JPH0623629Y2 - 照明機能を有する壁面構成材 - Google Patents
照明機能を有する壁面構成材Info
- Publication number
- JPH0623629Y2 JPH0623629Y2 JP1987185156U JP18515687U JPH0623629Y2 JP H0623629 Y2 JPH0623629 Y2 JP H0623629Y2 JP 1987185156 U JP1987185156 U JP 1987185156U JP 18515687 U JP18515687 U JP 18515687U JP H0623629 Y2 JPH0623629 Y2 JP H0623629Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- component
- case
- wall surface
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は壁面を構成する壁面構成材に係り、特に照明器
具としての機能を有する壁面構成材に関する。
具としての機能を有する壁面構成材に関する。
[従来の技術] 従来から装飾効果を高めるために、壁面に陶磁器や合成
樹脂等から成るタイル等の壁面構成材を貼り付けること
が行なわれている。
樹脂等から成るタイル等の壁面構成材を貼り付けること
が行なわれている。
このような壁面構造にあっては、該壁面に照明器具を取
り付けるような場合、前記タイルにねじ等の固定手段を
介して取り付けるのが一般的である。
り付けるような場合、前記タイルにねじ等の固定手段を
介して取り付けるのが一般的である。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような構造にあっては、室内に向っ
て出張り部ができるため、室内空間が狭くなり、室内空
間の有効利用という観点から好ましくなく、また、タイ
ルと照明器具との間に違和感が生じ、外観上の見栄えが
良くなかった。
て出張り部ができるため、室内空間が狭くなり、室内空
間の有効利用という観点から好ましくなく、また、タイ
ルと照明器具との間に違和感が生じ、外観上の見栄えが
良くなかった。
本考案は上述した欠点に鑑みなされたもので、室内空間
の有効利用が図れ、かつ外観上の見栄えの良い壁面構成
材を提供することを目的とするものである。
の有効利用が図れ、かつ外観上の見栄えの良い壁面構成
材を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る壁面構成材は、表面が周囲の壁面構成材表
面と略面一に設けられかつ中央部に開口を有する壁面構
成材本体を備えている。
面と略面一に設けられかつ中央部に開口を有する壁面構
成材本体を備えている。
該壁面構成材本体の裏面側にはケースが配置され、該ケ
ースの前端フランジは壁面構成材本体に固着されてい
る。また、ケース内面の底壁には電球等の照明灯ホルダ
が固定されていると共に、該ケースには、壁面構成材本
体の開口を覆うごとく配設された透光性カバーが保持固
定されている。しかして、この壁面構成材本体は陶磁器
又は合成樹脂で構成されている。
ースの前端フランジは壁面構成材本体に固着されてい
る。また、ケース内面の底壁には電球等の照明灯ホルダ
が固定されていると共に、該ケースには、壁面構成材本
体の開口を覆うごとく配設された透光性カバーが保持固
定されている。しかして、この壁面構成材本体は陶磁器
又は合成樹脂で構成されている。
[作用] 本考案にあっては、壁面構成材本体の開口裏側に配設さ
れたケース内に照明灯を保持しており、照明部は周囲の
壁面より内側へ引っ込んだ構造となっているので、室内
空間を広くとることができる。また、壁面構成材本体の
表面が周囲の壁面構成材表面と面一を成している上に、
壁面構成材本体は、陶磁器又は合成樹脂で構成されてい
るため、周囲の壁面構成材との一体感が高く、外観上も
良好である。
れたケース内に照明灯を保持しており、照明部は周囲の
壁面より内側へ引っ込んだ構造となっているので、室内
空間を広くとることができる。また、壁面構成材本体の
表面が周囲の壁面構成材表面と面一を成している上に、
壁面構成材本体は、陶磁器又は合成樹脂で構成されてい
るため、周囲の壁面構成材との一体感が高く、外観上も
良好である。
[実施例] 以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る壁面構成材の一実施例を示す正面
図、第2図は同壁面構成材の右側面図、第3図は第1図
のIII−III線断面図である。
図、第2図は同壁面構成材の右側面図、第3図は第1図
のIII−III線断面図である。
壁面構成材本体1は陶磁器製又は合成樹脂製の部材によ
り正面視形状が正方形状を呈するごとく構成されてお
り、第3図に示すごとくその表面1aは周囲に配置され
