JP2011020508A - タイヤ、台タイヤ、及び、トレッド - Google Patents
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Abstract
【課題】タイヤ更生時のバフ作業の終了時を容易に判定することができるとともに、自身がセパレーションを起こすことなく、更には、内側ベルトの露出を防止できる識別層を備えたタイヤを提供する。
【解決手段】少なくとも2枚のベルト(ベルト13a〜13d)から成るベルト層13を備えたタイヤ1において、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ径方向内側に隣接するの第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側に、それぞれ、タイヤ周方向に沿って延長するように、かつ、タイヤの全周にわたって、トレッド20を構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層15を設けるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも2枚のベルト(ベルト13a〜13d)から成るベルト層13を備えたタイヤ1において、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ径方向内側に隣接するの第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側に、それぞれ、タイヤ周方向に沿って延長するように、かつ、タイヤの全周にわたって、トレッド20を構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層15を設けるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、タイヤの更生を容易にかつ精度良く行うことのできるタイヤの構造に関するもので、特に、バフ研磨の終了時の目安となる識別層を備えたタイヤに関する。
近年、タイヤを製造する方法として、トレッドに代えて、カーカス、ベルト層などのタイヤ構成部材の径方向外側にパターンの形成されていないゴムから成るカバーゴムを貼付けて成型した台タイヤ部材を加硫した台タイヤに、この台タイヤとは別個に加硫され、踏面側にトレッドパターンが形成されたトレッド(プレキュアトレッド)を貼付ける方法が行われている。
このような製造方法を用いることで、トレッドパターンのみが異なるタイヤを容易に製造することができるので、タイヤの生産性を大幅に向上させることができる。
このような製造方法を用いることで、トレッドパターンのみが異なるタイヤを容易に製造することができるので、タイヤの生産性を大幅に向上させることができる。
前記タイヤをリトレッドする際には、従来の方法で製造されたタイヤと同様に、トレッドが消耗したタイヤの表面をバフマシーン等でバフ研磨して残ったトレッドを除去して台タイヤを作製した後、この台タイヤに新たにトレッドを貼り付けるようにしている。
しかし、バフ研磨をタイヤの外周が一定になるまで行うようにすると、タイヤ毎に寸法等のばらつきがあることから、図5の符号Dに示す、ベルト上の残ゲージ厚さ(最外層ベルト51dとバフ研磨後の台タイヤ50の表面との距離)がタイヤ毎にバラついてしまい、その結果、リトレッド後の性能が確保できない場合がある。
従来は、前記の残ゲージ厚さを確認するため、一部分をベルトが見えるまで削る(スカイブ)ことで、残ゲージ厚さをデプスゲージで直接測定するか、接触型のセンサーを表面に当てて残ゲージ厚さを測定していた。
しかし、バフ研磨をタイヤの外周が一定になるまで行うようにすると、タイヤ毎に寸法等のばらつきがあることから、図5の符号Dに示す、ベルト上の残ゲージ厚さ(最外層ベルト51dとバフ研磨後の台タイヤ50の表面との距離)がタイヤ毎にバラついてしまい、その結果、リトレッド後の性能が確保できない場合がある。
従来は、前記の残ゲージ厚さを確認するため、一部分をベルトが見えるまで削る(スカイブ)ことで、残ゲージ厚さをデプスゲージで直接測定するか、接触型のセンサーを表面に当てて残ゲージ厚さを測定していた。
しかし、バフ研磨においては、バフし過ぎるとベルトを傷つける恐れがあるため、狙いの残ゲージ厚さよりも厚めのところで残ゲージ厚さを確認しながら狙いの残ゲージ厚さまでバフ研磨するのが一般的である。そのため、バフ研磨作業と残ゲージ厚さの測定作業とを繰り返さなければならないため、時間を要し、非効率的であった。
更に、一部分をベルトが見えるまでスカイブした場合には、当該部にゴムを埋め込む作業も必要となる。
更に、一部分をベルトが見えるまでスカイブした場合には、当該部にゴムを埋め込む作業も必要となる。
