JPH03297494A - ドライクリーニング方法 - Google Patents

ドライクリーニング方法

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JPH03297494A
JPH03297494A JP9942990A JP9942990A JPH03297494A JP H03297494 A JPH03297494 A JP H03297494A JP 9942990 A JP9942990 A JP 9942990A JP 9942990 A JP9942990 A JP 9942990A JP H03297494 A JPH03297494 A JP H03297494A
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JP
Japan
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activated carbon
solvent
tank
dry cleaning
cleaning
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JP9942990A
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Toshio Takeda
竹田 年男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は洗浄剤として溶剤を使用するドライクリーニン
グ方法に係り、さらに詳しくは第2囲代フロン(代替フ
ロン)を使用する際のドライクリーニング方法に関する
(従来の技術) フロンによるオゾン層の破壊は世界的な公害問題として
、モントリオールの議定書をはじめとする規制が一層シ
ビヤーになってきたため、既にフロンの代替品もいくつ
か紹介されている。
この中、特開平2−33377号は、■、1−ジクロロ
ー2、2.2−トリフルオロエタンを使用するドライク
リーニング方法に関するものであるが、溶剤は冷凍装置
を使用して液化回収するものである。しかし沸点の低い
フロン代替品は、溶剤ガスが大気中に発散しやすく、ま
た冷凍方式では希薄溶剤ガスを完全に回収することがで
きず、溶剤ガスの大気中への放出を防止することができ
ないので、溶剤ロス対策が必要となる。
(発明が解決しようとする課題) 上記の事情に鑑み、本発明は2,2−ジクロロ−1゜1
.1−トリフルオロエタン(HCFC−123>の代替
フロンを使用する際のドライクリーニング方法を提供す
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、ドライクリーニ
ング用の洗浄溶剤として2,2−ジクロロ−IJ、1,
1−トリフルオロエタンを使用するに際し、活性炭吸着
方式を組み合わせ、溶剤ガスを系内の気相で吸着させる
ドライクリーニング方法を提供するものである。
(作 用) 従来のIJ、2−)ジクロロ−1,,2,2−トリフル
オロエタン(CFC−113>は、化学式CCl2F−
CClF2で表わされ、sp値7.2.沸点47.6°
Cであった。
これに対し2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオ
ロエタン(HCFC−123>は、化学式CHCl2・
CF3で表わされる物質であり、H原子を含んでいるた
め大気中での分解性のよいことが特徴である。また溶解
パラメータと呼ばれるsp値は7.0と低いので、被洗
浄物を損傷するおそれもなく、また繊維の洗浄率、逆汚
染率や金属層触性は問題なく、さらに活性炭吸着工程に
おける溶剤分解も支障なく、CFC−113に、似かよ
っているため、フロンの代替品として有望視されている
。しかし沸点28.5°Cと低いため、溶剤ガスが大気
中に放出しやすいので、これに対する対策が必要である
この点、活性炭吸着方式は冷凍方式とは違い、大気中の
希薄溶剤ガスに至る迄、効率よく吸着回収させることが
できるので、本発明はHCFC−123の使用に際し、
活性炭吸着方式をクローズドシステム化して系内に組み
合わすようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は、本発明の一実施例を示すドライクリーニング方法
のフローシートである。
(1)は洗浄槽で、被洗浄物をこの中に投入してドライ
クリーニングを行なう。ただし、洗浄槽は(1)のよう
なワッシャードラム式に限定されるものではなく、浸漬
式・シャワー式・ジェット式・超音波式・蒸気式や多槽
式等の洗浄槽あるいはその組み合わせでもかまわない。
中央左の<2a) (2b)は、油水を分離するための
第1分離器と第2分離器で、実施例の場合の第1分離器
(2a)は比重差分離方式からなり、第2分離器(2b
)の方はガラスフィルターの沢過分離方式からなり、両
者は段差を設けて並設している9この第2分離器(2b
)に、本発明の洗浄溶剤である2、2−ジクロロ−1,
IJ−トリフルオロエタン(HCFC−123>の新液
溶剤(以下「新液フロン」という)を注入する。このH
CFC−123は、化学式がCHCl2−CF3で表わ
される物質で、従来のフロンと異なりH原子が含まれて
いるので、大気中での分解がよく、例えば1,1.2−
)リクロロー1,2,2− )リフルオロエタン(CF
C−113>の従来のフロンは、化学式がCCl2F−
CClF2でH原子を含んでおらず、オゾン層破壊能が
0.8に対して、HCFC−123の方はオゾン層破壊
能が<(105と推定されている。また、溶解パラメー
タと呼ばれるsp値が、CFC−113の7.2cal
/ccより更に低い7−Ocal/ccで被洗浄物を損
傷するおそれもなく、不燃性であり、フロンの代替品と
して有望視されている。ただ沸点が、CFC−1,1,
3の47,6°Cに対しHCFC−123の方は28.
