JPH0330501Y2 - - Google Patents

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JPH0330501Y2
JPH0330501Y2 JP1985195825U JP19582585U JPH0330501Y2 JP H0330501 Y2 JPH0330501 Y2 JP H0330501Y2 JP 1985195825 U JP1985195825 U JP 1985195825U JP 19582585 U JP19582585 U JP 19582585U JP H0330501 Y2 JPH0330501 Y2 JP H0330501Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、基礎コンクリート用型枠のコーナ
部の連結具に関するものである。
(従来の技術) 一般に、住宅等の基礎コンクリートを成型する
際には、第8図に示すように所定長さの複数個の
型枠1,2を連結して外側型枠組付体3を形成す
るとともに、同じく複数個の型枠1,2を連結し
て前記外側型枠組付体3から所定の間隔をおいた
位置に内側型枠組付体4を形成し、両型枠組付体
3,4間にコンクリートを打設して基礎コンクリ
ートを成型していた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来では第8図に示すように、内側
型枠組立体4のコーナ部に、平面形ほぼL字形の
コーナ用型枠5を使用しているため、このコーナ
用型枠5を平板状の型枠1,2とともに運搬した
り保管したりする場合、コーナ用型枠5が嵩張つ
て運搬や保管を困難にするとともに、広いスペー
スを必要とするという問題があつた。
又、この従来構成においては、第8図に鎖線で
示すように成型しようとする基礎コンクリートの
幅がW1からW2に変化した場合、内側型枠組立
体4のコーナ部に、一側片の長さをX1からX2
に変更したコーナ用型枠5を使用したり、内側型
枠組立体4の対向する側部に、成型面の長さをY
1からY2に変更した平板状の型枠2を使用した
りしているため、コーナ用型枠5又は平板状の型
枠1,2として寸法の異なる多種類のものを用意
しなければならず、構成が煩雑になるとともにそ
れらの選択的使用が極めて面倒であるという問題
があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は、前記のような問題点に着目してな
されたものであつて、基礎コンクリートのコーナ
部における内側面を成型するために、成型面12
aがほぼ直交する面内に位置するよう互いに近接
して対向配置された一対の型枠12を相互に連結
する連結具において、前記両型枠12に位置決め
固定するために、ほぼ直交する方向に延びる一対
の固定板部20a,20bを設け、その各固定板
部20a,20bにはそれぞれ、型枠12上の位
置決め部18に対し突起と孔との係合関係にて係
合可能な係合部21を設けるとともに、型枠12
上の孔19に合致可能な結合部材取着用の孔22
を形成し、該孔22と前記係合部21とが前記各
固定板部20a,20b上でその延長方向にそれ
ぞれ所定間隔をおいて設けたことを要旨としてい
る。
(作用) 従つて、この考案によれば、連結具自体の構造
が平板状とされており簡単で嵩張らず、運搬や保
管を型枠等とともに容易に行うことができ、ま
た、一対の固定板部が型枠上でほぼ直交する方向
に延びるように設けられているため、この固定板
部が型枠から外側にはみ出ず、突起と孔との係合
関係で係合できる係合部が設けられているため、
係合させるだけで簡単かつ正確に型枠を固定でき
る。しかも成型しようとする基礎コンクリートの
幅が変化した場合でも、同一寸法の型枠を使用し
てそれらを容易に連結することができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1〜7図に従つ
て詳細に説明する。
さて、この実施例においては、第1,2図に示
すように長さの異なる2種類の平板状の型枠1
1,12が多数用意され、一方の型枠11を後述
する結合部材23等により連結して外側型枠組立
体13が形成されるとともに、その外側型枠組立
体13から所定間隔をおいた位置で、両型枠1
1,12を結合部材23等により連結して内側型
枠組立体14が形成されている。外側型枠組立体
13のコーナ部には平面形ほぼW字状をなすコー
ナ成型板15が配置され、結合部材23等により
隣接する一対の型枠11の端縁にそれぞれ結合固
定されている。
一方、前記内側型枠組立体14の各コーナ部に
おいて、成型面12aがほぼ直交する面内に位置
するように互いに近接して対向配置された一対の
型枠12は、第1,3,4図に示すようにその裏
面に上下方向に平行に延びる一対の補強板16を