そこで、このような問題を解決するため、トレッドゴムとは異なる色に着色されたゴムから成る識別層を設けて、色の変化によってバフ作業の終了時を判定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記識別層は、図6に示すように、ベルト層61のタイヤ径方向外側に設けられてタイヤ周方向に延びる帯体である。この識別層62は、詳細には、タイヤ60の周方向全域にわたって連続的に設けられる。また、この識別層62は、ベルト層61から、タイヤ赤道(同図のCL)上でのトレッドゴムの厚さの0.08倍以上かつ0.3倍以下の距離だけ離れた位置に設けられ、かつ、その幅Wは、タイヤ赤道CLを中心として、タイヤトレッド幅Twの0.05倍以上かつ0.3倍以下に設定されている。
なお、識別層の幅Wをタイヤトレッド幅Twの0.05倍以上としたのは、WがTwの0.05倍未満では識別層の確認が不十分であるという理由による。また、WをTwの0.3倍以下としたのは、WがTwの0.3倍を超えると、識別層の端部において、トレッドのゴムとのセパレーションが発生しやすいためである。
前記識別層は、図6に示すように、ベルト層61のタイヤ径方向外側に設けられてタイヤ周方向に延びる帯体である。この識別層62は、詳細には、タイヤ60の周方向全域にわたって連続的に設けられる。また、この識別層62は、ベルト層61から、タイヤ赤道(同図のCL)上でのトレッドゴムの厚さの0.08倍以上かつ0.3倍以下の距離だけ離れた位置に設けられ、かつ、その幅Wは、タイヤ赤道CLを中心として、タイヤトレッド幅Twの0.05倍以上かつ0.3倍以下に設定されている。
なお、識別層の幅Wをタイヤトレッド幅Twの0.05倍以上としたのは、WがTwの0.05倍未満では識別層の確認が不十分であるという理由による。また、WをTwの0.3倍以下としたのは、WがTwの0.3倍を超えると、識別層の端部において、トレッドのゴムとのセパレーションが発生しやすいためである。
しかしながら、バフ研磨においては、最も露出しやすいベルトは最外層のベルトではなく、この最外層ベルトのタイヤ径方向内側に位置するベルト(以下、内側ベルトという)である。したがって、前記識別層を設けたタイヤでは、最外層のベルトの露出については防止できるが、内側の露出が起こりやすいといった問題点があった。
そこで、内側ベルトについても露出しないように、識別層の幅をタイヤトレッド幅Twの0.3倍よりも長くすることが考えられるが、この場合には、前記のように、識別層の端部において、トレッドのゴムとのセパレーションが発生しやすいので、好ましくない。
そこで、内側ベルトについても露出しないように、識別層の幅をタイヤトレッド幅Twの0.3倍よりも長くすることが考えられるが、この場合には、前記のように、識別層の端部において、トレッドのゴムとのセパレーションが発生しやすいので、好ましくない。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、タイヤ更生時のバフ作業の終了時を容易に判定することができるとともに、自身がセパレーションを起こすことなく、更には、内側ベルトの露出を防止できる識別層を備えたタイヤを提供することを目的とする。
本願の請求項1に記載の発明は、少なくとも2枚のベルトから成るベルト層と、このベルト層のタイヤ径方向外側に設けられたトレッドとを備えたタイヤであって、前記ベルト層と前記トレッドとの間に配置された、前記トレッドを構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層とを備え、前記ベルト層のタイヤ径方向外側に位置する最外層ベルトのベルト幅が、前記最外層ベルトに隣接するベルトである第1下層ベルトのベルト幅よりも狭く、前記識別層が、前記第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、前記最外層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に設けられていることを特徴とする。
これにより、識別層の幅を長くすることなく、第1下層ベルトの露出を防止することができる。また、界面のセパレーションが起こりやすい第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側にあるので、識別層とトレッドゴムや台タイヤのゴムとの間に剛性段差があった場合でも、識別層自身がセパレーションを起こすことを防止することができる。
