JPH0330119Y2 - - Google Patents

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JPH0330119Y2
JPH0330119Y2 JP5000687U JP5000687U JPH0330119Y2 JP H0330119 Y2 JPH0330119 Y2 JP H0330119Y2 JP 5000687 U JP5000687 U JP 5000687U JP 5000687 U JP5000687 U JP 5000687U JP H0330119 Y2 JPH0330119 Y2 JP H0330119Y2
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voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、患部に貼り付ける、或いは、浴槽内
水に浸漬した一対の電極間に低周波や高周波の電
気を流すことにより、患部、或いは、全身にマツ
サージ効果を与える電気マツサージ器に関する。
さらに詳しくは、一対の電極と、これら電極間
に電圧を印加するための出力装置と、この出力装
置による前記電極間への印加電圧を変更する出力
調節手段とを備えた電気マツサージ器に関する。
〔従来の技術〕
従来の電気マツサージ器においては、出力調節
手段の調節具を操作することだけで出力装置の出
力電圧を調節するようになつていた(文献を挙げ
ることができない)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来の電気マツサージ器に
は、次のような問題があつた。
つまり、適切なマツサージ効果が得られる一対
の電極間への印加電圧、即ち、出力装置の出力電
圧は、使用者によつて異なり、出力調節手段の調
節具の最大出力位置での最大設定出力電圧では、
刺激が強すぎて却つて不快感を催す敏感な使用者
もいる。従つて、このような敏感な使用者が用い
る際に、調節具が過つて最大出力操作位置に操作
されたままであつたり、或いは、操作されたりす
ると、その人にとつて過大な電圧が一対の電極間
に印加されることとなつてシヨツクを受けるとい
つた使用上の欠点があつた。
本考案の目的は、上記欠点を解消できる電気マ
ツサージ器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による電気マツサージ器の特徴構成は、
出力装置による一対の電極間への印加電圧を変更
する出力調節手段の調節具を最大出力操作位置に
操作した状態での前記出力装置の設定最大出力電
圧を変更する設定出力変更手段を設けたことにあ
る。
〔作用〕
つまり、設定出力変更手段によつて、出力装置
の設定最大出力電圧を、ある使用者にとつて過大
となることがないような値に変更しておけば、た
とえ出力調節手段の調節具が最大出力操作位置に
操作されていた場合であつても、一対の電極間に
その使用者にとつて過大な電圧が印加されること
がない。
そして、調節具の操作自体は、設定出力変更手
段によつて出力装置の設定最大出力電圧が変更さ
れても同じ範囲で行われ、その調節操作に伴つて
出力調節手段の作動が行われるから、一対の電極
間に対する印加電圧を、同じ操作感覚で、しか
も、その使用者に応じた適切な範囲内で変更する
ことができるのである。
〔考案の効果〕 その結果、操作感覚を変えることなく、様々な
使用者に対して、夫々シヨツクを感じる虞のない
適切な範囲で出力を変更するようにでき、使用者
の体質等に拘らず、快適なマツサージ効果を得る
ことのできる電気マツサージ器を提供できた。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説明
する。
第2図に示すように、浴槽1と、この浴槽1内
の水を加熱する循環式の風呂釜2と、前記浴槽1
内の水にマツサージのために通電する電気マツサ
ージ器3とから、電気マツサージ風呂を構成して
ある。
前記風呂釜2は、第3図に示すように、バーナ
4と、その上方に位置する浴槽水加熱用の熱交換
器5とを備え、これらバーナ4と熱交換器5との
間に枠体であるケーシング6によつて形成される
燃焼室Bの外部に、前記バーナ4による加熱で電
力を発生する熱発電素子7が配置されている。
この熱発電素子7は、第4図に示すように、板
状のビスマステルル(Bi2Te3)7Aの両面にア
ルミナ(Al2O3)7Bを積層したサンドイツチパ
ネル部材であり、表裏の一方を高温端に他方を低
温端とする板状の構造を有している。図中7Cは
接続用端子である。
そして、この板状の熱発電素子7を、その高温
側端面7aが、前記バーナ4により加熱される伝
熱部材であるケーシング6の外面に当接する状態
に設けてある。
