JPH03297372A - 野菜洗浄方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術はサラダ等に供するキャベツ、レタス等のカッ
ト野菜の全自動洗浄の技術分野に属する。

〈要旨の概要〉 而して、この出願の発明はスーパーマーケット。

コンビニエンスストア等に陳列されて販売に供せられる
容器入りのサラダの生のキャベツ、レタス等のカット野
菜を確実に洗浄するようにした野菜洗浄方法及び装置で
おって、相隣って複数ユニット配列された洗浄槽に対し
カット野菜のキャベツ。

レタス等の野菜ピースを順次投入供給し、各洗浄槽に於
いてはバッヂ式に撹拌しながら洗浄して順次各洗浄槽に
移しかえて全体的にはフロー式に洗浄するようにした洗
浄方法及び全体装置に関する発明でおり、特に、各洗浄
槽に於いて次段の洗浄槽に旋回して臨ませるようにした
半筒型等のパンチングメタル製等の能を洗浄液に浸漬状
態にし、洗浄槽の下部に一対等設けたエアレーションノ
ズルからの気泡と洗浄槽の上部、又は、内側部に設けら
れた給液ノズルからの給液噴出流とにより洗浄槽内の洗
浄液に循環流を生じさせて投入供給されているカット野
菜を洗浄槽内に於て撹拌させ、該カット野菜に付着して
いる土砂、生類、生菌。

塵埃等を除去し、簡が旋回して隣位の洗浄槽にカッ１−
野菜を転位し、除去された土砂、生類、生菌。

塵埃等は下側のスクリーンを介して所定サイクルで排出
除去され、カット野菜は複数段の洗浄槽に順次移しかえ
られることによりフロー式に確実に自動洗浄するように
し、その間、洗浄液に低周波撮動や超音波振動を付与し
たり、洗浄液に野菜の洗浄に有効な品質改良剤、例えば
、酸性側にｐＨを調整するｐＨ調調整剤１用用洗剤２亜
塩素酸ソーダ等の殺菌剤、オゾン、食塩、イオン等を付
与することによりより更に、洗浄を確実に行うようにし
た野菜洗浄方法及び装置に係る発明である。

〈従来技術〉 周知の如く、市民生活か向上すると、健康問題等もクロ
ーズアップされるようになり、したがって、食生活にお
いても自然食品等が注目されるようになり、勢い、保健
衛生の点からも厳しくチエツクされることが望まれるよ
うになってきた。

而して、家好の食卓やレストラン等の外食においても、
キャベツ、レタスやタマネギ、ホーレンソウ等の生鮮野
菜の需要が多くなって摂食し易い形の野菜ピース等のカ
ット野菜が広く出回るようになり、定着した流通形態を
とるようになると、当然のことながら、保健衛生、及び
、健康の観点から当該カット野菜の清浄状態や鮮度保持
状態が長く在るように求められ、このことは消費者側、
及び、供給者側のいづれからも、また、行政の点からも
強く求められているものである。

したがって、これに対処するに供給や流通過程でのカッ
ト野菜に対する洗浄プロセスにおいて、これに応えるよ
うな処理がなされ、消費者側では直接的に摂食すること
が許容されるのか望ましいものである。

而してこれに対応するに、供給者側や流通過程において
は従来ハツチ式の洗浄槽に市水等を張ってカット野菜の
野菜ピースを投入供給し、手作業等による撹拌作用を介
し、或は、ＩＩＩ等を介して撹拌し、引き上げてメツシ
ュコンベヤ等により容器詰込み等の次段処理工程へと搬
出するような処理方式か一般的態様であって極めて大雑
把で原始的な洗浄方式がとられていた。