これにより、識別層の幅を長くすることなく、第1下層ベルトの露出を防止することができる。また、界面のセパレーションが起こりやすい第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側にあるので、識別層とトレッドゴムや台タイヤのゴムとの間に剛性段差があった場合でも、識別層自身がセパレーションを起こすことを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、台タイヤにこの台タイヤとは別個に加硫されたトレッド(プレキュアトレッド)を貼付けて製造されるタイヤに用いられる台タイヤであって、少なくとも2枚のベルトから成るベルト層と、前記ベルト層のタイヤ径方向外側に配置された、前記トレッドを構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層とを備え、前記ベルト層のタイヤ径方向外側に位置する最外層ベルトのベルト幅が、前記最外層ベルトに隣接するベルトである第1下層ベルトのベルト幅よりも狭く、前記識別層が、前記第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、前記最外層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に設けられていることを特徴とする。
このような、台タイヤにプレキュアトレッドを貼付けてタイヤを製造することにより、タイヤ更生時のバフ作業の終了時を容易に判定することができるとともに、第1下層ベルトの露出や識別層のセパレーションを防ぐことができるので、タイヤの更生を効率よくかつ確実に行うことができる。
このような、台タイヤにプレキュアトレッドを貼付けてタイヤを製造することにより、タイヤ更生時のバフ作業の終了時を容易に判定することができるとともに、第1下層ベルトの露出や識別層のセパレーションを防ぐことができるので、タイヤの更生を効率よくかつ確実に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、少なくとも2枚のベルトから成り、タイヤ径方向外側に位置する最外層ベルトのベルト幅が前記最外層ベルトに隣接するベルトである第1下層ベルトのベルト幅よりも狭いベルト層を備えた台タイヤにプレキュアトレッドを貼付けて製造されるタイヤに用いられるトレッドであって、当該トレッドのタイヤ踏面側とは反対側の、前記第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、前記最外層ベルトのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向外側に、前記トレッドを構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層が設けられていることを特徴とする。
このような、プレキュアトレッドを台タイヤに貼付けてタイヤを製造することにより、タイヤ更生時のバフ作業の終了時を容易に判定することができるとともに、第1下層ベルトの露出や識別層のセパレーションを防ぐことができるので、タイヤの更生を効率よくかつ確実に行うことができる。
このような、プレキュアトレッドを台タイヤに貼付けてタイヤを製造することにより、タイヤ更生時のバフ作業の終了時を容易に判定することができるとともに、第1下層ベルトの露出や識別層のセパレーションを防ぐことができるので、タイヤの更生を効率よくかつ確実に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、台タイヤとプレキュアトレッドとを、クッションゴムを介して、加硫接着して成るタイヤであって、前記台タイヤは、少なくとも2枚のベルトから成り、タイヤ径方向外側に位置する最外層ベルトのベルト幅が前記最外層ベルトに隣接するベルトである第1下層ベルトのベルト幅よりも狭いベルト層を備え、前記クッションゴムは、前記第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、前記最外層ベルトのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向外側に設けられた、前記トレッドを構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別領域を備えていることを特徴とする。
このようなクッションゴムを介して台タイヤにプレキュアトレッドを貼付けて製造されたタイヤは、タイヤ更生時のバフ作業の終了時を容易に判定することができるとともに、第1下層ベルトの露出を防ぐことができるので、タイヤの更生を効率よくかつ確実に行うことができる。
