JPH0329700A

JPH0329700A - シーツ拡げ機

Info

Publication number: JPH0329700A
Application number: JP15417790A
Authority: JP
Inventors: Junichi Sugimoto; 淳一杉本
Original assignee: Tokyo Sensen Kikai Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Tokyo Sensen Kikai Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1990-06-14
Filing date: 1990-06-14
Publication date: 1991-02-07
Also published as: JPH0367720B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、業務用洗濯装置における洗濯，脱水処理後の
シーツ，包布等の布製品（以下シーツと称する）を次工
程の装置、例えばロール式アイロン仕上機（以下、単に
ロール式アイロン仕上機と称する。）に装入するため、
シーツの上縁の両端を１対の保持具で把持して張り拡げ
、その張り拡げ完了後送り込みコンベア上にシーツを乗
せるようにしたシーツ拡げ機に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のシーツ拡げ機は、一般に、シーツを張り拡げる１
対の保持具と、その保持具により張り拡げられたシーツ
を乗せてロール式アイロン仕上機に装入する送り込みコ
ンベアとを、１組ずつ装備したものである。

次に、その作動について説明すると、１対の保持具でシ
ーツを張り拡げ、その張り拡げたシーツを送り込みコン
ベア上に乗せ、シーツをロール式アイロン仕上機に装入
する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、上述の従来のシーツ拡げ機は、１対の保持具
と、送り込みコンベアとを１組ずつ装備したものである
から、この従来のシーツ拡げ機１台では、シーツの張り
拡げ工程と、シーツの送り込みコンベアへの乗せ工程と
を交互に行うので、シーツをロール式アイロン仕上機に
間欠的にしか供給することができない。この結果、シー
ツの仕上処理能率に問題がある。

本発明の目的は、シーツを連続的に仕上処理することが
できるシーツ拡げ機を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、シーツを張り拡げる１対の保持具と、その保
持具により張り拡げられたシーツを乗せてロール式アイ
ロン仕上機に装入する送り込みコンベアとを、２組以上
ずつ装備したことを特徴とする。

〔作　用〕

本発明は、１対の保持具と送り込みコンベアとを、２組
以上ずつ装備することにより、各組における保持具，送
り込みコンベアがシーツ張り拡げ工程とシーツの送り込
みコンベアへの乗せ工程とを交互にそれぞれ行う。この
結果、シーツ拡げ機１台で、従来のシーツ拡げ機複数台
分の作動をし、シーツを連続的にロール式アイロン仕上
機に供給することができる。

〔実施例〕

以下、本発明に係るシーツ拡げ機の一実施例を添付図面
を参照して説明する。

図において、１０は本発明のシーツ拡げ機の機枠である
。

ＩＡおよびＩＢは前記機枠１０内に設置した第１送り込
みコンベアおよび第２送り込みコンベアで、この第１，
第２送り込みコンベアＩＡ，ＩＢはロール式アイロン仕
上機（図示せず）にシーツ８を送り込むもので、この第
１，第２送り込みコンベアＩＡ，ＩＢの駆動ローラおよ
び従動ローラの両端にアーム２ａ，２ａ　　，２ｂ，２
ｂ’の上端を支持し、このアーム２ａ，２ａ’　，２ｂ
，２ｂ′の下端を前記機枠１０に回動可能に支持する。

この結果、第１送り込みコンベア１Ａは第３図（Ａ），
　　（Ｂ），　　（Ｃ）に示すように、この第１送り込
みコンベアＩＡのシーツ８の搬送方向に対して前後に水
平状態と傾斜状態とに往復移動可能に支持される。また
、第２送り込みコンベア２Ｂは第４図（Ａ），　　（Ｂ
）．　　（Ｃ）に示すように、第２送り込みコンベア１
Ｂのシーツ８の搬送方向に対して前後にほぼ水平状態の
ままで往復移動可能に支持される。

３．３′はシーツ８の上縁の両端を把持する左右１対の
シーツ保持具で、シーツ８の上縁の両端をそれぞれ把持
し、かつ該保持具を水平方向にスライドさせてシーツ８
を張り拡げることができるように構成されている。図示
実施例の場合は、エンドレスワイヤーローブ４の下側に
左側の保持具の基板３ｄを固定すると共にエンドレスワ
イヤー〇ーブ４の上側を該基板にあけた孔に通し、同様
にして、エンドレスワイヤーローブ４の上側に右側の保
持具の基板３ｄ’を固定すると共にエンドレスワイヤー
〇ーブ４の下側を該基板にあけた孔に通し、かくしてエ
ンドレスワイヤーの両端の滑車の何れか一方を例えば左
方向に回転させると保持具の基板３ｄ，３ｄ’が接近し
、右方向に回転させると基板３ｄ，３ｄ’が離間するよ
うに構成する。そして、前記基板３ｄ，３ｄ’には、上
部フィンガー３ａ，３ａ’が支点３ｂ，３ｂ’を介して
取付けられていて、その上部フィンガー３ａ，３ａ’を
シリンダ５，５′により起伏させ、さらに下部フィンガ
ー３ｃ，３ｃ’　をシリンダ６．６′により前進または
後退し得るように取付け、前記シリンダ５．５’　，６
．６’を駆動して上下フィンガー３ａ，３ｂ．３ａ’　
，３ｂ’　によりシーツの上縁両端を把持し、この状態
でエンドレスワイヤーロープ４を駆動してシーツ８を張
り拡げることができるように構成されている。この保持
具３，３′を前記第１，第２送り込みコンベアＬＡ，１
Ｂの上流端側にそれぞれ１組ずつ配置する。