〈発明か解決しようとする課題〉 しかしながら、かかるバッヂ式の洗浄方式では市水等の
洗浄液内に投入供給したカット野菜の野菜ピースか手作
業等により撹拌作用を受けて一応の土砂、生類、生菌、
塵埃等の除去を行ってはいるか、バッヂ式で、しかも、
不充分な撹拌であるために野菜ピースから剥離された土
砂、生類、生菌、塵埃等が経時的に洗浄液内にて浮遊状
態にあり、撹拌作用を介し−Ｈ野菜ピースから剥離され
はするものの、再び付着する現象が反復され、そのため
極論すれば、洗浄作用を行っているのか土砂、生類、生
菌、塵埃等の分散再付着作用を行っているのか分らない
という皮肉な問題が現出される欠点があった。

又、大型の洗浄装置を据付けて高頻度に洗浄野菜を行う
場合は、肉質が著しく柔軟であるカット野菜の野菜ピー
スにおいては肉質部分の損傷が激しくなって市場価値が
低減されるという不利点もあった。

〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づくカット野
菜の野菜ピース等の物理化学的性質、生物学的性質と洗
浄のメカニズムのマツチングが検討されず、又、野菜ピ
ースの襞部分に付着する土砂、生類、生菌、塵埃等の剥
離メカニズムが無視される結果の洗浄の問題点を解決す
べき技術的課題とし、柔軟なカット野菜の野菜ピースの
特性を何等損うことなく、その襞に付着している土砂。

生類、生国、Ｗ埃等の剥離が柔軟な流体によるインパク
トを介して行なわれるようにして低温状態ても確実な洗
浄状態か行え、市場価値を損うことなく連続的、且つ、
省スペース、省資源を狙い効率的に全自動的なカット野
菜の洗浄が行えるようにして食品製造産業における洗浄
技術利用分野に益する優れた野菜洗浄方法及び方法に直
接使用する装置を提供せんとするものである。

〈課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出
願の発明の構成は前述課題を解決するために、洗浄装置
としてはプラント的に所定サイズの方形状の洗浄槽を直
列に相隣らせて所定段数配列し、各洗浄槽に於ては相隣
る洗浄槽部分に旋回軸を設けて各洗浄槽内にセットした
半筒型のパンチングメタル類等の馳を一方側の洗浄槽か
ら隣位する洗浄槽にオーバーハング状に旋回させること
か出来るようにし、各洗浄槽に於ては上部、又は、内側
部に設けた洗浄液の給液ノズルからの給液により所定量
洗浄液を張設し能を浸漬状態にし、該洗浄槽に所定のカ
ット野菜の野菜ピースを投入供給し、而して、各洗浄槽
内に於いてはその下部にて簡の下側で一対等のエアレー
ションノズルからエアレーションを行ってそれらの気泡
が上昇し、又、上方からの洗浄液給液ノズルからの給液
噴出流と協働して洗浄槽内には循環流が生じ、投入され
たカット野菜の野菜ピースは部内にて旋回作用が起こさ
れ、該旋回作用による機械的洗浄作用、及び、エアレー
ションの気泡の消滅の際の高周波のインパクトにより野
菜ピースの襞や面に付着した土砂、生類、生菌、塵埃等
は剥離され、そして、この洗浄液の給液及びエアレーシ
ョンの運転を断続的に止め旋回流を静止させ、野菜ピー
スから剥離された土砂、生菌、塵埃等を沈降させ、隨の
下部のスクリーンから下側に落下せしめるようにし、而
して、所定タイミングで籠が隣位の洗浄槽に旋回してオ
ーバーハングすることにより所定の洗浄作用を受けた野
菜ピースは当該隣位の洗浄槽の経内に転位され、当該転
位された洗浄槽内に於いて再び上述同様の洗浄作用が成
され、その間、エアレーションとスクリーン下部の洗浄
液の排出はサイクル裡に反復されて洗浄槽内には常に洗
浄液が張設されると共に、土砂、生類、生菌、塵埃等は
排出され、その間、高周波振動や超音波振動等を付与し
たり、洗浄液に野菜の洗浄に有効な品質改良剤、例えば
、酸性側にｐＨを調整するＩ）Ｈ調整剤。