このようなクッションゴムを介して台タイヤにプレキュアトレッドを貼付けて製造されたタイヤは、タイヤ更生時のバフ作業の終了時を容易に判定することができるとともに、第1下層ベルトの露出を防ぐことができるので、タイヤの更生を効率よくかつ確実に行うことができる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以下、実施の形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施の形態に係る空気入りタイヤ(以下、タイヤという)1の構成を示す断面図である。このタイヤ1は、更生用タイヤとして使用されることを前提として製造されるタイヤで、台タイヤ部材10にトレッド20を、クッションゴム30を介して貼り付けた後、加硫缶にて、台タイヤ部材10とトレッド20とを加硫接着して製造される。なお、台タイヤ部材10とトレッド20とは、貼り付け前にそれぞれ別個に加硫されている。
この台タイヤ部材10とは別個に加硫されたトレッド(プレキュアトレッド)20のタイヤ踏面側には、周方向溝21や図示しないラグ溝により区画される所定のトレッドパターンが形成されている。
この台タイヤ部材10とは別個に加硫されたトレッド(プレキュアトレッド)20のタイヤ踏面側には、周方向溝21や図示しないラグ溝により区画される所定のトレッドパターンが形成されている。
台タイヤ部材10は、ビード部11と、カーカス12と、ベルト層13と、カバーゴム層14と識別層15とを備えたもので、成型後、トレッド20とは別個に加硫される。
ビード部11はビードコア11aとビードフィラー11bとを備えている。ビードコア11aは、タイヤ1の半径方向内側の端部付近に埋設され、ビードフィラー11bはビードコア11aのトレッド20側に配置される。ビードコア11aとビードフィラー11bとは、タイヤ1の半径方向内側の端部付近にそれぞれ左右1対ずつ配置される。
カーカス12は、タイヤ1の骨格を成すプライで、1対のビードコア11aにトロイド状をなして跨るように設けられて、ビード部11を内側から外側に向かって折り返し巻き上げて包み、ビード部11のカバーゴム層14側で終端する。
ビード部11はビードコア11aとビードフィラー11bとを備えている。ビードコア11aは、タイヤ1の半径方向内側の端部付近に埋設され、ビードフィラー11bはビードコア11aのトレッド20側に配置される。ビードコア11aとビードフィラー11bとは、タイヤ1の半径方向内側の端部付近にそれぞれ左右1対ずつ配置される。
カーカス12は、タイヤ1の骨格を成すプライで、1対のビードコア11aにトロイド状をなして跨るように設けられて、ビード部11を内側から外側に向かって折り返し巻き上げて包み、ビード部11のカバーゴム層14側で終端する。
ベルト層13は、カーカス12と、台タイヤ部材10とトレッド20とを加硫接着するクッションゴム30との間に設けられて、タイヤ径方向に積層される4枚のベルト13a〜13dを備える。
ベルト13a〜13dは、スチールコードもしくは有機繊維を撚ったコードが、赤道方向に対して20°〜70°の角度で交錯するように配置されている。
以下、ベルト13a〜13dのうち、トレッド20側に位置するベルト13dが最外層ベルトで、この最外層ベルト13dのタイヤ径方向内側に隣接するベルト13cが第1下層ベルトである。また、最もタイヤ径方向内側に位置するベルト13aを第1ベルト、第1ベルト13aのタイヤ径方向外側に位置するベルト13bを第2ベルトという。
本例では、最外層ベルト13dのタイヤ径方向内側に隣接する第1下層ベルト13cと第2ベルト13bとが、互いのベルトのコードの延長方向が互いに交錯する、交錯ベルトを構成している。
カバーゴム層14は、ベルト層13のタイヤ径方向外側に配置される。このカバーゴム層14の厚さが、台タイヤ部材10におけるベルト上のトレッドゲージで、通常、2mm〜6mmに設定されている。
ベルト13a〜13dは、スチールコードもしくは有機繊維を撚ったコードが、赤道方向に対して20°〜70°の角度で交錯するように配置されている。
以下、ベルト13a〜13dのうち、トレッド20側に位置するベルト13dが最外層ベルトで、この最外層ベルト13dのタイヤ径方向内側に隣接するベルト13cが第1下層ベルトである。また、最もタイヤ径方向内側に位置するベルト13aを第1ベルト、第1ベルト13aのタイヤ径方向外側に位置するベルト13bを第2ベルトという。
本例では、最外層ベルト13dのタイヤ径方向内側に隣接する第1下層ベルト13cと第2ベルト13bとが、互いのベルトのコードの延長方向が互いに交錯する、交錯ベルトを構成している。
カバーゴム層14は、ベルト層13のタイヤ径方向外側に配置される。このカバーゴム層14の厚さが、台タイヤ部材10におけるベルト上のトレッドゲージで、通常、2mm〜6mmに設定されている。
識別層15は、トレッド20を構成するゴムとは異なる色のゴムから成る。
本発明によるタイヤ1の特徴は、識別層15が、台タイヤ部材10のベルト層13のタイヤ径方向外側、すなわち、台タイヤ部材10とクッションゴム30との間で、第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に設けられていることにある。