つまり、このように板状の熱発電素子7を用い
ることによつて、受熱面積を大きくして電力発生
量を多くできるから、充分な発電能力を維持しな
がら、熱発電素子7を燃焼室B外に設けること
で、バーナ4の燃焼が阻害されたり熱発電素子7
に煤等が付着したりすることを防止してある。
また、この種の風呂釜2においては、燃焼の停
止に伴つてケーシング6や熱交換器5に結露した
ドレンがケーシング6の内面を伝つて流下してき
たり、或いは、直接滴下してきたりすることがあ
るが、熱発電素子7を燃焼室B外に設けることに
よつて、それらドレンが高温になつた熱発電素子
7にあたることに起因してその損傷が招来される
ことを防止している。
一方、この熱発電素子7の低温側端面7bに
は、フイン9付の蓄熱部であるアルミ製のヒート
シンク8が付設されている。つまり、フイン9か
ら放熱することとヒートシンク8で蓄熱すること
とによつて、熱発電素子7の低温側端面7bの温
度上昇を防止し、高温側端面7aとの温度差を大
きくして発電効率を高めることができるように構
成してある。
さらに、ヒートシンク8が付設された熱発電素
子7の低温側端面7bは、燃焼室Bへの燃焼用空
気の流路Fに臨んでいる。つまり、燃焼用空気に
触れさせることによつて放熱を促進し、低温側端
面7bの温度上昇を少なくするように構成してあ
る。
また、前記燃焼室B形成用のケーシング6は、
外装ケーシング10に内装されている。この外装
ケーシング10には、前記熱発電素子7による発
生電力を蓄えるニツカド蓄電池ユニツト11が取
り付けられている。
前記電気マツサージ器3は、マツサージ器本体
12、一対の電極13、及び、コントローラ14
等から構成されている。
出力装置であるマツサージ器本体12は、外装
ケーシング10の内面に取り付けられていて、前
記ニツカド蓄電池ユニツト11を電源として、マ
ツサージ用の低周波電流を発生するように構成さ
れている。
また、一対の電極13は、第2図に示すよう
に、前記浴槽1内の水中に浸漬する状態に設けら
れている。そして、この一対の電極13により、
前記マツサージ器本体12から供給される低周波
電流を、水に導通させるように構成されている。
これら一対の電極13は、何れも銅板からな
り、第5図及び第6図に示すように、前面に多数
のスリツト15aが形成された電極ホルダ15内
に、絶縁状態に固定されている。また、この電極
ホルダ15の前面を、電極13への電線16が貫
通している。
そして、この電極ホルダ15は、その背面がほ
ぼ球形に形成されており、内周面をほぼ球形に形
成したゴム製の取付座17内に、その周縁部17
aにより抜止め状態で、かつ、向き変更自在に保
持されている。
また、取付座17の背面には、吸盤18が付設
されていて、浴槽1内の任意の位置に一対の電極
13の夫々を設置することができるように構成さ
れている。
従つて、この取付座17を浴槽1内の任意の位
置に取り付けることのできる構成と、取付座17
内において電極ホルダ15の向き変更が可能な構
成とによつて、浴槽1内において、入浴者が体の
位置を変えることなく、任意の局部をマツサージ
することができるのである。
一方、前記コントローラ14は、浴室内の壁面
に取り付けられている。そして、このコントロー
ラ14は、マツサージ器本体12から一対の電極
13への電気回路に介装されており、一対の電極
13へのマツサージ用の低周波電流の供給を制御
するように構成されている。また、このコントロ
ーラ14はバーナ4の燃焼の制御も行うように構
成されている。
第5図に示すように、このコントローラ14に
は、一対の電極13への低周波電流の供給をオン
オフするためのマツサージオンオフスイツチ1
9、このマツサージオンオフスイツチ19のオン
状態で可逆的に点灯するマツサージ状態表示用
LED20、一対の電極13に対する印加電圧の
強弱、即ち、マツサージの強弱を5段階に調節す
るための調節ダイヤル21、前記ニツカド蓄電池
ユニツト11の蓄電量が設定以上のとき点灯する
電池確認ランプ22、バーナ4の点火時に点灯す
る点火確認ランプ23、バーナ4に対する点火用
のプツシユボタンスイツチ24、バーナ4に対す
る消火用のプツシユボタンスイツチ25、ゼンマ
イ式の消火用タイマに対するセツトダイヤル26
等が設けられている。
前記マツサージ器本体12の内部回路の概略を
説明すると、第1図に示すように、前記マツサー
ジオンオフスイツチ19の操作で開閉されるメイ
ンスイツチMS、このメインスイツチMSの開閉
に応じてニツカド蓄電池ユニツト11からの電力
の供給をオンオフするスイツチング回路27、ニ
ツカド蓄電池ユニツト11からの供給電圧を昇圧
する昇圧回路28、タイマ回路29、マツサージ
強度調節回路30Aを含むマツサージ信号発生回
路30、マツサージ強度の上限を変更設定するマ
ツサージ強度制限回路31、及び、マツサージ出
