JPH03297350A - 多層型せんべい菓子の製造方法 - Google Patents

多層型せんべい菓子の製造方法

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JPH03297350A
JPH03297350A JP2097690A JP9769090A JPH03297350A JP H03297350 A JPH03297350 A JP H03297350A JP 2097690 A JP2097690 A JP 2097690A JP 9769090 A JP9769090 A JP 9769090A JP H03297350 A JPH03297350 A JP H03297350A
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Japan
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rice
cream
brandy
crackers
rice cracker
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Takashi Suzuki
敬 鈴木
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TANPEI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ブランデー入りのクリーム層を2枚のせんべ
いの間に配置してなる新規な多層型せんべい菓子に関す
るものである。
従来の技術 せんべいは和風菓子として従来より広く好まれている。
草加せんべいやのり巻きせんべいは古くから愛好されて
おり、また、現在ではえびせんべいや落花生入りのせん
べいも大衆に好まれている。
一方、洋菓子のうちには、2枚のビスケットの間にクリ
ーム層を入れた多層ビスケット菓子も多数販売されてい
る。
また、酒類を加えた菓子も多く、たとえばウィスキーボ
ンボン、果実酒入りのキャンデー等が知られている。ブ
ランデーを入れた菓子としてブランデーケーキが周知で
あるが、これは生菓子である。
発明が解決しようとする問題点 前記のごとく種々のせんべいが現在販売されているが、
大衆の好みは多種多様であり、また、嗜好は時代と共に
変化し、したがって新型菓子の開発研究が盛んに行われ
ており、独特な風味を狙った洋風の和菓子や和風の洋菓
子の開発も盛んに試みられ、成功した例もある。
しかしながらせんべいについては、洋風のものもあるが
洋酒たとえばブランデーを入れたものは全く知られてい
ない。本発明者はこの点について種々研究し、意外にも
ブランデー入りのせんべいは非常に美味であり、現代人
の嗜好によく合うことを見出した。
せんべいは焼菓子であり、ブランデーを単に添加して焼
いたときにはアルコール分の大部分が揮発してしまう。
本発明者はこの問題を、ブランデー入りのクリーム層を
2枚のせんべいの間に配置することによって解決した。
発明の構成 本発明は、ブランデーを配合した比較的かためのクリー
ムの層を、2枚のせんべい(好ましくは、比較的かため
の薄焼きせんべい)の間に配置し一体化してなる多層型
せんべい菓子に関するものである。
本発明はまた、ブランデーを配合した比較的かためのク
リームの層を、2枚のせんべいの間に配置し一体化して
なる多層型せんべい菓子の製造方法において、せんべい
を常法に従って製造し、ショートニングを主成分とする
クリーム用ヘース材料に適量のフレッシュバターを添加
して、湯煎により融解させ、ブランデーを適当な時期に
添加して攪拌し、これによって得られたゲル状すなわち
半固体状のクリームを放冷し、該クリームの凝固前にこ
れを2枚のせんべいの間にはさみこんで常温で放置して
該クリームをせんべいの間で凝固、密着させることを特
徴とする多層型せんべい菓子の製造方法にも関する。
本発明の多層型せんべい菓子の一例を第1図乃至第4図
に示す。図面に記載のせんべい菓子(1)は、ブランデ
ー入りのクリーム層(5)を2枚の薄焼きせんべい(3
)、(7)の間に配置してなるものである。このせんべ
い菓子の寸法は好みに応じて適宜選定でき、たとえば、
せんべい(3)(7)の各々の寸法は市販の薄焼きせん
べいの寸法と同様であってよく、クリーム層(5)の厚
みは、市販の多層型ビスケットのクリーム層の厚みと同
様であってよい。
本発明に係る多層型せんべい菓子の製造方法について説
明する。
乾燥菓子の1種であるせんべいは、従来の洋菓子用クリ
ームを付けると湿気が移り日持ちしない。
そこで、できる限りドライなりリームを開発する必要が
ある。
一方で、クリーム層は、せんべいをはりつけるだけの粘
着力、そしてクリーム内に残存するアルコール分(ブラ
ンデーの成分、風味)を揮発させないための粘稠性を必
要とする。また、アルコール分を揮発させないという条
件があるから、チョコレートの製造の場合のような再加
熱、湯煎による融解状態の維持操作は行い得ない。
以上の事情を考慮し、本発明によれば、ヘースとなるシ
ョートニングにフレッシュバターを適量加え、比較的低
い温度に加熱する。たとえば、やし油ショートニング4
00gおよびココアバター400gにフレッシュバター
1/6ポンド(75g)を加え、湯煎、液化させる。バ
ターによって融点が下がり、25°C以下で凝固が始ま
る。直前にグラニユー糖、ブランデー(好ましくは粉末
ブランデー)を加え攪拌する。
アルコール分とバターの作用により、凝固に至らず粘稠
性をもったゲル状(半固体状)物質となる。この状態は
少なくとも約30分間続き、以後は少量のアルコールの
揮発(温度低下)により凝固する。この状態(凝固)で
もクリーム内には多量のアルコール分が残存し、クリー
ムがアルコールを包むような形で存在し、長期にわたり
アルコール分は確実に保たれる。
前記の製法を行うと、約30分間ゲル状が維持される(
すべての前記操作の狙いは、アルコールを揮発させない
でこの30分間をかせぐことにある)。その間に適量を
とり、2枚のせんべいの間にはさみあわせ、常温で放置
し凝固させる。約12時間で完全に凝固する。本発明に
係る上記製法によれば、せんべい本来の固さを保持しな
がら、ブランデーを含むクリーム層をはさんだ多層型せ