本例では、識別層15を、図2(a),(b)にも示すように、タイヤの赤道(センターラインCL)に対して対称な位置に、それぞれ、タイヤ周方向に沿って延長するように、かつ、タイヤの全周にわたって設けるようにしている。また、識別層15を、当該タイヤ1を更生する際の仮想バフラインCに沿って設けることが好ましい(図1参照)。これにより、タイヤ1のトレッド20が消耗した場合には、タイヤ1を識別層15が露出するまで研磨すればよい。これにより、狙いの残ゲージを確実に得ることができるので、残ゲージの測定が不要となる。したがって、1回のバフ研磨でバフ作業を完了させることができる。なお、狙いの残ゲージは、ほぼカバーゴム層14の厚さに等しい。
本発明によるタイヤ1の特徴は、識別層15が、台タイヤ部材10のベルト層13のタイヤ径方向外側、すなわち、台タイヤ部材10とクッションゴム30との間で、第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に設けられていることにある。
本例では、識別層15を、図2(a),(b)にも示すように、タイヤの赤道(センターラインCL)に対して対称な位置に、それぞれ、タイヤ周方向に沿って延長するように、かつ、タイヤの全周にわたって設けるようにしている。また、識別層15を、当該タイヤ1を更生する際の仮想バフラインCに沿って設けることが好ましい(図1参照)。これにより、タイヤ1のトレッド20が消耗した場合には、タイヤ1を識別層15が露出するまで研磨すればよい。これにより、狙いの残ゲージを確実に得ることができるので、残ゲージの測定が不要となる。したがって、1回のバフ研磨でバフ作業を完了させることができる。なお、狙いの残ゲージは、ほぼカバーゴム層14の厚さに等しい。
識別層15を構成するゴムを着色する方法としては、色つきゴムを製造しこれを用いる方法またはゴムに着色剤を含浸させる方法のいずれを用いてもよい。なお、着色剤の含浸は台タイヤ部材10の加硫後に行う。
これら識別層15のゴムの色は、特に限定されるものではないが、黄色や赤などの周辺のゴムとの区別がつきやすい色とすることが好ましい。
また、識別層15の厚さとしては、0.1mm〜2mmとすることが好ましい。識別層15の厚さが0.1mm未満であると、成型が困難であるだけでなく、周辺のゴムとの区別がつきくいので、好ましくない。更には、トレッド(プレキュアトレッド)20との接着力を高めるため、台タイヤ部材10の表面を荒らす加工を施す場合があるので、その際にも、着色層である識別層15が残るように、識別層15の厚さを0.5mm以上とすることが好ましい。
一方、識別層15の厚さが2mmを超えると、残ゲージが大きくなるので、識別層15の厚さは2mm以下にすることが好ましい。
また、識別層15の幅は1mm以上であることが好ましく、1mm未満の場合には、周辺のゴムとの区別がつきにくい。なお、識別層15の幅は、第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部と最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部との間の長さよりも短いことはいうまでもない。
これら識別層15のゴムの色は、特に限定されるものではないが、黄色や赤などの周辺のゴムとの区別がつきやすい色とすることが好ましい。
また、識別層15の厚さとしては、0.1mm〜2mmとすることが好ましい。識別層15の厚さが0.1mm未満であると、成型が困難であるだけでなく、周辺のゴムとの区別がつきくいので、好ましくない。更には、トレッド(プレキュアトレッド)20との接着力を高めるため、台タイヤ部材10の表面を荒らす加工を施す場合があるので、その際にも、着色層である識別層15が残るように、識別層15の厚さを0.5mm以上とすることが好ましい。
一方、識別層15の厚さが2mmを超えると、残ゲージが大きくなるので、識別層15の厚さは2mm以下にすることが好ましい。
また、識別層15の幅は1mm以上であることが好ましく、1mm未満の場合には、周辺のゴムとの区別がつきにくい。なお、識別層15の幅は、第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部と最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部との間の長さよりも短いことはいうまでもない。
次に、タイヤ1の更生方法について説明する。
トレッド20の摩耗によりタイヤ1の更生が必要になった場合には、摩耗したトレッド20をバフ研磨して取り除いて台タイヤを作製する。
バフ研磨の終了の目安としては、バフがけにより識別層15が表面に露出して、タイヤ1の表面の色が変化したときとすればよい。識別層15はバフラインに沿って設けてあるので、タイヤ1を識別層15が露出するまで研磨すれば、狙いの残ゲージを確実に得ることができるともに、バフ研磨時に露出が起こりやすい第1下層ベルト13cの露出を確実に防ぐことができる。