た壁面構成材2の表面2aと略面一を成している。
り正面視形状が正方形状を呈するごとく構成されてお
り、第3図に示すごとくその表面1aは周囲に配置され
た壁面構成材2の表面2aと略面一を成している。
前記壁面構成材本体1の中央には開口3が穿設されてお
り、この開口周縁部1bは前方へ隆起した構造となって
いる。また、壁面構成材本体1の裏面側には金属薄板材
から成るケース4が配置されている。該ケース4の前端
部には、第3図に示すごとく、外側へ折曲形成されたフ
ランジ5が設けられており、該フランジ5は前記壁面構
成材本体1の裏面1cに接着等の手段により固着されて
いる。また、ケース4の前端部近傍には内側へ切り起こ
された舌片6が円周方向に一定間隔おきに複数個設けら
れている。さらに、この舌片6より後方側には、半割状
に形成されたアルミシールド7の差込み片7aが差し込
み保持されるスリット8が穿設されている。尚、該差込
み片7aは円周方向に一定間隔おきに複数個設けられて
おり、かつスリット8も該差込み片7aに対応してケー
ス4の円周方向に一定間隔おきに複数個設けられてい
る。前記アルミシールド7は、電球9の左半分だけを覆
うごとく構成されており、従って、この方向への光はア
ルミシールド7によって遮ぎられるようになっている。
そのため、このアルミシールド7の電球9を囲む位置を
任意に変更することによって、例えば天井だけとか、足
元だけとかを照らすことが可能となる。
り、この開口周縁部1bは前方へ隆起した構造となって
いる。また、壁面構成材本体1の裏面側には金属薄板材
から成るケース4が配置されている。該ケース4の前端
部には、第3図に示すごとく、外側へ折曲形成されたフ
ランジ5が設けられており、該フランジ5は前記壁面構
成材本体1の裏面1cに接着等の手段により固着されて
いる。また、ケース4の前端部近傍には内側へ切り起こ
された舌片6が円周方向に一定間隔おきに複数個設けら
れている。さらに、この舌片6より後方側には、半割状
に形成されたアルミシールド7の差込み片7aが差し込
み保持されるスリット8が穿設されている。尚、該差込
み片7aは円周方向に一定間隔おきに複数個設けられて
おり、かつスリット8も該差込み片7aに対応してケー
ス4の円周方向に一定間隔おきに複数個設けられてい
る。前記アルミシールド7は、電球9の左半分だけを覆
うごとく構成されており、従って、この方向への光はア
ルミシールド7によって遮ぎられるようになっている。
そのため、このアルミシールド7の電球9を囲む位置を
任意に変更することによって、例えば天井だけとか、足
元だけとかを照らすことが可能となる。
また、ケース4の底壁4aには台座10が固定されてお
り、該台座10には前記電球9を保持する電球ホルダ1
1が固定されている。さらに、前記ケース4の前端側に
は透光性カバー12が配設されている。該透光性カバー
12は壁面構成材本体1の開口3を覆うごとく構成され
ていると共に、そのスカート部12aの外側面下部には
前記舌片6に係合する係合穴12bが設けられている。
透光性カバー12はこの係合穴12bを舌片6に係合さ
せることによってケース4に保持固定されている。ま
た、前記壁面構成材本体1の開口3と透光性カバー12
のスカート部12aとの間には、シール部材13が介装
されており、該シール部材13によってケース4内への
水分、ゴミ等の侵入を防止している。
り、該台座10には前記電球9を保持する電球ホルダ1
1が固定されている。さらに、前記ケース4の前端側に
は透光性カバー12が配設されている。該透光性カバー
12は壁面構成材本体1の開口3を覆うごとく構成され
ていると共に、そのスカート部12aの外側面下部には
前記舌片6に係合する係合穴12bが設けられている。
透光性カバー12はこの係合穴12bを舌片6に係合さ
せることによってケース4に保持固定されている。ま
た、前記壁面構成材本体1の開口3と透光性カバー12
のスカート部12aとの間には、シール部材13が介装
されており、該シール部材13によってケース4内への
水分、ゴミ等の侵入を防止している。
以上のように構成された壁面構成材を躯体の側面壁に取
り付けた場合(この場合、アルミシールド7は電球9の
下半分を覆っている)、電球9からの光は天井方向だけ
を照射することになる。一方、上下方向を逆にしてアル
ミシールド7が電球9の上半分を覆うようにケース4の
底壁4aを室内側壁に取り付けた場合、電球9からの光
は足元方向だけを照射することになる。従って、このよ
うな壁面構成材を室内側壁のみならず、天井等に取り付
けることにより、所望する特定の場所だけを照射するこ
とができる。尚、アルミシールド7を取り付けない場合
にあっても、この壁面構成材を天井壁や側面壁上部に取
り付けることにより、照明器具として使用できる。
り付けた場合(この場合、アルミシールド7は電球9の
下半分を覆っている)、電球9からの光は天井方向だけ
を照射することになる。一方、上下方向を逆にしてアル
