JPS6233170Y2 - - Google Patents

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JPS6233170Y2
JPS6233170Y2 JP1978028354U JP2835478U JPS6233170Y2 JP S6233170 Y2 JPS6233170 Y2 JP S6233170Y2 JP 1978028354 U JP1978028354 U JP 1978028354U JP 2835478 U JP2835478 U JP 2835478U JP S6233170 Y2 JPS6233170 Y2 JP S6233170Y2
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JP
Japan
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valve
packing
plate
plate valve
valve seat
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JP1978028354U
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JPS54131134U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、弁棒の傾倒により板弁を弁座に対
して傾倒させ開弁する形式の水栓の改良に関す
る。
(従来技術) この種の従来例として実公昭49−39217号公報
に記載された考案が知られている。
この考案は、第2図および第3図に示されてい
る通り、弁座と環体の外環突条とが線接触し、弁
と環体の内環突条とが線接触するから、外環突条
および内環突条に局部的に繰り返し押圧力が作用
して比較的短時間に両突条が摩滅し、弁座と環
体、弁と環体の接触が不充分となり、ひいては円
滑に流量を制御できなくなるとともに水漏れを生
ずる不利益がある。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、上記の不利益に鑑み、パツキング
が常に板弁や弁座に対して広範囲に流体の圧力に
応じて線接触から面接触することにより、閉弁時
の水密性を確保することと併せていわゆる傾斜式
弁の開弁時の偏荷重に基づく応力集中によるパツ
キングの損傷、弾性劣化を回避すること、パツキ
ングに対する荷重応力を分散して耐久性を図るこ
とを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決する手段) この考案の基本的構成は、弁口の周囲に弁座を
有する一次側の弁室内に弁棒が連設された板弁が
弾装配置され、前記の弁座と前記の板弁との間に
弁棒の傾倒により板弁を弁座に対し傾倒させるこ
とにより開弁する環状のパツキングを設けてなる
水栓において、 そのパツキングは、平板状の環状の座金の周縁
部をゴム、軟質合成樹脂による環状のパツキング
主体で包み込み、そのパツキング主体は環状の座
金の板弁側の肉厚が外周から内周にかけて徐々に
厚く板弁側に傾斜した円錐状凸面を形成し、環状
の座金の弁座側の肉厚は外周から内周にかけて
徐々に薄くして板弁側に傾斜した円錐状凹面を傾
斜してなり、そのパツキングは円錐状凹面側の外
周縁が弁座に接圧し、円錐状凸面側の内周縁が板
弁に接圧してなる水栓である。
(考案の実施例) この実施例は第1図に示すように混合室B内に
下部に截頭円錐状のカム部11を有し、カム部1
1の上方を円柱状に形成し、その上端に上下動自
在のレバー19を取付けてなる作動桿18が上下
摺動自在に設けられ、混合室Bの下方には吐水管
20が設けてある。
第1図および第4図に示すように湯水混合栓A
の混合室Bの側方に2個の弁室9が並列に配置さ
れ、混合室Bと夫々の弁室9の境に弁口10を
夫々形成し、弁口10の周囲には弁座Cが形成さ
れている。
混合室Bと夫々の弁室9間に弁口10を介して
弁棒6が公知のフラツシユバルブの弁棒と同様に
傾倒自在に装入され、弁棒6の混合室B側には環
体12が装着され、この環体12は作動桿18の
截頭円錐状のカム部11の上方寄りの側方に直角
方向に向けて当接されている。
従つて2本の弁棒6の一端の混合室B側はカム
部11の上方寄りを両側から挟むように配置され
ている。
他方弁棒6の他端には第3図に示すように周縁
に多数の切欠き7を形成してなる板弁8が設けら
れており、板弁8の座14と弁室9の側方に設け
た栓15との間にスプリング13とストレーナ1
6が配置してある。
他方第2図に示すように環状であつて、内側に
弁棒6の径より大きい径による挿入孔5aを有
し、一側面に外周縁から内側に設けた挿入孔2側
にかけて外側に傾斜した円錐状凸面1bを形成
し、他側面に外周縁からその挿入孔2側にかけて
内側に傾斜した円錐状凹面1cを形成してなるゴ
ム、軟質合成樹脂によるパツキング主体1aを設
け、そして弁棒6の径より大きい径による挿入孔
5aを形成した座金5を設け、座金5の挿入孔5
aとパツキング主体1aの挿入孔2を同心円状に
なるよう座金5の周縁部をパツキング主体1aに
埋設させて円錐状凸面1bを形成する側では肉厚
が座金5の面よりパツキング主体1aの外周縁か
ら挿入孔2側にかけて徐々に厚くなり、また円錐
状凹面1cを形成する側では外周縁から挿入孔2
側にかけて徐々に薄く形成してなるパツキング1
を設ける。
換言すれば板弁8と弁座Cとの間に装着される
パツキング1は、平板状の環状の座金5の周囲縁
はゴム、軟質合成樹脂による環状のパツキング主
体1aで包み込まれ、そのパツキング主体1aは
環状の座金5の板弁8側の肉厚が外周から内周に
かけて徐々に厚く板弁8側に傾斜した円錐状凸面
1bが形成され、環状の座金5の弁座C側の肉厚
は外周から内周にかけて徐々に薄くして板弁8側
に傾斜した円錐状凹面1cが形成されている。
そして弁口10の周囲の弁座Cと板弁8との間
にパツキング1の円錐状凸面1bを板弁8側に向
け、他方円錐状凹面1cを弁座C側に向け、パツ
キング主体1aの挿入孔2および座金5の挿入孔
5aと弁棒6との間に間隙を持たせてパツキング
1が弁棒6に遊嵌されている。
なお図面上第1図の符号「17」はこの混合栓A
と水道管や湯沸器を連通させる連結管であり、符
号「4」はパツキング主体1aの円錐状凹面1c
の外周縁を示し、符号「3」はパツキング主体1
aの内周縁を示している。
この考案において弁口10の開閉を行うには、
第1図に示すようにレバー19を鎖線19′に示
す位置に押し下げて作動桿18を逆に上昇させ
る。
かくして作動桿18のカム部11が上昇してカ
ム部11のテーパー面により弁棒6は第5図に示
