JPH0330747B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0330747B2 JPH0330747B2 JP59223013A JP22301384A JPH0330747B2 JP H0330747 B2 JPH0330747 B2 JP H0330747B2 JP 59223013 A JP59223013 A JP 59223013A JP 22301384 A JP22301384 A JP 22301384A JP H0330747 B2 JPH0330747 B2 JP H0330747B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve seat
- characteristic
- flow rate
- valve plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000012938 design process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/32—Details
- F16K1/54—Arrangements for modifying the way in which the rate of flow varies during the actuation of the valve
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、比較的大きい流量制御幅をもつ調節
弁に関する。
弁に関する。
従来、この種の調節弁は第5図に示すように構
成されており、これを同図に基づいて説明する
と、1は筒状の弁座環で、中央に弁座2aを有す
る内孔2が設けられている。3は前記弁座2aに
着座可能な着座部3aを有する弁プラグで、前記
内孔2に対し移動自在に配設されており、下端に
は前記弁座2aとの間で流量制御する特性部4が
設けられている。この特性部4は、例えば第6図
に示すような流量性曲線を描く種々の流量特性に
応じて各々の形状に形成されている。
成されており、これを同図に基づいて説明する
と、1は筒状の弁座環で、中央に弁座2aを有す
る内孔2が設けられている。3は前記弁座2aに
着座可能な着座部3aを有する弁プラグで、前記
内孔2に対し移動自在に配設されており、下端に
は前記弁座2aとの間で流量制御する特性部4が
設けられている。この特性部4は、例えば第6図
に示すような流量性曲線を描く種々の流量特性に
応じて各々の形状に形成されている。
このように構成された調節弁においては、自動
あるいは手動操作により弁軸(図示せず)が上下
動すると、弁プラグ3が一体となつて移動する。
このとき、内孔2に流入した流体が弁座2aと特
性部4と間隙で流量制御されて下流側に流出す
る。
あるいは手動操作により弁軸(図示せず)が上下
動すると、弁プラグ3が一体となつて移動する。
このとき、内孔2に流入した流体が弁座2aと特
性部4と間隙で流量制御されて下流側に流出す
る。
ところで、従来の調節弁において、その制御流
量は各弁開度ごとの弁プラグ3による内孔2の開
口面積として大体控捉えることができる。このた
め、弁プラグ3の特性部4は、第7図に示すよう
に着座部3aからの弁座2aの離間各位置におけ
る開口面積を与えるための曲面S1,S2,S3,…を
与え、これら曲面の外接曲面を求めて設計され
る。
量は各弁開度ごとの弁プラグ3による内孔2の開
口面積として大体控捉えることができる。このた
め、弁プラグ3の特性部4は、第7図に示すよう
に着座部3aからの弁座2aの離間各位置におけ
る開口面積を与えるための曲面S1,S2,S3,…を
与え、これら曲面の外接曲面を求めて設計され
る。
ところが、流量特性によつては、後順位の曲面
Sが前順位の曲面Sを含んでしまつて曲面Sに外
接する曲線が得られず、結局所定の流量特性を得
ることができないという不都合があつた。
Sが前順位の曲面Sを含んでしまつて曲面Sに外
接する曲線が得られず、結局所定の流量特性を得
ることができないという不都合があつた。
このことは、例えば第6図に示す特性曲線図で
曲率が大きく変化する点が存在する場合に特に生
じ易い。
曲率が大きく変化する点が存在する場合に特に生
じ易い。
本発明に係る調節弁は、弁プラグと弁座環間に
それぞれが互いに独立かつ連続して制御可能な2
つの特性部を設けたものである。
それぞれが互いに独立かつ連続して制御可能な2
つの特性部を設けたものである。
本発明においては、弁プラグが移動して先ず1
つ目の特性部により、次いで2つ目の特性部によ
り流量制御が連続して行われる。
つ目の特性部により、次いで2つ目の特性部によ
り流量制御が連続して行われる。
以下、その構成等を図に示す実施例によつて詳
細に説明する。同図において、第1図a〜dは本
発明に係る調節弁の動作状態を示す断面図であ
る。同図において、符号11で示すものは筒状の
弁座環で、中央に口径が異なる大小2つの内孔1
2,13が設けられており、これら両内孔12,
13の孔壁間には弁座14が設けられている。1
5は前記弁座14に着座可能な着座部16を有す
る弁プラグで、前記弁座環11内に移動自在に配
設されており、自動操作あるいは手動操作による
弁軸(図示せず)の移動によつて上下方向に移動
するように構成されている。この弁プラグ15に
は前記着座部16の上下側に位置しそれぞれが互
いに独立かつ連続して制御可能な2つの特性部1
7,18が設けられている。すなわち、弁プラグ
15が全閉状態から上方に移動すると、先ず下側
の特性部18により前記弁座14との間で、次い
