JPS6120360Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6120360Y2 JPS6120360Y2 JP13173380U JP13173380U JPS6120360Y2 JP S6120360 Y2 JPS6120360 Y2 JP S6120360Y2 JP 13173380 U JP13173380 U JP 13173380U JP 13173380 U JP13173380 U JP 13173380U JP S6120360 Y2 JPS6120360 Y2 JP S6120360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- cap body
- conical
- check valve
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 11
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は逆止弁の改良に関する。
逆止弁にはスイング式やリフト式などが一般に
用いられているが高価格なので、ダイヤフラム式
の逆止弁が開発され使用されている。第１図は従
来のダイヤフラム式の逆止弁であつて、流管体１
内に円錐形の帽体２を装着し、先端を流路の流入
方向に向け突出させた面に多数の孔２ａが設けて
ある。帽体２の内面にはゴムで形成した円錐形の
ダイヤフラム３の円錐形の頭部に軸心方向に埋設
したボルト４を帽体２の円錐形の先端の孔を通し
てナツト５で固定し、ダイヤフラム３のすそに補
強リング３ａを設けたものである。
用いられているが高価格なので、ダイヤフラム式
の逆止弁が開発され使用されている。第１図は従
来のダイヤフラム式の逆止弁であつて、流管体１
内に円錐形の帽体２を装着し、先端を流路の流入
方向に向け突出させた面に多数の孔２ａが設けて
ある。帽体２の内面にはゴムで形成した円錐形の
ダイヤフラム３の円錐形の頭部に軸心方向に埋設
したボルト４を帽体２の円錐形の先端の孔を通し
てナツト５で固定し、ダイヤフラム３のすそに補
強リング３ａを設けたものである。
矢印のように上流側より流体が流れる場合は、
流体は帽体２の孔２ａを通りダイヤフラム３を押
して下流側へ流れる。流体の流れが逆になつた場
合にはダイヤフラム３は一点鎖線のように帽体２
に押し付けられて孔２ａを塞ぎ、流体の流れは完
全に止まり逆止弁の作用をする。しかしながらダ
イヤフラム３は上流側より流体が流れて押される
と第１図のように湾曲するが軸心側はほとんど湾
曲せず、且つすその補強リング３ａのために湾曲
に対する剛性が大なので、逆止弁の流路抵抗が大
きく圧力損失が大きい欠点があつた。また流路抵
抗を少なくするためダイヤフラムをやわらかにす
ると、逆にこわれやすくなる欠点があつた。
流体は帽体２の孔２ａを通りダイヤフラム３を押
して下流側へ流れる。流体の流れが逆になつた場
合にはダイヤフラム３は一点鎖線のように帽体２
に押し付けられて孔２ａを塞ぎ、流体の流れは完
全に止まり逆止弁の作用をする。しかしながらダ
イヤフラム３は上流側より流体が流れて押される
と第１図のように湾曲するが軸心側はほとんど湾
曲せず、且つすその補強リング３ａのために湾曲
に対する剛性が大なので、逆止弁の流路抵抗が大
きく圧力損失が大きい欠点があつた。また流路抵
抗を少なくするためダイヤフラムをやわらかにす
ると、逆にこわれやすくなる欠点があつた。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、流路
抵抗を少なくし圧力損失を少なくしたダイヤフラ
ム式の逆止弁を提供することを目的とする。
抵抗を少なくし圧力損失を少なくしたダイヤフラ
ム式の逆止弁を提供することを目的とする。
以下本考案を図面に示す一実施例について説明
する。第２図において第１図と同じ作用をする部
品は同一符号としたので説明を省略する。６はダ
イヤフラム３の円錐形の頭部の軸心方向に埋設し
ダイヤフラム３を流れを沿つて所定の距離を移動
し制限する係止部を端部を設けて帽体の円錐形の
先端の孔に装着した遊嵌体である。
する。第２図において第１図と同じ作用をする部
品は同一符号としたので説明を省略する。６はダ
イヤフラム３の円錐形の頭部の軸心方向に埋設し
ダイヤフラム３を流れを沿つて所定の距離を移動
し制限する係止部を端部を設けて帽体の円錐形の
先端の孔に装着した遊嵌体である。
次に作用を説明する。上流より流体が流れる場
合は、流体は帽体２の孔２ａを通りダイヤフラム
３を下流側へ移動し遊嵌体６の係止部が帽体に当
接して、ダイヤフラム３との帽体２との間に間隙
ができ、流体はこの間隙を通つて下流側へ流れ