トレッド20の摩耗によりタイヤ1の更生が必要になった場合には、摩耗したトレッド20をバフ研磨して取り除いて台タイヤを作製する。
バフ研磨の終了の目安としては、バフがけにより識別層15が表面に露出して、タイヤ1の表面の色が変化したときとすればよい。識別層15はバフラインに沿って設けてあるので、タイヤ1を識別層15が露出するまで研磨すれば、狙いの残ゲージを確実に得ることができるともに、バフ研磨時に露出が起こりやすい第1下層ベルト13cの露出を確実に防ぐことができる。
台タイヤの作製後には、台タイヤのトレッド面に新たなトレッドを貼り付ける。
台タイヤのトレッド面に新たなトレッドを貼り付けて更生タイヤを作製する方法としては、予めトレッドパターンの形成された加硫ゴム(プレキュアトレッド)を台タイヤのトレッド面に貼り付けた後、加硫缶に投入して加熱し、プレキュアトレッドと台タイヤとを加硫接着する「プレキュア製法」と、トレッドパターンの形成されていない未加硫のトレッドゴムを台タイヤのトレッド面に貼り付けた後、これを加硫金型に投入し、トレッドゴムを加硫するとともにトレッド表面にトレッドパターンを形成する「リモールド製法」のいずれを用いてもよい。
台タイヤのトレッド面に新たなトレッドを貼り付けて更生タイヤを作製する方法としては、予めトレッドパターンの形成された加硫ゴム(プレキュアトレッド)を台タイヤのトレッド面に貼り付けた後、加硫缶に投入して加熱し、プレキュアトレッドと台タイヤとを加硫接着する「プレキュア製法」と、トレッドパターンの形成されていない未加硫のトレッドゴムを台タイヤのトレッド面に貼り付けた後、これを加硫金型に投入し、トレッドゴムを加硫するとともにトレッド表面にトレッドパターンを形成する「リモールド製法」のいずれを用いてもよい。
このように、本実施の形態では、台タイヤ部材10にトレッド20を、クッションゴム30を介して貼り付けた後、加硫接着して製造されるタイヤ1において、台タイヤ部材10のベルト層13の第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に、それぞれ、タイヤ周方向に沿って延長するように、かつ、タイヤの全周にわたって、トレッド20を構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層15設けたので、タイヤ1を更生する際には、タイヤ1を識別層15が露出するまでバフ研磨すれば、狙いの残ゲージを確実に得ることができる。したがって、1回のバフ研磨でバフ作業を完了させることができるとともに、バフ研磨時に露出が起こりやすい第1下層ベルト13cの露出を確実に防ぐことができる。
また、本例では、識別層15を、第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側に設けているので、第1下層ベルト13cがセパレーションの起こりやすい交錯ベルトを構成するベルトであっても、識別層15の端部におけるセパレーションを効果的に防ぐことができる。
また、本例では、識別層15を、第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側に設けているので、第1下層ベルト13cがセパレーションの起こりやすい交錯ベルトを構成するベルトであっても、識別層15の端部におけるセパレーションを効果的に防ぐことができる。
なお、前記実施の形態では、識別層15をタイヤの全周にわたって設けたが、図3(a)に示すように、周方向の長さが所定の長さ(例えば、1mm)以上の識別層15Lを、タイヤ周上に均等に分布するように配置してもよい。あるいは、図3(b)に示すように、点状の識別層15Pを、タイヤ周上に均等に分布するように配置してもよい。このとき、識別層15L、識別層15Pのいずれも、台タイヤ部材10のベルト層13の第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に、それぞれ(タイヤ幅方向の2箇所に)設ける必要があることはいうまでもない。
また、前記例では、台タイヤ部材10にトレッド(プレキュアトレッド)20を、クッションゴム30を介して貼り付けた後、加硫接着して製造されるタイヤ1において、識別層15を台タイヤ部材10側に設けたが、識別層15をトレッド(プレキュアトレッド)20側に設けても同様の効果を得ることができる。この場合、識別層15は、トレッド(プレキュアトレッド)20のタイヤ踏面側とは反対側で、台タイヤ部材10の第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向外側に設けられる。