７は前記第１．第２送り込みコンベアＩＡ，ＩＢを前後
に移動させる駆動装置としてのシリンダで、このシリン
ダ７の基端部を前記機枠１０や機台に枢支し、かつこの
シリンダ７のピストンロッド７０の先端を前記アーム２
ａ，２ａ’　　（又はアーム２ａ′）の中間部に枢支す
る。このシリンダ７に制御装置（図示せず）を連係する
。この制御装置は、シーツ張り拡げ完了時にシリンダ７
のピストンロッド７０を伸長させ、送り込みコンベア１
を張り拡げたシーツ８が第１，第２送り込みコンベアＩ
Ａ，ＩＢの上流端上に乗る位置まで前進させる。次に、
第１，第２送り込みコンベアＬＡ，１Ｂが前進中に保持
具３，３′の把持状態を解除させる。最後に、第１，第
２送り込みコンベア１Ａ，ＩＢが最前位置に達し、シー
ツ８が第１，第２送り込みコンベアＩＡ，ＩＢ上に乗っ
たところで、シリンダ７のピストンロッド７０を縮め、
第１，第２送り込みコンベアＩＡ，ＩＢを待機位置（第
１，第２送り込みコンベアＩＡ，１Ｂの上流端が張り拡
げたシーツ８に当らない程度の位置）まで後退させ、か
つその待機位置で第１，第２送り込みコンベアＩＡ，Ｉ
Ｂを次のシーツ８の張り拡げが完了するまで待機させる
。

９Ａ，９Ｂは前記第１，第２送り込みコンベアＩＡ，Ｉ
Ｂの待機位置における後流端とロール式アイロン仕上機
との間に配置した第１，第２中間コンベアである。

この実施例における本発明のシーツ拡げ機は、以上の如
き構成よりなるから、第１送り込みコンベアＩＡとそこ
に装備した１対の保持具３．３′と第１中間コンベア９
Ａからなる第１のグループと、第２送り込みコンベアＩ
Ｂとそこに装備した１対の保持具３，３′　と第２中間
コンベア９Ｂからなる第２グループとが、それぞれシー
ツ張り拡げ工程とシーツの送り込みコンベアへの乗せ工
程とを交互にそれぞれ行うことができ、その結果シーツ
８をロール式アイロン仕上機に連続的に供給することが
できる。

すなわち、まず第１のグループにおいて、シーッ８の左
右上縁端を把持した保持具３，３′がワイヤーローブ４
に牽引されて中心部より左右に移動し、張り拡げ限度に
達するとシーツ保持具３，３′は移動を停止する（第３
図（Ａ）参照）。

この状態で、シーツ張り拡げ完了を検知し、シリンダ７
のピストンロッド７０が伸長し、第１送り込みコンベア
ＩＡが前進する。この第１送り込みコンベアＬＡの上流
端上にシーツ８が掛かる（第３図（Ｂ）参照）。

上述の第１送り込みコンベアＩＡの前進中にシリンダ５
，’６　（５’　，６’　）が作動し、保持具３，３′
の把持状態が解除され、シーツ８が保持具３，３′より
離れて第１送り込みコンベアＩＡ上に乗る。このとき、
張り拡げられたシーツ８が自然落下で第１送り込みコン
ベアＩＡ上に乗るので、シーツ８の上縁部の両端が三角
形に折曲るようなことはない。

第１送り込みコンベアＩＡが最前位置に達し、シーツ８
が第１送り込みコンベアＩＡ上に乗ったところで、シリ
ンダ７のピストンロッド７０を締め、第ｌ送り込みコン
ベアＩＡを待機位置まで後退させる（第３図（Ｃ）参照
）。この結果、シーツ８は平面状（上縁部の両端が折助
っておらずに平面状にある。）に保ちながら第１中間コ
ンベア９Ａを経てロール式アイロン仕上機に送り込まれ
る。