ミシールド7が電球9の上半分を覆うようにケース4の
底壁4aを室内側壁に取り付けた場合、電球9からの光
は足元方向だけを照射することになる。従って、このよ
うな壁面構成材を室内側壁のみならず、天井等に取り付
けることにより、所望する特定の場所だけを照射するこ
とができる。尚、アルミシールド7を取り付けない場合
にあっても、この壁面構成材を天井壁や側面壁上部に取
り付けることにより、照明器具として使用できる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば壁面構成材本体の
開口裏側に配設されたケース内に照明灯を収納配置し、
照明部が周囲の壁面構成材より室内側へ出張らないよう
にしているので、室内空間をできるだけ広くとることが
でき、有効に利用できる。また、壁面構成材本体は陶磁
器又は合成樹脂で構成されている上に、その表面と周囲
の壁面構成材表面とが面一となるので、周囲の壁面構成
材との一体感が高く、外観上の見栄えが良好である。
開口裏側に配設されたケース内に照明灯を収納配置し、
照明部が周囲の壁面構成材より室内側へ出張らないよう
にしているので、室内空間をできるだけ広くとることが
でき、有効に利用できる。また、壁面構成材本体は陶磁
器又は合成樹脂で構成されている上に、その表面と周囲
の壁面構成材表面とが面一となるので、周囲の壁面構成
材との一体感が高く、外観上の見栄えが良好である。
第1図は本考案に係る壁面構成材の一実施例を示す正面
図、第2図は同壁面構成材の右側面図、第3図は第1図
のIII−III線断面図である。 1……壁面構成材本体、3……開口、 4……ケース、4a……底壁, 5……フランジ、11……電球ホルダ、 12……透光性カバー。
図、第2図は同壁面構成材の右側面図、第3図は第1図
のIII−III線断面図である。 1……壁面構成材本体、3……開口、 4……ケース、4a……底壁, 5……フランジ、11……電球ホルダ、 12……透光性カバー。
Claims (1)
- 【請求項1】表面が周囲の壁面構成材表面と略面一に設
けられかつ中央部に開口を有する壁面構成材本体と、該
壁面構成材本体の裏面側に配置されかつ前端フランジが
前記壁面構成材本体に固着されたケースと、該ケース内
面に固定された照明灯ホルダと、前記ケースに保持固定
されかつ壁面構成材本体の開口を覆うように配設された
透光性カバーとを備えてなり、前記壁面構成材本体は陶
磁器又は合成樹脂よりなることを特徴とする照明機能を
有する壁面構成材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987185156U JPH0623629Y2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 照明機能を有する壁面構成材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987185156U JPH0623629Y2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 照明機能を有する壁面構成材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0189514U JPH0189514U (ja) | 1989-06-13 |
JPH0623629Y2 true JPH0623629Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31476483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987185156U Expired - Lifetime JPH0623629Y2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 照明機能を有する壁面構成材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623629Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57106118U (ja) * | 1980-12-22 | 1982-06-30 | ||
JPS57155214U (ja) * | 1981-03-26 | 1982-09-29 |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP1987185156U patent/JPH0623629Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0189514U (ja) | 1989-06-13 |
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