また、識別層15に代えて、クッションゴム30に、トレッド20を構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別領域を設けてもよい。この場合も、識別領域としては、トレッド(プレキュアトレッド)20のタイヤ踏面側とは反対側で、台タイヤ部材10の第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向外側に設ける。
また、前記例では、台タイヤ部材10にトレッド(プレキュアトレッド)20を、クッションゴム30を介して貼り付けた後、加硫接着して製造されるタイヤ1に識別層15を設けた例について説明したが、本発明は、従来の、カーカス12、ベルト層13、カバーゴム層14、及び、トレッドを成型して加硫成形するタイヤに適用することも可能である。この場合、識別層15は、カバーゴム層14とトレッドとの間の、第1下層ベルト13cのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、最外層ベルト13dのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に設ければよい。
本発明による識別層を有するタイヤを作製し、トレッドをバフ研磨して狙いの残ゲージが得られるまでの作業時間を調べた結果を図4の表に示す。
本発明1は、図2(b)に示すように、識別層を台タイヤ部材の全周にわたって設けたタイヤである。
本発明2は、図3(a)に示すように、周方向の長さが50mmの識別層を台タイヤ部材の周上3箇所に設けたタイヤである。
本発明3は、図3(b)に示すように、φ5mmの識別層を台タイヤ部材の全周にわたってランダムに設けたタイヤである。
本発明4は、識別層をプレキュアトレッドの全周にわたって設けたタイヤである。
また、比較のため、従来の識別層のないタイヤについても、狙いの残ゲージが得られるまでの時間を調べた。
従来例1は、残ゲージをデプスゲージで測定しながらバフ研磨した場合を示す。
従来例2は、残ゲージを接触センサーで測定しながらバフ研磨した場合を示す。
図4の表から明らかなように、本発明のタイヤ1〜4は、いずれも、従来例に比較して、作業時間が大幅に短縮されることが確認された。
本発明1は、図2(b)に示すように、識別層を台タイヤ部材の全周にわたって設けたタイヤである。
本発明2は、図3(a)に示すように、周方向の長さが50mmの識別層を台タイヤ部材の周上3箇所に設けたタイヤである。
本発明3は、図3(b)に示すように、φ5mmの識別層を台タイヤ部材の全周にわたってランダムに設けたタイヤである。
本発明4は、識別層をプレキュアトレッドの全周にわたって設けたタイヤである。
また、比較のため、従来の識別層のないタイヤについても、狙いの残ゲージが得られるまでの時間を調べた。
従来例1は、残ゲージをデプスゲージで測定しながらバフ研磨した場合を示す。
従来例2は、残ゲージを接触センサーで測定しながらバフ研磨した場合を示す。
図4の表から明らかなように、本発明のタイヤ1〜4は、いずれも、従来例に比較して、作業時間が大幅に短縮されることが確認された。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
このように、本発明のタイヤは、トレッドが摩耗したときに容易にかつ効率よく更生することができるので、更生タイヤを安価で提供することができる。
1 空気入りタイヤ、10 台タイヤ部材、11 ビード部、11a ビードコア、
11b ビードフィラー、12 カーカス、13 ベルト層、13a 第1ベルト、
13b 第2ベルト、13c 第1下層ベルト、13d 最外層ベルト、
14 カバーゴム層、15 識別層、20 トレッド(プレキュアトレッド)、
21 周方向溝、30 クッションゴム。
11b ビードフィラー、12 カーカス、13 ベルト層、13a 第1ベルト、
13b 第2ベルト、13c 第1下層ベルト、13d 最外層ベルト、
14 カバーゴム層、15 識別層、20 トレッド(プレキュアトレッド)、
21 周方向溝、30 クッションゴム。
Claims (4)
- 少なくとも2枚のベルトから成るベルト層と、このベルト層のタイヤ径方向外側に設けられたトレッドとを備えたタイヤであって、
前記ベルト層と前記トレッドとの間に配置された、前記トレッドを構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層とを備え、
前記ベルト層のタイヤ径方向外側に位置する最外層ベルトのベルト幅が、前記最外層ベルトに隣接するベルトである第1下層ベルトのベルト幅よりも狭く、
前記識別層が、
前記第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、前記最外層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に設けられていることを特徴とするタイヤ。 - 台タイヤにこの台タイヤとは別個に加硫されたトレッドを貼付けて製造されるタイヤに用いられる台タイヤであって、
