JP2564260Y2 - 構築用支柱 - Google Patents

構築用支柱

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JP2564260Y2
JP2564260Y2 JP1993039584U JP3958493U JP2564260Y2 JP 2564260 Y2 JP2564260 Y2 JP 2564260Y2 JP 1993039584 U JP1993039584 U JP 1993039584U JP 3958493 U JP3958493 U JP 3958493U JP 2564260 Y2 JP2564260 Y2 JP 2564260Y2
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wall
column
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insertion piece
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JP1993039584U
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JPH071126U (ja
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、構築用支柱の構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から支柱の側面溝部に横架材や壁材
等の端部を挿嵌し、掛止鉤により溝底に掛合させて横架
材等を支柱に接続するものが多く採用されているが、そ
の掛止鉤の掛合部の強度が充分とは言えない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案においては、各
種催し場等の特設会場の構築物設営に当って、前記従来
例のような支柱を利用すると、掛合部の強度が充分でな
く、構築物が横方向にぐらつく惧れがあるのでその強度
を補充したものを構成し、構築物の外周壁や間仕切壁が
ぐらつくことなく頑丈に組立てられ、組立作業が簡易で
分解も容易にできる支柱と壁部との組合わせ機構を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】支柱の一側面又は両側面
あるいは四側面等に横架材又は壁材の端部を挿嵌掛着し
て横架材や壁材を接続できる溝部を凹設するものであっ
て、その溝部の中心線上に沿って挿入片を突設し、該挿
入片の両側部で溝底壁に左右一対宛の掛止孔を所定間隔
で列設した支柱を構成し、横架材や壁材の接続端部に前
記両掛止孔に対応して掛合可能な両掛止鉤を突設すると
共に、該両掛止鉤間に前記支柱の挿入片を挿入掛合する
切込み孔を設け、前記両掛止鉤を掛止孔に掛入すると共
に、挿入片を切込み孔に挿入掛合することにより支柱に
横架材や壁材を接続するよう構成するものであって、こ
のような支柱と横架材及び壁材との組合せにより間仕切
り壁部等を構築する。
【0005】
【作用】支柱の溝部に挿嵌させた横架材や壁材の接続端
部に突設した掛止鉤と支柱の溝底壁の両掛止孔との掛合
及び挿入片と切込み孔との掛合とにより前記各部材が接
続されるもので、その掛合部が両掛止鉤と挿入片との横
方向三箇所の掛合であるから、掛合部における横揺れを
防止し、かつ支柱の溝部両側壁でも横架材等の接続端部
を左右両側から支えるので、その掛合固定が確実であ
り、頑丈な構築物を組立構成する。
【0006】
【実施例】添付図面の図1は、本考案の一実施例を示し
た斜視図であり、符号1は支柱、2は横架材、3は壁材
を夫夫示し、支柱1に横架材2及び壁材3を共に掛合し
て三者を組合わせ接続した状態の要部を示してあり、支
柱1は、横断面がH形状の型材で、その両面に形成され
たコの字形の溝部1aの中心線上に沿って挿入片1bを
突設し、該挿入片1bの両側部で溝底壁1cに係止孔イ
を図2の分解図に示すように、左右一対宛を所定間隔で
列設してあり、該両掛止孔イ,イに横架材2の端部両側
に突設された両掛止鉤2a,2aを掛入すると共に、支
柱の挿入片1bを横架材2の切込条孔2cへ挿入掛合す
ることにより、横架材2を支柱1に掛着接続してあり、
なお、横架材2の下側に壁材3の上端折曲縁3aを嵌合
し、該壁材3の端面に突設した各掛止鉤2a,2dをも
支柱の掛止孔に掛入して掛着してある。
【0007】横架材2と壁材3も図2に分解して示して
あり、横架材2は、溝形材をうつ伏せ状にしてその端部
両側に対設した両掛止鉤2a,2aの間で溝底壁2bの
端部中央に切込条孔2cを設けてある。壁材3は、平板
の周縁部を夫夫同一方向へ浅溝状に折曲げて上下端折曲
縁3a,3bと側端折曲縁3cとを形成し、側端折曲縁
3cの端縁部から複数の掛止鉤3d,3dを突設してあ
る。そして、図1に示すように、支柱1に対して壁材3
の側端折曲縁3cを溝部1aに挿入し掛止鉤3dを掛止
孔イへ掛入して壁材3を支柱に接続し、更に前記壁材3
の上端折曲縁3aの上側に被着嵌合させるよう横架材2
を配してその端部を支柱1の溝部1aに挿入し、両側掛
止鉤2a,2aを両側掛止孔イ,イへ掛入すると共に、
支柱1の溝1aに突設された挿入片1bを横架材2の端
部の切込条孔2cに挿入掛合することにより、横架材2