有し、その補強板16間には横方向へ平行に延び
る上下一対の連結板17が架設固定されている。
各連結板17上には位置決め部としての一対の位
置決めピン18が型枠12の中央から左右に所定
等間隔をおいて架設されるとともに、両位置決め
ピン18間において各連結板17上には一対の挿
通孔19が型枠12の中央から左右に所定等間隔
をおいて形成されている。
前記内側型枠組立体14の各コーナ部に対向配
置された一対の型枠12間に装着されて、それら
を相互に連結するための連結具20は平板状に形
成され、その両側縁にはほぼ直交する方向に延び
る一対の固定板部20a,20bが設けられると
ともに、両固定板部20a,20b間にはそれら
を一体的に結合する結合板部20cが設けられて
いる。両固定板部20a,20b上には係合部と
しての係合孔21及び挿通孔22が、各固定板部
20a,20bの延長方向にそれぞれ所定同間隔
P(第5図参照)をおいて形成されている。
そして、前記連結具20の両固定板部20a,
20bをコーナ部における一対の型枠12の連結
板17上に重合配置した時、各係合孔21が連結
板17上のコーナ部側の位置決めピン18にそれ
ぞれ係合して、両固定板部20a,20bが各型
枠12の連結板17上の所定位置に位置決めさ
れ、この状態で両固定板部20a,20b上の挿
通孔22が各連結板17上のコーナ部と反対側の
挿通孔19にそれぞれ合致するようになつてい
る。又、この状態で第1,3,4図に示すよう
に、挿通ピン23a、挾持部23b及びハンドル
部23cを有する結合部材23の挿通ピン23a
を両挿通孔19,22に挿通し、そのピン23a
を中心にして結合部材23を回動させた時、挾持
部23bにより前記型枠12の連結板17と連結
具20の固定板部20a,20bとが挾着固定さ
れて、一対の型枠12が互いに連結されるように
なつている。
さらに、この実施例では、前記連結具20上の
一方の固定板部20aの延長方向における一対の
係合孔21の配置間隔が、第5図a,b,cにL
1,L2,L3で示すようにそれぞれ異なつた数
種類の連結具20A,20B,20Cが用意さ
れ、これら連結具20A〜20Cを前記コーナ部
の型枠12間に選択的に装着することにより、第
1,2図に鎖線で示すように、固定板部20a側
の一方の型枠12を基準にしその成型面12aに
沿つて固定板部20b側の他方の型枠12を平行
に移動配置できるようになつている。又、第5図
a,bに示す連結具20A,20Bについては、
一対の係合孔21が、一方の固定板部20aの延
長方向に対する間隔L1,L2と他方の固定板部
20bの延長方向に対する間隔とを異にするよう
に形成され、第2図に示す内側型枠組立体14の
左右のコーナ部においては、連結具20A,20
Bを表裏逆にして両型枠12間に装着できるよう
になつている。
さらに、第1〜3図に示すように、前記内側型
枠組立体14のコーナ部における一対の型枠12
の対向端縁間には平面形ほぼL字状の閉塞板24
が配設され、両型枠12の対向端縁間に形成され
る隙間を閉塞するようになつている。閉塞板24
の一側内面には上下一対の永久磁石25が取付板
26を介して固定され、この永久磁石25により
閉塞板24を一方の型枠12の端縁に吸着固定で
きるようになつている。
なお、内外両型枠組付体13,14において使
用される平板状の長い型枠11の構成を第6,7
図に従つて説明すると、この型枠11の一端部に
は上下一対の前記結合部材23が予め分離不能に
組付けられている。型枠11の一端縁に固着され
た連結桟28の内面には上下一対の取付片29が
固着され、各取付片29と連結棧28との間には
結合部材23がその挿通ピン23aにて回動及び
スライド可能に挿通支持されている。又、挿通ピ
ン23aが挿通される部分の連結棧28には凹部
30が内側に若干くぼむようにして形成されてい
る。そして、第7図の状態において結合部材23
を手前側にほぼ90度の角度で回動し、それを外側
にスライドさせて挿通ピン23aを他方の型枠1
1の連結棧28に設けた連結孔(図示しない)に
挿通した後、結合部材23を原位置に復帰回動す
れば、第6図に示すように、結合部材23の挾持
部23bにより隣接する両型枠11の連結棧28
が前記凹部30の弾性を介して強力に挾持連結さ
れるようになつている。第1,6,7図に示す3
1は断面略V字状に折曲形成された補強桟であ
る。
従つて、第1,2図に実線及び鎖線で示すよう
に、内側型枠組立体14のコーナ部における一対
の型枠12の連結に際し、第5図a〜cに示す連
結具20A,20B,20Cを選択的に使用すれ
ば、固定板部20a側の一方の型枠12を基準に
し、その成形面12aに沿つて固定板部20b側
の他方の型枠12を平行に移動配置することがで
き、外側型枠組立体13に対する内側型枠組立体
14の間隔を第1,2図にW1,W2で示すよう
に容易に変更することができる。そのために、成