る。流体の流れが逆になつた場合は下流側の流体
によりダイヤフラム３を上流側に押して一点鎖線
のように帽体２に密着させて孔２ａを塞ぎ流れを
止めて逆止弁の作用をする。
合は、流体は帽体２の孔２ａを通りダイヤフラム
３を下流側へ移動し遊嵌体６の係止部が帽体に当
接して、ダイヤフラム３との帽体２との間に間隙
ができ、流体はこの間隙を通つて下流側へ流れ
る。流体の流れが逆になつた場合は下流側の流体
によりダイヤフラム３を上流側に押して一点鎖線
のように帽体２に密着させて孔２ａを塞ぎ流れを
止めて逆止弁の作用をする。
第３図は逆止弁の圧力損失特性曲線図であつ
て、横軸は流量、縦軸は圧力損失、曲線７は第１
図の逆止弁の圧力損失特性曲線、曲線８は第２図
の逆止弁の圧力損失特性曲線であ。図から明らか
なように本考案の逆止弁は従来の逆止弁に比して
圧力損失は大幅に小さくなり、しかも移動する距
離を変えることによつて圧力損失を調整すること
もできる。
て、横軸は流量、縦軸は圧力損失、曲線７は第１
図の逆止弁の圧力損失特性曲線、曲線８は第２図
の逆止弁の圧力損失特性曲線であ。図から明らか
なように本考案の逆止弁は従来の逆止弁に比して
圧力損失は大幅に小さくなり、しかも移動する距
離を変えることによつて圧力損失を調整すること
もできる。
第４図は他の実施例であつて、配管に取付ける
ストレーナ９のフイルタ１０に本考案の逆止弁１
１を組込んだもので、配管を簡略化することがで
きる。
ストレーナ９のフイルタ１０に本考案の逆止弁１
１を組込んだもので、配管を簡略化することがで
きる。
以上のように本考案によれば、逆止弁として円
錐形の先端を流路の流入方向に向けて多数の孔を
設けた帽体を配設し、帽体の内面に合致するダイ
ヤフラムを円錐形の頭部に軸心方向に埋設した遊
嵌体を帽体の円錐形の先端の孔に装着して所定の
距離を移動できるようにしたので、流路抵抗は少
なくなり圧力損失を大幅に減少させることがで
き、圧力損失を調整することができるなどの効果
がある。
錐形の先端を流路の流入方向に向けて多数の孔を
設けた帽体を配設し、帽体の内面に合致するダイ
ヤフラムを円錐形の頭部に軸心方向に埋設した遊
嵌体を帽体の円錐形の先端の孔に装着して所定の
距離を移動できるようにしたので、流路抵抗は少
なくなり圧力損失を大幅に減少させることがで
き、圧力損失を調整することができるなどの効果
がある。
第１図は従来の逆止弁を示す縦断面図、第２図
は本考案の逆止弁の一実施例を示す縦断面図、第
３図は圧力損失特性曲線図、第４図は他の実施例
を示す縦断面図である。 １…流体管、２…帽体、２ａ…孔、３…ダイヤ
フラム、６…遊嵌体。
は本考案の逆止弁の一実施例を示す縦断面図、第
３図は圧力損失特性曲線図、第４図は他の実施例
を示す縦断面図である。 １…流体管、２…帽体、２ａ…孔、３…ダイヤ
フラム、６…遊嵌体。
Claims (1)
- 円錐形の先端を流路の流入方向に向けて配設
し、多数の孔を設けた帽体と、この帽体の内面に
円錐形を合致させたダイヤフラムと、このダイヤ
フラムの円錐形の頭部に軸心方向に埋設しダイヤ
フラムを流れに沿つて所定の距離を移動できるよ
うに前記帽体の円錐形の先端の孔に装着した遊嵌
体とからなる逆止弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13173380U JPS6120360Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13173380U JPS6120360Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5754769U JPS5754769U (ja) | 1982-03-30 |
| JPS6120360Y2 true JPS6120360Y2 (ja) | 1986-06-19 |
Family
ID=29492002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13173380U Expired JPS6120360Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6120360Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-18 JP JP13173380U patent/JPS6120360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5754769U (ja) | 1982-03-30 |
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