JPH0330178Y2 - - Google Patents

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JPH0330178Y2
JPH0330178Y2 JP1985075472U JP7547285U JPH0330178Y2 JP H0330178 Y2 JPH0330178 Y2 JP H0330178Y2 JP 1985075472 U JP1985075472 U JP 1985075472U JP 7547285 U JP7547285 U JP 7547285U JP H0330178 Y2 JPH0330178 Y2 JP H0330178Y2
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JP
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pipe
port
filler
fuel
insulating
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JP1985075472U
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JPS61190723U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樹脂製フイラーパイプに係るものであ
り、樹脂製のフイラーパイプの内部の、従来使用
されて来た導電ロツドの装用を廃止したものであ
る。
(従来の技術) 自動車に搭載する燃料タンクのパイプ形注油口
と、自動車ボデイに設ける金属製燃料補給口の管
部間に介挿するフイラーパイプ本体を絶縁性の樹
脂製とするものは、フイラーパイプの殆どがブロ
ー成形で製作されるから該本体の燃料タンクとの
接続部に絶縁性の補強管を内蔵させ、通過する燃
料に静電を接触させない一体構成にすることは出
来なかつた。このため従来は第7図に示すように
パイプの管形の接続口aと燃料タンクbのパイプ
形注油口cとをほぼ同径とし、その外周に可撓性
のゴムホースdを嵌め、該ホースdの端部外周を
金属線、パンド等により結縛eして燃料が漏れ出
ないようにする必要がある。しかるにフイラーパ
イプが樹脂製であると前記の結縛eによつて接続
口aが変形するため、該接続口aの内周に金属製
の補強管fを嵌入しているが、燃料補給のときに
補強管fの内面に燃料が接触し、摩擦によつて静
電気を発生して帯電するため、補強管fと補給口
管gの間をフイラーパイプ本体に通した導電ロツ
ドhにより接続してアースを取つているから、組
立及び組付けが面倒である。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は第7図のようにフイラーパイプの内面
にアース材料である導電ロツドhを通して接続せ
ねばならない製作上及び組付け上の煩しさを除く
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の樹脂製フイラーパイプは前記の目的を
達するため、自動車に搭載する燃料タンク8のパ
イプ形注油口9と、自動車ボデイに設ける金属製
燃料補給口14の管部15の間に介挿する絶縁性
樹脂製フイラーパイプ本体1の接続口2とに可撓
性ホース12を嵌めて縛る構成において、前記接
続口2の内周に、流下する燃料を接触させる絶縁
性補強管を嵌入したことを特徴とするもので、従
来の導電ロツドを廃止できるようにしたものであ
る。
(実施例) 第1,2図において、1は樹脂製のフイラーパ
イプ本体であつて、燃料タンク8のパイプ形注油
口9に対応する端部に、外周を僅かに細径にした
管形の接続口2を設ける。このフイラーパイプ本
体1の外周には細径のエアー抜き管3を一体に成
形し、ボデイ16の外面に現した金属製補給口管
14の管部15に外嵌するフイラーパイプ本体1
の先端部内面に前記エヤー抜き管3の一端を開口
し、他端を燃料タンク8の上面に設けたエアー逃
出管10にホース11によつて接続する。接続口
2は燃料タンク8の注油口9とほぼ同径にしたも
ので、該口2に、第3図のように内面と外面への
折曲げ部及び外面の一部を樹脂、ゴム等の絶縁物
4を金属管に被覆した絶縁性補強管5を内嵌めす
る。絶縁性補強管5は第4図に示すように全外周
を絶縁物4により被覆することもできる。また、
第5,6図に示すようにガラス繊維等を混入した
強化プラスチツクス管6からなる絶縁性補強管7
を嵌込むこともできる。
第5図の12は燃料タンク8の注油口9(第1
図参照)にも嵌めた可撓性ホース、13は結縛用
バンドである。
(考案の効果) 本考案は前記の実施例に詳記したように、自動
車に搭載する燃料タンク8のパイプ形注油口9
と、自動車ボデイに設ける金属製燃料補給口14
の管部15の間に介挿する絶縁性樹脂製フイラー
パイプ本体1の接続口2に可撓性ホース12を嵌
めてなる構成において、前記接続口2の内周に、
流下する燃料を接触させる絶縁性補強管5又は7
を嵌入したことを特徴とするもので、導電体であ
る金属と異なり絶縁性補強管5,7は帯電する静
電気の電荷の移動が自由でないから、電荷が放電
しない上、従来のようにフイラーパイプの内部に
導電ロツドhを通して補給口管gと金属製補強管
fとに接続する必要とか、該ロツドを補給口管g
にハンダ付け等で接続するなどの組付作業上の煩
わしさが全くなく、組立て及び組付けを簡易化で
きる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本考案の一実施例を示し、第1図
は側面図、第2図はフイラーパイプ本体1の斜視
図、第3図及び第4図は第1図A−A線で切断し
た拡大側面図である。第5図は他の実施例を示し
た切断側面図、第6図は強化プラスチツクス管6
の斜視図である。第7図は従来の構成を示した縦
断側面図である。 1……樹脂製のフイラーパイプ本体、2……接
続口、5,7……絶縁性補強管、8……燃料タン
ク、9……パイプ形注油口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車に搭載する燃料タンク8のパイプ形注油
    口9と、自動車ボデイに設ける金属製燃料補給口
    14の管部15の間に介挿する絶縁性樹脂製フイ
    ラーパイプ本体1の接続口2とに可撓性ホース1
    2を嵌めてなる構成において、前記接続口2の内
    周に、流下する燃料を接触させる絶縁性補強管を
    嵌入したことを特徴とする樹脂製フイラーパイ
    プ。
JP1985075472U 1985-05-21 1985-05-21 Expired JPH0330178Y2 (ja)

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JPS61190723U JPS61190723U (ja) 1986-11-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003205755A (ja) * 2002-01-11 2003-07-22 Unipres Corp 燃料タンクにフィラーチューブを接続する接続管構造

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JPH0612915Y2 (ja) * 1990-05-25 1994-04-06 堀江金属工業株式会社 樹脂パイプ溶接構造
JP6467133B2 (ja) * 2014-01-27 2019-02-06 株式会社Subaru 接続管構造

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