そして、待機位置における第１送り込みコンベアＩＡは
次のシーツ８が張り拡げられるまで、その待機位置で待
機する。

また、第２のグループにおいて、シーツ８の左右上縁端
を把持した保持具３，３′がワイヤーロープ４に牽引さ
れて中心部より左右に移動し、張り拡げ限度に達すると
シーツ保持具３，３′　は移動を停止する（第４図（Ａ
）参照）。

この状態で、シーツ張り拡げ完了を検知し、シリンダ７
のピストンロツド７０が仲長し、第２送り込みコンベア
ＩＢが前進する。この第２送り込みコンベア１Ｂの上流
端上にシーツ８が掛かる（第４図（Ｂ）参照）。

上述の第２送り込みコンベアＩＢの前進中にシリンダ５
．６　（５’　，６’　）が作動し、保持具３，３′の
把持状態が解除され、シーツ８が保持具３，３′より離
れて第２送り込みコンベア１Ｂ上に乗る。このとき、張
り拡げられたシーツ８が自然落下で第２送り込みコンベ
アＩＢ上に乗るので、シーツ８の上縁部の両端が三角形
に折曲るようなことはない。

第２送り込みコンベアＩＢが最前位置に達し、シーツ８
が第２送り込みコンベアＩＢ上に乗ったところで、シリ
ンダ７のピストンロッド７０を締め、第２送り込みコン
ベア１Ｂを待機位置まで後退させる（第４図（Ｃ）参照
）。この結果、シーツ８は平面状（上縁部の両端が折曲
っておらずに平面状にある。）に保ちながら第２中間コ
ンベア９Ｂを経てロール式アイロン仕上機に送り込まれ
る。

そして、待機位置における第２送り込みコンベア１Ｂは
次のシーツ８が張り拡げられるまで、その待機位置で待
機する。

このように、２つのグループの送り込みコンベアＩＡ，
　　１Ｂ，保持具３．３’，中間コンベア９Ａ，９Ｂの
シーツ張り拡げ工程とシーツの送り込みコンベアへの乗
せ工程とが交互にそれぞれ行われるので、シーツ８をロ
ール式アイロン仕上機に連続的に供給することができる
。

なお、上述の実施例において、移動式の送り込みコンベ
アＩＡ，ＩＢを利用したが、固定式の送り込みコンベア
を用いても良い。この場合、シーツ８を固定式の送り込
みコンベアに乗せる手段としては、エアーブラストや棒
状体、または１対の保持具３．３′を固定式の送り込み
コンベアの上流端側に移動させることなどが考えられる
。

また、前記中間コンベア９Ａ，９Ｂを省略しても良い。

さらに、各送り込みコンベアＬＡ，ＩＢに装備した保持
具３．３′は１対で１組であるが、２組装備し、シーツ
の張り拡げおよび乗せ工程をさらに連続的に行え得るよ
うに構成しても良い。

さらにまた、上述の実施例においては、送り込みコンベ
アＩＡ，１Ｂとそこに装備する保持具３，３′とをそれ
ぞれ２組ずつ装備したものであるが、３組以上装備して
も良い。

〔発明の効果〕

以上から明らかなように、本発明のシーツ拡げ機は、シ
ーツを張り拡げる１対の保持具と、その保持具により張
り拡げられたシーツを乗せてロール式アイロン仕上機に
装入する送り込みコンベアとを、２組以上ずつ装備した
ものであるから、各組における保持具，送り込みコンベ
アがシーツ張り拡げ工程とシーツの送り込みコンベアへ
の乗せ工程とを交互にそれぞれ行う。この結果シーツ拡
げ機１台で、従来のシーツ拡げ機複数台分の作動をし、
シーツを連続的にロール式アイロン仕上機に供給するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明に係るシーツ拡げ機の一実施例を示し
、第１図は全体の要部を示した概略図、第２図は送り込
みコンベアおよび保持具を示した概略図、第３図（Ａ）
，（Ｂ）．（Ｃ）は第１グループの送り込みコンベア等
の作動説明図、第４図（Ａ），　　（Ｂ），　　（Ｃ）
は第２グループの送り込みコンベア等の作動説明図であ
る。ＩＡ・・・第１送り込みコンベア、１Ｂ・・・第２送り
込みコンベア、２ａ，２ａ　　，２ｂ，２ｂ’　−・・
アーム、３，３′・・・シーツ保持具、４・・・ワイヤ
ーロープ、５．５’，６．６’，７・・・シリンダ、８
・・・シーツ、９Ａ，９Ｂ・・・中間コンベア。ｔｌ３’ｔｌＪ（Ａノ

Claims

【特許請求の範囲】

１、シーツを張り拡げる１対の保持具と、その保持具に
より張り拡げられたシーツを乗せて次工程の装置に装入
する送り込みコンベアとを、２組以上ずつ装備したこと
を特徴とするシーツ拡げ機。