本発明に使用されるせんべいは常法によって製造できる
が、その好ましい製法について述べると、最初に米粉(
シンコ)をふかしてもち状にする。
二のもちをついて粘稠性を与え、所望の大きさ、形状、
厚みに型ぬきする。この成形物をガス等の火力により乾
燥させ、次いでさらに、弱い火力で約12時間程度温め
、これにより生地の中の水分を蒸発させて、「焼きJに
通した量の水分のみを残す。その次にこれを焼く (た
とえばガスバーナで200°C前後の温度に焼く)。し
ょうゆ等の調味料も使用できるが、かならずしも必要で
はない。
もし所望ならば、せんべいのつや出しおよび表面の緻密
化のために、さらにまたせんべい/クリーム層の接着性
の増強のために、でんぷん(たとえば市販の可溶性でん
ぷんやかたくり粉)の水中分散液が、必要に応じてせん
べいの表面に被覆できる。
実施例 (i)せんべいの製造 せんべいは常法に従って製造した。最初に米粉(シンコ
)をふかしてもち状にし、このもちを所望の大きさ、形
状、厚みに、たとえば第1図乃至第4図に記載の形状に
型ぬきした。寸法はたとえば約75X45X2++a+
+である。この成形物をガス等の火力により乾燥させ、
次いでさらに、弱い火力で約12時間程度温め、これに
より生地の中の水分を蒸発させ、「焼き」に適した若干
の水分を残した。次に、でんぷん(たとえば、市販の可
溶性でんぷん)の水中分散液を被覆し、その後に、ガス
バーナで約200 ”Cに焼いた。でんぷんの被覆は表
面の艶出しのために役立ち、かつ表面の緻密化のために
、さらにまた、せんべい/クリーム層の接着性の向上の
ためにも役立つ。これによって薄焼きせんべいが得られ
た。
(11)クリームの製造 ベースとなるやし油ショートニング400gおよびココ
アバター400gにプレンシュバター1/6ボンドを加
え、湯煎により液化させた。バターによって融点が下が
り、25°C以下で凝固が始まった。その直前に、グラ
ニユール糖および粉末ブランデーを適量加え、攪拌した
。アルコール分とバターの作用により、凝固に至らす粘
稠性をもったゲル状物質となった。この状態は約30分
間続き、以後はアルコールの多少の揮発(温度低下)に
より徐々に凝固した。この状態(il固)でもクリーム
内には多量のアルコール分が残存し、すなわち、クリー
ムがアルコールを包むような形で存在し、長期にわたり
アルコール分は保存される。
(iii)多層型せんべい菓子の製造 前記のクリームの製法を行うと、クリームは約30分間
ゲル状が維持され、その期間内に適量をとり、2枚の前
記せんべいの間ムこはさみあわせ常温で放置、凝固させ
た。約12時間で完全に凝固し、せんべいおよびクリヘ
ムの風味とブランデー特有の風味を有する非常に美味な
多層型せんべい菓子の完成品が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る多層型せんべい菓子の一例の略
式斜視図、第2図は平面図、第3図は第2図中の線A−
Aに沿った部分の断面図、第4図は線B−Bに沿った部
分の断面図である。 1・・・多層型せんべい菓子;3および7川薄焼きせん
べい層; 5・・・ブランデー人りクリーム層。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブランデーを配合した比較的かためのクリームの
    層を、2枚のせんべいの間に配置し一体化してなる多層
    型せんべい菓子。
  2. (2)せんべいが、比較的かための薄焼きせんべいであ
    る請求項1に記載の多層型せんべい菓子。
  3. (3)ブランデーを配合した比較的かためのクリームの
    層を、2枚のせんべいの間に配置し一体化してなる多層
    型せんべい菓子の製造方法において、せんべいを常法に
    従って製造し、シヨートニングを主成分とするクリーム
    用ベース材料に適量のフレッシュバターを添加して、比
    較的低い温度に加熱することによって融解させ、ブラン
    デーを適当な時期に添加して攪拌し、これによって得ら
    れたゲル状のクリームを放冷し、該 クリームの凝固前にこれを2枚のせんべいの間にはさみ
    こんで常温で放置して該クリームをせんべいの間で凝固
    、密着させることを特徴とする多層型せんべい菓子の製
    造方法。
  4. (4)クリーム用のベース材料が、ココアバターを混合
    した椰子油ショートニングを主成分とするものである請
    求項3に記載の多層型せんべい菓子の製造方法。
  5. (5)使用されるブランデーが粉末ブランデーである請
    求項3又は4に記載の多層型せんべい菓子の製造方法。
  6. (6)せんべいの表面にでんぷんを被覆することを包含
    する請求項3又は4又は5に記載の多層型せんべい菓子
    の製造方法。
JP2097690A 1990-04-16 1990-04-16 多層型せんべい菓子の製造方法 Granted JPH03297350A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD909006S1 (en) 2014-03-30 2021-02-02 Intercontinental Great Brands Llc Thin biscuit sandwich
USD909007S1 (en) 2014-03-30 2021-02-02 Intercontinental Great Brands Llc Thin biscuit sandwich

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5264457A (en) * 1975-11-26 1977-05-27 Bousou Youhouen Kk Method of producing beannjam pancake having fresh cream within
JPS533565A (en) * 1976-06-25 1978-01-13 Datsudo Gooman Kk Production of cream
JPS5470974U (ja) * 1977-10-31 1979-05-19

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