食用洗剤２次亜塩素酸ソーダ等の殺菌剤、オゾン。

イオン、食塩等を付与することでより更に、土砂。

生類、生菌、塵埃の剥離等の洗浄を促進し、又、初段、
後段の洗浄槽に於いては冷却水、氷等を付与して段階的
に恒温状態にして野菜ピースの低温化を図り、鮮度保持
が成されるようにし、これらの洗浄処理はタイムスケジ
ュールによりフロー式に行なわれるようにした技術的手
段を講じたものである。

〈実施例〉 次に、この出願の発明の実施例を図面を参照して説明す
れば以下の通りである。

１はこの出願の発明の１つの要旨の中心を成す野菜洗浄
装置であり、例えば、カット野菜のキャベツ、レタスの
フレーク状の野菜ピースの連続自動洗浄に供せられるも
のであり、第１図に示す様に、所定大サイズのフレーム
２内には縦方向に相隣って連続して方形の洗浄槽３，３
・・・か配列されており、各々その一側よりオーバーフ
ロー槽４か形成されており、いづれも全体的にステンレ
ス類であって損耗に耐え、耐蝕性に強いようにされてい
て水洗い等が可能で耐久性に冨み、清潔でおるようにさ
れている。

尚、オーバーフロー槽４は適宜のドレンパイプ（接続さ
れて常に各洗浄槽３の洗浄液２０を停滞状態ではなく新
鮮な洗浄液状態におくことか出来る。

そして、その上部−側寄りには水道配管のヘッダー５が
設けられて各洗浄槽３の上部に水道配管６が一体的に延
設されて、少なくとも１つの給液ノズル７．７が真下に
向けて一体的に延設されている。

そして各洗浄槽３の内側上部には相隣る洗浄槽近くに軸
溝８，８′が第６図に示す様に設けられており、該軸溝
８，８′　に対しては第５図に示す様に、軸９，１０が
臨まされて略半円筒状の籠１１が取外し自在に、且つ、
旋回動自在に設けられており、核部１１は上述同様ステ
ンレス類であり、その両サイドはフラットパネルである
か、前後部、及び、底部は所定サイズの小さな孔１３．
１３・・・穿設されたパンチングプレート１４を曲折さ
れて立体的に設けられ、相隣る洗浄槽３寄りの開口部縁
部にはカイトシュート１５１６が一体的に溶接固定され
ている。

又、両サイドパネル１２の各々にはメンテナンス用のハ
ンドル１７か溶接により固定されている。

そして、洗浄槽３の上部に設けられている給液ノズル７
と１１１１との取合いは該ｌ［１１かその支軸９１０を
介して隣位の洗浄槽３にオーバーハング状に、例えば、
１３０°旋回する際に、相互に干渉しない位置姿勢にあ
るように設計されている。

次に、洗浄槽３の内部に於いては第２図に小す様に、そ
の底板から所定高さ、例えば、１０ｃｍ程の高さに簡１
１のパンチング孔１３と同程度のメツシュのスクリーン
１８が横に張設されており、その下側は槽の落下槽にさ
れており、スクリーン１８の上部であってｌｌ１１１と
干渉しない部位の間に対のエアレーションノズル１９．
１９が平行に設けられて第６図に示す様に、エア配管２
０′を介しヘッダー２０’に接続されている。

そして、設計的にはエアレーションノズル１９゜１９の
所定間隔の孔１９’　、　１９’・・・は所定サイズの
気泡が浮上してエアレーションをするようにされており
、給液ノズル７はエアレーションノズル１９゜１９の間
に指向するようにされている。