5°Cと低いため、溶剤ガスが大気中へ飛散しやすいこ
とが欠点となっている。
次に、第2分離器(2b)と洗浄槽(1)との中間には
、第3タンク(3c)と第2タンク(3b)と第1タン
クく3a)とが、第1図の如く順次段差を設けて連結さ
れている9従って、第2分離器(2b)に注入した新液
フロンは、順次オーバーフローして、第3タンク(3c
)から第2タンク(3b)へ、そして第1タンク(3a
)へと充満される。
第1タンク(3a)に投入された最初の新液フロンは、
ポンプ(4)によって新液ライン(5)を経由して洗浄
槽(1)に揚液され、洗浄槽(1)の上部に連結された
洗剤タンククロ)に充填されている液状ソープを投入し
、1回目の洗浄に供され、洗浄後ボタントラップ(7)
を経由して第4タンク(3d)に落下し、ポンプ(8)
にてカートリッジフィルター(9)を経由して蒸留缶(
10)へ移送される9 次に、第2タンク(3b)に投入された最初の新液フロ
ンを、ポンプ(4)によって新液ライン(5)を経由し
て洗浄槽(1)に揚液し、2回目の洗浄に供された後、
ボタントラップ(7)を経由して第4タンクく3d)に
落下させ、ポンプ(8)にてカートリッジフィルター(
9)を経由して第1タンク(3a)に還元する。
そして、さらに第3タンク(3c)に投入された最初の
新液フロンは、同じくポンプ(4)によって新液ライン
(5)を経由して洗浄槽(1)に揚液され、3回目の洗
浄に供された後、ボタントラップ(7)を経由して第4
タンク(3d)に落下し、ポンプ(8)にてカートリッ
ジフィルター(9)を経由して第2タンク(3b)に還
元される。
従って、最初の新液フロンは、第2タンク(3b)では
低濃度に汚染した液(以下「低濃度汚染フロン」という
)となる。また第1タンク(3a)の場合は、第2タン
ク(3b)の低濃度汚染フロンでさらに洗浄した後の液
となるので中濃度に汚染した液(以下「中濃度汚染フロ
ン」という)となり、これらを洗浄液として順次循環し
て洗浄に供することになる。
このようにシステム化して正常運転に入ると、第1タン
ク(3a)内の中濃度汚染フロンによって1回目の洗浄
を行うことになる9従って、1回目の洗浄の液は、高濃
度に汚染した液(以下「高濃度汚染フロン」という)と
なるので、これは蒸留して新鮮なフロンとして戻す必要
がある9高濃度汚染フロンは、ボタントラップ(7)を
経由して第4タンク(3d)に落下し、ポンプ(8)に
てカートリッジフィルター(9)を経由して蒸留缶(1
0)に移送される。この蒸留缶(10)は、少なくとも
1台必要であり、蒸留缶(10)内にはスチーム(11
)による間接加熱で溶剤分は蒸発される。この蒸発溶剤
は、上部の第1コンデンサー(12a)から第2コンデ
ンサー (12b)に導かれ、一方、汚物はスラッジ(
13)として排出される。このコンデンサー(12a)
 <12b)は、冷却水(14)によって、蒸発溶剤を
液化させるものであるが、1台でもよいが、本実施例の
如く2台のコンデンサー(12a) (12b)にすれ
ば、効率的に作動させることができる。
この第2コンデンサー(12b)で液化された液化溶剤
は、前述の第1分離器(2a)から第2分離器(2b)
へと導かれ、水分を除去し、再生された新液溶剤(以下
「再生新液フロンJという)として、第3タンク(3c
)へ注入され、これが最後の3回目の濯き洗い用に使用
される。なお、再生新液フロンが溶剤分のみで、水分を
全く含まない場合には、分離器(2a) (2b)は必
要としない。
本発明の方法のシステム系内には、活性炭を充填した2
個の活性炭タンク(15a) (15b)を有し、活性
炭吸着方式を組み合わせている。この活性炭(15a)
 <15b)は、洗浄槽(1)、各タンク(3a) (
3b) <3c) (3d)、及び第2コンデンサー(
12b)、さらに分離器(2a) (2b)、エアータ