すように一定の角度を以て傾倒されるから、第5
図に示すように弁棒6の他端に取付けられた板弁
8はスプリング13の弾発力に抗して弁棒6の傾
斜角に従つてスプリング13側に傾き、パツキン
グ1は弁棒6に対して遊嵌されているから、パツ
キング1は弁棒6の傾倒に従つて傾くことがない
から、弁棒6とパツキング主体1aの挿入孔2お
よび座金5の挿入孔5aとの間には流体が通ずる
だけの間隙が生じている。
従つて連結管17側から供給された流体はスト
レーナ16により濾過され、板弁8の切欠き7お
よび板弁8の外周と弁室9内面との間に生ずる間
隙を通り、ひきつづき弁棒6とパツキング主体1
aの挿入孔2および座金5の挿入孔5aとの間の
間隙を通つて弁口10から混合室Bに達し、流体
は吐出管20から外部へ供給される。
他方レバー19を鎖線19′の位置から実線で
示したレバー19の位置に戻して作動桿18を降
下させると弁棒6は傾斜状態から垂直状態に戻
り、かつスプリング13の復元力によつて板弁8
の内側面の外周寄りの部分がパツキング1の円錐
状凸面1bに押し付けられ、またパツキング1の
円錐状凹面1cは弁座Cに押し付けられ、弁口1
0から流体が流出することを抑制する。
(考案の作用効果) この考案は、上記の構成であるから、以下の利
点を有する。
(1) この考案のパツキングは、平板状の座金の周
縁部がゴム、軟質合成樹脂による環状のパツキ
ング主体で包み込まれ、その主体は座金の板弁
側の肉厚が外周から内周にかけて徐々に厚く板
弁側に傾斜した円錐状凸面が形成され、他方座
金の弁座側の肉厚は外周から内周にかけて徐々
に薄く板弁側に傾斜した円錐状凹面が形成され
ているから、座金の両側に形成された円錐状凹
凸面の単位肉厚あたりの弾性反発力は肉厚部か
ら肉薄部に至るに従つて夫々大きくなるため板
弁および弁座に受ける流体の押圧力が小さく低
水圧時および弾性付勢力が小さい場合でも板弁
および弁座に接触するパツキングの接触部分つ
まり円錐状凸面および円錐状凹面は容易に弾性
変形する。
このため板弁と円錐状凸面、弁座と円錐状凹
面の接触状態は夫々線接触から面接触に変化
し、水密性を確実にする。
また板弁および弁座に受ける押圧力が大きい
高圧時においては弾性反発力の大きい夫々の薄
肉部へと面接触を拡大するため押圧力を分散し
て受けるから、パツキングは局部的に応力を受
けることがない。
(2) パツキングの板弁および弁座に対する接触状
態は線接触から面接触へと変化することによ
り、閉弁時の水密性を確保しつつも、傾斜式弁
の開弁の偏荷重による応力集中を肉厚部の面接
触により有効に回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案要部を破断して示す側面図、第2
図は弁棒にパツキングを装入した状態を示す拡大
側面図、第3図は板弁の正面図、第4図は第1図
Z−Z線の横断面図、第5図は作動要領を示す要
部の横断面図である。 主要部分の符号の説明、1……パツキング、1
a……パツキング主体、1b……円錐状凸面、1
c……円錐状凹面、5……座金、6……弁棒、8
……板弁、9……弁室、10………弁口、C……
弁座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁口10の周囲に弁座Cを有する一次側の弁室
    9内に弁棒6が連設された板弁8が弾装配置さ
    れ、前記の弁座Cと前記の板弁8との間に前記弁
    棒6の傾倒により板弁8を弁座Cに対し傾倒させ
    ることにより開弁する環状のパツキングを設けて
    なる水栓において、 そのパツキング1は、平板状の環状の座金5の
    周縁部をゴム、軟質合成樹脂による環状のパツキ
    ング主体1aで包み込み、そのパツキング主体1
    aは環状の座金5の板弁8側の肉厚が外周から内
    周にかけて徐々に厚く板弁8側に傾斜した円錐状
    凸面1bを形成し、環状の座金5の弁座C側の肉
    厚は外周から内周にかけて徐々に薄くして板弁8
    側に傾斜した円錐状凹面1cを形成してなり、そ
    のパツキング1は円錐状凹面1c側の外周縁が弁
    座Cに接圧し、円錐状凸面1b側の内周縁が板弁
    8に接圧してなる水栓。
JP1978028354U 1978-03-06 1978-03-06 Expired JPS6233170Y2 (ja)

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JP1978028354U JPS6233170Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06

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JP1978028354U JPS6233170Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06

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Publication Number Publication Date
JPS54131134U JPS54131134U (ja) 1979-09-11
JPS6233170Y2 true JPS6233170Y2 (ja) 1987-08-25

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ID=28874171

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833335Y2 (ja) * 1979-02-14 1983-07-25 北村バルブ株式会社 バルブ
JP5110252B2 (ja) * 2006-09-19 2012-12-26 Nok株式会社 バルブのシール構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939217U (ja) * 1972-07-04 1974-04-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49147456U (ja) * 1973-04-23 1974-12-19
JPS52116656U (ja) * 1976-02-28 1977-09-05

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JPS4939217U (ja) * 1972-07-04 1974-04-06

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