したがって、第１０図に示す様に、洗浄槽３の内部に所
定の洗浄液が張設された状態でエアレーションノズル１
９のノズル孔１９′から気泡２１か上昇すると共に、給
液ノズル７からのシャワーリング状の給液の噴出流２０
’が付与されると、当該第１０図に示す様に、洗浄槽３
内に於いては面対称の旋回状の循環流が形成されて、カ
ット野菜のフレーク状の野菜ピース２２は洗浄液２０内
に浮遊しながら、当該循環流に乗って第２固自矢印に示
す様な、面対称的な旋回流を生じて撹拌されることにな
る。

勿論、この場合、給液ノズル７からのシャワーリングの
噴出流２０’の力が弱く、単に、給液機能だけであって
も洗浄液２０における循環する旋回流は気泡２１による
エアレーションにより充分達せられる。又、当該旋回流
は洗浄槽３内に浸漬されている簡１１内に於いてもその
３のパンチング１３群を介して充分規制される。

この際、該能１１内に於けるカット野菜の野菜ピース２
２は籠内に於いてのみ旋回循環され、核部１１から洗浄
槽３外に排出されることはない。

そして、旋回による撹拌を介して洗浄作用が促進されて
付着している土砂、生類、生菌、塵埃等は剥離され、馳
１１のパンチング孔１３を出て洗浄槽３内にてスクリー
ン１８のメツシュ孔から落下して沈澱されるようにされ
る。

この場合、洗浄槽３内に於いてはエアレーションによる
旋回流か形成されているために、土砂。

生類、生菌、塵埃等はスクリーン１８上に堆積すること
なくその下側に沈降堆積していく。

又、この間、浮上するエアレーションの気泡２１は経時
的に・、野菜ピース２２．　ｇｉｌｌの壁面、或いは、
パンチング孔１３により消滅するが、その消滅するタイ
ミングにおいて、周知の如く、超音波等の高周波振動が
インパクト的に発生して野菜ピース２２のフレークに付
着する土砂、生類、生菌、塵埃等の剥離を促進する。

このように、第２図に示すエアレーション、及び、給液
ノズル７からの噴出流による旋回流２３によって野菜ピ
ース２２は洗浄槽３内に於いて、簡１１内部で面対称的
に旋回撹拌される。

そして、給液ノズル７からのシャワーリング状の給液噴
出流により洗浄槽３内の液量は増加するが、増加した分
は側部のオーバーフロー槽４に入り、授述するタイミン
グで洗浄槽３下部の排出口２９の開閉バルブ３０を介し
て間欠的に排出される。

又、装置側部に設けられた制御パネルにより第９図に示
す様に、エアレーションと給液は横軸に時間Ｔを、縦軸
に供給量Ｑをとると、ｔｌで供給を行い、ｔ２で旋回流
を行い、開磁バルブ３０については停止期間を中の適宜
の時間に合うようなタイムスケジュールをとってシーケ
ンス制御を行うようにされている。

而して、！！１１の旋回は第７図に示す様に、その旋回
軸９（１０）に設けたスプロケット２４にスプロケット
２５がチェノ２６で連結され、該スプロケット２５のリ
ンク２７にエアシリンダー２８か付設されて第９図に示
すタイムスケジュールのエアレーションの停止時間ｔ２
の所定時間にシリンダー２８が作動して簡１１を旋回し
て隣位の洗浄槽３にオーバーハングし、収納している野
菜ピース２２がカイトシュート１５．１６を介し、当該
隣位の洗浄槽３の馳１１中にバトンタッチ的に転移投入
する。

又、第１図に示す様に、各洗浄槽３の側部フレームには
温度計３４が設けられており、後半の洗浄槽３のオーバ
ーフロー槽４に氷ブロック３３か挿入されるようにされ
である。

