚を薄く形成した場合において、主溝12の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることが可能になる。さらに、主溝12のタイヤ径方向内側である溝下のゴム厚を薄く形成した場合、トレッド部1の製造時、プレス加硫金型からトレッド部1を取り出す際に、主溝12の溝底が裂ける虞があるが、硬質ゴム部材4が主溝12の溝底の形状を維持することから、このような事態を防ぐことも可能になる。
なお、台タイヤ2は、トレッド部1を貼り付けるバフ処理面がタイヤ幅方向外側に向けてタイヤ径方向内側に湾曲して形成される。これに対し、トレッド部1は、台タイヤ2のバフ処理面に貼り付けられる面が平坦に形成される。このため、トレッド部1は、タイヤ幅方向外側において、タイヤ径方向外側およびタイヤ幅方向外側が大きな圧力をかけられ、タイヤ幅方向外側の主溝12の溝幅が狭くなり易い。従って、主溝12の溝幅を確保する硬質ゴム部材4は、少なくともタイヤ幅方向最外側の主溝12に設けられていることが好ましい。
また、本実施形態のプレキュア更生タイヤでは、図1〜図5、図8、図10および図12に示すように、硬質ゴム部材4は、そのタイヤ幅方向の幅Wが、主溝12の開口幅Gに対し、0.3≦W/G≦4.0の範囲を満たしていることが好ましい。さらに、硬質ゴム部材4は、少なくとも一部が主溝12における溝底のタイヤ径方向内側に配置されることが好ましい。
なお、硬質ゴム部材4のタイヤ幅方向の幅Wは、図1〜図5、図8、図10および図12に示すように、タイヤ幅方向に連続する硬質ゴム部材4の最大寸法をいう。また、主溝12の溝底とは、主溝12の深さが最も深い部分をいう。従って、主溝12の開口幅Gと隣接する主溝12のタイヤ幅方向の間隔によるが、0.3≦W/G≦4.0の範囲とは、主に、隣接する主溝12のタイヤ幅方向の間で硬質ゴム部材4がタイヤ幅方向に分割して配置されることを示す。なお、図1および図10では、硬質ゴム部材4が主溝12を囲むようにトレッド面11に至り配置されている形態を示し、図2〜図5、図8および図12では、硬質ゴム部材4がトレッド面11に至らず主溝12のタイヤ径方向内側に配置されている形態を示している。
このプレキュア更生タイヤによれば、少なくとも硬質ゴム部材4の一部を主溝12における溝底のタイヤ径方向内側に配置することで、主溝12の溝底が溝幅を狭めるように屈曲する事態を防ぎ、主溝12の溝底の形状を維持するため、主溝12の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることが可能になる。しかも、硬質ゴム部材4の幅Wを、主溝12の開口幅Gに対して、0.3≦W/G≦4.0とし、少なくとも硬質ゴム部材4の一部が主溝12における溝底のタイヤ径方向内側に配置することで、陸部13のタイヤ径方向内側における硬質ゴム部材4の使用量を低減し、硬質ゴム部材4よりも軟質であるトレッドゴムによる耐摩耗性や乗り心地などを維持することが可能になる。
また、本実施形態のプレキュア更生タイヤでは、図6、図7、図9および図11に示すように、硬質ゴム部材4は、隣接する主溝12の間でタイヤ幅方向に連続し、かつ主溝12における溝底のタイヤ径方向内側に配置されることが好ましい。
なお、図6および図11では、硬質ゴム部材4が主溝12を囲むようにトレッド面11に至り配置されている形態を示し、図7および図9では、硬質ゴム部材4がトレッド面11に至らず主溝12のタイヤ径方向内側に配置されている形態を示している。
このプレキュア更生タイヤによれば、硬質ゴム部材4を主溝12における溝底のタイヤ径方向内側に配置することで、主溝12の溝底が溝幅を狭めるように屈曲する事態を防ぎ、主溝12の溝底の形状を維持するため、主溝12の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることが可能になる。しかも、硬質ゴム部材4を隣接する主溝12の間でタイヤ幅方向に連続して配置することで、陸部13のタイヤ径方向内側にも硬質ゴム部材4が配置されるため、トレッド部1を台タイヤ2に貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、トレッド部1全体の形状を維持することが可能になる。