で上側の特性部17により前記内孔12の開口端
との間で流量制御がなされる。また、弁プラグ1
5は上側の特性部17が下側の特性部18の外径
より大きい外径をもつ形状に形成されており、こ
のため下側の特性部18と弁座14間、上側の特
性部17と内孔12の開口端間の開口面積が等し
くなつても、特性部17と内孔12の開口端間の
離間距離は特性部18と弁座14間の離間距離よ
り小さくなりシビアな制御を可能としている。こ
れにより、例えば曲率が大きい流量特性曲線を描
く特性をもつ調節弁においては、同曲線で曲率が
大きく変化する点を迎えるまでは下側の特性部1
8により、またそれ以降は上側の特性部17によ
り制御することができる。
細に説明する。同図において、第1図a〜dは本
発明に係る調節弁の動作状態を示す断面図であ
る。同図において、符号11で示すものは筒状の
弁座環で、中央に口径が異なる大小2つの内孔1
2,13が設けられており、これら両内孔12,
13の孔壁間には弁座14が設けられている。1
5は前記弁座14に着座可能な着座部16を有す
る弁プラグで、前記弁座環11内に移動自在に配
設されており、自動操作あるいは手動操作による
弁軸(図示せず)の移動によつて上下方向に移動
するように構成されている。この弁プラグ15に
は前記着座部16の上下側に位置しそれぞれが互
いに独立かつ連続して制御可能な2つの特性部1
7,18が設けられている。すなわち、弁プラグ
15が全閉状態から上方に移動すると、先ず下側
の特性部18により前記弁座14との間で、次い
で上側の特性部17により前記内孔12の開口端
との間で流量制御がなされる。また、弁プラグ1
5は上側の特性部17が下側の特性部18の外径
より大きい外径をもつ形状に形成されており、こ
のため下側の特性部18と弁座14間、上側の特
性部17と内孔12の開口端間の開口面積が等し
くなつても、特性部17と内孔12の開口端間の
離間距離は特性部18と弁座14間の離間距離よ
り小さくなりシビアな制御を可能としている。こ
れにより、例えば曲率が大きい流量特性曲線を描
く特性をもつ調節弁においては、同曲線で曲率が
大きく変化する点を迎えるまでは下側の特性部1
8により、またそれ以降は上側の特性部17によ
り制御することができる。
このように構成された調節弁においては、自動
あるいは手動操作によつて弁プラグ15が上下方
向に摺動すると、弁座環11内に流入した流体が
弁プラグ15との間隙を通過して下流側に流出す
る。
あるいは手動操作によつて弁プラグ15が上下方
向に摺動すると、弁座環11内に流入した流体が
弁プラグ15との間隙を通過して下流側に流出す
る。
この際、流量は上側の特性部17と内孔12の
開口端間、下側の特性部18と弁座14間の間隙
の度合によつて自由に調節ができる。すなわち、
第1図aに示す弁全閉状態から同図bに示すよう
に弁プラグ15が上方に移動すると、上部開口面
積L1、下部開口面積L2が0<L2<L1の関係を満
たす間は下側の特性部18により流量が制御され
る。さらに弁プラグ15が上方に移動すると、同
図cおよびdに示すようにそれぞれL1=L2,L1
<L2となり上側に特性部17により流量が制御
される。ここで、上側に開口面積L1とは特性部
17と内孔12の開口端間、また下側の開口面積
L2とは特性部18と弁座14間の面積のことで
ある。
開口端間、下側の特性部18と弁座14間の間隙
の度合によつて自由に調節ができる。すなわち、
第1図aに示す弁全閉状態から同図bに示すよう
に弁プラグ15が上方に移動すると、上部開口面
積L1、下部開口面積L2が0<L2<L1の関係を満
たす間は下側の特性部18により流量が制御され
る。さらに弁プラグ15が上方に移動すると、同
図cおよびdに示すようにそれぞれL1=L2,L1
<L2となり上側に特性部17により流量が制御
される。ここで、上側に開口面積L1とは特性部
17と内孔12の開口端間、また下側の開口面積
L2とは特性部18と弁座14間の面積のことで
ある。
なお、本実施例においては、上下側特性部1
7,18を弁プラグ15に設ける例を示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、第2図
に示すように弁座環19側に2つの特性部20,
21を設けてもよい。この場合、上側の特性部2
0により弁プラグ22の大径部22aとの間で、
また下側の特性部21により弁プラグ22の着座
部22bとの間で流量制御がなされる。また、第
3図および第4図に示すように弁プラグ23,2
4と弁座環25,26とに各1個ずつ設けても勿
論よい。この場合、第3図に示す調節弁において
は、弁座環25の特性部23により弁プラグ23
の着座部23aとの間で、また弁プラグ23の特
性部28により弁座環25の開口端との間で流量
制御がなされる。第4図に示す調節弁において
は、弁プラグ24の特性部29により弁座環26
の弁座26aとの間で、また弁座環26の特性部
30により弁プラグ24の大径部31との間で流
量制御がなされる。
7,18を弁プラグ15に設ける例を示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、第2図
に示すように弁座環19側に2つの特性部20,
21を設けてもよい。この場合、上側の特性部2
0により弁プラグ22の大径部22aとの間で、
また下側の特性部21により弁プラグ22の着座
部22bとの間で流量制御がなされる。また、第
3図および第4図に示すように弁プラグ23,2
4と弁座環25,26とに各1個ずつ設けても勿
論よい。この場合、第3図に示す調節弁において
は、弁座環25の特性部23により弁プラグ23