又、後半の洗浄槽３には所定のｐＨ調整剤、及び、洗剤
か投入されるようにされている。

例えば、各洗浄槽には市水給液ノズル７から満タン状態
に張膜供給するか、第１の洗浄槽３は当該市水だけを、
そして、第２番目の洗浄槽には殺菌能力を有する所定の
洗剤を、そして、第３の洗浄槽に市水、又は、冷却水を
供給し、第４の洗浄槽のオーバーフロー槽４には冷却水
、又は、氷のブロック３３を投入しておき、最後の５番
目の洗浄槽には酢酸系のｐＨ調整剤を投入しておく。

そして、オーバーフロー槽４は適宜のドレンパイプに接
続されて常に各洗浄槽３の洗浄液２ｏを停滞状態ではな
く新鮮な洗浄液状態におくことが出来る。

上述構成の野菜洗浄装置１において、例えば、キャベツ
、レタスのカット野菜の洗浄を行うに際し、上述の通り
、各洗浄槽３に満タン状に市水を張設し、所定の洗浄槽
３に対しては洗剤ヤｔ）Ｈ調整液を所定量供給し、冷却
水、又、氷ブロック３３を供給して設定温度にし、第１
の洗浄槽３にカット野菜の野菜ピース２２を設定型量分
投入し、ヘッダー２０′を介しノズル１９のノズル孔１
９′より気泡２１を洗浄液２０中に噴出浮上させ、又、
給液ノズル７より洗浄液をシャワーリング状に噴出させ
ると、洗浄槽３内に於いては、１ｌＦ１１内で浮上する
気泡２１と下降するシャワーリングの給液噴出流２０″
により面対称的に循環流か発生し、野菜ピース２２も浮
遊状態で随伴的に旋回して撹拌され、この旋回流、及び
、撹拌による搬械的作用により野菜ピース２２に付着し
ている土砂、生類、生菌、塵埃等は剥離され、又、浮上
する気泡２１の消滅時に発生する超音波の高周波振動に
よる剥離作用か促進されて土砂、生類、生菌、塵埃等は
剥離され、洗浄液２０中を漂いながら降下してスクリー
ン１８を通り洗浄槽３の底部に沈降堆積する。

したかつて、スクリ−ン１８より下部に沈降した土砂、
生類、生菌、塵埃等は再び撹拌されて浮上し、循環する
野菜ピース２２に再付着するようなことはない。

そして、第９図に示す様なタイムシーケンスにより所定
時間のエアレーションかなされた後に、エアシリンダー
２８が作動しタンク２７、スプロケット２５．２４、チ
ェノ２６を介し、Ｈｌｌが旋回して当該洗浄槽３より上
昇旋回し、例えば、１３０°等オーバーハングして隣位
の洗浄槽３に収納している野菜ピース２２をワンタッチ
的に投入転移する。

このようにして、順次洗浄槽３の中で洗浄された野菜ピ
ース２２は市水により一義的に洗浄され、この洗浄槽３
により殺菌洗剤により洗浄され、更に、次の洗浄槽３に
於いて水洗され、更に次の洗浄槽３に於いては冷却水、
又は、氷ブロック３３による低温化された市水により冷
却され、最後の洗浄槽３ではｐＨ調整液により生国の抑
制作用がなされて適宜にパケットに収納されて容器等へ
の収納工程へと搬出されていく。

そして、何ずれの洗浄槽３に於いても野菜ピース２２は
籠１１内で旋回する循環流により撹拌されて土砂、生類
、生菌、塵埃を剥離除去され、多量の洗浄液による１回
洗浄よりも効果的な多頻度、多工程の洗浄による装置的
な洗浄作用を受けて土砂。

生類、生菌、Ｗ埃等の付着状態を可及的に消滅された衛
生的な清浄野菜とされる。

そして、上述洗浄プロセスにおいて、所定のタイミング
で装置全体を停止し開閉バルブ３０を開いて排水し、装
置全体を殺菌水等で洗浄するが、これらの行為を経時的
に反復しても装置全体がステンレスであるために変形損
傷等を生ぜず、又、それにより全ての装置表面は滑らか
な状態か維持されるためにエアレーション等による洗浄
プロセスでの野菜の表面に損傷か生するようなことによ
る商品価値低減を阻止することか出来る。

