JPH0330068Y2 - - Google Patents

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JPH0330068Y2
JPH0330068Y2 JP1986066212U JP6621286U JPH0330068Y2 JP H0330068 Y2 JPH0330068 Y2 JP H0330068Y2 JP 1986066212 U JP1986066212 U JP 1986066212U JP 6621286 U JP6621286 U JP 6621286U JP H0330068 Y2 JPH0330068 Y2 JP H0330068Y2
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plate
ceiling
hole
decorative
space
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、天井板の上方に照光具を配すること
により箱部内部を広範囲にわたり均一に照明で
き、見映えを向上するとともに荘厳性を高めうる
仏壇に関する。
〔背景技術〕
従来中、大型の仏壇においては、ロウソク等の
灯明に加えて、仏壇箱部に照光具を設けることに
よつて、仏壇内部を照明しその荘厳性を高めるこ
とが行なわれた。しかし従来のかかる照光具は、
前記箱部の側板に取付けられるか、または吊とう
ろう状の照光具が天井板から吊下げられておりい
ずれの場合も、照明範囲が狭く、仏壇奥部に安置
される仏像等の崇拝対象物を充分に照明しえず、
陰影を投じるなど照明ムラが生じるという欠点が
あつた。又照光具は内部に露出しており、従つ
て、見映えを損ねるという問題点もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は、天井板の上方に設ける空所に照光具
を配することを基本として、箱部内部を広範囲に
わたり均一に照明でき前記問題点を解決しうる仏
壇の提供を目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
図において仏壇1は、箱部2の天井板3の上方
に設ける空所5に照光具6を配するとともに、前
記天井板3に飾り板7を着脱自在に取付けてい
る。
箱部2は後縁を背板15により連結した側板1
6,16の上部に上覆部17を設けるとともに下
部には底板19を取付けており、又箱部2にはそ
の底板19上に、小高さの祭壇20をその全巾に
亘りかつ底板19前縁からやや控えて隆起させ
る。
又側板16,16の前縁には、折戸状の一対の
外扉板13,13が両開きに取付けられ、背板1
5、側板16,16上覆部17、底板19とがな
す空間Aを開閉できる。又空間Aには、上覆部1
7、祭壇20間に背板15に接する厨子24が、
前記祭壇20前縁からやや控えて収納される。
前記上覆部17は、上板21と空間Aに臨む天
井板3とを、上、下の飾り桟23,25間に架け
渡し、又飾り桟23,25間が前記背板15と前
板26とで遮断されることによつて、天井板3の
上方に、背板15、前板26、上板21及び天井
板3によつて囲まれる空所5が形成される。又空
所5には、前記照光具6が配設され、前記空間A
を照明する。
照光具6には、本例では、蛍光灯等の照光体3
0が用いられ、前記天井板3に、厨子24前方か
つ厨子24前縁と平行に取付けられる。
照光具6は、第2図に示すように、前記天井板
3にネジ止めされる脚部31,31上縁を上板部
32で継ぐ門形状の取付板33を具え、該取付板
33の上板部32に接続用ソケツト35,35を
介して照光体30を吊設している。照光体30
は、本例では、前記側板16,16間のほぼ全巾
に亘る長さ寸度を有し、従つて空間Aを広範囲に
亘り照明しうる。又照光体30として、電球等を
用いることもでき、さらに複数個の蛍光灯、電球
等を並設するのもよい。
前記天井板3には、前記照光体30下方に、照
光体30のほぼ全巾に亘つて開口することにより
該照光体30を取出しうる角孔からなる孔部36
が穿設される。なお、孔部36の端面37には、
下方に拡がる段差部39が周設されるとともに、
孔部36の各コーナー部には、バネ片によつて互
いに内方に付勢され、その間で受金具40を狭持
するローラー体を具える担持具である周知構成の
把持具41…が取付金具42…を介して天井板3
に下向きに固着される。又受金具40…は、前記
飾り板7に上向きに取付けられ、把持具41が…
受金具40を挟持することにより、飾り板7は前
記孔部36を覆い天井板3に装着され、又把持具
41が受金具40の把持を解除することにより飾
り板7は天井板3から下方に取外される。
飾り板7は、本例では、前記天井板3と同厚さ
でかつ前記孔部36と同寸矩形板で形成され、そ
の周端に、前記孔部36の段差部39に係合する
つば部43を穿設する。従つて飾り板7は、前記
孔部36に、その下面を前記天井板3下面と面一
状に嵌入でき、又段差部39がつば部43と係合
することによつて、天井板3と飾り板7との嵌合
部からの光の漏れを防止する。又飾り板7には、
その中央部に、前後縁を弓状に湾曲する窓部45
を穿設し、該窓部45には目隠し片46が固定金
具47…によつて取付けられる。目隠し片46
は、本例では、半透明状の合成樹脂等からなり、
従つて、前記照光体30からの照光を透過すると
ともに、照光具6を目隠ししうる。なお目隠し片
46は、その表面に浮彫り、絵模様等の適宜の表
面仕上げを施すことも又、和紙等の紙材で形成す
ることもできる。又飾り板7の各コーナー部に
は、前記把持具41によつて狭持される受金具4
0…がネジ止めされ、従つて飾り板7を前記孔部
36に沿つて下方より押圧することによつて、飾
り板7をワンタツチで前記天井板3に装着しう
る。又飾り板7の下面両端には、飾り把手49,
49が垂設され、該飾り把手49,49を下方に
引き下げることにより、把持具41から受金具4
0を取外しでき、従つて飾り板7は天井板3に着
脱自在に取付けられる。
前記外扉板13は、第3図に示すように本例で
は、側の扉片51、中の扉片52、前の扉片53
からなる三折れ戸状の扉であり、側板16の側縁
で側の扉片51の内縁を外折れ自在に、側の扉片
51の外縁で中の扉片52の内縁の内折れ自在