また、本実施形態のプレキュア更生タイヤでは、図2〜図5、図7〜図9および図12に示すように、硬質ゴム部材4は、主溝12の溝底からタイヤ径方向外側にf=1.6[mm]の位置Fよりも、タイヤ径方向内側に配置されることが好ましい。
主溝12の溝底からタイヤ径方向外側にf=1.6[mm]は、陸部13の摩耗限界であり、位置Fに、摩耗限界を知らせるウェアインジケータが設けられる。すなわち、位置Fよりもタイヤ径方向内側に硬質ゴム部材4を配置することで、陸部13の摩耗限界に到達するまで硬質ゴム部材4がトレッド面11にあらわれないため、硬質ゴム部材4が車両の走行に影響を及ぼす事態を防ぎ、硬質ゴム部材4よりも軟質であるトレッドゴムによる耐摩耗性や乗り心地などを維持することが可能になる。
また、本実施形態のプレキュア更生タイヤでは、硬質ゴム部材4は、トレッドゴムと比較して、ゴム硬度の差が2ポイント以上であることが好ましい。
このプレキュア更生タイヤによれば、硬質ゴム部材4をトレッドゴムに対して2ポイント以上のゴム硬度の差とすることで、トレッド部1を台タイヤ2に貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、主溝12の溝底の形状を維持し易くなり、主溝12の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることが可能になる。
また、本実施形態のプレキュア更生タイヤでは、硬質ゴム部材4は、そのゴム硬度Hsが、62≦Hs≦82の範囲を満たすことが好ましい。
なお、ゴム硬度とは、JIS−K6263に準拠したJIS−A硬度をいい、プレキュア更生タイヤから採取したサンプルの測定によるものとする。
このプレキュア更生タイヤによれば、硬質ゴム部材4のゴム硬度Hsを、62≦Hs≦82の範囲とすることで、トレッド部1を台タイヤ2に貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、主溝12の溝底の形状を維持し易く、主溝12の必要とする溝幅を確保する効果を顕著に得ることが可能になる。しかも、硬質ゴム部材4のゴム硬度Hsを、62≦Hs≦82の範囲とすることで、プレキュア更生タイヤの使用時に、硬質ゴム部材4が硬すぎることによる主溝12の割れを防ぐことが可能になる。なお、硬質ゴム部材4のゴム硬度Hsを、66≦Hs≦74の範囲とすることが、上記効果をより顕著に得ることが可能になり好ましい。
また、本実施形態のプレキュア更生タイヤでは、図8〜図12に示すように、少なくとも主溝12の溝底に硬質ゴム部材4を露出させない態様で、トレッドゴムが配置されることが好ましい。
図8、図9および図12では、主溝12の溝底に硬質ゴム部材4を露出させない態様で、トレッドゴムが配置される形態を示す。また、図10および図11では、主溝12全体に硬質ゴム部材4を露出させない態様で、トレッドゴムが配置される形態を示す。
このプレキュア更生タイヤによれば、トレッドゴムの配置によって硬質ゴム部材4を主溝12に露出しないように構成することで、トレッドゴムを介した硬質ゴム部材4の硬さにより主溝12の溝底の形状を維持し、主溝12の必要とする溝幅を確保する効果を得ることが可能になる。しかも、トレッドゴムが少なくとも主溝12の溝底に配置されることから、プレキュア更生タイヤの使用時に、硬質ゴム部材4が硬すぎることによる主溝12の割れを防ぐことが可能になる。
また、本実施形態のプレキュア更生タイヤでは、図2〜図5および図7〜図12に示すように、硬質ゴム部材4は、主溝12における溝底のタイヤ径方向内側でのタイヤ径方向の厚みDが、1[mm]≦D≦4[mm]の範囲を満たすことが好ましい。