ンク(16)に連結しており、低濃度の溶剤ガスに至る
迄、吸着させるようにしている9 活性炭タンク(1,5a) (1,5b)は、2台にし
ておけば、吸着と脱着を交互に行なうこともでき、ある
いは昼間は両活性炭タンク(15a) (15b)に吸
着させ、夜間に脱着という使い方をすることもてきる。
この脱着とは、スチーム(17)によっており、また乾
燥は外気(18)をスチームヒーター(19)で加熱し
た熱風によっている。本発明の方法は、このうようにし
て低沸点のHCFC−123を使用に際し、活性炭吸着
方式をクローズドシステムで連結し、溶剤ガスを希薄な
ものに至る迄、系内の気相で確実に吸着させ、系外へは
放出しないようにしたドライクリーニング方法である。
本発明でいう系内とは第1図の如き配管によって密閉し
、循環回収するようにしたクローズドシステム内のこと
であり、気相とは気化した溶剤ガスの状態で活性炭に吸
着させることを指している。
なお、中濃度汚染フロンで1回目の洗浄を行い、低濃度
汚染フロンで2回目の洗浄を行い、再生新液フロンで3
回目の洗浄を行うというのは一例にすぎず、全て、新液
フロンないし再生新液フロンで洗浄する等の切り替えも
可能である。この中、重要な活性炭タンクは、溶剤ガス
に見合う充分な容置のものにする必要がある。また、活
性炭タンクは、カートリッジ式にして吸着と脱着を専用
の系列にし、システムを簡素化してもよい。即ち、系内
ではHCFC−123から発生する溶剤ガスを吸着させ
るためだけに活性炭吸着方式を組み合わせ、脱着の方は
別個のシステムで能率よく行うようにしてもよい。
このようにして回収したHCFC−123は、再利用し
て資源の有効利用をはかることができる。
(発明の効果) ドライクリーニング溶剤としてCFC−113にかわる
第2世代フロンである新溶剤が待望されている。
この中で、現在入手可能なHCFC−123は、繊維の
洗浄率が優れ、逆汚染率は問題なく、また金属腐蝕性試
験でも支障はなく、溶剤の分解性もないので、従来のC
FC−113と性能が似かよっているために有望視され
ている9 しかし、沸点が28.5°Cと低いため、大気中に放出
しやすいことが欠点となっていた。しかし、本発明の方
法による活性炭吸着方式の組み合わせによって溶剤ガス
を系内の気相で吸着させ、大気中への発散を防ぐことが
できた。
このようにして活性炭で回収することのできたHCF’
C−123は、再利用に供することができ、高価なフロ
ンの損失を防ぐことができた。
HCFC−123の利用は、洗浄スピードをより速くす
ることを可能にし、生産性の視点から好ましいものとな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すドライクリーニング方
法のフローシートである。 (1)・・・・・・洗浄槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ドライクリーニング用の洗浄溶剤として、2,2−ジク
    ロロ−1,1,1−トリフルオロエタンを使用するに際
    し、活性炭吸着方式を組み合わせ、溶剤ガスを系内の気
    相で吸着させるようにしたことを特徴とするドライクリ
    ーニング方法。
JP9942990A 1990-04-17 1990-04-17 ドライクリーニング方法 Pending JPH03297494A (ja)

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JP9942990A JPH03297494A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 ドライクリーニング方法

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