の着座部23aとの間で、また弁プラグ23の特
性部28により弁座環25の開口端との間で流量
制御がなされる。第4図に示す調節弁において
は、弁プラグ24の特性部29により弁座環26
の弁座26aとの間で、また弁座環26の特性部
30により弁プラグ24の大径部31との間で流
量制御がなされる。
以上説明したように本発明によれば、弁プラグ
と弁座環間にそれぞれが互いに独立かつ連続して
制御可能な2つの特性部を設けたので、制御時に
各特性部による相互の制御干渉はなく、連続した
所定の流量特性を確実に得ることができる。した
がつて、例えば曲率が大きい流量特性曲線を描く
特性をもつ調節弁に実施してきわめて有効であ
る。
と弁座環間にそれぞれが互いに独立かつ連続して
制御可能な2つの特性部を設けたので、制御時に
各特性部による相互の制御干渉はなく、連続した
所定の流量特性を確実に得ることができる。した
がつて、例えば曲率が大きい流量特性曲線を描く
特性をもつ調節弁に実施してきわめて有効であ
る。
第1図a〜dは本発明に係る調節弁の動作状態
を示す断面図、第2図〜第4図は他の実施例を示
す断面図、第5図は従来の調節弁を示す断面図、
第6図は種々の調節弁の流量特性曲線を示す図、
第7図は弁プラグの特性部の設計過程を説明する
ための図である。 11……弁座環、12,13……内孔、14…
…弁座、15……弁プラグ、16……着座部、1
7,18……特性部。
を示す断面図、第2図〜第4図は他の実施例を示
す断面図、第5図は従来の調節弁を示す断面図、
第6図は種々の調節弁の流量特性曲線を示す図、
第7図は弁プラグの特性部の設計過程を説明する
ための図である。 11……弁座環、12,13……内孔、14…
…弁座、15……弁プラグ、16……着座部、1
7,18……特性部。
Claims (1)
- 1 弁座および口径が異なる2つの内孔を有する
弁座環と、この弁座環内に移動自在に配設され前
記弁座に着座可能な着座部を有する弁プラグとを
備え、この弁プラグと前記弁座環間にそれぞれが
互いに独立かつ連続して制御可能な2つの特性部
を設けたことを特徴とする調節弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22301384A JPS61103068A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 調節弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22301384A JPS61103068A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 調節弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61103068A JPS61103068A (ja) | 1986-05-21 |
JPH0330747B2 true JPH0330747B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=16791464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22301384A Granted JPS61103068A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 調節弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61103068A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5561596A (en) * | 1994-02-22 | 1996-10-01 | International Business Machines Corporation | AC line stabilization circuitry for high power factor loads |
JP2002089737A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Smc Corp | 真空排気弁 |
JP3445569B2 (ja) * | 2000-09-18 | 2003-09-08 | Smc株式会社 | パイロット式2ポート真空バルブ |
CN102364183B (zh) * | 2011-11-24 | 2013-08-28 | 四川华林自控科技有限公司 | 节能型全功能调节阀 |
JP6931597B2 (ja) * | 2017-11-29 | 2021-09-08 | 長州産業株式会社 | 蒸着装置及び蒸着方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4828819U (ja) * | 1971-08-10 | 1973-04-09 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP22301384A patent/JPS61103068A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4828819U (ja) * | 1971-08-10 | 1973-04-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61103068A (ja) | 1986-05-21 |
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