このプレキュア更生タイヤによれば、硬質ゴム部材4の厚みDを上記範囲にすることで、主溝12のタイヤ径方向内側である溝下のゴム厚を比較的薄く形成したうえで、トレッド部1を台タイヤ2に貼り付けた後、周囲から圧力を加えて加硫した場合に、主溝12の溝底の形状を維持し、主溝12の必要とする溝幅を確保することが可能になる。
ところで、図1〜図11に示すプレキュア更生タイヤでは、硬質ゴム部材4がクッションゴム3に当接するように設けられているが、図12に示すように、硬質ゴム部材4がクッションゴム3から離れるように、硬質ゴム部材4とクッションゴム3との間にトレッドゴムが設けられていてもよい。このように構成することで、クッションゴム3全体にトレッドゴムが当接するため、当該クッションゴム3による台タイヤ2へのトレッド部1の接着力をより均等に付与することが可能になる。なお、図12では、図8に示す形態の硬質ゴム部材4をクッションゴム3から離れるように構成した例を示しているが、この構成を図1〜図7および図9〜図11に示す形態に適用しても同様の効果が得られる。
本実施例では、条件が異なる複数種類のプレキュア更生タイヤについて、溝幅の耐幅狭性、耐グルーブクラック性(主溝の溝底での割れ)、耐久性および耐摩耗性に関する性能試験が行われた(図13参照)。
溝幅の耐幅狭性の性能試験では、タイヤサイズ11R22.5のプレキュア更生タイヤを適用した。プレキュア更生タイヤの製造工程の途中であるトレッド部を台タイヤに貼り付けた状態での主溝の溝幅と、その後周囲から圧力を加えて加硫したリム組みしていないプレキュア更生タイヤにおける主溝の溝幅とを測定し、溝幅の幅狭率を算出した。この算出結果に基づいて従来を基準(80)とした指数評価が行われる。この評価は、指数が大きいほど、幅狭率が低く溝幅が維持されていることを示している。
耐グルーブクラック性の性能試験では、タイヤサイズ11R22.5のプレキュア更生タイヤを、正規リムにリム組みし、正規内圧を充填して、正規荷重を負荷する。そして、
室内ドラム試験機により、速度45[km/h]で走行させつつ上記の荷重から24時間毎に荷重を5[%]増加させて、タイヤが故障したときの主溝の溝底での割れの有無や数を目視により判定した。この判定結果に基づいて従来を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、指数が小さいほど、主溝の溝底での割れが少なく(または無く)耐グルーブクラック性に優れていることを示している。
なお、正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。また、正規荷重とは、JATMAで規定する「最大負荷能力」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「LOAD CAPACITY」である。ただし、JATMAにおいて、乗用車用タイヤの場合には、規定内圧が空気圧180[kPa]であり、規定荷重が最大負荷能力の88[%]である。
耐久性の性能試験では、室内ドラム試験機を用いた低圧耐久試験により行われる。そして、走行速度を初速5[km/h]から12時間毎に1[km/h]ずつ増加させ、タイヤが故障するまでの走行時間が測定される。そして、この測定結果に基づいて従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が小さい耐久性に優れていることを示している。
耐摩耗性の性能試験では、タイヤサイズ11R22.5の更生タイヤを、正規リムにリム組みし、正規内圧を充填して、2−D4(前2−後4駆動)の試験車両の後輪に4本装着し、5万[km]走行後に、主溝の溝深さを測定し、走行前との減少率を算出した。この算出結果に基づいて従来を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、指数が大きいほど、溝の減少率が低く耐摩耗性の優れていることを示している。
図13において、従来例のプレキュア更生タイヤは、硬質ゴム部材を有していない。