と壁材3を共に支柱1へ挿嵌接続するよう構成してあ
る。
【0008】図3は、本考案における支柱につき他の実
施例三種を示した各斜視図であって、 (a)図に示す支柱4は、前記支柱1の変形体であり、
H形状の型材において二重の溝底壁4a,4a′を中央
部に並設し、各底壁の中心線上に沿って夫夫挿入片4
b,4b′を突設し、各挿入片の両側部で溝底壁に掛止
孔ロ…を列設したものである。 (b)図に示す支柱5は、更に溝部を増設して前後両面
部と左右両側面部との四面に溝部を設けたもので、左右
両側部に配した支柱5a,5bは、溝底部に上げ底壁
6,6′を設け、該上げ底壁6,6′の中心線上に沿っ
て挿入片7,7′を突設し、該挿入片の両側底壁部に夫
夫掛止孔ハ…を列設してある。また、前後両面部に配し
た支柱5c,5dは、前記左右両側面部の両支柱間隙内
中央部において、両隔壁8,9を橋架した形状であっ
て、前記両隔壁8,9の中心線上に沿って夫夫挿入片を
突設すると共に、各挿入片の両側部底壁に夫夫掛止孔ニ
…を列設してある。 (c)図に示す支柱10は、溝形の支柱10a,10b
を平面視直交状に配して一体化した形状のもので、隣り
合う直角両面に夫夫溝部を開口させてあり、該両溝部に
二重に設けた上げ底壁の中心線上に沿って夫夫挿入片を
突設し、該両挿入片の両側底壁部に夫夫掛止孔ホ…を列
設してある。
【0009】図4は、前記図3に示した三種の支柱4,
5,10の使用位置と壁材Wとの接合状態を示した平面
図であって、支柱4は壁材W間の中間位置において両方
の壁材を直線状に連結するのに使用し、支柱5は更に壁
材を四方十字状に連結するのに使用し、支柱10は壁の
隅角部において壁材Wを直交状に連結するのに使用する
ものである。
【0010】本考案は、前記各実施例の支柱に限定する
ことなく、支柱の溝部の方向を支柱中心から任意の方向
例えば、45度毎、60度毎、90度毎、120度毎等
に配置して放射状に設けることにより、壁板を任意な複
数の方向に連設してゆくことが可能である。なお又、壁
板3は、図1、図2に図示した薄平板折曲げ製のものに
限らず、横架材2の溝幅の厚さを有する分厚い板材や断
熱板を用いてその板材等の接続端面の中心線部に切込条
孔を設けて、支柱の挿入片1bをこの切込条孔に挿入掛
合させるよう構成することも考えられ、それを容易に実
施することができる。
【0011】
【考案の効果】 本考案の支柱と横架材、壁材とを適
宜に組合わして接続することにより、構築物の壁部を各
種の形状に組立構成することができ、組立分解が自在な
構築物の組立機構を提供できる。 支柱の溝部に突設した挿入片を横架材や壁材の接続
端部の切込条孔に挿入掛合させ、溝部両側の両掛止孔へ
横架材や壁材の接続端部に突設した両掛止鉤を掛入する
ことにより、支柱の溝部内で横方向の三箇所で互に掛合
が行われるから掛合力が強力であって、掛合部における
横揺れを防止し、かつ支柱溝部の両側壁でも接続部材の
掛合端部を左右両側から支えるので、それらの固定が確
実であって、頑丈な構築物を組立構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した支柱と横架材、壁材
との接続状態の斜視図
【図2】図1に示した接続各部材を分解して示した分解
斜視図
【図3】本考案の支柱につき他の実施例三種の支柱を示
した各支柱の斜視図
【図4】図3に示した各支柱の使用位置と壁材との接続
状態を示した平面図
【符号の説明】
1…支柱 1a…溝部 1b…挿入片 1c…溝底壁 2… 横架材 2a…掛止鉤 2b…溝底壁 2c…切込条孔 3…壁材 3a…上端折曲縁 3b…下端折曲壁 3c…側端折曲縁 3d…掛止鉤 イ…掛止孔 ロ…掛止孔 ハ…掛止孔 ニ…掛止孔 ホ…掛止孔 4…他の実施例支柱 5…他の実施例支柱 10…他の実施例支柱 W…壁材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱体の外周面で長手方向に凹設した溝部
    に掛止孔を設け、該掛止孔に横架材又は壁材の接続端部
    を掛着して接続するよう構成した支柱において、前記溝
    部の中心線上に沿って挿入片を突設し、該挿入片の左右
    両側部の溝底壁に左右一対宛の掛止孔を所定間隔で列設
    し、該一対の掛止孔に掛入可能な一対の掛止鉤を横材又
    は壁材の接続端部に突設すると共に、該両掛止鉤の間に
    前記支柱の挿入片を挿入掛合する切込条孔を設けて該切
    込条孔に挿入片を掛入して横架材又は壁材の掛止鉤を支
    柱の掛止孔に掛入するようにした構築用支柱。
  2. 【請求項2】 支柱を断面H形状の型材で構成し、該支
    柱の相反する両面の溝部底壁の中心線上に沿って挿入片
    を突設し、該挿入片の両側部に左右一対宛の掛止孔を所
    定間隔で列設した構築用支柱。
JP1993039584U 1993-06-10 1993-06-10 構築用支柱 Expired - Lifetime JP2564260Y2 (ja)

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JPH071126U JPH071126U (ja) 1995-01-10
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