少なくとも2枚のベルトから成るベルト層と、
前記ベルト層のタイヤ径方向外側に配置された、前記トレッドを構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層とを備え、
前記ベルト層のタイヤ径方向外側に位置する最外層ベルトのベルト幅が、前記最外層ベルトに隣接するベルトである第1下層ベルトのベルト幅よりも狭く、
前記識別層が、
前記第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、前記最外層ベルトのタイヤ幅方向端部よりもタイヤ幅方向外側に設けられていることを特徴とする台タイヤ。 - 少なくとも2枚のベルトから成り、タイヤ径方向外側に位置する最外層ベルトのベルト幅が前記最外層ベルトに隣接するベルトである第1下層ベルトのベルト幅よりも狭いベルト層を備えた台タイヤに、この台タイヤとは別個に加硫されたトレッドを貼付けて製造されるタイヤに用いられるトレッドであって、
当該トレッドのタイヤ踏面側とは反対側の、
前記第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、前記最外層ベルトのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向外側に、
前記トレッドを構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別層が設けられていることを特徴とするトレッド。 - 台タイヤとこの台タイヤとは別個に加硫されたトレッドとを、クッションゴムを介して、加硫接着して成るタイヤであって、
前記台タイヤは、
少なくとも2枚のベルトから成り、タイヤ径方向外側に位置する最外層ベルトのベルト幅が前記最外層ベルトに隣接するベルトである第1下層ベルトのベルト幅よりも狭いベルト層を備え、
前記クッションゴムは、
前記第1下層ベルトのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向内側で、かつ、前記最外層ベルトのタイヤ幅方向端部に対向する位置よりもタイヤ幅方向外側に設けられた、前記トレッドを構成するゴムとは異なる色のゴムから成る識別領域を備えていることを特徴とするタイヤ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009165797A JP2011020508A (ja) | 2009-07-14 | 2009-07-14 | タイヤ、台タイヤ、及び、トレッド |
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JP2009165797A JP2011020508A (ja) | 2009-07-14 | 2009-07-14 | タイヤ、台タイヤ、及び、トレッド |
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JP (1) | JP2011020508A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012114549A1 (ja) * | 2011-02-23 | 2012-08-30 | 株式会社ブリヂストン | 台タイヤ製造方法及びタイヤ製造方法並びに台タイヤ |
JP2012171299A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Bridgestone Corp | 台タイヤ製造方法 |
WO2014147981A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤの製造方法及びプレキュアトレッドの製造方法、空気入りタイヤ及びトレッド |
-
2009
- 2009-07-14 JP JP2009165797A patent/JP2011020508A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103391834A (zh) * | 2011-02-23 | 2013-11-13 | 株式会社普利司通 | 用于制造基胎的方法、用于制造轮胎的方法以及基胎 |
WO2014147981A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤの製造方法及びプレキュアトレッドの製造方法、空気入りタイヤ及びトレッド |
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