一方、図13において、実施例1〜実施例14のプレキュア更生タイヤは、硬質ゴム部材を有している。また、実施例2、実施例3、実施例5〜実施例14のプレキュア更生タイヤは、W/Gが規定の範囲を満たす。また、実施例4の更生タイヤは、硬質ゴム部材が主溝間で連続している。また、実施例2、実施例5〜実施例14のプレキュア更生タイヤは、硬質ゴム部材が主溝の溝底のタイヤ径方向外側に1.6「mm」の位置よりもタイヤ径方向内側に配置されている。また、実施例6〜実施例14のプレキュア更生タイヤは、硬質ゴム部材がトレッドゴムとの高度差を2ポイント以上とされている。また、実施例7〜実施例14のプレキュア更生タイヤは、硬質ゴム部材のゴム硬度Hsが62≦Hs≦82の範囲とされている。また、実施例11〜実施例14のプレキュア更生タイヤは、硬質ゴムイブ材が主溝に露出されていない。また、実施例12〜実施例14のプレキュア更生タイヤは、硬質ゴム部材が主溝の溝底のタイヤ径方向内側での厚みを規定の範囲とされている。
そして、図13の試験結果に示すように、実施例1〜実施例14のプレキュア更生タイヤは、溝幅の耐幅狭性、耐グルーブクラック性(主溝の溝底での割れ)、耐久性に優れ、耐摩耗性が維持されていることが分かる。
1 トレッド部
11 トレッド面
12 主溝
13 陸部
2 台タイヤ
3 クッションゴム
4 硬質ゴム部材
CL タイヤ赤道面

Claims (8)

  1. トレッド面に、タイヤ周方向に延在される複数の主溝により陸部が形成されたトレッド部を、台タイヤに配置して構成されるプレキュア更生タイヤにおいて、
    前記トレッド部に、少なくとも1つの前記主溝の周りの少なくともタイヤ径方向内側であってタイヤ周方向に沿って配置されており、前記トレッド部における前記陸部の表面のトレッドゴムと比較して硬質のゴムからなる硬質ゴム部材を備え
    前記トレッド部と前記台タイヤとの間に相互の接着に用いられるクッションゴムが設けられ、前記硬質ゴム部材が前記クッションゴムから離れるように前記硬質ゴム部材と前記クッションゴムとの間に前記トレッド部をなす前記トレッドゴムが設けられることを特徴とするプレキュア更生タイヤ。
  2. 前記硬質ゴム部材は、そのタイヤ幅方向の幅Wが、前記主溝の開口幅Gに対し、0.3≦W/G≦4.0の範囲を満たし、かつ少なくとも一部が前記主溝における溝底のタイヤ径方向内側に配置されることを特徴とする請求項1に記載のプレキュア更生タイヤ。
  3. 前記硬質ゴム部材は、隣接する前記主溝の間でタイヤ幅方向に連続し、かつ前記主溝における溝底のタイヤ径方向内側に配置されることを特徴とする請求項1に記載のプレキュア更生タイヤ。
  4. 前記硬質ゴム部材は、前記主溝の溝底からタイヤ径方向外側に1.6[mm]の位置よりも、タイヤ径方向内側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のプレキュア更生タイヤ。
  5. 前記硬質ゴム部材は、前記トレッドゴムと比較して、ゴム硬度の差が2ポイント以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のプレキュア更生タイヤ。
  6. 前記硬質ゴム部材は、そのゴム硬度Hsが、62≦Hs≦82の範囲を満たすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のプレキュア更生タイヤ。
  7. 少なくとも前記主溝の溝底に前記硬質ゴム部材を露出させない態様で、前記トレッドゴムが配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のプレキュア更生タイヤ。
  8. 前記硬質ゴム部材は、前記主溝における溝底のタイヤ径方向内側でのタイヤ径方向の厚みDが、1[mm]≦D≦4[mm]の範囲を満たすことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のプレキュア更生タイヤ。
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