型しようとする基礎コンクリートの幅が変化した
場合でも、寸法の異なつた多種類の型枠12を用
意する必要がなく、容易に対処することができ
る。
又、連結具は平板状に形成されているため、構
造が簡単であるとともに嵩張らず、運搬や保管に
際して平板状の型枠11,12等とともに広いス
ペースを要することなく容易に取扱うことができ
る。さらに、コーナ部における一対の型枠12に
対する連結具20A〜20Cの装着に際しても、
位置決めピン18と係合孔21との係合及び互い
に合致した挿通孔19,22に対する結合部材2
3の取着により、両型枠12間に連結具20A〜
20Cを容易かつ確実に固定することができる。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、この考案の趣旨から逸脱しない
範囲で各部の構成を任意に変更して具体化するこ
とも可能である。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案によれば、連結具
自体の構造が簡単で嵩張らず、運搬や保管を型枠
等とともに容易に行うことができ、また、一対の
固定板部が型枠上でほぼ直交する方向に延びるよ
うに設けられているため、この固定板部が型枠か
ら外側にはみ出ず投入したコンクリートが付着す
ることがない、さらに、突起と孔とを係合させる
だけで簡単かつ正確に型枠を固定できる。しかも
成型しようとする基礎コンクリートの幅が変化し
た場合でも、同一寸法の型枠を使用してそれらを
容易に連結することができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す型枠組立体
の部分破断平面図、第2図は型枠組立体のほぼ全
容を縮小して示す部分平面図、第3図は内側型枠
組立体のコーナ部の組付構成を示す分解斜視図、
第4図は第1図のA−A線における部分拡大断面
図、第5図a,b,cは連結具の異なつた形状を
示す平面図、第6図は平板状の長い型枠の組付構
成を示す斜視図、第7図は長い型枠の正面図、第
8図は従来構成の型枠組立体を示す部分平面図で
ある。 12……型枠、12a……成型面、18……位
置決め部としての位置決めピン、19……挿通
孔、20……連結具、20a,20b……固定板
部、21……係合部としての係合孔、22……挿
通孔、23……結合部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 基礎コンクリートのコーナ部における内側面
    を成型するために、成型面12aがほぼ直交す
    る面内に位置するよう互いに近接して対向配置
    された一対の型枠12を相互に連結する板状の
    連結具において、 前記両型枠12に位置決め固定するために、
    ほぼ直交する方向に延びる一対の固定板部20
    a,20bを設け、その各固定板部20a,2
    0bにはそれぞれ、型枠12上の位置決め部1
    8に対し突起と孔との係合関係にて係合可能な
    係合部21を設けるとともに、型枠12上の孔
    19に合致可能な結合部材取着用の孔22を形
    成し、該孔22と前記係合部21とが前記各固
    定板部20a,20b上でその延長方向にそれ
    ぞれ所定間隔をおいて設けられたことを特徴と
    する基礎コンクリート用型枠のコーナ部の連結
    具。 2 前記係合部は、型枠12上の位置決めピン1
    8に係合可能な係合孔21であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項に記載の基
    礎コンクリート用型枠のコーナ部の連結具。 3 前記一対の係合部21は、一方の固定板部2
    0aの延長方向に対する間隔と他方の固定板部
    20bの延長方向に対する間隔とが異なるよう
    に形成され、表裏のいずれの状態でも選択的に
    使用できるように構成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の基礎コンクリート用型枠のコーナ部の
    連結具。
JP1985195825U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0330501Y2 (ja)

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JPS62103936U JPS62103936U (ja) 1987-07-02
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JPS5314329B2 (ja) * 1972-09-20 1978-05-17

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