力トランス32等から構成されている。
マツサージ強度調節回路30Aは、前記コント
ローラ14の調節ダイヤル21の操作に応じてマ
ツサージの強弱を5段階に調節するように構成さ
れている。即ち、このマツサージ強度調節回路3
0Aが、一対の電極13間への印加電圧を変更す
る出力調節手段を構成している。また、前記調節
ダイヤル21が、この出力調節手段の調節具とな
つている。
また、マツサージ信号発生回路30は、このマ
ツサージ強度調節回路30Aによつてマツサージ
の強弱が変更調節された場合に、一対の電極13
間への印加電圧を、第7図に示すように緩やかに
変化させる遅延回路30Bを備えている。
そして、マツサージ強度制限回路31は、マツ
サージ器本体12内部に通常使用時には操作不能
に設けられた設定具(図示せず)に連繋してお
り、電気マツサージ器3の設置時等にこの設定具
を操作することにより、前記調節ダイヤル21が
最大出力操作位置に操作された状態における一対
の電極13間への印加電圧の最大値、即ち、出力
装置であるマツサージ器本体12の設定最大出力
電圧を変更できるように構成してある。
つまり、適切なマツサージ効果が得られる一対
の電極13間への印加電圧は使用者によつて異な
る。そして、敏感な使用者にとつては、過大な電
圧が一対の電極13間に印加された場合、不快感
を催したりシヨツクを受けたりする。そこで、電
気マツサージ器3の設置時等に、その使用者にと
つて過大な電圧が一対の電極13間に印加される
ことがないようにマツサージ器本体12の設定最
大出力電圧を変更することで、調節ダイヤル21
が最大出力操作位置に操作された状態でも敏感な
使用者に不快感やシヨツクを与えたりすることを
回避できるようにしてある。
出力装置としてのマツサージ器本体12の設定
最大出力電圧を変更する設定出力変更手段である
マツサージ強度制限回路31は、具体的には、調
節ダイヤル21の調節範囲に対するマツサージ強
度調節回路30Aによる一対の電極13への印加
電圧の変更範囲を変更するものである。
なお、この構成に替えて、マツサージ強度制限
回路31を、調節ダイヤル21の調節範囲のう
ち、所定出力以上に相当する範囲において、マツ
サージ強度調節回路30Aによる一対の電極13
への印加電圧の変更を禁止する構成とする、等の
具体的構成の変更が可能である。
本考案は、先の実施例で説明した電気マツサー
ジ風呂に設置される電気マツサージ器の他、一対
の電極13を、直接皮膚に当てて用いるタイプの
電気マツサージ器にも適用することができる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電気マツサージ器の実施例
を示し、第1図は概略構成図、第2図は電気マツ
サージ風呂の概略構成図、第3図は風呂釜の縦断
面図、第4図は熱発電素子の斜視図、第5図は概
略斜視図、第6図は電極部分の断面図、第7図は
マツサージ信号のタイムチヤートである。 12…出力装置、13…電極、21…調節具、
30A…出力調節手段、31…設定出力変更手
段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一対の電極13と、これら電極13間に電圧
    を印加するための出力装置12と、この出力装
    置12による前記電極13間への印加電圧を変
    更する出力調節手段30Aとを備えた電気マツ
    サージ器において、前記出力調節手段30Aの
    調節具21を最大出力操作位置に操作した状態
    での前記出力装置12の設定最大出力電圧を変
    更する設定出力変更手段31を設けてある電気
    マツサージ器。 2 前記設定出力変更手段31が、前記調節具2
    1の調節範囲に対する前記出力調節手段30A
    による出力電圧の変更範囲を変更するものであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電気
    マツサージ器。 3 前記設定出力変更手段31が、前記調節具2
    1の調節範囲のうち、所定出力以上に相当する
    範囲での前記出力調節手段30Aによる出力電
    圧の変更を禁止するものである実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の電気マツサージ器。
JP5000687U 1987-04-02 1987-04-02 Expired JPH0330119Y2 (ja)

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JPS63156652U JPS63156652U (ja) 1988-10-14
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