に、中の扉片52の外縁で前の扉片53の内縁を
内折れ自在に螺着される。又外扉片13は、前の
扉片53外縁が互いに当接することにより前記空
間Aを閉止するとともに、前の扉片53外縁の側
方への移動により折曲げられ、前記空間Aの前面
及び側面前方を開放する。
又前記厨子24は、背板15から前方にのびる
側板片55,55と該側板片55の前縁と間〓を
隔てて向かい合いかつ前方に向かつて傾斜する柱
板56,56とを有し、該柱板56の前縁には中
扉板57,57が両開きに取付けられる。
中扉板57は、一側縁で第1の扉片57Aを内
折り自在に枢支する第2の扉片57Bの他側縁
を、柱板56の前縁部で螺着し、厨子24の前面
を開閉できる。
又厨子24には、前記側板片55、柱板56間
の間〓に、背板15前方を遮蔽する引戸状の覆板
59が設けられる。覆板59は、本例では、4板
の覆板片59A,59A,59B,59Bで形成
され、又覆板片59A,59Aは箱部2の中央ま
で移動して互いに当接し背板15を遮蔽するとと
もに、覆板片59A,59A,59B,59B
が、側板16、側板片55間に介在するまで移動
し背板を開放する。
又外扉板13、中扉板57、及び覆板59は、
夫々適宜の駆動装置により駆動され、夫々箱部2
の前面、厨子24前面及び厨子24内部を自動開
閉しうる。
〔作用〕
然して、本考案の仏壇1は、空所5に配する照
光具6の照光が、飾り板7の目隠し片46を透過
し、空間Aを照明する。
照光具6は、天井板3上方に配されるため、広
範囲にわたつて均一に照明でき、又中扉板57、
覆板59を開き、厨子24を開放した場合には、
該厨子24内部に安置する仏像等の崇拝対象物を
陰影を投じることなくかつ充分に照明でき、照明
効果を向上するとともに仏壇の荘厳性を高めう
る。又飾り板7を用いて照光具6を目隠ししてい
るため、照光具6及び照光具6からの直接光を目
視するのを防止でき、仏壇の見映えを向上しう
る。さらに、飾り板7を着脱自在とするため、照
光体30の交換が簡易であり又飾り板7、の清掃
も便宜とする。
第4図に飾り板7の他の実施例を示す。
飾り板7は本例では、その表面に透かし彫り等
が施された矩形板で形成され、天井板3をこえる
厚みを有するとともに、周端部には、天井板下面
と係合するつば部61が突設する。従つて孔部3
6との嵌合状態において、飾り板7はその下面を
前記天井板3の下面より突出するとともに、つば
部61によつて前記嵌合部からの光漏れを防止す
る。なお、前記天井板3には、孔部36コーナー
部に下方に突出する埋め込みボルト等のネジ体6
2からなる担持具が埋着され、該ネジ体62を前
記つば部61に穿設するネジ孔63に挿入させる
とともに、受金具をなすキヤンプナツト等の飾り
ナツト65によつて螺着する。従つて飾り板7
は、担持具であるネジ体62と受金具である飾り
ナツト65とを介して天井板3に下方に取外し自
在に取り付けられる。又本例では、両側端に配す
る透かし彫り部を巾広に形成することにより、手
が挿入でき飾り板7の取外しを簡易とする把手部
66,66を設けている。
なお飾り板7は、透かし彫りを介して照光具6
の照光を透過でき、空間Aを広範囲にわたり照明
しうるとともに、透かし彫りによつて天井板3の
見映えを向上しかつ荘厳性を高めている。また比
較的巾狭の溝で透かし彫りを形成することによつ
て、照光具6が前下方から透視されるのを妨げう
る。照光具6は、厨子上方に設けることも、又他
の照光具と併用して用いることもでき、本考案の
仏壇は種々な態様のものに変形できる。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案の仏壇は、天井板上方に設
ける空所に、照光具を配しているため、仏壇内部
を広範囲にわたり均一に照明でき、照明効果を向
上しかつ仏壇の荘厳性を高めうる他、飾り板によ
り照光具を目隠しでき、見映えを向上しうるとと
もに照光具の取扱いが容易となり使い勝手を向上
しうるなど多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は照光具及び飾り板を示す分解斜視図、第3
図は仏壇の略平面図、第4図は飾り板の他の実施
例を示す斜視図である。 2……箱部、3……天井板、5……空所、6…
…照光具、7……飾り板、36……孔部、40…
…受金具、41……把持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仏壇の箱部に設ける天井上の上方に、空所を設
    けかつ該空所に照光具を配するとともに、前記天
    井板に、照光具下方に位置させ該照光具を取出し
    うる孔部を設ける一方、該孔部に配され、前記照
    光具を目隠するとともに該照光具の照光を透過で
    きしかも前記孔部周縁に取付く下向きの担持具と
    係脱しうる上向きの受金具を有する飾り板を設け
    ることにより、前記担持具と受金具との係脱によ
    り該飾り板を天井板下方に向かつて取外し自在に
    取付けてなる仏壇。
JP1986066212U 1986-05-01 1986-05-01 Expired JPH0330068Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986066212U JPH0330068Y2 (ja) 1986-05-01 1986-05-01

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JPS62177387U JPS62177387U (ja) 1987-11-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4034867Y1 (ja) * 1964-02-10 1965-12-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148597U (ja) * 1978-04-05 1979-10-16

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JPS4034867Y1 (ja) * 1964-02-10 1965-12-08

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