そして、所定タイミングで開閉バルブ３０を開いて、洗
浄槽３内の洗浄液２０を全て排出することにより、底部
に沈降堆積した土砂、生類、生菌、塵埃等を完全排出す
るようにする。

尚、この出願の発明の実ＰＭｇ様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、第１０図に示す様
に、スクリーン１８の下側に超音波振動装置３４を配設
してエアレーションによる洗浄に加えて、更に、超音波
を付与して、より更に洗浄効果を促進せしめるようにし
たり、低周波振動装置を設けたりする等種々の態様が採
用可能である。

又、設計変更的には、洗浄液として市水を用いることな
く冷却した蒸溜水を用いるようにする等も可能であるこ
とは勿論のことである。

又、最終工程の洗浄槽からパケットへ転移するプロセス
において、殺菌灯による殺菌光線を照射して、より殺菌
状態を強化するように出来ること等が採用出来ることは
勿論である。

そして、対象とする野菜はキャベツ、レタスのみならず
、トマト、玉葱２人参、芋類等のブロック状の野菜や根
菜類に対しても適用出来ることは勿論である。

〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的にキャベツ、レ
タス等のカット野菜のフレーク状等の野菜ピースに対す
る市水を中心とする洗浄において、野菜に付着している
土砂、生類、生菌、塵埃等の除去剥離を、手洗いヤバツ
ヂ式の機械的手段によるもみほぐし作用を介する洗浄を
行わずに、下方からの気泡によるエアレーションを介し
て、更には、上部、又は、内側部からの洗浄液シャワー
リング等の給液を介しての洗浄槽内での強制旋回循環流
を付与し、該洗浄液の循環流に乗せて野菜を旋回させる
作用を付与することにより、エアレーションの物理的撹
拌作用を介して野菜の表面に付着している土砂、生類、
生菌、塵埃等を確実に剥離し除去することか出来、又、
エアレーションの気泡消滅に際して、発生する超音波等
の高周波振動によるインパクト作用も相俟って土砂、生
類。

生菌、塵埃等の除去が完全に行われる。

しかも、剥離除去された土砂、生類、生菌、塵埃等が循
環流内に拡散されて再び野菜に付着することなく沈降し
、除去される。

そして、野菜は部内に於いて、何らその肉質部分に損傷
を受けることなく、隣位する洗浄槽の部内にバトンタッ
チ的に転移されて市水、或いは、洗剤洗浄液、殺菌液、
イオン水１食塩水等により洗浄され、最後にｐＨ調整さ
れて低温状態で製品化されることにより製品は完全な土
砂、生類、生菌。

塵埃等を除去された生菌数の極端に少い安全衛生食品と
して出荷されることが出来、しかも、低温状態での保管
日数も充分にかせげるという優れた効果が奏される。

而して、１つ１つの洗浄槽に於ける洗浄はバッヂ式であ
るが、全体的にはフロー式にされるシステムであること
により、各洗浄液により１回洗浄による洗浄効果に比べ
て高頻度、多数回洗浄による洗浄効果が大いに期待か出
来るという利点かあり、しかも、全自動的に行われるた
めに手作業か殆ど要らず、能率的で衛生的で安全て且つ
、又、傷み易い生鮮野菜等を傷めずに完全洗浄状態で出
荷することが出来る効果がある。

オーバーフロー槽４は適宜のドレンパイプに接続されて
常に各洗浄槽３の洗浄液２０を停滞状態ではなく新鮮な
洗浄液状態におくことが出来る。

そして、フロー式の洗浄であり、各洗浄槽に於いては洗
浄液か滞留することなくオーバーフローされて、常に正
常な洗浄液張設状態を維持することが出来るために、フ
レーク状等の野菜ピース等を浸漬状態にしても、除去さ
れた土砂、生類、生菌、塵埃等か部内から分離されるの
で再付着等せず、高頻度洗浄の機能を充分に生かすこと
か出来るという優れた効果が奏される。

又、各洗浄槽に設けた簡が旋回式であるために、洗浄槽
を所定段数直列的に配列して隣接させておいても、鮒が
オーバーハング状に反転することにより、１つの洗浄槽
から隣位する洗浄槽に前段の洗浄終了後の野菜を次段の
洗浄に対し、バトンタッチ的に反転投入させて洗浄する
ことか出来るという優れた効果か秦される。

そして、洗浄槽を多段に直列的に接続するようにする等
によりフロー処理における各洗浄液に温度差を与えて前
記洗浄から最後の容器詰め等への搬出に際して野菜に低
温化作用を与え、しかも、段階的に与えることが出来る
ために土砂、生類。

生菌、塵埃等の除去に影響を与えずに鮮度保持を図るこ
とが出来、塵埃等の付着発生阻止をも図ることか出来る
という効果かある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの出願の発明の詳細な説明図であり、第１図は
１実施例の装置全体の斜視図、第２図はその洗浄槽の断
面図、第３図は洗浄作用時の洗浄槽の概略断面図、第４
図は洗浄停止時の洗浄槽の概略断面図、第５図は籠の斜
視図、第６図は洗浄槽本体の斜視図、第７図は馳の分解
機構図、第８図は洗浄槽に対する簡の弁解姿勢側面図、
第９図はエアレーションのタイムチャート図、第１０図
は別の実施例の洗浄槽の断面図である。 １・・・野菜洗浄装置 ３・・・洗浄槽 ７・・・給液ノズル １１−・・洗浄馳 ２０・・・洗浄液 ２０’・・・洗浄液の噴出流 ２３・・・エアレーション ２９・・・エアレーションノズル ２・・・野菜ピース ４・・・オーバーフロー槽 １０・・・簡の枢支軸 １８・・・スクリーン 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）洗浄槽内に野菜ピースを供給して撹拌しながらバ
   ッヂ式に洗浄するプロセスを複数の洗浄槽間にてフロー
   式に行うようにした野菜洗浄方法において、各洗浄槽の
   洗浄液にエアレーションを付与して該洗浄液に循環流を
   生ぜしめるようにしたことを特徴とする野菜洗浄方法。 〈２）上記循環流をエアレーシヨンと洗浄液の噴出流に
   より行うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の野菜洗浄方法。 （３）上記循環する洗浄液に低周波振動を付与するよう
   にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項
   いづれか記載の野菜洗浄方法。 （４）上記循環する洗浄液に超音波を付与するようにし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項いづ
   れか記載の野菜洗浄方法。 （５）上記洗浄液に野菜の洗浄に有効な品質改良剤を付
   与するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の野菜洗浄方法。 （６）給液ノズルと排液口を有する洗浄槽に撹拌機構が
   付設されている野菜洗浄装置において、上記洗浄槽内に
   旋回動自在な洗浄籠が枢支され、該洗浄籠の下側にエア
   レーションノズルが配設されていることを特徴とする野
   菜洗浄装置。 （７）上記洗浄槽の側部にオーバーフロー槽が付設され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第６項記載の野
   菜洗浄装置。 （８）上記洗浄籠の下部にスクリーンが付設されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第６項記載の野菜洗浄
   装置。 （９）上記洗浄槽に低周波振動装置が付設されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第６項記載の野菜洗浄装
   置。 （１０）上記洗浄槽に超音波発振器が付設されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第６項記載の野菜洗浄装
   置。 （１１）上記洗浄籠の枢支軸が隣位の洗浄槽の開口部に
   近接して配設されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第６項記載の野菜洗浄装置。 （１２）上記エアレーシヨンノズルと給液ノズルが方向
   をずらして配設されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第６項記載の野菜洗浄装置。